座卓の処分方法7選|売却はできる?処分費用・注意点まで徹底解説!

目次

パソコンが置かれた座卓

和風建築の客間や居間に置かれることの多い「座卓」。
”和室に置かれる家具”というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、近年は洋風のリビングにもマッチした座卓も多く販売されており、実際に使用している方も多くいらっしゃいます。

そんな身近な家具である座卓ですが、大きくて重さもあるため処分するとなるとお困りの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「座卓の処分方法」を解説していくとともに、気になる処分費用や処分の際の注意点についてもまとめてご紹介していきます。

「いらない座卓は買い取ってもらえるの?」
「座卓が重くて自力で運べない…。」

このようにお悩みの方は、ぜひ参考にご覧ください!

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座卓の処分方法は全部で7つ!

日当たりの良い和室に置かれた座卓と座椅子

座卓とは、床や畳などに座って使うことができる、高さの低い机のことを指します。
四角い天板に4本の脚のついたものが一般的で、丸形や楕円のものをはじめ、折り畳みのできるちゃぶ台も座卓の仲間です。

似たような家具に「ローテーブル」と呼ばれるものがありますが、実は別物です。
座卓は高さが低く、床に直接座って使うための机ですが、ローテーブルは座卓よりも若干高めに作られており、椅子と組み合わせることもできるという点に違いがあります。

そんな座卓の処分方法は以下の7つ。

  1. 自治体を利用し処分する
  2. 家具量販店の引き取りサービスを利用する
  3. 引っ越し業者に引き取ってもらう
  4. リサイクルショップに買い取ってもらう
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法のメリットやデメリットについてもあわせてお伝えしますので、お持ちの座卓の状態に注目し、処分方法を選択しましょう。

1.自治体を利用し処分する

破損したり古くなったりして不要になった座卓は、自治体でごみとして捨てることができます。

自治体を利用した場合、「粗大ごみ」または解体し「可燃ごみ」として処分するか「自治体の処理施設へ持ち込む」の内のいずれかの方法で処分することになるでしょう。

粗大ごみとして処分する場合

粗大ごみの一般的な定義は、最大辺が30cm〜50cm以上の家具や家電とされており、多くの座卓は「粗大ごみ」として捨てることになります。

粗大ごみの処分は、電話やインターネットでの事前予約制であることが多いです。その場合は、回収日までに必要な金額の手数料納付券を購入しておくのを忘れないようにしましょう。

以下は名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。

  1. ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
  2. 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分する座卓に貼っておく
  3. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

名古屋市では予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。

手数料は500円〜2,000円程度と比較的安価で処分できるものの、収集頻度は月1回と少ない自治体が多いです。自治体での回収は指定された収集場所へ運ぶ必要があるため、重量のある座卓を処分する際には不向きかもしれません。

なお、自治体によっては「最大辺が2m以下で100kg以内」というように大きさや重量に上限を設けている場合もありますので、必ず事前に確認してから利用するようにしましょう。

可燃ごみとして処分する場合

座卓を解体し、規定のサイズ以下にできれば「可燃ごみ」として処分できる場合もあります。
可燃で処分する際には指定のごみ袋を購入する必要がありますが、そのほかの費用は無料で予約も必要ありません。

ただし、座卓は大きさも重量もあり、工具の取り扱いに慣れていない方が分解する場合はケガや事故などの危険性があります。
苦労して解体したとしても粗大ごみとして処分しなければならない自治体もありますので、解体・分解作業を進める前にあらかじめ自治体のルールを確認しておくと安心かもしれません。

ごみ処理施設に直接持ち込む場合

急いでいてごみの収集日まで待っていられない!という場合には、ご自身で「自治体のごみ処理施設へ座卓を持ち込み処分する」方法もあります。
ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては持ち込みは無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。

ただし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけないため、大きく重い座卓の処分には不向きかもしれません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

2.家具量販店の引き取りサービスを利用する

もし古い座卓を処分した後に新しく座卓を買い替えるつもりであれば、家具量販店で「引き取りサービス」を利用する方法もあります。

商品の配送と同時に不要な座卓を回収してもらえるため、手間がかからず便利な方法のひとつです。

家具の引き取り条件と費用

店舗名条件処分費用
ニトリ購入した家具と「同数料」もしくは「同容量」4,400円(税込)/ 1注文
無印良品注文商品と「同種」かつ「同数」
(一部引き取り不可の製品もあり)
無料
ベルメゾン41,800円(税込)以上の対象家具
購入家具と「同数量」
無料

