ペットトイレの正しい捨て方|処分費用やニオイ対策も解説

目次

トイレットペーパーで遊ぶネコ

古いペットトイレを処分したいけど、捨て方がわからないと悩んでいる方はいませんか?
ペットトイレにもプラスチック製品や電動式のものなど、種類があるので素材に合わせた捨て方をする必要があります。

また、ペットトイレのニオイは、適切に処理しないと周囲に不快感を与える可能性があります。
捨てるだけなら良いと考える方もいますが、飼い主の義務としてゴミ収集をしてくれる職員への衛生面での配慮もきちんと行いましょう。

本記事ではペットトイレの正しい捨て方を詳しく解説します。
処分費用やニオイの対策もまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

こちらの記事もおすすめです!

ペットケージの処分方法7選と注意点を解説!無料で処分する方法も

ゴミ屋敷でペットを飼う?!「ペット屋敷」問題の原因から解決方法まで徹底解説

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

ペットトイレの捨て方5選

ネコトイレ掃除する女性

ペットトイレを処分する方法は主に5つあります。

  • 可燃ゴミとして捨てる
  • 自治体の粗大ゴミ回収をしてもらう
  • ペット用品店の引き取りサービスを利用する
  • フリマアプリで出品する
  • 不用品回収業者を利用する

ここでは、ペットトイレの捨て方を詳しく解説します。
費用がかかる捨て方もあれば、無料で収益まで得られる方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

可燃ゴミとして捨てる

手軽にペットトイレを捨てたいのなら、可燃ゴミとして出す方法がおすすめです。
ペットトイレは、一定サイズ以下の場合は可燃ごみとして処分できる可能性があります。
ただし、具体的な対象は自治体によって異なるため、処分する前に確認が必要です。

また、基本的にプラスチック製品は石油から作られているので燃えるゴミですが、可燃ゴミか、不燃ゴミかの区別は自治体によって異なります。
そのため、自治体の公式サイトで家庭ゴミの分別方法を確認してから、どちらで出すか決めましょう。
捨てる際は使用済みの砂やシート、汚れを取り除き、軽く洗ってから出すのがマナーです。

自治体の粗大ゴミ回収をしてもらう

ペットトイレが指定ゴミ袋に入らないくらい大きい場合は、自治体の粗大ごみ回収に出すようにしましょう。
粗大ゴミの出し方は、電話やネットで事前申し込みを行い、予約日に指定回収場所に出すだけです。

料金は現金で支払う場合もありますが、コンビニで粗大ごみ回収用のシールを購入し、貼ってから出す方法があります。
費用は500円から1,500円程度が相場です。

粗大ゴミの出し方は、自治体により多少異なるため、事前に公式サイトで確認するようにしましょう。
サイズが大きいペットトイレは、自治体のガイドラインに沿って粗大ゴミで出すようにしましょう。

ペット用品店の引き取りサービスを利用する

ペット用品店の引き取りサービスを利用するのもペットトイレを処分する方法のひとつです。
ペット用品を取り扱う店舗では、古いペットトイレの引き取りサービスを行っている場合があります。

新しいトイレを購入することが前提ですが、その際、古いトイレを引き取ってもらえるため、処分の手間を省ける点が魅力です。
また、場合によっては新しいペットトイレを割引してもらえたり、ポイントを付与してもらえたりすることもあります。

ただし、引き取りサービスを実施しているかはペット用品店により異なるため、新しいペットトイレを購入する予定があるのなら、自宅周辺で検索をしてみましょう。

フリマアプリで出品する

状態の良いペットトイレであれば、フリマアプリで売却するのもおすすめです。
とくに人気のあるブランド品や高機能なトイレは需要があるため、購入希望者が見つかる可能性があります。
また、フリマアプリの良い点は、出品してリサイクルすることで環境にも優しく、多少の収益を得られる点です。

フリマアプリを使用する際は、ペットトイレの状態をなるべく正確に記載するようにしましょう。
とくに新品なのか、未使用品なのか、どの程度利用したのかなどは重要な情報です。
ペットトイレの写真も複数枚撮ってアップしましょう。
写真と情報は利用者がペットトイレの購入を検討するうえで重要な情報になるため、トラブルを避けるためにも、しっかり相手に伝えるようにしましょう。

