古くなったゴルフボールや、景品でもらったゴルフボール、趣味だったゴルフをやめて余ったゴルフボールなど、不要になったゴルフボールの処分に困っていませんか？
小さなゴルフボールは簡単に捨てることができそうですが、「固いし何ごみかわからない」「大量にある場合はどうすればいいの？」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実はゴルフボールは中古でも需要があるものなので、ただ捨てるのはもったいないもの。
とは言え、何でも売れるわけではなく、劣化や傷があれば捨てなければなりません。
そこで今回は、ゴルフボールの正しい捨て方をお伝えしていきます。
また、捨てるときの注意点や売却できるゴルフボールについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
売れるゴルフボールの見分け方
ゴルフボールは新品で購入すると、3千円～7千円と意外と高価です。
そのため中古品の需要が高く、中古ゴルフボール（ロストボール）専門店なんて店もあります。
では、どのようなゴルフボールなら買い取ってもらえるのか、気になりますよね。
基本的にゴルフボールはよほどの劣化や傷がなければ買い取ってもらいやすいものですが、店によっては「数が揃っていないと不可」や「指定ブランドでないと不可」といった条件がある場合もあります。
また、ゴルフボールにも当然、人気ブランドやランクがあり、何でも買い取ってもらえるというわけではないようです。
そこで、まずはどんなゴルフボールなら売却できるのかを解説していきます。
売却時にはここに注意！買い取ってもらいやすいゴルフボール
ゴルフボールは、一般的なリサイクルショップやゴルフ用品専門店などで買取をおこなっています。
買い取ってもらいやすいゴルフボールの条件をチェックしましょう。
✔1.状態がよいもの
言うまでもなく、新品・未使用品は買い取ってもらいやすいです。
買取店ではほかに傷の程度やオウンネーム（個人のマークやサイン）の有無、ツヤ・落書きといった、さまざまな要素を見て、買い取れるかどうかを判断します。
ちなみに、未使用のゴルフボールの寿命は5年ほど。
多少古くても買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
✔2.銘柄（ブランド）
ゴルフボールはプロが使うようなメジャーブランドから、初心者向けのものまで、さまざまな種類があります。
当然、人気ブランド・高級ブランドのボールほど高値で買い取ってもらうことができ、中古でも1球100円ほどの値が付くことも。
人気ブランドを以下にご紹介するのでチェックしてみてください。
- ブリジストン
「TOUR B（ツアービー）シリーズ」「PHYZ（ファイズ）」「Newing」など
- タイトリスト
「プロV1x」「AVX」など
- ダンロップ
「SRIXON（スリクソン）シリーズ」「XXIO（ゼクシオ）シリーズ」など
- キャロウェイ
「CHROMEシリーズ」「ERCボール」など
- テーラーメイド
「TP5 pix」「TP5X」など
✔3.年式
状態やブランドが同じボールであっても、より年式が新しいモデルのほうが高価買取になります。
ボールの年式は、ボールの側面にある小さな目印を確認してください。
多くのメーカーでは、発売年式によってアライメントライン（矢印）やセンタードッドの数、色などのデザインを変えて製造しています。
買い取ってもらえないゴルフボール
一方で、買取を断られてしまうゴルフボールもあります。
以下の条件のボールは、たとえ激安であっても再販が難しいため、買取を断られてしまう確率が高いです。
- 数が少ない
- 汚れ・傷・変色があり見た目だけで劣化が分かるもの
- レンジボール（打ちっぱなしなどのゴルフの練習場で使われる軟らかいボール）
- スモールボール（通常の規格よりも直径が1.5mm小さいボール）
- 艶のないボール
上記の条件が当てはまるボールの場合、廃棄処分するようにしましょう。
ゴルフボールの買取査定をアップさせるコツ
ゴルフを楽しむにはある程度のゴルフボールが必要となり、ゴルフ用品を揃えるのにも結構な金額が必要になります。
どうせ処分するなら、少しでもかかった金額を回収したいものです。
ボールの買取を依頼する際に、これをしておけば更に買取査定が上がるちょっとしたコツをご紹介します。
未使用品は未開封、箱に入れたまま売る
未開封のゴルフボールは、開けずにそのまま査定に出しましょう。
開封してあるものでも、箱に入ったままの状態で数が揃っているなら高く買い取ってもらえます。
きれいに掃除しておく
ゴルフボールは屋外で使うものなので、芝生の汚れや土などが付いてしまいがち。
多少汚れたボールでもまとめて買い取ってくれるお店もありますが、汚れを拭きとって、見た目をきれいにした中古ゴルフボールのほうが、確実に高く買い取ってもらえます。
ロストボールは数をまとめて一気に
新品のゴルフボールは1ダース12個単位で売られていますが、中古ゴルフボールは30個、50個という単位で売られていることが多くなります。