※ 2024年11月現在

このように、条件やその費用は利用する店舗によって異なります。

ただし、すべての店舗で引き取りを行っているわけでなく、たとえ座卓を新しく購入したとしても引き取りに応じてもらえない場合もあるので、事前に対応可能か確認しておく必要があるでしょう。

3.引っ越し業者に引き取ってもらう

引っ越しのタイミングで座卓を処分する場合は、引っ越し業者の「不用品引き取りサービス」を利用するという方法もあります。

引っ越し作業と同時に利用でき、搬出から処分まですべてお任せできるので時間がない場合には大変便利です。

ただし、通常の引っ越しプランには不用品回収が含まれていないため、オプション扱いになる場合が多いです。業者によってはそもそも不用品回収に対応していない場合もあり、対応もさまざまです。

引き取りを希望する場合にはあらかじめ対応可能かどうか、費用はいくらになるのかなど事前に確認しておく必要があるでしょう。

4.リサイクルショップに買い取ってもらう

状態の良い座卓をお持ちであれば「リサイクルショップで売却しお得に処分する」ことも可能です。

現在の生活スタイルにはあまり合わないため需要はそこまで高くありませんが、買い取ってもらえればもちろん処分費用は無料ですし、出張買取・宅配買取・店頭買取を利用できるのも魅力のひとつ。
重量のある座卓を持ち運ぶのは非常に大変な作業なため、解体・運搬なども行ってくれるお店を選ぶようにしましょう。

  • カリモク
  • 大塚家具
  • 無印良品

といった人気国内メーカーの製品や、桐や杉といった高級木材を使用した座卓なら高価買取も期待できるので、一度査定を受けてみるのがおすすめです。

ただし、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店である一方で、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。
本来なら価値のある座卓でも、相場の半分以下の値段で査定される場合もあるため、査定を受けに行く前に店舗に確認をしておくと安心かもしれません。

5.フリマアプリ・ネットオークションに出品する

メルカリラクマヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、高級木材を使用した重厚感のあるものから、気軽に使用できる折りたたみ式のちゃぶ台タイプのものまで数多くの座卓が出品されています。

フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、人気メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点でしょう。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順

  1. 事前に座卓の相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
  3. 座卓の商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

フリマアプリやネットオークションは気軽に座卓を処分できて便利な手段ですが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 出品から梱包、発送まですべて自分でするため手間がかかる
  • 売れた場合は配送料と手数料がかかる
  • 説明していたより座卓の状態が悪いとクレームになることも

そのほか、出品したからといってすぐに売れるわけではないというデメリットもあります。手間や時間をかけられない…という方は別の手段を検討したほうが良いかもしれません。

6.人に譲る・地元情報掲示板を利用する

わざわざ売るほどではないけれど、目立った傷も変色もなく使用上問題のない座卓なら、欲しがっている方を探して譲渡するのも良いでしょう。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料で座卓を手放せます。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が発生し、大きさと重量のある座卓の場合は5,000円近くかかってしまうかもしれません。
費用をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、あらかじめ話し合い、後々トラブルにならないようご注意ください。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

座卓にはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、解体や梱包の必要があったり、ご自身で運びださなければならなかったりと、手間や時間がかかる不便な方法が多かったですよね。

「座卓が重くて運べない…。」「なるべく手間と費用を抑えて座卓を処分したい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者なら、

  • どんな座卓でも回収可能
  • 必要な場合は解体作業も依頼できる
  • 座卓以外のものも引き取りOK
  • 年中無休で対応可能

どんな大きさの座卓でも引き取ってくれるのに加え、解体・分別・搬出といった作業はすべてスタッフにお任せできるので、手間や時間をかけずにあっという間に座卓の処分を完了できます。

また、業者の多くは年中無休で稼働しており即日回収や夜間作業にも対応可能。
そのため引っ越し前日・当日に不要なものを処分してしまいたい、仕事が忙しいので夜に回収に来てもらいたい!といったご希望にも臨機応変に対応してもらえます。

そしてもうひとつ大きな魅力は「買取サービス」です。
専門的な知識を持ったスタッフが在籍している不用品回収業者であれば、座卓も価値を分かった上でしっかりと査定してもらえますし、買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

気を付けるべき点は以下のとおりです。

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、楽してお得に座卓を処分できるでしょう。

座卓の処分でよくある質問

Q.座卓と一緒にほかの不用品も回収してもらえますか?

