すのこの処分方法7選!解体手順や無料の捨て方まで詳しく解説

目次

すのこ

「すのこが大きくて運び出せない」「プラスチック製のすのこは何ごみになるの?」…など、すのこの処分方法にお困りではありませんか?

すのこは多くの自治体で可燃ごみとして捨てられますが、素材やサイズによっては捨て方が異なる場合があります。捨てる前には、分別や捨て方について正しく知っておくことが大切です。

そこで今回のコラムでは、すのこの正しい処分方法と注意点を解説していきます!
すのこを売却したり業者を利用して処分したりと、廃棄以外の処分方法もいくつかお伝えしていきますので、処分前にはぜひ参考にしてみてください。

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すのこは何ごみ?解体は可能?

ゴミ箱とゴミ

すのこは、多くの自治体で可燃ごみとして処分可能です。
ただし、プラスチック素材のすのこは不燃ごみに分別されたり、自治体規定サイズ以上のすのこは粗大ごみに分別されたりと、素材や大きさによって分別が異なる場合もあるため注意しましょう。

自治体分別備考
東京都新宿区粗大ごみ
神奈川県横浜市粗大ごみ50cm未満のものは燃やすごみ
愛知県名古屋市粗大ごみ
静岡県浜松市金属製のものはもえないごみ
金属製以外のものはもえるごみ
60cm以上のものは素材に関係なく連絡ごみ
大阪府大阪市粗大ごみプラスチック製のものでも「容器包装プラスチック」の対象にはならない
福岡県福岡市粗大ごみ袋に入って口が結べる大きさで重さで袋が破けないものは燃えるごみ

分別や捨て方を知らないまま処分してしまうと、すのこをごみに出しても回収してもらえず再度家に持ち帰ることになってしまったり、回収されなかったすのこが不法投棄として扱われたりと、思いがけないトラブルに発展してしまう可能性があります。
まずはお住まいの自治体の分別一覧を確認し、確実に処分ができるようにしておきましょう。

すのこは解体して捨ててOK

サイズが大きいすのこは粗大ごみに分別されますが、小さく分解すれば可燃ごみや不燃ごみとして処分も可能です。軍手やハンマー、ノコギリなどの工具があれば比較的簡単に解体できるので、時間があるならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【すのこの解体手順】

  1. ケガ防止のため軍手を着用。床にはビニールシートや新聞紙などを敷く
  2. ハンマーで角材を叩き、接着剤や釘を外す
  3. 角材や板から釘(針、ネジなどの場合もある)を取り除く
  4. すべての釘が抜けているかどうか確認する
  5. 板材や角材をノコギリで短くカットする
  6. 板材や角材をごみ袋に入れて、収集日にごみに出す

ただし、すのこの解体作業は手間がかかるのはもちろん、無理な作業をすることでケガをする可能性もあるため注意が必要です。
また、プラスチック製・金属製のすのこや、大型のすのこは解体が難しいこともあります。その場合はそのまま粗大ごみとして捨てるか、不用品回収業者の利用を検討しましょう。

すのこの処分方法7選!

すのこ

今回ご紹介するすのこの処分方法は以下の7つです。

  1. 【小さいすのこ】可燃ごみとして捨てる
  2. 【大きいすのこ】粗大ごみとして捨てる
  3. クリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入する
  4. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  5. 人に譲る・ジモティーを利用して手放す
  6. リメイクして再利用する
  7. 不用品回収業者に依頼する

それぞれの手順やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

【小さいすのこ】可燃ごみとして捨てる

小さいサイズのすのこや、分解して小さくしたすのこは可燃ごみとして処分できます。
その場合は自治体指定のごみ袋にすのこを入れ、指定日時に収集場所に出せば処分完了です。ごみ出しの予約や手数料の支払いも必要ないので、手軽な処分方法といえるでしょう。

ただし、すのこの素材やサイズによっては分別が異なることもあるため注意してください。

  • プラスチック製のすのこ:可燃ごみ、プラスチックごみなど
  • 金属製のすのこ:不燃ごみ、金属ごみなど
  • 自治体規定サイズ以上のすのこ:粗大ごみ

捨てる前にはすのこの素材とサイズをきちんと確認しておくようにしましょう。

【大きいすのこ】粗大ごみとして捨てる

自治体規定サイズより大きなすのこを粗大ごみとして処分する場合は、予約や手数料納付券の購入など事前準備が必要です。大まかな手順をご紹介しますので、処分時には参考にしてみてください。

  1. 電話・インターネット受付で予約をする
  2. 処分費用・回収日時・回収場所を確認
  3. 販売店(スーパー・コンビニなど)で手数料納付券を購入
  4. すのこに手数料納付券を貼り付ける
  5. 収集日の指定時間までにすのこを指定場所に出す

