屋根付き・小型ソーラーパネルの正しい捨て方とは?処分費用や注意点も解説

目次

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日光さえあれば屋外で広げておくだけで発電ができ、便利なソーラーパネル。アウトドアで使用できる小型のものから屋根に設置して使用する大型のものまでさまざまなサイズ・形状のものが流通しており、最近では災害時の備えとして導入される方も増えているようです。

しかしソーラーパネルは屋外で使用するという性質上、風雨にさらされたり使い続けることで劣化してしまったりして壊れてしまうことももちろんあります。そんなときに「何ごみとして捨てればいい?」「どう処分すればいいかわからない」と処分方法に悩む・・・という方は多いのではないでしょうか。

そこで今回のコラムでは、ソーラーパネルの処分方法と注意点について、タイプごとに解説します。お手持ちのソーラーパネルのタイプと状態に合わせて正しい処分方法を選べるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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ソーラーパネルとは?種類や寿命について

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ソーラーパネル(太陽光パネル・太陽電池モジュール)は、太陽の光を利用し発電をおこなうパネルのことを指します。

「発電するのに燃料が要らない」「発電時にCO2が発生しない」といったメリットがあるのに加えて風力発電や地熱発電よりも導入コストが安いことから普及が進み、1990年代に住宅用太陽光発電システムが発明されてからは一般のご家庭でも利用されるようになりました。

現在では「新築住居への太陽光発電システムの設置義務化」を進めている自治体も多くなってきており、「屋根付き」ソーラーパネルは今後ますます広く普及していくことが予想されます。

また、最近では防災意識の高まりやキャンプブームによる需要から「ポータブル電源に接続し発電・蓄電をおこなう折り畳みのソーラーパネル」や「モバイルバッテリーと一体になったソーラーパネル」など、ポータブルタイプ(小型)のソーラーパネルも数多く流通するようになりました。

屋根付きのものよりも発電量は低いものの、手軽に持ち運べ比較的安価といったメリットがあるため、こちらも今後さらに需要が拡大していくと考えられます。

寿命はどれくらい?

一般的にソーラーパネルの寿命は屋根付きタイプで20年~30年、ポータブルタイプ(小型)で3~5年といわれています。

もちろん使用頻度や使用環境、メンテナンスの有無によってはそれ以上の期間使用することも可能ですが、使用期間が長くなるほど以下のような不具合が出ることがあるため注意が必要です。

  • 発電しない
  • 発電量が少なくなる
  • 表面の破損や汚損
  • パネルの焦げつきや異臭

特に屋根付きソーラーパネルで太陽光発電が正常におこなえなかった場合は、電気代の負担が増えるのはもちろん表面の汚れやキズを放置し続けることで発煙や火災など、大きな事故に発展する恐れもあり大変危険です。

ソーラーパネルの故障以外にもパワーコンディショナーや接続箱など周辺機器の故障の可能性もありますので、不具合が見られる場合はまず販売会社やメーカーに修理や点検を依頼するのをおすすめします。

ソーラーパネルの問題点とは?

「エコでクリーン」といった印象が強いソーラーパネルでの発電ですが、その反面、一部のソーラーパネルに含まれる「鉛」「セレン」「カドミウム」「ヒ素」などの有害物質を適切に処理する方法やリサイクル方法、それを規制する法律がまだ十分に確立されていないという問題点もあります。

普及が急速に進んだ2010年代に大量生産・設置されたソーラーパネルは2030年代後半に一斉に寿命を迎えて廃棄されることが予想されており、このままでは適切な処理ができないのでは?と懸念されているのです。

もちろんそのような事態になるのを防ぐため、現在ソーラーパネルのリサイクルの義務化など法律の整備が進められており、今後ソーラーパネルは捨て方や処分費用が大幅に変わっていくことが予想されます。

ソーラーパネルを現在使用中の方だけでなく、これから導入を検討している方も、電気代だけでなく処分方法や費用についても良く調べて検討する必要があるでしょう。

(参考:経済産業省 資源エネルギー庁2040年、太陽光パネルのゴミが大量に出てくる?再エネの廃棄物問題

屋根付きソーラーパネルの処分方法

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寿命が20年~30年と長めでなかなか処分する機会のない屋根付きソーラーパネルですが、台風や地震といった自然災害でパネルが故障したり、家や屋根の修繕やリフォーム、または引っ越しのタイミングでパネルを取り外さなければならなくなったりすることもあるかもしれません。

