質の良い睡眠のためにマットレスにこだわりを持つ人が増えていますが、中でも「トゥルースリーパー」は「エアウィーヴ」や「NELL」といった有名メーカーに並ぶ人気のマットレスです。
トゥルースリーパーは「株式会社オークローンマーケティング」が販売しているマットレスで、低反発マットレスブランドとして有名になりました。
低反発マットレス市場10年連続売上金額No.1という実績を持ち、ネットや店舗での販売も多いためお持ちの方も多いでしょう。
そんなトゥルースリーパーですが、不要になったときの処分方法についてご存じでしょうか。
マットレスの処分は基本的に「粗大ごみ」となりますが、その場合は費用や手間がかかってしまいます。
今回の記事では、少しでもお得に処分したい方や手間を省きたい方にもおすすめな処分方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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トゥルースリーパーについて
お伝えしたとおり、トゥルースリーパーは「低反発」のマットレスになります。
マットレスとはベッドフレームや床の上に置いて使う寝具のことですが、トゥルースリーパーは厚みが薄く、今お持ちの布団やマットレスの上に敷いて使うこともできるのが特徴の一つ。
また、低反発マットレスとして有名なブランドではあるものの、近年では高反発のタイプや、厚みのあるタイプも販売されており、枕や掛け布団もあわせるとさまざまな種類が追加されています。
なかでも最もオーソドックスなものと言えば、「トゥルースリーパー プレミアム」です。
寝具の上に敷くタイプで薄くて持ち運びがしやすく、気軽に使いやすいでしょう。
機能性としては低反発素材「ウルトラ ヴィスコエラスティック」100%使用で腰や肩にかかる体圧を分散してくれるという特徴があります。
トゥルースリーパーは下取り処分ができる?
通常、家具を買い替えするときには「下取り」で引き取ってもらえることもありますが、トゥルースリーパーの場合は下取りで処分することはできません。
現在販売元である「ショップジャパン」や、「イオン」「ドン・キホーテ」などで購入できるトゥルースリーパーですが、そのどちらでも下取りはおこなっていないようです。(2024年11月時点)
ただし、ショップジャパンでは新しくトゥルースリーパーを購入する方向けに「半額セール」をおこなっており、お得に購入することはできます。
買い替えを検討している方は、定期的にキャンペーン情報をチェックしてみるのもよいでしょう。
トゥルースリーパーの寿命・替え時は?
トゥルースリーパーの寿命や替え時は使っている状況や使用時間などによって異なります。
しかし、使い続けていくうちにマットレスには皮脂や汗、汚れなどが蓄積し、カビやダニの原因となることも。
快適に使用するには3年~5年程が買い替えの目安だと言われています。
また、マットレス本体は洗濯ができないため、汚れた箇所は水で濡らした雑巾で拭いたり、陰干しをしたりして清潔に保ちましょう。
洗剤は使用できないとされているため、注意してください。
トゥルースリーパーの処分方法
ここからはトゥルースリーパーの処分方法についてご紹介します。
処分方法1.粗大ごみで処分する
トゥルースリーパーに限らず、マットレスなど大きな寝具を処分する際には、粗大ごみとして捨てる方法が一番に思いつくという方が多いでしょう。
自治体によってルールは多少異なりますが、30cm角以上や一辺の長さが50㎝以上などの大きな不用品は粗大ごみとなります。
トゥルースリーパーも粗大ごみとして処分することが可能ですが、利用前には自治体のルールを確認しておきましょう。
自治体の粗大ごみ収集の利用には、事前予約が必要になることがほとんどです。
予約には締め切りがあり、回収日の回数も多くはないため、急いでいる方は早めに申し込んでおくことをおすすめします。
粗大ごみの申し込み手順は以下のとおりです。
- 粗大ごみ受付センターに電話やインターネットから予約をする
- スーパーやコンビニで手数料納付券(粗大ごみシール)を購入する
- 納付券をトゥルースリーパーに張り付ける
- 収集日当日になったら指定の回収場所へトゥルースリーパーを運び出す
立ち会う必要がなく、安価に処分できる良い方法ですが、トゥルースリーパーを自分で回収場所まで運び出さなくてはなりません。
小さな家具や家電であれば一人で運ぶこともできますが、マットレスを自力で持ち上げるのはかなりの重労働となります。
他のメーカーのマットレスよりは薄いものが多いトゥルースリーパーではありますが、自分で運搬できるかチェックしておきましょう。