利用時の注意点

  • 東京都新宿区:400円
  • 千葉県千葉市:390円
  • 愛知県名古屋市:90cm×90cm未満のすのこは250円、幅90cm以下かつ奥行90cm~180cmは500円
  • 大阪府大阪市:1枚200円

粗大ごみ回収の手数料はどの自治体でも数百円程度と安価ですが、そのぶん「収集頻度が低くすぐに捨てられない」「収集場所まですのこを持って行かなければならない」などのデメリットもあります。
急いで捨てたい、手間をかけたくないということであれば別の方法を検討しましょう。

クリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入する

粗大ごみ回収を待たず、すぐにすのこを処分したいなら自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)にすのこを自己搬入するという方法もあります。

この方法であればすのこだけでなくほかの不用品もまとめて捨てられるのが便利です。予約の有無や搬入の手順、手数料の金額などは自治体によって異なりますので、持込前にはお住まいの自治体のホームページを確認して確実に搬入できるようにしておきましょう。

ただし自己搬入には「持込には車が必須」「稼働日時が平日のみ」というデメリットもあります。利用できない方は自治体の各戸回収の利用や業者の利用など、別の方法での処分が必要です。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

価格が安価で手に入りやすいすのこはリサイクルショップで買取不可になってしまうことが多いですが、フリマアプリやネットオークションでなら売れる可能性があります。
どんな状態のすのこでも捨てる前に一度、出品してみるのがおすすめです。

【実際にメルカリで取引されているすのこ】

  • ニトリ マットレス用すのこダブルサイズ:7,450円
  • 押し入れ用すのこ ワイド2枚組:2,290円
  • 軽量すのこ7枚セット:3,333円
  • ジョイントすのこ 8個セット:4,500円

サイズが大きいすのこは折りたたんで梱包・発送したとしても送料が高額になりがちです。配送方法や送料などを確認しないまま販売額を設定すると、損をしてしまうこともあるため注意してください。
そのほか、フリマアプリ・ネットオークションには「出品したからといってすぐに売れるとは限らない」というデメリットもあります。急いで処分したい!ということなら別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

人に譲る・ジモティーを利用して手放す

身近ですのこを必要としている人がいれば、譲って使ってもらうという方法もあります。
身近に譲る相手がいないなら、地元の掲示板「ジモティー」を使って譲り先を探してみるのもいいでしょう。

  • すのこを捨てたり売ったりする手間がかからない
  • 手渡しできれば梱包や送料も不要
  • まだ使えるすのこを捨てずに済み、エコ

ただし、お譲りするすのこが割れていたり汚れていたりすると譲渡時にトラブルになる可能性もあります。お譲りする前にはすのこの状態をすみずみまでチェックしておき、問題なく譲渡を終えられるようにしておきましょう。

リメイクして再利用する

売るほどではないけれど、捨てるのはもったいないすのこがあるなら、リメイクして再利用してみるのはいかがでしょうか?

  • すのこを組み合わせて棚を作る
  • キャスターを付けたすのこの上に収納ボックスを置き、移動式収納に!
  • 2枚のすのこでサイドテーブルを作る
  • すのこの形はそのままにおしゃれなウォールシェルフを作る

インターネットで「すのこ リメイク」と検索してみただけでも、上記のようなリメイク方法がヒットしました。もちろんこれ以外にもたくさんのアイディアがネット上には紹介されていますので、時間がある方、DIYに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

不用品回収業者に依頼する

「すのこを複数枚捨てたい」「ほかにも捨てたいものがたくさんある」という場合には、不用品回収業者を利用するという方法もあります。見積もり依頼から回収までの手順は以下の通りです。

  1. 電話やメール、Web受付、LINEなどで見積もり依頼をする
  2. スタッフが現地を訪問し、見積もりを作成する
  3. 見積もり内容に納得できたら、契約する
  4. 作業日時の調整
  5. 当日、家の養生・不用品の回収・買取をスタッフが行う
  6. 作業完了確認後、費用の支払い

不用品回収業者に依頼すれば、すのこを分解したり、粗大ごみ回収の予約をしたり、ごみ収集所まで持ち運んだり…といった面倒な手間は一切必要ありません。細かい作業まですべてスタッフにおまかせできるので、とにかくラクに不用品を処分可能です。

そのほか、不用品回収業者には「自分の都合のいい日時に回収を依頼できる」という大きなメリットもあります。即日対応や、夜間・不在時の作業など、さまざまな状況に臨機応変に対応してくれるので、忙しい方にも安心です。

すのこ処分時によくある質問

Q 破損しているすのこでも回収してもらえますか?