その場合、ソーラーパネルの取り外しは業者へ依頼するのが一般的です。ソーラーパネルを設置してもらった販売会社やメーカー、もしくは家の解体やリフォームをおこなう施工業者に連絡を取り修理や撤去を依頼しましょう。

屋根付きソーラーパネルの撤去工事を販売業者や施工業者に依頼した場合の費用は、25万円~50万円程度と言われていますが、

  • ソーラーパネルの枚数
  • ソーラーパネルのkW数
  • 屋根の形状
  • 住宅が1階建か2階以上か
  • 撤去に足場が必要かどうか
  • 撤去後に屋根の修理が必要かどうか

といったソーラーパネルの種類や設置状況によって金額が大きく変わる可能性もあるため注意が必要です。業者によって作業内容や設定されている費用が大きく違うことも考えられますので、依頼前には必ず複数の業者から見積もりをとり費用を比較してから依頼するのをおすすめします。

ソーラーパネルは自分で撤去できる?

安くても十万円以上と、非常に高額な費用がかかるソーラーパネルの撤去工事。自分で取り外せるなら費用が安くなるのでは・・・と考えてしまうのは自然なことかもしれません。しかし屋根の上のソーラーパネルを自分で取り外す行為は、

  • 屋根の上での作業で危険が伴う
  • 感電の恐れがある
  • 破損したソーラーパネルから有害物質が飛散する恐れ
  • 破片でケガをするリスクも

など多くのリスクがあり、大変危険です。決して自分で作業せず「電気工事士」の資格を保有した業者に撤去を依頼するようにしてください。

(参考:一般社団法人 太陽光発電協会太陽光発電システムの水害時の感電の危険性

屋根付きソーラーパネルは自治体で捨てられない

業者が取り外したソーラーパネルはそのまま回収してもらうのが一般的ですが、廃棄費用だけで数万円以上かかることもざらにあるため、それなら取り外しだけしてもらって、自分で廃棄をすれば費用の節約になるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、業者が取り外しをおこなったソーラーパネルや周辺機器は「産業廃棄物」扱いとなり、自治体のごみ回収で処分することができないため注意してください。

  • 東京都町田市:自宅のソーラー設備等で不要になったソーラーパネルは市で処理できない。販売店、設備業者等に処理を依頼する
  • 神奈川県座間市:太陽光パネルそのものは市では収集不可
  • 鳥取県鳥取市:屋根用等据置タイプは持出禁止。破損して欠けた断片もごみ出し不可
  • 沖縄県沖縄市:収集不可

「産業廃棄物」とされたソーラーパネルは、自治体のホームページに記載されている処理方法に従って処分をおこなう必要があります。

自治体のホームページでは、産業廃棄物処理業(収集運搬業、処分業)の業者がリスト化され、検索できるようになっています。ソーラーパネルの処分を自分で依頼する場合は、リストを利用して業者選びをおこないましょう。

なるべく費用をかけたくないからと無資格の業者に回収を依頼したり、依頼した業者が正しく処分をおこなえなかったりした場合は「5年以下の懲役または1000万円以下の罰金若しくはその両方」と重い処罰が業者だけでなく依頼者にも科せられます。

(参考:群馬県廃棄物処理法における罰則一覧表

依頼時には業者が資格を持っているかをきちんと確認し、確実にソーラーパネルを処分できるようにしましょう。

まだ新しいソーラーパネルは買取を利用しても◎

住宅の建て替えや引越などの理由でまだ新しい、故障していないソーラーパネルを処分するケースもあるかもしれません。その場合は業者に依頼して買い取ってもらうことで、オトクにソーラーパネルを処分することも可能です。

屋根付きソーラーパネルは通常のリサイクルショップでは取り扱いができないため、「ソーラーパネル専門買取業者」や「住宅用建材買取専門業者」といった業者に買取を依頼しましょう。

  • 京セラ
  • パナソニック
  • シャープ
  • 三菱
  • 東芝
  • エクソル
  • ソーラーフロンティア
  • 長州産業
  • FUJIPREAMFirst Solar(フジプレミアム)
  • SUNTECH(サンテック)
  • CanadianSolar(カナディアンソーラー)

といった有名メーカーのものなら特に高価買取が期待できます。

ただし、業者によっては壊れていないソーラーパネルでもキズや破損、製造年数やメーカーを理由に買取を断られてしまうこともあります。事前にメールや電話でどんなソーラーパネルなら買い取ってもらえるか聞いておくのをおすすめします。

