実家に帰ったときなどに、つい懐かしいなといつまでも眺めてしまうのが思い出の「写真」ですよね。
自分や家族の子供の頃の生まれた頃からの成長記録や、学校行事での写真、旅行先やイベントで撮影した写真たちを皆さんはどのように整理されていますか?
きちんと時系列や写っている人物ごとにアルバムに入れ、いつでも取り出せるようにしている・・・という方は少ないのではないでしょうか?
ペーパーレスという言葉が聞こえてくるようになった昨今、今回はついついあと回しになりがちな、プリントした写真の整理方法について便利なアプリやお手軽な保存方法をご紹介します!
写真をきれいに整理し、思い出をいつでも見返せるようにしていきましょう!
こちらの記事もオススメです!
・写真を捨てたいけどそのまま捨てていいの?個人情報だから危ない?写真の正しい処分方法3選!
1.写真といえばプリントだった時代があった!
フィルム式のカメラで撮影した写真を専用の用紙にプリントしていた、アナログの時代をご存知でしょうか?
写真を撮るためには、まず「フィルム」を買う必要がありました。高価なフィルムで撮影した写真は全て現像され、一枚一枚大切にアルバムに収納。写真を撮るのは、とてもお金のかかることだったのです。そして、ほとんどの家庭にはたくさんのアルバムがありました。
もちろん、今でもフィルムで撮影するカメラは健在ですし、誕生日や記念日などにスマホで撮影した写真をプリントアウトし、アルバムにまとめてくれるサービスなどもたくさんあります。
でも、近頃ではスマホやデジカメで写真を撮ることが一般的になり、フィルム撮影してプリントした写真をアルバムに貼って整理することはかなり少なくなってきました。
昔撮影した写真は、ずっしりと重くてかさばるアルバムの中に収められ、整理が済んでいないプリントした写真は、我が家同様引き出しの中に乱雑に詰め込まれているという方も多いのではないかと思います。
断捨離や生前整理などのブームによって実家を片付ける機会が増えた方も多いかもしれませんが、家具や家電などと違って写真は”思い出”が強く、なかなか処分に踏み切るのが難しいものになります。
また処分してしまうと、あとからもう一度見たいと思ってもネガが残っていない限り焼き増しもできないのも、写真の整理を後回しにさせてしまう要因の一つと言えそうです。
いつかなんとかしなければと思いつつ放置されている写真の整理は、多くの方にとっての悩みの種になっているようですね。
2.プリントした写真はどれくらい保存できるの?
十数年前に撮影してプリントしたものでも、アルバムを開くとそこにある写真は驚くほど色鮮やかに残っています。
ネガフィルムからプリントされた一般的な写真は、およそ100年は品質を保てるといわれています。自分が子どもの頃の写真や、両親、祖父母の子ども時代の写真も、きちんと保管しておけば、かなり先の時代にまで残すことができるということですね。
しかし現在では、写真はカメラロールの中やUSBメモリやSDカードなど、デジタルデータとしてのみ保存しているケースが一般的ですよね。
デジタルデータなら整理も管理もとても楽ですし、フォルダーに分けて分類することで、大量の写真も簡単に扱うことができ、必要に応じて取り出してその都度プリントすることもできます。
そこでお勧めしたいのが、昔撮ってプリントした写真を、デジタルデータとして整理、保存する方法です。
何十年も前の古い写真も、ネガを無くしてしまった写真も、デジタルデータ化することで安全に保管し、必要に応じて何枚でもプリントすることができます。
次の項目で、プリントした写真をデジタルデータ化する方法をご紹介していきます。
3.古い写真をデータ化して残す方法
紙に印刷された写真をデジタルデータ化する、最も簡単な方法は何だと思いますか?
それは、スマホやデジカメでその写真を撮影することです。
スマホで古い写真を撮ってデータにするメリット
プリントした写真をデータとしてスマホやパソコンに取り込むには、特別な機材や技術が必要だと思っていませんか?
確かに、画質を落とさず確実にデジタルデータ化するには「スキャナー」を使うのがベストですが、スマホやデジカメで撮影するだけでも、デジタルデータとして画像を取り込むことができるのです。その写真の状態にもよりますが、急いでいる場合や、画質にこだわらなければ、スマホで撮影するだけで十分にデジタルデータとして残すことができます。スキャナーなどの機材がなくても、誰でも写真をデータ化できるのでとてもオススメです。
スマホで写真を撮影してデータ化する方法には、もうひとつメリットがあります。それは、写真をアルバムからはがさなくても済むということ。
古い写真はアルバムに貼り付けてビニールシートで覆われていることが多く、無理にはがそうとすると、写真の表面がはがれたり破れてしまうことがよくあります。そのような写真は、表面をなぞるだけでスキャンできる「ハンディスキャナー」を使って画像データを読み取る必要がありますが、スマホで撮影する場合は、ハンディスキャナーも不要。アルバムからはがすことなく、そのままデータ化できるので、大切なアルバムを傷つけずに済みますよね。
古い写真を上手に撮影する方法
スマホやデジカメを使って写真をデータ化する場合、光が映り込んで反射してしまうという問題点があります。
これを解消するには、撮影する背後から照明や太陽光が入らないように写真の角度を調整したり、スマホと写真をできるだけ平行に保つなどの工夫が必要になります。アルバムに貼ったままの場合は、表面のビニールシートだけ外して撮影すると良いかもしれません。また、写真の端が反っている場合は、テープなどで四隅を軽く押さえて伸ばしてから撮影すると、端まできれいに写ります。
古い写真をスマホでデータ化するならスキャナーアプリがおすすめ!