A. はい、問題なく回収できます。 汚れや破損で回収できなくなること、処分料金が増減することはございませんのでご安心ください。

Q すのこ以外のほかの不用品とまとめて回収してもらえますか?

A. はい、回収可能です。すのこだけ処分するよりもほかの不用品もまとめて処分するほうが1点あたりの処分料金が安くなりますので、 ほかにも不用品があるならまとめて処分することをおすすめいたします。

Q 処分に困ってるすのこをすぐに引き取ってほしいのですが対応できますか?

A. はい、名古屋市周辺のお客様であればご依頼から最短30分ですのこの回収にお伺いいたします。 混雑状況によっては時間がかかることもございますが、できる限りご依頼いただいた日にお伺いするようにしております。

Q すのこが売れると聞いたのですが、買取はしていますか?

A. 当社は回収・買取をしておりますのですのこの状態によっては買取も可能です。 しかし、キズや汚れ、カビなどがある場合は買取不可になる恐れがございますのでご了承ください。 その場合であっても、回収は可能ですので処分にお困りでしたらぜひご相談ください。

Q 大きいすのこなので、回収する際に家財を傷付けないか心配です。

A. ご安心ください。 当社は、数多くの家具家電の回収・買取を行ってまいりましたプロのスタッフがおります。 それに加え、回収に伺う各トラックに20種類以上の保護材を積んでおりますので、安全に不用品の回収を行えます。 お客様に安心していただけるよう当社スタッフが丁寧に作業いたしますので、ほかにも不明な点がございましたら遠慮なくご相談ください。

Q すのこ1つでもすぐに回収してもらえますか?

A. はい、もちろんです。 すのこおひとつでも迅速に対応させていただきます。 当社は、不用品の数に関わらずご依頼をお受けいたしますのでご安心ください。 もしお客様がよりお得に当社サービスをご利用になりたいとお考えの場合、ほかの不用品もまとめて回収いたしますと1点あたりの料金が抑えられますのでぜひご検討ください。

すのこ処分時の注意点

電球マーク

ここからは、すのこ処分時の注意点をご紹介します!
処分前には一度目を通してみてください。

釘は木材と分けて捨てる

すのこを解体して出た釘や針、ネジなどの部品は、可燃ごみとして捨てられません。自治体の指示に従い分別して、処分しましょう。

【各自治体の釘の分別】

  • 神奈川県横浜市:小さな金属類
  • 愛知県名古屋市:不燃ごみ
  • 大阪府大阪市:普通ごみ
  • 福岡県北九州市:小物金属

釘やネジをそのままごみ袋に入れて捨てると、先端がごみ袋を突き破ってしまったり、人に刺さってしまったりする恐れがあります。捨てる際には釘やネジは丈夫な厚紙に包みテープで固定したうえで、表面に「キケン」と記載してからごみ袋に入れるようにしましょう。

悪徳業者に注意が必要

不用品回収業者は便利な手段ですが、中には「作業後に高額な追加料金を請求してくる」「回収した不用品を不法投棄する」などの悪質な営業を行う業者も存在しているので注意が必要です。
トラブルに巻き込まれないよう、依頼前には複数の業者から見積もりをとり、以下のような点をチェックするようにしてください。

  • 正式な見積もり書を書面で出してくれるか
  • 人件費、処分費など内訳が細かく書かれているか
  • 出された金額が相場より高すぎないか
  • 追加費用が発生しないか

初めて不用品回収業者を利用する際には、見積もり書の内容がわかりにくいこともあるかもしれません。その場合は、直接業者に問い合わせて確認しておきましょう。
その際、「質問に曖昧な返答をしてくる」「返信が遅い」「電話がなかなか繋がらない」といった対応が見られたら要注意です。利用は避けて別の業者に連絡を取ってみるのをおすすめします。

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まとめ

すのこ

今回のコラムでは、すのこの処分方法を7つご紹介しました。

  1. 【小さいすのこ】可燃ごみとして捨てる
  2. 【大きいすのこ】粗大ごみとして捨てる
  3. クリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入する
  4. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  5. 人に譲る・ジモティーを利用して手放す
  6. リメイクして再利用する
  7. 不用品回収業者に依頼する

すのこは、自治体のごみ回収を利用すれば安価で処分できます。
ただし、大きさや素材によって可燃ごみ・粗大ごみなど分別や捨て方が変わりますので注意が必要です。お住まいの地域のルールを確認して、確実に処分できるようにしておきましょう。

「処分したいすのこが複数ある」「時間や手間をかけず処分したい」という方は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
家までスタッフが来てくれ、分別や搬出など面倒な作業はすべておまかせできるので、とにかくラクにすのこや家の中の不用品を処分できますよ。

弊社「出張回収センター」でも、すのこやそのほかの不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例