そのため、少量では買い取ってもらえないという買取店も。
中古ゴルフボールを売る場合は、ある程度数がまとまってから売ることをおすすめします。
ボールだけじゃなくゴルフ用品も一式揃える
買取店の中には、ボールだけでは買取は出来ない、またはゴルフ用品と一式揃えて売ると買取額を上げてくれる店舗があります。
そのような店舗に持ち込む際には、ロストボールだけでなく不要になったゴルフ用品もまとめて買取査定をおこなうのをおすすめします。
売り時がポイント！
お伝えしたようにゴルフボールにも年式があり、早く売れば売るほど高値で買い取ってもらえます。
また、ゴルフのベストシーズンは、一般的には春と秋です。
そのため、春前か秋前に売却した方が通常時に売却するよりも、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ゴルフボールをお得に処分する方法
買取査定を上げるコツが分かったところで、今度はゴルフボールをお得に処分する方法を見ていきましょう。
お得にゴルフボールを処分するには次の3つの方法があります。
- フリマアプリ・ネットオークションに出す
- ゴルフ用品に強いリサイクルショップに持ち込む
- 古物商許可を取得する不用品回収業者へ買取依頼する
フリマアプリ・ネットオークションに出す
フリマアプリやネットオークションでは、ロストボールの売買もおこなわれています。
近くにゴルフ用品店がない方や、自宅で気軽に売却したい方にはおすすめの方法です。
フリマアプリやネットオークションの出品手順は以下の通りです。
- アカウントを取得する
- 出品したいゴルフボールの写真を撮る
- 出品したいゴルフボールのメーカー・品番・傷・汚れ・使用期間などの情報を入力
- 金額を設定して出品
- 購入者が現れたらやり取りして発送
- 購入者の元へ届いたら評価を入れる
フリマアプリやネットオークションのメリットは、自分で価格設定ができることです。
買取不可と言われたものでも売れる可能性があったり、買取業者よりも高額で処分できたりする傾向にあります。
しかし、出品までの写真撮影や説明の入力、売れたら自分で梱包・発送をおこなうといった手間がかかるというデメリットも。
また、購入者が現れるかわからないので、必ず処分できるとは限りません。
処分を急いでいるときや、確実に処分したい方は別の方法を検討しましょう。
ゴルフ用品に強いリサイクルショップに持ち込む
「自分のタイミングで処分したい」「保管場所がないから処分に急いでいる」という方は、ゴルフ用品に強いリサイクルショップに持ち込むのをおすすめします。
ゴルフ用品に詳しい買取店へ持ち込めば、異常に安く買いたたかれることはありません。
少しでも高く買い取ってもらいたいなら、いくつかのリサイクルショップへ買取査定を依頼して相見積もりを取り、一番高く査定額をつけてくれたリサイクルショップへ持ち込むのも一案です。
ゴルフボールが大量であれば、重量もあり持ち運びも大変なので、まずは店舗へ持ち込む前に相談しておきましょう。
買取査定は店舗だけでなく、メール査定やLINE査定も行っているので、こちらを利用すると手軽に相見積もりを取ることが出来ますよ。
ちなみに買取店の中には「ゴルフボールだけの買取不可」とし、ゴルフ用品とのセットのみでロストボールの買取を受け付けているところや、「100個から買取可能」といったように最低買取数を設定しているところもあります。
買い取れるブランドや状態の条件が厳しいところもあるため、事前に調べておきましょう。
古物商許可を取得する「不用品回収業者」へ買取依頼する
「買取業者で買取不可だといわれて処分できなかった」、「なんとか今日中にロストボールを処分したい」、「大量のロストボールがあって自分では持ち運べない」そんな方は古物商許可を取得した不用品回収業者へご依頼ください。
古物商許可というのは、事業として中古品を売買するために必要な許可のことです。
これを取得した不用品回収業者は、不用品を回収するだけでなく再販可能な品であれば、買取査定をしてくれます。
不用品回収業者であれば、土日や夜間でも依頼可能で、タイミングが合えば相談したその日に来てもらえることも。
大量に処分したいゴルフボールや、ゴルフボール以外の不用品も、一度に査定してもらえます。
もし買取が出来ないゴルフボールやその他の不用品があっても、有料で廃品回収に切り替えて必ず処分することが出来るので安心です。
出張回収センターは、古物商許可を取得した不用品回収業者です。
手間も時間もかからずお得にゴルフボールを処分したいなら、古物商許可を取得した「出張回収センター」まで、お気軽にお問い合わせください！
ゴルフボールの処分方法
売れないゴルフボールはごみとして処分するしかありません。
不要になったゴルフボールの処分方法は以下のとおり。
- 可燃ごみで捨てる
- ゴルフ場の回収箱に入れる
- 不用品回収業者へ回収を依頼する
それぞれ詳しく説明していきます。
可燃ごみで捨てる
