- 出張回収センターは創業15年、延べ332,400件以上の出張回収・買取実績を持っています。
- 不用品回収のプロが不用品の回収から解体、リユース・リサイクルに関するお役立ち情報を紹介しています。
お仕事で工具を使用される方やDIYをされる方にはお馴染み、「マキタ(makita)」。
上記の写真にもありますが、あまり工具に詳しくない方でも「マキタカラー」と呼ばれる青みがかった緑が特徴の工具を一度は見かけたことがあるのでは?
マキタブランドを展開しているのは、電動工具で有名な愛知の電機メーカー、株式会社マキタ。
日本だけでなく世界でも高いシェアを誇る人気メーカーです。
「マキタ」の人気製品といえばもちろん、インパクトドライバーをはじめとする、作業現場で大活躍するさまざまな電動工具や超高性能のバッテリーなのですが、ほかにもたくさんの人気製品があるんです。
散らかりがちな現場を片づけるのに重宝するコードレス掃除機、自動的に動いて掃除をしてくれるロボットクリーナー。園芸用品、充電式の扇風機、緊急時にも安心のライト付ラジオ。そして、コーヒーメーカーまで!
マキタユーザーならご存知かと思いますが、マキタの工具には「バッテリー」が必要になります。マキタのバッテリーは、対応しているバッテリー製品であればどれにでも使用できるため、いくつも所有している方が多いです。
そんな便利なバッテリーにも寿命があり、いつかは処分しなければなりません。しかし、バッテリー回収の仕方がわからない…分別がわかりにくいと感じる方も多いようです。
今回は、そんな注目の電機メーカー「マキタ」についてその人気の秘密と、幅広い分野に広がるマキタの大人気電気製品、気になるバッテリーの回収方法までまとめてご紹介したいと思います!
すでにマキタユーザーの方も、マキタを購入しようか迷っている方も参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
目次
出典:愛知ブランド
電動工具を使ったことのない方でも、「マキタ」というブランド名は聞いたことがあると思います。
そんな「マキタ」とは一体どんな会社なのでしょうか?まずは「マキタ」について詳しく見ていきましょう!
出典:strainer.jp
電動工具の製造販売、アフターサービスの提供に特化したマキタの販売シェアは、国内のおよそ60%を占めています。作業現場で働くプロの技術者の半分以上がマキタの製品を使っているということです。
さらに、世界の電動工具市場に占める割合は、なんと20%!マキタは、世界第2位の電動工具メーカーなのです。
日本を代表する電動工具メーカーである株式会社マキタは、財務体質が圧倒的に優れていることでも知られています。
高い利益率と自己資本率を維持し、設立以来一貫して黒字経営。創業以来かわらぬマーケット指向(お客さまを大切にする経営)と、堅実かつ積極的な経営体制で、新しい挑戦を続けています。
そんな超優良企業と言われるマキタの経営姿勢はどんなものなのでしょうか?
商売道具である工具がすぐに修理されて返ってくるのはプロにとって必須ですよね。マキタは、お客さまを大切にする経営をモットーに、手厚いアフターサービスですぐに修理に対応してくれます。
また、マキタではひとつの製品を一貫して開発から完成まで担当者が変わらず、少人数体制で行うため、購入者の満足度だけでなく開発者の達成感も高いのが特徴です。
愛知県安城(あんじょう)市に拠点を置く株式会社マキタは、1915年に創業。牧田茂三郎が、モーターや変圧器の修理をする店を開いたことから始まりました。
転機は1958年。当時は外国製のものしかなかった電気プレナー(電気カンナ)を研究し、国産第一号の「携帯用電気カンナ1000」を発売したのです。外国製のものよりもずっと安く、故障した場合のアフターサービスにも力を入れたマキタの電気カンナは大ヒット!
出典:工具通販ビルディ
その後、1959年に電動工具メーカーとして事業を転換、開発した電動工具は海外に輸出されるほど人気となりました。以来50年以上、信頼性の高いさまざまな電動工具を開発、サービスの向上に務めています。
現在、マキタの実に84%が海外での売上によるもので、正真正銘のグローバル企業となっています。
創業から100年以上、工具一筋でここまでやってこれたのは驚きですよね!
国内での圧倒的なシェアに加え、海外でも電動工具業界トップ3に数えられるマキタ。その人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか?
経営姿勢の項目で少しだけ触れましたが、マキタの最大の強みは「アフターサービス」の手厚さ。
マキタは国内に117の営業拠点を設置、海外にも50か所以上の直営の営業拠点を置いています。
各地域に拠点を設けることで、お客さまのニーズに素早く対応し、地域に密着したきめ細かなアフターサービスを提供、安心して使い続けることができる点が高く評価されています。
マキタはアフターサポートの強さが評判です。マキタが修理体制について掲げている信条は、「世界中どこでも3日で修理する『修理3日体制』」。
そのため、マキタの支店・営業所数は2016年の時点で135か所となっています。
国内二番手のHiKOKI(旧:日立工機販売株式会社)が46か所であることを考えると、サポート体制に力を入れているのは明白です。
修理の依頼で営業所に直接持ち込むことも可能で対応も早く、長期的に工具を使い続けたい方にとって大きな魅力になっています。
出典:マキタ
マキタの電動工具はとにかく種類が多く、ラインナップの幅広さでも高く評価されています。必要とする工具が同じブランドでそろえられるだけでなく、冒頭でもお話ししたように同じバッテリーを使いまわせる設計になっているので、工具ごとにバッテリーを用意する必要がないという点はかなり高ポイント!