また、依頼時には以下のような点も確認しておきましょう。

  • 業者のこれまでの買取実績
  • 出張費用や運搬費用がかかるかどうか
  • キャンセル費用の有無
  • 出張買取対応エリア
  • パワーコンディショナーなど周辺機材も買い取ってもらえるかどうか

ソーラーパネルはまだまだ新しいジャンルの製品なので中古相場が安定しておらず、1社だけに買取を依頼すると損をしてしまう可能性も。納得できる金額でソーラーパネルを手放せるよう、複数の業者から見積もりを取って比較してみるのをおすすめします。

ポータブルタイプ(小型)のソーラーパネルの処分方法

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ここからは、比較的処分が簡単なポータブルタイプ(小型)のソーラーパネルの処分方法について解説します。

ポータブルタイプのソーラーパネルの処分方法は以下のとおりです。

  • 自治体のごみ回収を利用して捨てる
  • リサイクルショップで売却する
  • フリマアプリやネットオークションに出品
  • 手数料をかけたくないならジモティーがおすすめ
  • 捨てたくないなら譲渡という方法も

それぞれ詳しく確認していきましょう。

自治体のごみ回収を利用して捨てる

破損したり劣化したりして使えなくなったポータブルタイプのソーラーパネルは、自治体のごみ回収を利用して捨てる方法が一般的です。この方法であれば、安価な費用でソーラーパネルを処分できます。

ただし、

  • 自治体によって分別区分や費用が異なる
  • そもそもソーラーパネルの受け入れをしていない自治体もある
  • 回収頻度が低い場合は処分までに時間がかかる
  • ポータブル電源など蓄電池は自治体で処分できないことも多い

といった点に注意が必要です。まずはお住まいの自治体の分別を確認するようにし、指示に従い正しい処分ができるようにしましょう。

自治体の分別の一例をご紹介しますので参考にしてみてください。

自治体分別区分備考
長野県長野市不燃ごみ屋外設置型の太陽光パネル以外のもの(モバイルなど)が対象
東京都町田市 燃やせないごみ 指定収集袋に収まらない、単体で重さが10㎏を超えるものは【 粗大ごみ 】
埼玉県朝霞市受入不可
神奈川県横浜市粗大ごみ・50cm未満のものは燃やすごみ
・充電池付きのものは取り外して充電池は回収協力店へ
・充電池を取り外せないものは、他の燃やすごみとは別の袋で出す
岡山県岡山市可燃ごみ・バッテリー部分は取り外して資源化物の「廃乾電池等」
・バッテリーとソーラー部分が取り外せないものはまとめて「廃乾電池等」として処分する
・有料指定袋(20ℓ)に入りきらないサイズのものは回収不可
鳥取県鳥取市小型破砕50cm以上のものは大型ごみ

粗大ごみとして捨てるには予約が必要な自治体も

可燃ごみや不燃ごみとしてソーラーパネルを処分できる自治体では、指定のごみ袋にソーラーパネルを入れ指定日時にごみに出すだけで処分が完了します。しかし「粗大ごみ」として捨てる場合には予約や手数料納付券の購入が事前に必要なケースもあるため注意してください。

事前予約制の場合の「粗大ごみ」回収手順は以下のとおりです。

  1. 受付締切日までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. スーパーやコンビニなど指定の販売店で手数料納付券(シール)を購入
  4. 処分する家具や家電に受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

受付締切日に間に合わなかったり手数料納付券の金額を間違えたりするとソーラーパネルを処分するまでに思いがけず時間がかかってしまうこともあります。スムーズに処分できるよう、自治体のルールは事前に確認しておくようにしましょう。

リサイクルショップで売却する

まだまだ使えるソーラーパネルであれば、リサイクルショップでも売却できます。

リサイクルショップはさまざまな商品を取り扱っているため、キャンプ用品や家電製品などソーラーパネルのほかにも売りたいものがあればまとめて売れるのがメリットです。持込買取であればその日のうちに査定から支払いまで完了するので、急ぎの場合にもおすすめの手段となっています。

その一方でリサイクルショップは専門店やフリマアプリよりも買取額が低くなりがちというデメリットも。もしソーラーパネルをできるだけ高く売りたいのであれば、キャンプ用品や家電製品を専門に扱う買取業者に依頼するのがおすすめです。