ただし、ペットトイレは衛生面の問題があるため、状態が悪いものや使用感が強いものは出品しても売れません。
配送の費用や梱包する手間も考慮して、売るか、処分するかを検討しましょう。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用してペットトイレを処分する方法もあります。
業者に依頼することで自宅まで取りに来てもらえるため、手間や時間がかからない点がメリットです。
とくに、ペットトイレだけでなく、まとめて処分したい他の不用品がある場合は不用品回収業者がおすすめです。

ただし、業者によって回収料金が異なるため、複数社の見積もりをもらって比較検討するようにしましょう。
また、信頼できない業者に依頼し、高額請求されるなどのトラブルも報告されています。
そのため、不用品回収業者に依頼する際は、事前に口コミや資格、許可証など、信頼できる業者か下調べをするようにしましょう。

ペットトイレを捨てる際の費用

コストを示すブロックとコイン

ペットトイレを処分する際の費用は処分方法によりさまざまです。
ここでは、ペットトイレの捨て方別の費用相場を詳しく解説します。

捨て方費用相場
自治体の可燃ゴミ無料(指定ゴミ袋代)
自治体の粗大ゴミ500~1,500円
ペット用品店の引き取りサービス無料
フリマアプリ無料(送料・手数料)
不用品回収業者5,000円~

自治体の可燃ゴミとしてペットトイレを処分するのなら、費用はかかっても指定ゴミ袋代のみです。
指定ゴミ袋はコンビニやスーパーで購入でき、10枚入りでおよそ200~600円程度が相場になります。
ペットトイレが大きく、指定ゴミ袋に入らないなら、自治体の粗大ゴミで回収が可能です。
自治体の粗大ゴミなら、500~1,500円程度でペットトイレを回収してくれます。

ペット用品店の引き取りサービスやフリマアプリを使用した場合は、処分費用はかかりません。
ただし、引き取りサービスは新しいペットトイレを購入する際のサービスになります。
また、フリマアプリは手数料と送料がかかる点に注意が必要です。
フリマアプリは梱包する手間もあるため、スピーディーに処分したい方には向かない可能性があります。
不用品回収業者の費用相場は5,000円前後です。業者によって料金は異なるため、事前に見積もりを取って比較することをおすすめします。
ペットトイレを処分する費用は捨て方で異なるため、予算に合わせた方法を選ぶようにしましょう。

猫砂の素材別捨て方

かわいい猫

処分するペットトイレが猫用の場合、一緒に猫砂も処分する必要があるでしょう。
猫砂には豊富な種類があり、素材により捨て方も異なります。
猫砂で人気の素材は主に5種類です。以下で素材別の捨て方をまとめました。

素材捨て方
木製燃えるゴミ
トイレに流す/可燃ゴミ
おからトイレに流す/可燃ゴミ
シリカゲル不燃ゴミ
鉱物系(ベントナイト、ゼオライト)不燃ゴミ

木材を原料とする猫砂は、主に燃えるゴミとして処分します。
トイレに流せるタイプも販売されていますが、詰まりやすいため少量ずつ流すことを推奨しています。
そのため、基本的には可燃ゴミとして処分するほうが安心できるでしょう。

紙素材の猫砂も可燃ゴミとして処分が可能です。
再生紙や古紙を使用した製品が多く、トイレットペーパーのようにトイレに流すこともできます。

おから素材の猫砂は、燃えるゴミとして処分でき、トイレに流すこともできます。
おからは生分解性が高く、環境に優しい選択肢として人気があります。
使用後は通常のゴミとして捨てるか、トイレに流して処理することができますが、流す際は詰まらないように少量ずつにしましょう。

シリカゲル素材の猫砂は不燃ゴミになります。
シリカゲルは化学合成された材料であり、燃やすことができません。
同じように鉱物系(ベントナイト、ゼオライト)の猫砂も燃えないため、不燃ゴミとして取り扱われます。