また、マキタはバッテリーの性能もかなり高く、充電時間が短く長時間使用することができるのです。耐久性も高く寿命も長いという、とにかく優れたバッテリー性能もマキタの人気の理由でしょう!
冒頭でも触れていますが、マキタの電気製品といえば独特のブルーグリーンのカラーが特徴。”マキタブルー”と呼ばれる色で統一された製品ラインナップが人気です。一目見ればすぐにマキタとわかりますよね。
カラーだけでなく、無骨ながっちりとしたデザインも人気の理由です。
マキタの工具は、何も職人だけが使用するものではありません。近年のDIYブームをきっかけに、ご自宅で工具を扱う機会はずいぶん増えました。また、園芸などをされる方からもその人気は年々増すばかり。
マキタには製品が多く、かゆいところに手が届く仕様になっているため初心者からプロまで幅広く満足させることができます!
多くの方から支持されるマキタは、やはり安心して購入できますし、アフターサービスも充実しているとなればDIY初心者が工具を揃えるときの候補に挙がりやすいのではないでしょうか?
出典:家電Watch
マキタが人気な理由の中に”豊富なラインナップ”とあったと思いますが、マキタといえば電動工具!思うかもしれませんが、実は家電製品としても人気を集めているのです!
ここでは、そんなマキタの意外な電気製品をご紹介したいと思います!
マキタでは工事現場で便利に使える、コードレスハンディクリーナーを販売しているのですが、実は今この製品は家庭用のコードレスクリーナーとしてもとても人気があるのです!
現在、業務用の掃除機だけでなく家庭用の掃除機としても、世界中のさまざまな場所で使われているんです。
マキタのコードレスクリーナーが選ばれるその理由は、
と、とにかく良いことずくめ。しかも、ベーシックモデルは1万円未満と、値段がとてもリーズナブルなのです!
我が家でも使用していますが、大体掃除機といえばゴミがつまったり、髪の毛が絡まったり手入れが面倒だったりすると思うのですが、とにかくパワフルで毎日使用していても1年以上使用している現在も全くトラブルがないのは驚きました。
また掃除機を買い替えるタイミングがきてもまたマキタ製品にしたい!と思えるほど気に入っているので、コードレスクリーナーの購入で悩んでいる方におすすめしたいですね!
出典:Amazon
マキタは、コードレスクリーナーだけでなくさまざまなタイプの掃除機を展開しており、プロ用の集塵機からドライクリーナー、背負式クリーナーと、30以上ものラインナップがあるのです。
その中でとくに注目したいのは、2015年に発売された「ロボットクリーナー」。オフィスや店舗、工場や倉庫の掃除におすすめの製品なのですが、”マキタブルー”のデザインが人気を集め、家庭用としても注目されています!
出典:Amazon
電動工具メーカーのマキタから発売された、充電式コーヒーメーカーも注目を集めています。
ゴツっとしたデザインに、もちろんカラーはマキタブルー、マキタのリチウムイオンバッテリーが使えます。アウトドア好きにはたまらないデザイン、機能性が人気の秘密。
2色展開で、アウトドアに馴染む落ち着いたオーセンティックレッドも人気です。
出典:Amazon
マキタの電気製品のラインナップには、充電式スピーカーも登場しています。
USB、Bluetooth対応。迫力の重低音、クリアな音質で、アウトドアでも良質な音楽を楽しむことができちゃいます!
出典:Amazon
マキタの充電式ラジオは、現場やアウトドアで楽しめるだけでなく、災害時にも安心のライト付モデルがおすすめ!
大画面で見やすいテレビタイプもあります!
出典:Amazon
マキタの保冷温庫は充電式で、長時間の保冷・保温が可能です。キャスター付きで持ち運びにも便利!
マキタのリチウムイオンバッテリーが使えるので、真夏のアウトドアでも長時間冷たい温度をキープできます。バッテリーを複数用意すれば、キャンプでも安心ですね!
出典:モノタロウ
マキタの充電式ファンは、コンパクトで大風量。首振りモデルもあります。
真夏の暑い現場で大活躍するほか、アウトドアやスポーツ観戦にもおすすめです!
出典:モノタロウ
出典:工具通販ビルディ
ここまではマキタ製品全般の魅力についてみてまいりましたが、ここからは本題の「バッテリー」について見ていきたいと思います。
マキタのバッテリーは”リチウムイオン”が使われていることが多く、小型ですが長持ちするため使い勝手が良く、コードレス製品で活躍しています。
また、1回で使える充電の量が多いだけでなく耐久性が高いことが特徴であり、寿命が長いです。
バッテリーだけでなく充電器の品質も高く、最適な充電システムを採用しています。また、急速充電に対応しているため、緊急時にバッテリーが必要になった際にも対応しやすいです。
また、一般的な充電器は、稼働することで熱を持ち充電効率が悪くなりますが、マキタのリチウムイオンバッテリーシリーズは、充電器に冷却ファンが搭載されているため、強制的に冷却します。そのため、効率良く充電できるだけでなくバッテリー本体の負担も軽減できるので、より長持ちするというわけです!
マキタの充電工具用リチウムイオンバッテリーは、スライド式のものと差し込み式のものを合わせ2023年5月現在16種類(現行品のみ・廃番品、在庫僅少品を除く)がラインナップされています。
同じ電圧でも容量の違いで数種類のバッテリーがあり、どれを選んだら良いのか迷った…という経験をされた方も多いかもしれませんね。
そこでまずは、現行のマキタリチウムイオンバッテリーのスペックを、電圧ごとにチェックしていきたいと思います!