状態の良いソーラーパネルが売れやすいのはもちろん、

  • Anker(アンカー)
  • EcoFlow(エコフロー)
  • Jackery(ジャクリ)
  • JVCケンウッド
  • PowerArQ(パワーアーク)
  • suaoki(スアオキ)
  • BLUETTI(ブルーティ)
  • SmartTap(スマートタップ)

など有名メーカーのソーラーパネルや、ポータブル電源とセットのものなら高価買取が期待できますよ。

売却前には

  • ソーラーパネルやコードをなるべくきれいな状態にしておく
  • 取扱説明書や保証書、ケースなど付属品を揃えて査定に出す
  • できるだけ早く売る
  • 周辺機器などもまとめて売る
  • 複数の店舗に査定を依頼する

上記のポイントを意識すると、より高額でソーラーパネルを売却できる可能性もあります。査定前にはぜひ試してみてくださいね。

フリマアプリやネットオークションに出品する

メルカリやYahoo!オークションなどのフリマアプリやネットオークションにも、ソーラーパネルがたくさん出品されています。

未開封品や有名メーカーのものが高値で取引されるのはもちろん、故障したソーラーパネルでもジャンク品として需要があるので売れる可能性があります。どんな状態のソーラーパネルでも捨てる前には一度出品してみるのがおすすめです。

手軽に不用品を売買できるフリマアプリやネットオークションですが、売却できた際には販売額に応じて以下のような手数料がかかるというデメリットも。

フリマアプリ
ネットオークション
手数料
メルカリ販売価格の10%
Yahoo!フリマ
(旧PayPayフリマ)
商品価格の5%(※条件有)
ラクマ販売実績に応じて手数料が変わる
(4.5%~10%)
Yahoo!オークション
(旧ヤフオク!)
プレミアム会員かどうかで手数料が変わる
(会員は8.8%・非会員は10%)
モバオク販売手数料、売上金の振込(入金)手数料無料
(※330円~360円の月額利用料が必要)
※2024年4月時点

また送料を自己負担した場合はそちらも売り上げから差し引かれてしまうため、事前にかかる経費については計算してから販売額を設定する必要があるでしょう。

また出品したからと言ってすぐ売れるわけではないため、急ぎの場合には別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

手数料をかけたくないならジモティーがおすすめ

便利なフリマアプリやネットオークションですが、ソーラーパネルを売却できた場合には送料や手数料がかかるというのがネックでした。なるべく手数料や送料を節約したいなら

  • 取引成立しても手数料がかからない
  • 手渡しできた場合は送料も0円
  • 販売価格は0円~希望の金額を付けられる

というメリットがある掲示板サービス「ジモティー」を利用してソーラーパネルを処分するという方法もあります。値段を付けずに出品することも可能なので、売れなくてもいいのでとにかく費用をかけずにソーラーパネルを手放したい、という場合に出品するのもおすすめです。

ただし、利用時には以下のようなデメリットもあるため注意してください。

  • 決済方法の選択肢が少ない
  • 譲る相手とのやりとりに時間がかかる
  • ドタキャンや個人情報の漏洩などのトラブルに巻き込まれることも

特に取引相手とのトラブルに巻き込まれてしまうと、ソーラーパネルを手放すまでに思いがけず時間がかかってしまうため注意が必要です。取引の際には「ジモティー内のチャットでやりとりをする」「受け渡しは人気がある場所でおこなう」いった対策をし、トラブルが起こらないようにしておきましょう。

捨てたくないなら譲渡という方法も

売れるほどではないけれどまだきれいなソーラーパネルを捨てたくない、ということでしたら友人や親族、キャンプ仲間などソーラーパネルを必要としている人に譲って使ってもらうという方法もあります。

お譲りできればソーラーパネルがどのごみに分別されているのか、どうやって捨てるのかなどを調べる手間がなくなります。また会ったときに手渡しできるなら送料も必要なくなるので、身近に譲り先が見つかれば一番手軽な処分方法と言ってもいいかもしれません。

ただし、相手が欲しがっていないソーラーパネルを無理やり押し付けたり、故障していて使えないソーラーパネルを譲ってしまったりすると譲った後でトラブルに発展してしまう可能性も。お譲り前にはソーラーパネルの状態やサイズを詳しく相手に伝えておき、それでも欲しいと言ってもらえた場合のみお渡しするようにしましょう。

不用品回収業者ならどんなソーラーパネルでも対応可能!