自宅で使用している猫砂の素材が分からない方は、商品のパッケージに記載されているので確認しましょう。

ペットトイレを処分する際のニオイ対策

注意マークを持つ女性の手

ペットトイレを処分する際は、ニオイの問題が気になる方もいるでしょう。
ネットの尿は強いニオイがするうえ、なかなか落とすことができません。
そこで、ここではペットトイレを処分する際のニオイ対策をまとめました。

  • 排泄物は密閉可能な袋で包んで処分する
  • 捨てる前にトイレを洗浄する
  • 消臭スプレーを使用してから廃棄する
  • 収集日まで保管する場所を工夫する

周囲に不快な印象を与えたくないのなら、ぜひ試してみてください。

1. 排泄物は密閉可能な袋で包んで処分する

ペットトイレの砂を処分する際は、密閉可能な袋を使用するようにしましょう。
ペットの排泄物を入れた袋の空気を抜き、しっかり閉じることでニオイが漏れ出るのを防ぎます。
とくに夏の暑い時期や湿気の多い季節には、臭いが強くなりがちなので、しっかり密閉しましょう。
さらに、袋を二重にすると臭いの漏れをより防ぐことができます。
安心してゴミ出しができるように、適切な袋の選択と処分方法を実践するようにしましょう。

2. 捨てる前にトイレを洗浄する

ペットトイレを処分する前に、しっかりと洗浄するようにしましょう。
汚れたままでゴミ収集場所に置くと周囲の人に不快感を与えます。また、回収する人にも失礼です。

とくにプラスチック製のトイレは、排泄物が残りやすく、強い悪臭を放つことがあります。
そのため、温水を使って表面の汚れを軽く流し、その後、中性洗剤を使用して内部を丁寧に洗います。
トイレの底面や隅は汚れが溜まりやすいため、ブラシを使ってしっかりと磨くようにしましょう。

洗浄後は、十分にすすぎ、洗剤の残留物を完全に取り除いてください。
その後、風通しの良い場所に放置し、完全に乾燥させましょう。
洗浄作業を行うことで、トイレ本体の臭いを大幅に軽減し、廃棄する際に不快なニオイを出さずに済みます。
キレイにしてから処分することは、ペットオーナーとしての責任と考え、きちんと洗浄してから捨てるようにしましょう。

3. 消臭スプレーを使用してから廃棄する

ペットトイレを捨てる際は、消臭スプレーを使用すると親切です。
消臭スプレーは効果が長期間継続しませんが、一時的に強い臭いを軽減できます。
ペットトイレのニオイ対策には、家具に利用する一般的な消臭スプレーより、ペット専用の消臭スプレーのほうが効果的です。

ペット専用の消臭スプレーは、ペットの排泄物の臭いの元となる成分を中和し、嫌な匂いを抑える働きがあります。
使用済みの猫砂はもちろん、トイレ本体の内部にも均等にスプレーを吹きかけましょう。
消臭スプレーはドラッグストアやペット用品専門店で購入できます。
消臭スプレーを利用すればゴミ出し時のニオイを軽減できるので、回収してくれる人にも配慮ができます。

4. 収集日まで保管する場所を工夫する

ペットトイレや使用済み猫砂を廃棄する際は、収集日までの保管場所も工夫するようにしましょう。
おすすめは日が当たらない涼しい場所です。
直射日光が当たると温度が上昇して、ニオイがこもりやすくなります。

たとえば、玄関やベランダなどの風通しの良い場所に置けば、空気の流れでニオイを軽減できます。
ゴミ出しの日が近づいたら、保管場所の確認や整頓を行い、いざ捨てるときに手間がかからないようにしておきましょう。
収集日までの保管方法に工夫を凝らすことで、周囲の人に不快な思いをさせず、スムーズに処分することができます。
清潔さと快適さを保ちながら、適切に廃棄することを心がけましょう。

ペットトイレを捨てる際のよくある質問

30554927 m

ペットトイレを捨てる予定はあるけど、分からないことが多いという方もいるでしょう。
ペットトイレは比較的軽くて運ぶのがラクなので、一人暮らしでも運び出すのは比較的ラクにできます。

しかし、ペットトイレは種類が豊富でニオイや雑菌などの問題もあるため、処分する際に慎重になる方もいるでしょう。

そこで、ここではペットトイレを捨てる際によくある質問をまとめました。
不安や疑問を解消して正しい方法でペットトイレを処分したいのなら、ぜひチェックしてみてください。

ペットトイレは清掃してから捨てないとダメですか?