プリントした写真をスマホでうまく撮影できない!という方に、おすすめのアプリがあります。
Googleのスマホアプリ「PhotoScan(フォトスキャン)」は、アプリを起動して撮影するだけで、光の反射を自動で除去、角度や遠近も自動補正。スキャンしたように、写真をデジタルデータにすることができます。
画像の読み込みに少し時間がかかる場合もありますが、操作はとても簡単。保存した画像データは、GooglePhoto(グーグルフォト)で自動的に整理してくれます。
業者に依頼してフォトブックを作ってもらおう!
より精度の高い画像データで保存したいなら、スキャナーを使って1枚ずつ保存するか、まとめて業者に依頼してしまう方法もオススメです。
大切に残しておきたい写真は、専門の業者に画像データを作ってもらうと安心ですよね。現像された写真を画像データにするだけでなく、希望する写真を選んでフォトブックを作ってもらえるサービスまであります。デジタルフォトブックのほか、写真をプリント加工したフォトブックのサービスも人気です。
4.ネガをデジタル化して残すサービスとは?
プリントした写真だけでなくネガも残っている、ネガだけが残っているというケースはどうでしょうか?
保管されていたネガは、不要なものとわかっていれば思い切って捨てることもできますが、何が写っているのかわからないのでは、処分するのもためらってしまいますよね。
ネガフィルムの写真をデータ化する方法
「ネガフィルム」は、写真の現像と同様に、業者に依頼してデジタルデータに加工してもらうことができます。写真店に持ち込むほか、ネットのデジタル化サービスも利用可能。ネガ1本につき、数百円程度の金額で全ての写真をデジタルデータにしてもらえます。
しかし、ネガが大量にある場合、全てを業者でデータ化してもらうと高額な費用がかかってしまいます。そんなときは、必要な写真だけ選別してデータ化する方法があります。
スマホアプリでネガから写真をデータ化できる!
何が写っているのかわからないネガの整理に困っている方には、スマホアプリ「LomoScanner 2」がオススメ!
明るいところでネガをスマホアプリでスキャンするだけで、画像データとしてスマホに保存することができます。現像した写真のようにくっきりとスキャンできるわけではありませんが、写真の内容を判別可能。アプリで写真を選別して、必要な写真だけ業者に現像を依頼することができます。
5.古い写真を処分するのに抵抗がある方に
古い写真を整理していて、さすがに量が多い場合は取捨選択をすることになりますが、不用と判断したものでも思い出の写った写真をポイと捨てるには抵抗がある方が多いと思います。
プライバシーの面でもそうですし、人物の写った写真などは何だか縁起が良くないような気がしてしまいますよね。
古い写真の処分方法もまとめておりますので、整理した後の写真の処分を検討されている方はこちらもご覧ください。
プライバシー対策をする
人物や場所が特定できるような写真をそのまま捨てるのには抵抗があるという方は、下のいずれかの方法で写真を見えなくしてから処分するようにしましょう。
- シュレッダーにかける
- 漂白剤につけ写真を白くする
- 新聞紙や紙で包む
- 個人情報保護スタンプなどを使用する
これでプライバシー対策は問題ありません。個人情報を処分するのに抵抗がなくなったという方は、古い写真をそのまま可燃ゴミとして処分してしまえば良いのですが、もしアルバムごと処分する場合は金属のパーツなどは外して捨てるようにしましょう。
お焚き上げをする
故人の方が写っている古い写真、思い入れのある写真などは裁断したり可燃ゴミにするのは抵抗がありますよね。
もし気にされる場合は寺院などにお願いして、お焚き上げをしてもらいましょう。
専門業者に依頼する
どうしても自分で古い写真を処分するのが難しいという場合には、溶解処理という手段もあります。
写真や機密文書、個人情報などを溶解炉で溶かして処理してくれる専門業者というものがありますので、そちらに依頼して古い写真をしっかりと処分することもできます。
6.まとめ
今回は、プリントした古い写真の整理方法についてご紹介してまいりました。
プリントした写真、ネガの残っていない古い写真は、整理に困ったらデジタルデータ化して保存する方法がオススメです。スマホアプリを利用して手軽にデータ化するほか、業者に依頼してフォトブックを作る方法など、いろいろな方法で古い写真を整理して残しておくことができます。データ化した後の写真は、気が引けるかもしれませんが可燃ゴミとして処分しましょう。プライバシーや故人への思いが気になる場合は、業者へ依頼したりお焚き上げをするという方法もあります。
過去にプリントした古い写真の整理に困っているという方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
古い写真の整理・回収なら、出張回収センターへ!
出張回収センターでは、古い写真やアルバムなどの思い出の品の整理・回収も行っております!ご依頼から最短30分!即日回収が可能です。
スタッフが整理から回収まで全て行うので、お客様の余計な手間は一切無し!
もちろんお見積もりに費用は一切かかりません!作業前であれば、いつでもキャンセルを受け付けております。
名古屋市近郊のエリアで15年、出張回収センターは、地域に密着したくさんのお客様から信頼を得てまいりました。
世の中には不用品回収業者がたくさんある中、当社が多くのお客様から評価も頂いている理由の一つは地域に根ざしたサービスにあります。地域に密着した効率的な回収によるコストカットにも成功し、他社よりも安くご利用しやすい価格設定も実現しております!
当社は一般廃棄物収集運搬業許可を始め、その他不用品回収に必要な資格も取得しておりますので、胸を張ってオススメできます!
古い写真の整理や処分でお悩みなら、出張回収センターにご相談ください!
年中無休でお客様からのご依頼をお待ちしております!