40Vmaxバッテリーに対応する充電工具は、なんと92機種がラインナップされています。
40Vmaxシリーズのバッテリーは、バッテリー単体でIP56を実現する高耐久と、最大出力2.1kw(5.0Ahバッテリーの場合)のパワフルさが特徴です。
2022年10月の時点でBL4025(2.5Ah)・BL4040(4.0Ah)・BL4050F(5.0Ah)・BL4080F(8.0Ah)の4種類がラインナップされており、40Vmaxバッテリーを2個使用する80Vmax機種もあります。
出典:モノタロウ
マキタの18Vバッテリーは、さまざまな用途に使えるモデルです。18Vバッテリーに対応する充電工具は、325機種がラインナップされており、主に以下の製品に使われます。
18Vはマキタのバッテリーの中でも主力に位置づけられるシリーズです。
2022年1月現在で、BL1860B(6.0Ah)・BL1830B(3.0Ah)・BL1820B(2.0Ah)・BL1815N(1.5Ah)の4種類がラインナップされています。
また、18Vバッテリーを2個取り付けて使用す36V(18+18)機種もあります。
出典:Amazon
14.4Vシリーズは10.8Vシリーズよりもさらに大きなサイズの製品に使われます。14.4Vバッテリーに対応する充電工具は、154機種がラインナップされており、主に以下の製品に使われます。
14.4Vは、一昔前まではマキタの主力に位置づけられていたバッテリーシリーズです。18Vの普及により、新モデルの投入は年々減少しており、直近1年間での14.4V専用機の新モデルはわずか3機種のみの投入。一方で、18V専用機の新モデルは40機種近くが投入されていることから、今後は18V専用機を主力で考えているのは明白かもしれませんね。
2022年1月現在で、BL1460B(6.0Ah)・BL1450(5.0Ah)・BL1430B(3.0Ah)・BL1415N(1.5Ah)の4種類がラインナップされています。
出典:モノタロウ
BL1020Bは、2021年後半に追加された新バッテリー。
10.8Vシリーズも後述する7.2Vシリーズと同様に、比較的小さいサイズの製品に対応しています。10.8Vスライド式バッテリーに対応する充電工具は、117機種がラインナップされており、主に以下の製品に使われます。
10.8Vは、プロ向けのサブ機やDIYユーザーのメイン機としてニーズがあり、マキタがここ数年力を入れてきているバッテリーシリーズです。
2022年1月現在で、BL1040B(4.0Ah)・BL1020B(2.0Ah)・BL1015(1.5Ah)の3種類がラインナップされています。
出典:楽天市場
10.8V差し込み式バッテリーに対応する充電工具は、29機種がラインナップされています。
10.8Vの差込式バッテリーシリーズです。差込式はバッテリーをグリップ内部に搭載するので、スライド式と比べて本体をコンパクトで軽量にできるという点が特徴です。
一方で、構造上バッテリーの容量を増やすことができず、バッテリーも1.3Ahのものしか無いため、連続作業時間はスライド式に劣ります。
また、パワーもスライド式より控えめになっています。バッテリーの充電時間が10.8V/1.5Ahスライド式バッテリーは22分なのに対し、50分と長めな点も注意が必要です。
出典:モノタロウ
マキタ製品の中でも比較的サイズが小さく、持ち運びしやすいものに使われることが多く、7.2V差し込み式バッテリーに対応する充電工具は、13機種がラインナップされています。
7.2Vの差し込み式バッテリーシリーズ。10.8Vの差しみ込式と比べてバッテリーがよりスリムになっています。
対応工具はかなり少なくなりますが、ペン型インパクトドライバーやペン型ドリルドライバーといった特徴的な機種があります。
出典:アスクル
これだけ種類があり、容量がそれぞれ違うとなるとますますややこしく感じてしまいそうですよね。
そもそもバッテリーの容量とは、電気をどれだけ貯めておけるか…ということになります。スマートフォンやノートパソコンなどの4000mAhといった表記と同じ意味になり、この容量が多くなるほど長時間使用できますが、その分重量も増えていきます。
ちなみに、容量を”持続時間”とした場合、電圧は”パワー”と言い換えることができます。
マキタのバッテリーでは、40Vmax・18V・14.4V・10.8V・7.2Vといった電圧がラインナップされています。
電圧が違うことのもっとも大きな差は”パワー”になります。基本的に電圧が高くなるとパワーも増えますが、それに伴って価格も上がる傾向にあります。
また、電圧が高くなるに伴ってバッテリーや工具本体の重量・サイズも増加する傾向にもあります。
例として、10.8VバッテリーBL1015は重量210gとなっていますが、40VmaxバッテリーBL4040になると1011gとなり、5倍近い差があることがわかるかと思います。
ひとつの電圧ですべての充電工具をまかなおうとした場合、電圧を高く設定するとオーバースペック(※1)になる工具が多くなり、電圧を低く設定するとパワーが弱すぎて実使用に耐えられない工具が増えてしまいます。
これを回避するために、電圧を複数に分けて展開している…というわけです。
この中で、40Vmax~14.4Vバッテリーの充電工具に関しては、プロ向けの機種が中心となっています。また、10.8V~7.2Vバッテリーの充電工具は、プロのサブ機やDIY向けの機種が中心となっています。
電動工具は、屋内や屋外、狭い場所、広い場所、高い場所といったさまざまな現場で使用されています。
それぞれの現場によってバッテリーが長時間持つほうが良い、なるべく軽いほうが良いといったように求められる内容が変わってきます。そこで、複数のバッテリー容量を設定することで、作業時間重視から軽さ重視までユーザーが自由に選べるようにしているというわけなのです。
※1 オーバースペックとは、用意された機器やシステムなどの性能や機能が、目的や用途に照らして過剰であること。本来の能力を発揮できずコストが無駄になることです。
マキタのバッテリーについて詳しく解説してきましたが、マキタのバッテリーはなんと災害時にも大活躍します。
地震などの自然災害で轢き起こる「停電」。そんなときに役立つのがマキタのバッテリーなんです。
長い停電でなにが困るかといえば、スマートフォンなどに充電できなくなることではありませんか?