ちなみにマットレスの処分手数料は平均すると500円~1,500円程度です。
大きさや種類によって手数料が異なる自治体もあるため、確認してから手数料の支払いをおこなうようにしてください。
例として一部の自治体での、マットレス処分時の手数料をご紹介します。
自治体名 | 手数料・条件など |
---|---|
東京都 港区 | ・厚さ15cm未満、磁気入りマットレスを含む:400円 ・厚さ15cm以上:1,300円 |
神奈川県横浜市 | ・ベッドマットレス(スプリング無し):1,000円 |
愛知県名古屋市 | ・ベビー用を除く、スプリングマットレス:1,000円 ・低・高反発ウレタンフォーム・磁気・エアーマットレス・エアコンマットレス:500円 |
大阪府大阪市 | ・マットレス(折りたたみを含む):200円 |
京都府京都市 | ・マットレス(ウレタンマット・磁気・すのこ):400円 ・スプリング無(10㎝未満):400円(10㎝以上):800円 ・スプリング有(ダブル未満):2,000円 ・スプリング無(ダブル以上):2,400円 ・繊維マット、パームやし製:800円 など |
自治体によっては素材や大きさによって手数料が細かく決められている場合があります。
例えば京都市の場合は素材が細かく分けられており、厚みやサイズ、素材によって異なります。
処分方法2.自治体のごみ処理施設へ持ち込む
自分でマットレスを運び出さなくてはいけないのは同じですが、営業日であればいつでも処分できるのがこちらの「自己搬入」という方法です。
この方法では車で自治体のごみ処理センターへトゥルースリーパーを持ち込み、処分してもらいます。
費用の算出方法は持ち込んだものの重量計算になり、戸別回収よりも安く済むこともあるため、ごみの量が多い場合や、自分で直接持ち込むことが可能な方にはおすすめの方法です。
ただし、ごみ処理施設は自治体によって数が異なるうえ、どの地域でも多くはありません。
お住まいの場所によってはかなり遠くへ運搬しなくてはならない場合もあるため、事前にごみ処理施設の場所や営業時間を確認しておきましょう。
一般的なごみ処理施設への持ち込みの手順は以下のとおりです。
- ごみを分別した状態で車両に積み込む
- 自治体の指定する場所で受付をおこなう
- ごみをごみ処理施設へ持ち込む
- ごみの確認や重量のチェックをしてもらい、手数料を支払う(現金のみ)
- ごみを降ろし、処分する
基本的にはこのような流れとなりますが、自治体によっては事前予約が必要な場合もあるため注意しましょう。
また、名古屋市では受付を環境事務所でおこなう必要があり、ごみ処理施設と合わせると2か所回らなければなりません。
メリット、デメリットを確認した上で選択するのがおすすめです。
処分方法3.カットして一般ごみとして処分する
労力がかかってもいいからなるべくお金をかけずにトゥルースリーパーを廃棄処分したいという場合は、カットして小さくする方法があります。
地域によって条件は異なりますが、30cm未満のサイズに収まれば普通ごみとして出すことが可能ですので、トゥルースリーパーを袋に入るサイズまで裁断する必要があります。
ちなみにトゥルースリーパープレミアムの素材は、本体が「ウレタンフォーム」、インナーカバーが「ポリエステル100%」です。
どちらも可燃ごみで捨てることが多いですが、どの分別方法になるかはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。
普通ごみで処分ができれば費用がかからず、持ち運びもラクにはなりますが、低反発ウレタンでできているトゥルースリーパーをカットするのはなかなか大変です。
元々が大きなサイズであるマットレスは、シングルサイズであってもごみ袋が2~3枚程度の量になります。
また、劣化したウレタンはカットするとチリや埃などが飛び散り、部屋に飛び散ったり吸い込んでしまったりとなかなか大変です。
こうした細かいウレタンや埃が喉や呼吸器官に入ってしまうのは避けたいため、マスクをして屋外で作業することをおすすめします。
処分方法4.リサイクルショップに持ち込む
お得に処分する方法として挙げられるのが、「売却して処分する」ということです。
リサイクルショップへの持ち込みであればその日のうちに処分ができる上、トゥルースリーパーがお金になるのでお得な方法ではあります。
とは言え、マットレスのような直接肌に触れる寝具は中古買取では敬遠されがちです。
トゥルースリーパーのように人気商品の場合でも、「未使用品」や「未開封品」、「美品」でないと買い取ってもらうことは難しいでしょう。
また、ベッドマットレスは大きくて場所を取るため、売場面積の限られているリサイクルショップでは店舗に置いておける在庫数に限りがある場合も。