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「ソーラーパネルやバッテリーが自治体で回収不可になっている」「不用品をまとめて買い取ってもらいたい」というお悩みやご希望があるなら、不用品回収業者を利用してソーラーパネルを処分するという方法がおすすめです。

  • どんなタイプのソーラーパネルでも回収してもらえる
  • 自治体で回収不可になったバッテリーやポータブル電源でも引き取ってもらえる
  • 家の中の不用品をジャンル関係なく引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業は全てスタッフにおまかせしてOK
  • 工事可能な業者であれば屋根付きソーラーパネルの撤去を依頼できる
  • 買取サービスを利用すれば、安くソーラーパネルを処分できる可能性も

上記のようなメリットのほか、不用品回収業者は年中無休で稼働しており自分の都合のいい日時を指定できるという大きなメリットがあります。

「引っ越しを控えているのでできるだけ早く来てほしい」「夜のうちに作業を終えてほしい」などさまざまな事情に臨機応変に対応してもらえるので、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

※撤去作業は業者によっては対応できないケースもあるため事前確認が必須です。もし業者が対応できなくても提携業者に依頼する形で撤去できるケースもあるため、あきらめず一度問い合わせをしてみるのをおすすめします。

悪徳業者に注意!

便利な不用品回収業者ですが、その反面「処分費用がほかの方法より高くなりがち」というデメリットがあります。屋根付きタイプのソーラーパネルの撤去工事を回収と同時に依頼した場合はそのぶん費用もかかるため「なるべく費用を節約したい」「無料で回収してほしい」と費用面を重視して業者探しをする方は多いかもしれません。

しかし「無料」「格安」での回収をアピールする業者の利用は、過請求や不法投棄などのトラブルに繋がる可能性が高く、非常に危険です!

せっかく要らないソーラーパネルを手放せたのに「高い費用を払わなければならなくなった」「警察沙汰になってしまった」・・・なんてことにならないよう、依頼時には以下のようなポイントをチェックして悪徳業者とのトラブルを防止しましょう!

  • 会社の住所・電話番号が実在のものか確認する
  • 最新の口コミを確認する
  • SNSで会社名を検索し、利用した人の感想を確認してみる
  • 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
  • 作業実績を確認する
  • 業者のブログや作業動画を見てみる
  • 見積書の項目が明確に書かれているか確認する
  • 追加料金の有無をあらかじめ確認しておく

そのほか、複数の業者から見積もりを取って費用を比較する「相見積もり」もおすすめです。悪徳業者を避けるだけでなく費用の節約にもなるため、業者選びの際にはぜひ試してみてください!

▼業者選びについて詳しくは以下のコラムでも解説しています▼

まとめ

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災害時にも役立つソーラーパネルはメリットが多い製品ですが、有害物質が含まれていたり、自治体でごみとして捨てられないケースも多かったりと、捨てる際の取り扱いが難しい製品でもあります。

屋根付きタイプかポータブルタイプ(小型)か、またソーラーパネルの状態によっても捨て方は異なりますので、お手持ちのソーラーパネルのタイプと状態をきちんと理解したうえで正しい処分方法を選ぶことが大切です。

今回ご紹介したソーラーパネルのタイプ別処分方法は以下のとおりです。

屋根付きソーラーパネル

  • 業者に撤去を依頼する
  • まだ新しいものであれば専門業者に売却も可能

ポータブルタイプ(小型)ソーラーパネル

  • 自治体のごみ回収を利用して捨てる
  • リサイクルショップで売却する
  • フリマアプリやネットオークションに出品
  • 手数料をかけたくないならジモティーがおすすめ
  • 捨てたくないなら譲渡という方法も

上記の方法のほか「ソーラーパネル以外にも捨てたいものがある」「自治体のごみ回収を待たずに急いで処分したい」といったご希望があるなら不用品回収業者に依頼するという手もあります。

  • どんなタイプのソーラーパネルでも回収してもらえる
  • 自治体で回収不可になったバッテリーやポータブル電源でも引き取ってもらえる
  • 家の中の不用品をジャンル関係なく引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業は全てスタッフにおまかせしてOK
  • 工事可能な業者であれば屋根付きソーラーパネルの取り外しも依頼できる
  • 買取サービスを利用すれば、安くソーラーパネルを処分できる可能性も

費用面で不安がある、どんなサービスなのかよくわからないという方は事前に無料の見積もりを受けることも可能です。ソーラーパネルの撤去や処分でお困りなら一度、相談してみてはいかがでしょうか。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例