スマホは懐中電灯であり、状況証拠記録マシンであり、通信装置でもあります。
充電できないからといって、ただちに生命の危機に陥るわけではありませんが、取り逃がした情報によっては命に関わる場合もあるため、なるべく充電しておきたいものですよね。
出典:コードレス掃除機マニアの比較サイト
また、先述したようにマキタの製品には保冷温庫・充電式ラジオ・充電式ランタンなど災害時にも役立つ製品がいくつもあり、マキタのバッテリーがあればそれらを災害時にも使用できるのはかなり心強いのではないでしょうか?
このUSBアダプターを使うにはバッテリーと充電器が必要ですが、マキタのリチウムイオンバッテリーのシステムは広大なんです。
主流の14.4V、18Vシリーズには、それぞれ6Ah、5Ah、4Ah、3Ah、2Ah、1.5Ahの容量が存在するのはすでにお伝えしましたよね。
これにスライド式の10.8V、差し込み式の10.8Vと7.2Vなどがあり対応する充電器や機器類とあわせるとその製品の数は膨大です。
その中から、いま災害用電源として買うなら、最新型の充電器「DC18RF」と、18V/6000mAhのバッテリー「BL1860B」の組み合わせが最強なんです!
電力量はマキタ最大、充電速度も実用充電(80%)約27分、フル充電約40分ととにかく速い!しかもなんとマイナス10度で充電できるというのです!これは災害時でなくとも頼もしい存在ですよね!
これだけ役に立つマキタのバッテリーですが、一点気になる点があります。それは「充電中の音」。これはユーザーでないとわからないかもしれません。
マキタに限らず電動工具用バッテリーは、充電時間が短いかわりに、実は充電中の音が結構うるさいんですよね…。これは急速充電で発生するバッテリーの熱を冷やすために、充電器内でファンが回っているからなんですが、新しい製品ほど充電時間を短くするためにその音が大きくなっているのだとか。
締め切った部屋で使っている限り気にならないとは思いますが、何も知らずにはじめて充電した方は壊れているのかと驚くレベルかもしれません。そのため、もし災害時に電源を借りて充電する際には、それなりの配慮がいるかもしれない…という点だけ気にしておきましょう。
ご紹介したように、マキタのバッテリーにはさまざまな種類があるため、はじめて購入する場合、一体どれを選んだら良いのかわからないですよね。
電動工具のバッテリーを選ぶ際に注意したい点として、「電流(容量)・電圧(パワー)」があります。
先述したようにそれぞれの数値が高くなるにつれスペックが上がり価格も高くなるので、使用シーンや使用時間などに合ったバッテリー選びが大切になります。
この項目では、そんなバッテリーの種類と選び方について解説していきたいと思います!
電動工具のバッテリーには「1.5Ah」や「3Ah」といった、数字が記載されているのはすでにご存知だと思います。
この数字は”電流を大きさ”を示す数値のことを指していて、この数字が大きくなるにつれ、バッテリーの容量が大きいことを表しています。
つまり、電流(Ah)の数値が大きいバッテリーほど、長時間の使用することができるというわけです。
読み方は「アンペア・アワー(Ah)」と読み、時間当たりどれくらいの電流が流せるかを表しています。
ちなみにアンペア数が大きいと長時間使えるだけではなく、充電する手間も減らせるので、使用時間が長くなりがちな建設関係の現場などで使用する場合は、6.0Ahなどの大容量バッテリーを購入される方が多いです。
一方で、DIYでの使用の場合は3.0Ahクラスでも十分使えるため、電流を選ぶ際はどれくらい使用するのかも参考にしてみて下さい。
すでにお伝えしているように、電動工具のバッテリーには「10.8Vや14.4V・18V」といった表記があると思いますが、読み方は「ボルト」と読み、これは”電圧の違い”のことを指しています。
このボルト数が上がるにつれ、パワーが強くなり、高負荷な作業もこなせるようになります。
ライトな使い方をする場面が多いDIY用途なら、安価で導入しやすい14.4Vのバッテリーを選んでも満足度が高いユーザーも多いようです。
また、高付加作業での使用が多くなる場合は、18Vバッテリーを選ぶと作業効率が上がるのでプロの方やDIY上級者にはおすすめです。
コストを気にしないのであれば、パワーもあって作業効率の高い18Vバッテリーで統一し、とにかく安く導入+DIY用途であれば、14.4Vで統一したほうが失敗が少ないと思います。
ここで注意したい点が”電動工具本体の電圧の違い”です。というのも、バッテリーだけでなく電動工具には”18V専用モデル”と”14.4V専用モデル”が存在するからです。
基本的に、電圧が違うと使い回しができません。電流に関しては容量が変わるだけなので使い回しが可能ですが、「18V専用の工具に14.4Vバッテリーを使用する」といった使い方はできないんです。
そのためさまざまな電動工具を導入することを視野に入れている場合は、使用する電圧(V)を統一することをお勧めします。
※ ちなみに、電動工具の開発傾向としては18Vが主流です。日本で多くのユーザーが愛用してるメーカーであるマキタ製品も、14.4Vシリーズより後発である18Vシリーズのほうがラインナップは充実しているんです。この流れから考えると電動工具のバッテリーは18Vで統一するほうが無難かもしれませんね。
マキタの工具には、DIY仕様とプロ仕様があります。初心者が選ぶ際は、DIY仕様の工具で十分カバーできる性能が手に入ります。
プロのような過酷な作業現場や使用頻度を想定していないので、DIY仕様は低価格を重視した設定になっている点でもおすすめです。
DIY仕様で幅広く作業を行い、カバー出来ない性能が必要になった際にプロ仕様の製品を検討する流れでOK!