そのため、店舗に持ち込む前にはトゥルースリーパーの買取をしてもらえるか確認しておくと安心です。
ただしトゥルースリーパーを店舗に持ち込むには車が必要で、持ち運びの手間もかかります。
リサイクルショップによっては事前に大体の査定額を教えてもらえたり、「出張買取」をおこなっていたりと手間が省ける方法もあるため、利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにトゥルースリーパーの買取相場は「中古品」で500円~1,000円程度、「未使用・未開封品」の場合は3,000円~8,000円程度です。
中古品の場合は売れれば費用がかからずお得に処分できますが、店舗や状態によっては売れない可能性もあるため注意してください。
処分方法5.フリマアプリやネットオークションを利用する
リサイクルショップでは価格がつかなかったトゥルースリーパーでも、まだお金に替えるチャンスはあります。
「メルカリ」や「ラクマ」といったフリマサイトや、「ヤフオク!」などのネットオークションを利用すれば、自分の決めた販売価格でトゥルースリーパーを出品することができます。
多少状態が悪くてもいいからなるべく安くベッドマットレスを購入したい、と考えている方がトゥルースリーパーを探しているかもしれません。
自分の納得のいく価格を設定できるのはこの方法の大きなメリットですが、送料は出品者が負担するケースがほとんどです。
送料分を考慮した販売金額にしておかないと、「売れたけれど赤字になってしまう」こともあるので、他の出品者の相場や、かかる費用を確認したうえで金額設定をおこなわなくてはいけません。
また、売れた際には自分で梱包をする必要もあり、開封済みのトゥルースリーパーを梱包するのはなかなかの手間がかかるでしょう。
必ず売れる保証もないため、売れた際の収入や手間が釣り合うか考えてからこの方法を選ぶのがおすすめです。
処分方法6.不用品回収業者に依頼する
トゥルースリーパーを急いで処分したい、またはなるべく手間をかけずに処分したいというときには不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
粗大ごみの回収日に間に合わなかったという方でも最短即日で処分できますし、スタッフが運搬してくれるため運び出しの手間もありません。
また不用品回収業者ならトゥルースリーパー以外にも不用品がたくさんあるというときにも、全てまとめて回収してもらえます。
例えば「ベッドや布団ごと処分」や「引っ越しや断捨離で出た不用品もまとめて捨てる」ということも可能です。
ごみの分別や解体といった手間がかかる作業は一切不要ですので、最もラクな処分方法と言えるでしょう。
ただし、不用品回収業者の場合は他の処分方法に比べ費用が高めとなってしまいます。
回収にかかる費用はベッドマットレス1点だと5,000~6,000円ほどが相場ですが、そこに人件費や車両費がかかりますので、トゥルースリーパー単体で回収してもらうよりも何点かまとめて依頼をした方がお得です。
また、業者によっては買取サービスや定額プランがあるなど、お得に利用できる方法もあります。
さらに、ハウスクリーニングや引っ越しの作業もワンストップで依頼できることもありますので、希望に合った業者を選びましょう。
悪徳業者に注意
必要なときにすぐ駆けつけてくれる便利な不用品回収業者ですが、まれに悪徳な業者も紛れ込んでいるので注意が必要です。
何でも無料回収と謳っておきながら実際は、積み込み時に高額な作業費を請求してきたり、回収したものを不法投棄したりといった被害報告が多数寄せられています。
依頼前には見積もりを取るようにし、プラン内容や費用、スタッフの対応を比較してみましょう。
また依頼前にはホームページを確認し、実績やスタッフの顔などもチェックしておくと安心です。
まとめ
今回はトゥルースリーパーの処分方法についてご紹介しました。
基本的にはマットレスの処分方法と同じですが、トゥルースリーパーの素材や大きさを考慮し、適切な処分方法を選択してください。
トゥルースリーパーはウレタン素材でできており、薄手のものが主流です。
他のマットレスに比べると、自分でカットしたり運搬したりすることも比較的簡単ですが、手間に思う方や不安がある方は確実に処分できる方法がおすすめです。
当社「出張回収センター」はトゥルースリーパーはもちろん、重たい家具や家電などもスタッフがスムーズに運び出し、短時間で処分することができます。
買取サービスやトラック積み放題など、お得なプランを提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。