ゴルフボールは「ゴム製品」となるため、一般的には「可燃ごみ」として分類されます。
出し方については自治体によってルールが異なることもありますが、少量であれば他のごみと一緒に捨てることができるでしょう。
ただしボールの量が多い場合、通常のごみとは別に、ボールのみをビニール袋に入れて出すのがおすすめです。
また、あまりに量が多いと回収してもらえないこともあるため、自治体のルールを確認して捨てるようにしましょう。
ゴルフ場の回収箱に入れる
ゴルフ場の中には「ゴルフボール回収箱」を設置し、不要なボールを回収しているところがあります。
ラウンドに行った際に、不要になったボールを回収してもらうのもいいでしょう。
ただし注意していただきたいのは、打ちっぱなしと呼ばれる「街のゴルフ練習場での使用はできない」ということ。
いらなくなったコースボールを練習場で打って処分しようと考える方もいますが、実はさまざまな危険があります。
そもそも、打ちっぱなし練習場で使用されるゴルフボールは「レンジボール」と呼ばれる、飛距離が出にくい専用のボールが使用されています。
これは練習場を囲むネットを破損させたり、超えたりするリスクを下げるための対策で、飛距離を出すために開発されたコースボール（公認球）を使うと、最悪の場合は突き抜けることもあるかもしれません。
そのため、打ちっぱなしでは絶対に使用しないようにしましょう。
不用品回収業者へ回収を依頼する
引っ越しや家の片付けなどで、ゴルフボール以外にも不用品があるという場合は、不用品回収業者がおすすめです。
例えばゴルフセットの処分をしたい場合、クラブ、キャディーバッグ、シューズ、小物とそれそれ分別して処分する必要があります。
特に大きなクラブ、バッグは粗大ごみになることがほとんどで、事前申し込みや手数料の支払いが必要です。
しかし、粗大ごみの回収は月に1回程度と頻繁ではないため、申し込みのタイミング次第では回収が1カ月先になることも。
その点、不用品回収業者へ依頼すれば、すぐに引き取りにきてもらえるため、大変便利です。
ただし不用品回収業者を利用するには費用がかかります。
費用は一般的に「運搬費（車両費）」や「人件費」「処分費」などですが、業者によって料金体系が異なるため、見積もりを取るのがおすすめです。
また、お得に利用するためには先ほど紹介したような「買取サービス」や、「トラック積み放題プラン」を利用する方法もあるため、問い合わせてみましょう。
それぞれの処分方法のメリット・デメリット
どんなに便利な方法でも、利用する人の環境や状況が変われば不便な方法となってしまいます。
ここではご紹介した処分方法のメリットとデメリットを一気に比べてみたいと思います。
ご自身の状況や都合に合わせて、処分方法を選んでみてください。
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| フリマアプリ・ネットオークションに出す | ・自分で価格設定ができる | ・全て自分でおこなうので手間がかかる ・いつ処分できるかわからない |
| リサイクルショップに持ち込む | ・手続きが簡単 | ・買取を断られる場合がある |
| 回数を分けて燃えるごみに出す | ・気軽に処分できる ・安く処分できる | ・大量にある場合複数回に分けないと処分できない |
| ゴルフ場の回収箱に入れる | ・無料で処分できる | ・ゴルフ場まで持ち運ばないといけない ・一度に大量の処分はできない |
| 古物商許可を取得する不用品回収業者へ買取依頼する | ・買取不可でも廃品回収として必ず処分できる ・大量でも全てお任せ出来る ・今日連絡したら今日回収できる ・ロストボール以外の不用品の回収も出来る ・ごみの分別をしなくていい | ・費用が掛かる |
まとめ
今回はゴルフボールの処分方法についてお伝えしました。
ゴルフボールは多少の汚れがあっても、使用に問題がなければ買い取ってもらえることがあります。
また、身近な友人に譲るのも良いかもしれません。
ゴルフボールはビギナーの人はすぐに失くしてしまうものなので、古くても案外喜ばれるでしょう。
しかし、どうしても捨てなければならない場合には「ごみ」として処分してください。
当然ですが、ゴルフ場の敷地内や山、川などにポイ捨てするのは不法投棄となり、犯罪です。
ゴルフボールは「ゴム」や「ウレタン」といった自然にかえらない素材ですので、必ず適切に処分しましょう。
ゴルフボールの買取、処分を検討している方は、当社「出張回収センター」へご相談ください。
出張回収センターでは買取専門の部署を持ち、目利きの査定士がお伺いします。
「不要なゴルフボールがあって買い取ってもらえるか不安だけど、処分はしたい」
「ゴルフグッズやその他の不用品をまとめて処分したい、買取があればお願いしたい」
といった、細かな要望にもお応えいたします。
LINE相談・メール見積もりなどもありますので、お気軽にご相談ください。
また、ゴルフ用品の処分については別のページに記載していますので、そちらも参考にしてみてください。