「でもプロ仕様かどうかなんてわからないかも…。」と不安に思うかもしれませんがご安心を。
マキタの製品は見た目のカラーで判断できるよう設計されていて、DIY用のカラーはグリーン。プロ用のカラーはマキタブルーが基本カラーとなります。モデルによってホワイト、カラーバリエーションが豊富なパターンもあるので注意してくださいね。
出典:リツール
マキタのコードレス電動工具を使っていれば、なくてはならないリチウムイオンバッテリー。
しかしバッテリー1個が1万円以上と高価なため、純正バッテリーには手が出せず互換バッテリーを購入する方もいます。互換バッテリーは安い反面、リスクや性能面で純正バッテリーに比べて悪化するため、使用するには注意が必要なんです。
純正バッテリーに比べて安価に販売されている互換バッテリーですが、やはり購入される方の理由は「安いから」なのではないでしょうか。
というのも、純正バッテリー1個で電動工具がひとつ買えるお値段なんです。バッテリーにそれだけお金をかけるのであれば新たに電動工具を買うか、ほかのことでお金が使いたくなるのもわかりますよね。
我が家は純正を購入していますが、はじめはネットでいろいろと調べました。
そうすると検索ワードの中に、「危険」、「不具合」などネガティブな単語と一緒に検索されていることが多いようです。しかも、中には当たりハズレがあるようで、ハズレのバッテリーを購入してしまった場合、すぐ壊れたり最悪の場合事故なども報告されています。
もちろんマキタからは純正バッテリーの使用しか認めていませんし、ホームセンターに行っても互換バッテリーは置いていません。つまり、安全・品質が保証できない…というわけです。
もしかすると互換バッテリーを使うことで、工具本体や充電器に悪影響を及ぼしている可能性も。
せっかく欲しかったマキタブランドの工具を購入したのに、バッテリーが純正でないために壊れたなんてことになったら元も子もないと思いませんか?
互換バッテリーを考えている方は、安い!というだけで判断するのではなくこれらのリスクをよく理解して購入しましょう。
まず見た目の違いです。
向かって左が純正、右が互換。形に大きな違いはありませんが、互換バッテリーの方が素材がかなりチープで、サイドの文字なんかも当然違います。
正面のボタンもそっくりなのですが、互換バッテリーは、押した感じが純正のボタンより軽いそうです。
またバッテリー表示ランプも色や形に違いがあるようです。
出典:ichiwood.com
互換バッテリーを1年間使用してみた方の感想によると、今のところ壊れたりはしていないとのことでしたが、しかし、純正バッテリーにはない不具合がいくつかあったそうです。
その違いとは「バッテリーの容量」です。
同じ6.0Ahのバッテリーでも、互換バッテリーの方は半分の3.0Ahくらいに感じたんだそう。この差は大きいですよね。
また、充電する時にも、不具合が起こることがたまにあるようで、充電し始めた数分後に、エラーで止まることが何度かあったそうです。また、中には発火トラブルなんかも報告されているとのことなので、互換バッテリーの危険性は高いと言えるかもしれません。
私が純正バッテリーを使用していてそのようなトラブルは一切ないので、やはり純正と互換の違いは歴然ですね。
とはいえ、全ての互換バッテリーが危険というわけではありませんが、どちらかで迷われているのであれば、「純正」が間違いなく安心・安全なため、ユーザーとしても強くお勧めします!
せっかく厳選して購入したマキタの製品も、使用の仕方が悪ければ長持ちできません。
マキタのバッテリーに限らず、すべてのバッテリーには寿命があります。バッテリーの寿命は使用年数ではなく、充電した回数に準拠しており、一般的には300〜500回程度充電すると寿命が尽きるとされています。
しかし、近年主流となっているリチウムイオンバッテリーは、純粋な回数ではなく、100%分の充電を行った時点で「1回」とカウントされますので、「何回充電したか」ではなく「どのくらい充電したか」に注意する必要があります。
掃除機や仕事で使用する工具は毎日使用するものなので、ほかの充電式アイテムに比べると寿命が訪れるのも早くなります。
マキタバッテリーの買い替えにはそれなりのコストがかかりますので、バッテリーが長持ちするよう使用方法を工夫するのをお勧めします。
ここでは、そんなバッテリーを長持ちさせるためのコツを5つご紹介しようと思います!