A.もちろん、喜んで対応させていただきます。弊社では、家具や家電のほか、楽器や車部品など、多種多様なものを取り扱っております。
ホームページに回収可能品目の一覧を掲載しておりますので、そちらをご参照ください。

Q.とても大きな座卓なのですが、回収前に解体・搬出する必要はありますか?

A.そのままの状態で構いません。
大型の座卓の解体、搬出作業は大変危険です。大きさだけでなく重量もあるため、たとえ成人男性であっても作業に慣れていない場合は危険が伴います。
解体作業および運搬作業は弊社のスタッフがすべて行いますので、遠慮なくお申し付けください。

Q.とりあえず座卓回収の見積もりだけしてもらうことは可能ですか?

A.もちろん、お見積もりだけのご依頼も可能です。ほかの業者と料金を比較した上で決めたいという方もいらっしゃるかと思いますので、まずはお見積もりからご依頼ください。
万が一お見積もり金額に納得できずキャンセルされる場合でも、キャンセル料は一切発生いたしませんのでご安心ください。

座卓の処分費用はいくら?

費用

全部で7つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらい費用がかかるのかも比較しておきたいですよね。

座卓の処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
自治体を利用し処分する無料〜2,000円
※ 自治体によって異なる
家具量販店の引き取りサービスを利用する無料〜4,400円
※ 利用する店舗によって条件・費用は異なる
引っ越し業者に引き取ってもらう4,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる
リサイクルショップに買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する4,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

ご自身で解体・搬出すればその分費用は抑えられますが、いくら費用がかかるからと言って無理に大きく重たい座卓の解体作業や搬出作業をするのはおすすめできません。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、ご自身の状況にあわせて、安全かつ確実な方法で無理なく処分しましょう。

座卓を処分する際の注意点

注意マークを持つ女性の手

ここまで座卓の処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても確認しておきましょう。

座卓の売却は難しい場合が多い

しっかりとした作りのものが多い座卓ですから、どうせ処分するなら買い取ってもらいたいと思いますよね。

しかし、残念ながら座卓は売ることが難しい家具のひとつです。
座卓は畳に座って使用するものがほとんどで、近年の洋風な生活様式とはかけ離れてしまっているために需要があまり多くありません。

よほど価値のある座卓でない限り売却は難しく、買い取ってもらえたとしてもほとんど値が付かないと考えておきましょう。

自治体によっては「粗大ごみ」として処分できない場合もある

座卓を処分する際に「粗大ごみとして処分しよう!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、処分方法の項目でも触れましたが、座卓の大きさや重さによっては回収できない自治体もあります。

自治体によっては100kg以上は回収不可としている場合や、長さが極めて長いもの(2m以上)を処理困難物に指定している場合もあり、地域によって対応はさまざまです。

各自治体によってルールが異なりますので、処分の前に一度自治体に問い合わせておきましょう。

慣れない方の解体・分解はおすすめできない

座卓を解体する場合、比較的コンパクトな座卓であればドライバーを使用しネジを外すだけである程度は簡単に解体できるでしょう。
しかし、大きく重い座卓の場合はそう簡単にはいきません。
ノコギリやハンマー、バールといった工具を使わなければならず、とても大変な作業となるでしょう。

また、木製だけではなく、金属やプラスチックなどさまざまな素材が組み合わさっていることも多く、素材別に分別し処分する必要があります。

さらに、構造が複雑な場合は解体作業に多大な時間を要する可能性も考えられます。
手間や時間がかかるだけでなく、慣れない工具を使用し思わぬ事故やケガの恐れもあるため、費用を抑えたいからと言って無理に解体作業をするのはおすすめできません。

まとめ

2つの湯飲みが置かれた座卓

いかがでしたか?
今回は「座卓の処分方法」について詳しく解説してまいりました。

記事の中ではごみとして座卓を処分する方法のほか、まだ使える座卓を売却・譲渡するなど有効活用する方法もご紹介しています。
処分前に一度目をとおしていただき、ご自身の希望に合わせた方法を選べるようにしてみてくださいね。

「手間なくお得に座卓を処分したい!」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でも座卓を含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
分別・搬出・回収など面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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