ペットトイレは清掃してから捨てることが推奨されます。
なぜなら、使用済みの猫砂やペットの排泄物が残ったままだと、臭いや衛生面でトラブルになる可能性があるからです。
清掃をすればトイレの臭いを軽減し、周囲の環境にも配慮できます。
また、廃棄する際にきれいな状態で処分すれば、他の人への配慮にもつながります。

ペットトイレのニオイを完全に除去できますか?

ペットトイレのニオイを完全に除去するのは難しいです。
とくに長く愛用したペットトイレはニオイがしみ込んでいるため、完璧にニオイを除去するのは難しいでしょう。
ただし、適切な洗浄や消臭スプレーの使用、ニオイ吸着アイテムを併用することで、かなり軽減はできます。

ペットトイレを友人や知人に譲る時の注意点はありますか?

ペットトイレを友人や知人に譲る際は、清掃を徹底し、使用済みの猫砂や汚れをしっかり取り除くことが重要です。
また、譲渡先のペットの種類や使用目的に合ったトイレであるかを確認する必要もあります。
たとえば、使用していたネコトイレや犬専用トイレを譲渡した場合、相手の家のペットが拒絶反応を起こす可能性もあるでしょう。
そのため、これまでどのような使い方をしてきたのか、事前にきちんと説明しておくことも大切です。
また、使用する際の注意点やメンテナンス方法をきちんと伝えて、譲渡後のトラブルを避けられるようにしましょう。

ペットトイレの付属品も一緒に捨てても良いですか?

ペットトイレの付属品も一緒にゴミ出し日に回収してもらいましょう。
一般的にフィルターやクリーニングブラシ、脱臭フィルター、猫砂用スコップなどがペットトイレの付属品です。
フリマアプリやペット専門店で下取りしてもらう際は、トイレ本体と一緒に付属品も揃えて引き渡すようにしましょう。
付属品も一緒に提供すれば、すぐに使用できるので相手に対して親切です。

使用済みのペットトイレを売ることはできますか?

使用済みのペットトイレを売ることは可能です。
ただし、ペットトイレの中古市場での需要は限られています。
そのため、使用感が強いとキレイに清掃していても、購入希望者があらわれない可能性はあるでしょう。
それでも、まだ使用可能な状態であれば、フリマアプリやオークションサイトで出品することはできます。
その際は、トイレの状態や使用履歴を正直に説明し、写真を掲載して購入者に理解してもらうことが大切です。

まとめ

ペットトイレ

ペットトイレを捨てる際は、正しい処分方法を理解しておくことが大切です。

  • 自治体の可燃ゴミ・不燃ゴミとして出す
  • 自治体の粗大ゴミとして出す
  • ペット用品専門店で引き取ってもらう
  • フリマアプリで出品する
  • 友人や知人に譲る
  • 不用品回収業者に依頼する

ペットトイレは自治体を利用して捨てれば、比較的低価格で処分が可能です。
友人や知人に譲ったり、ペット専門店で引き取ってもらえれば無料で捨てることもできます。
また、フリマアプリで出品すれば、購入者があらわれ、収益につながる可能性もあります。
処分に際しては、ニオイ対策を怠らないようにしましょう。
密閉可能な袋に包んだり、消臭スプレーやニオイを吸着するアイテムを使えば、悪臭を軽減できます。
さらに、収集日までの保管場所を工夫することで、不快なニオイをほとんど感じることなくペットトイレを処分することも可能です。

もし、ペットトイレと一緒に大型家具や家電などをまとめて処分したいのなら、出張回収センターへの依頼も検討してみてください。
出張回収センターなら、電話1本で最短30分で自宅まで伺います。
見積りに納得してもらえれば、即日での回収も可能です。
見積もりは無料ですので、ぜひペットトイレの処分で困っているのなら、出張回収センターを検討してみてください。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例