リチウムイオンバッテリーは熱に弱く、45℃以上の高温で使用すると劣化が早くなってしまうものです。また、反対に5℃以下での使用もバッテリーに過負荷をかけるので、10〜40℃の環境下で使用するようにしましょう。
バッテリーを保管する際も、高温・低温を避け、温度変化が少ない場所を選ぶことが大切になります。
これは電化製品なら当然ですが水に濡れたり、強い衝撃を受けたりすると、バッテリーが故障・破損してしまうおそれがあるので絶対避けましょう。
先述したようにマキタのバッテリー充電器には冷却ファンが搭載されており、充電による熱を強制冷却してバッテリーへの負担を軽減できる仕組みになっています。
充電が終わっても、冷却ファンが動いているうちは手を触れず、バッテリーの熱が冷めるまで待つのがポイントです。
リチウムイオンバッテリーの場合、充電の残量に大きな揺れ幅があるとバッテリー本体に大きな負担がかかってしまうんです。
そのため、満充電した後、1度も充電せずに0%まで使い切るとバッテリーの劣化が進んでしまうので、掃除機や工具のパワーが落ちた=充電がなくなりそうだと思ったら、完全に切れる前に充電しましょう。
目安としては、バッテリー残量が常に20〜80%を保つようにするのがおすすめです!
最近のバッテリーや充電器は過充電を防ぐため、満充電されると自動的に給電が止まる仕組みになっています。そのため、充電器に挿しっぱなしでもバッテリーに負荷がかかることはありませんが、1度バッテリーを外した後、再び充電器にセットすると充電が始まってしまいます。
過充電はバッテリーに余計な負担をかける原因になりますので、100%充電後の再充電は控えましょう。
バッテリーについてはわかったけれど、手放すときはどうすれば良いのか気になりますよね。
電動工具の本体は、たいていの自治体で粗大ゴミ、または燃えないゴミとして回収してくれますが、バッテリーとなると扱いは微妙になります。
というのも、回収してくれる自治体と回収してくれない自治体があり、自治体のホームページで確認してもよくわからないことが多いのです。
車やオートバイのバッテリーは回収対象外とホームページに記載されている自治体は多いのですが、電動工具のバッテリーとなると記載されていないことが多いので、電話やメールで自治体に問い合わせなくてはなりません。
バッテリーの回収をしてくれない自治体が多いのには、実は理由があります。
というのも、廃棄物処理法により、バッテリーを販売した業者がバッテリーの処分をすることが義務付けられているからです。バッテリーはもう使えなくなったものでも、リサイクルができる貴重な資源です。そのため、バッテリーの販売業者が回収して、リサイクルに回さなくてはならないのです。
しかし、実際には購入したことがわかるレシートが必要で、レシートがないと有料になってしまいます。何年も前に買ったレシートを取ってある方は少なく、結局処分にお金を払わなくてはいけない…というケースが多いでようです。
出典:リツール
ゴミとして処分できない場合が多いのはわかったけれど、販売店がわからない場合やレシートなどがない場合、どこに回収を頼めば良いの?と不安に思いますよね。
バッテリーの回収方法としては、
これら7つの方法があります。
では、この中からまず廃棄処分する場合におすすめの処分方法を見ていきましょう。
電動工具や電動工具のバッテリーを買い替える場合は、新品を買うお店に引き取りを依頼しましょう。多くのお店で引き取ってもらえます。
買い替えのタイミングで持参し、購入するのと引き換えに無料で回収してもらうとスムーズです。
出典:盛岡市肴町商店街振興組合
マキタのように「一般社団法人JBRC」に加盟しているメーカーのものに限り、家電量販店やホームセンターに設置されている回収ボックスで回収されリサイクルされます。バッテリーに記入されているので確認可能ですが、古くて見えなくなっている場合は一般社団法人JBRCの検索ページで確認してください。
回収ボックスを設置している店舗や回収可能な店舗も一般社団法人JBRCで確認可能です。協力店はこちらから検索できるのでぜひ活用してみてください。(ただし受付時間は朝7時から翌0時30分までなのでご注意ください。)
勝手に回収ボックスに入れられないように、店員が監視できる場所に設置されていることが多く、わかりにくい場所に設置されていて見つけられない場合はお店の方に聞いてみましょう。
名古屋市の場合は、写真にあるようなボックスで回収されています。
これらにリサイクルボックスが設置されており、ボックスを見たことがある!という方も多いかもしれません。
もちろん無料で、ボックスに入れておくだけなので、手間をかけず処分できます。
出典:Twitter
マキタのバッテリーである「リチウムイオン電池」には、発火する恐れのある材料が含まれているので注意が必要です。実際に「不燃ゴミ」として回収して、回収車の中で圧力がかかって発火してしまう事故が発生した例もあります。
必ずルールを守って、上記のように配慮をしたうえで処分するように心掛けましょう。
バッテリーを使わなくなって長時間放置しておくと、劣化したり膨らんでいたりするかもしれません。以下のような異変がないか事前に確認しましょう。
バッテリーが異変していると、処理する際に発火や爆発の危険があり大変危険です。消費者庁によるとバッテリーによる事故は2013年から2019年までに162件記録されているそうです。異変がある場合は、そのまま処分するのではなく製造元、または購入先に問い合わせをしましょう。
家電量販店では電池やバッテリーを無料で回収しています。
小型家電の回収ボックスを置いている店舗もあり、また店舗ごとに回収可能な品物も異なるため近くの店舗に問い合わせておくと安心かもしれませんね。
家電量販店 | 膨張したもの | リサイクルマークなし |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 回収可能 | 不可 |
ビックカメラ | 回収可能 | 不可 |
ヨドバシ | 不可 | 回収可能 |
エディオン | 不可 | 回収可能 |
このように、店舗によって”膨張したもの”や”リサイクルマークがないもの”などは回収できない場合もあるので、あらかじめ確認してから持ち込むようにしましょう。
バッテリーと本体を別で処分するのは面倒…と感じる方は、「不用品回収業者」の利用がおすすめです!
不用品回収業者は、家電量販店などで断られてしまったバッテリーでも回収が可能です!
通常、不用品回収業者へ依頼すると、
基本料金 + 回収費用 = 支払い料金
という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とバッテリーの回収費用相場が1,000円〜となっているので、
3,000円 + 1,000円 = 4,000円
程度が妥当かもしれません。少々割高…と感じるかもしれませんが、まとめて不用品を処分する場合には「積み放題プラン」という料金形態もあり、決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きというお得なプランになります。
100kg以下は11,000円〜、200kg以下は22,000円〜とまとめて処分したいものがある方にはこちらの方がおすすめなんです!
バッテリー以外にも処分したいものがある場合などに大変便利なので、一度検討してみても良いかもしれませんね。
出典:リツール
ここまでは廃棄処分する場合の方法を見てまいりましたが、それはあくまで壊れてしまったもの。マキタの電動工具は中古市場でもとても人気の高いメーカーです。
マキタの電動工具は国内シェアNo.1の人気メーカー。工具は高性能に加えて、マキタのサポートも充実しています。その背景から「新品では値段が高い」、「型落ちモデルでも欲しい」という方が多く、中古品の需要が高いんです!そのため、買取業者でも積極的に買い取りたい製品でもあるんです!
工具本体ももちろん需要が高いのですが、それに使用する「純正バッテリー(※2)」も中古市場で高値で取り引きされています。
まだ状態の良いバッテリーなら思わぬ金額で売れるかもしれないんです!
ここでは、そんなバッテリーを売却する方法をご紹介していきたいと思います!
※2 以下の方法で売れるのはあくまで「純正」のものです!互換バッテリーは価格が安いだけでなく危険性が高いため売却は難しいと考えておきましょう。
家具家電など数多くのジャンルを取り扱うリサイクルショップなら、もちろんマキタのバッテリーも買い取ってもらうことができます。処分に費用がかかるどころか、逆にお金を得ることができるのは嬉しいですよね。
リサイクルショップは「店頭買取」だけでなく、「宅配買取」、「出張買取」と全ての買取サービスを利用できる店舗が多いです。
手数料などはかからず、無料で査定してもらうことができるので手軽で、もっとも身近な業者と言えるのではないでしょうか?
容量の少ないバッテリーは買取が難しいかもしれませんが、容量が大きくマキタのような高性能のバッテリーは売れる可能性が十分にあります。
しかしバッテリーは、リサイクルショップの相場としてはあまり高額で引き取ってもらえないアイテム。というのも、バッテリーの劣化状態は外見から判断することが難しいためです。一度も使っていない新品でも、500回近く使ってほぼ劣化してしまった製品でも見分けがつきません。そのため専門性のない店舗では査定が困難で、査定額はかなり低く抑えられています。
リサイクルショップでは豊富なジャンルを扱うがゆえに、専門的な査定士がおらず、マキタのバッテリーの価値をわからないまま安価で買い取られてしまう…ということも多いようです。
あらかじめ相場を調べておくか、いくつかの業者に査定してもらって安心して任せられる業者を選ぶようにすることをお勧めいたします。
出典:makita
さらに、「PSEマーク(※3)」が付いていない製品は、買い取ってもらえないことが多いのですがマキタはその点は大丈夫。しかし、念のため持ち込む前にPSEマークが付いているかを確認してください。
※3 PSEマークとは、経済産業省が電気用品安全法(PSE)によって規制されている安全性を証明するマークです。2019年2月1日以降に販売された製品には、このPSEマークが付いています。
不要になった電動工具のバッテリーを売るなら、リサイクルショップを利用するより、工具などを取り扱う専門の買取業者に依頼するのがおすすめです!専門の査定員がしっかりと的確な査定額を提案してくれますし、売る際の梱包などの手間もかかりません。買い手とのトラブルもなく、安心して大切なマキタアイテムを売ることができます!
最近のDIYブームで高性能なモデルを中古品でも欲しいという需要が増えているため、高価買取が期待できます。
マキタ製品は専門性の高い製品です。工具のことを熟知していなければ適正な査定額になりません。そのため、工具を売る場合には専門の査定員が在籍している買取業者を選ぶと良いでしょう。
とは言え、「工具買取専門店だから絶対大丈夫!」と信頼しすぎるのも良くありません。
というのも、業者によって査定基準はバラバラなため、例え専門店であっても査定士によって差が出てきてしまうのは致し方ないのです。
出来るだけ高く売りたいのであれば、複数の見積もりは必須ということは忘れずに!
ネットオークションやフリマアプリでは、出品者が設定した販売価格にて販売できるシステムとなっており、家電専門買取業者と同様に高値で売ることが期待できます。多少高額になっても価値のある品は求められる…というのがネットオークションやフリマの最大のメリットではないでしょうか?
また、購入者とのやり取り、代金の受け取りなどはアプリの提供事業者を介して行われるので個人情報などが漏れる心配がなく、安心して利用することができますよね。
仮に買取店では断られてしまったバッテリーだとしても、人気機種や見た目がキレイで目立ったキズがなく、破損した部分などがない場合は価格が少々高くても売れやすい傾向にあり、すでにさまざまなマキタ製のバッテリーが出品され取り引き成立したものも多く見られます。
実際にフリマアプリを利用する手順は以下のとおりです。
費用がかからずスマホひとつで簡単に、価格も好きに設定できるなんて夢のような売却方法ですが、こうして手順を見てみると、自分自身で行わなければならないことが多い印象です。
さらに、ネットオークションやフリマでは「より安くしよう」と値切ってくる方も多く、出品物に対する細かい解説を求められることも多々あるため、出品したバッテリーについての知識をきちんと説明する必要も出てきます。
逆を言えば、マキタのバッテリーについての知識が豊富であれば出品物のPRができるため、より高額で落札してもらえる可能性もある…というわけです。
ただし、バッテリーの場合は一般的な重さで約600g程度の重さがあり、厚みもあるためその分配送料がかさみます。出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことにもなりかねません。
さらに、バッテリーにキズや汚れがついてはトラブルに発展しかねませんから、配送時の破損などを防ぐために梱包を厳重に行う必要もあり、自分ひとりで行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。本来ならお得な売却方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。
廃棄処分の方法でもご紹介しましたが、「不用品回収業者」と聞くと、単にいらないものをまとめて処分してくれる便利な業者と思われる方が多いかもしれません。しかし、それは少し間違いです。
不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるんです!そんな不用品回収業者に依頼すれば、マキタ製のバッテリーの価値を分かったうえでしっかり査定してもらえますし、他にも不用品がある場合にはまとめて処分することももちろん可能です。
もちろん不用品回収業者は「出張買取」もOK!不用品回収業者は作業をすべてお任せできる業者なので、自宅にいながら査定・買取・搬出まで依頼主が何かする必要はありません!
不用品回収業者に依頼するメリットは、
不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので決して他人事ではありません。
不用品の回収や処分、買取には、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
HPに記載されているはずなので、不用品回収業者に依頼を検討する場合、まず資格を持った業者なのか、見積もりはどうか、さまざまな方向から調べましょう。
せっかく人気の高いマキタのバッテリーを売るのであれば、少しでも高く売りたいと思いますよね。
ここでは、バッテリーを売る前にできる、”少しでも高く売るためのコツ”を4つご紹介しようと思います!
いくら業者側で売り物として一度キレイに掃除するとはいえ、高価買取が望める高い容量のバッテリーだとしても、汚れている製品に高値を付けようという気は起きませんよね。
キレイな状態で買い取りに出したほうが買い取る側も気持ちが良いですし、何よりそれによって買取価格がアップする可能性もあります。
バッテリーに限らず工具の買取は付属品がとても重要なのはご存知ですか?
家具を売る際と同様で、外箱や取扱説明書が付いているとその分高く売ることができるのです。
逆に、どれだけバッテリー本体が良い状態であっても付属品がついていないと減額になってしまうことがほとんどです。そのため、付属品があるかどうかはしっかりと確認しておきましょう。
「付属品といっても何を出せばいいのかわからない…。」という方もいらっしゃるかと思います。
付属品として一緒に出すと査定額が上がるのは、
このようなものです。このほかにも、もし購入した時に付属したものがあれば一緒に査定に出しましょう。
また、付属品が欠損している場合は正直に伝える方が業者の印象が良くなるので、減額の幅が減る可能性もあります。
バッテリーを高く売るために最も重要なのが、「複数の買取業者に出して査定金額を比べる」こと。なぜなら買取業者によって得意なジャンルや買取基準がバラバラで、査定額に差が出るからです。
少なくとも3社程度は見積もりに出すことをお勧めします。いくつかの業者に見積もりに出すことでスタッフの対応など悪徳な業者かどうか判断するにも役立ちますし、お持ちのバッテリーの買取相場を知ることもできます。ほかの店のほうが高かった…と後悔しないためにも、相見積もりは重要になるのです。
「買取金額の交渉」も、買取金額を上げるための手段のひとつ。とくにマキタのように人気の高い製品なら尚更!
先述した「複数の業者に査定してもらう」ことで買取相場を理解しておくと交渉もスムーズなはずです。
金額交渉に引け目を感じてしまう方も多いと思いますが、売却側と査定士が互いに納得し気持ちよく買取を終了するために、むしろ必要であると言っても過言ではありません。
いかがでしたか?
今回は、大人気電気工具メーカー「マキタ(makita)」について詳しくご紹介するとともに、高性能なバッテリーについての解説、わかりにくい回収方法などもあわせてご紹介してまいりました。
マキタなどの電気工具のバッテリーの処分方法は、車のバッテリーとは違い、自治体でも詳しく記載されてない場合が多くわかりにくいものです。
そんな電気工具のバッテリーの回収方法は、
など、7つの方法がありましたね。
何度もお伝えしておりますが、マキタの電動工具は国内シェアNo.1で、世界でも高く評価され、買取業者もこぞって買い取りたい製品のひとつ。そんなマキタのバッテリーももちろん、高額買取が期待できるアイテムなのです!
膨張してしまったり壊れてしまっているものは廃棄するしかありませんが、そうでないのなら「売却」が絶対おすすめ!
マキタのバッテリーは、かしこくお得に処分しちゃいましょう!
当社でもマキタのバッテリーの出張回収・買取を行っています。
バッテリーの処分でお悩みなら、ぜひ一度「出張回収センター」までご相談ください!
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。