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レトロなイメージでじわじわと人気を集めている、レコードプレーヤー。ひと昔前には、多くの家庭にあたりまえにあった家電製品のひとつです。
レコードプレーヤーというと、DJブースで使われるターンテーブルをイメージする方が多いかもしれませんが、どちらも、音楽を聴くことを目的としたレコードプレーヤーであることに変わりはありません。
DJプレイに使われるようなターンテーブルではなく、音楽を聴くことに特化したレコードプレーヤーを、アナログレコードプレーヤーと呼びます。
今回は、アナログレコードプレーヤーの、お得な処分方法についてご紹介したいと思います。
目次
かつては一世を風靡したレコードですが、CDや新たな音楽媒体の台頭で、すっかり表舞台から姿を消してしまいました。若い世代の方たちの中には、レコードやレコードプレーヤーを見たことがない、レコードで音楽を聴いたことがないという方も少なくないようです。
しかし、DJ機材としてターンテーブルの人気が高まったことで、アナログレコードプレーヤーにも再び注目が集まるようになりました。
また、より自然な音を楽しむことができるレコードとレコードプレーヤーを愛用する人はまだかなり多く、ひそかなブームにもなりつつあります。
DJ機材のひとつとして使われるのがターンテーブルです。ターンテーブルは、本来、レコードプレーヤーのレコードを乗せる回転部分のことを差す言葉ですが、現在ではDJ機材としてのレコードプレーヤーという意味で使われることが多いようです。
ターンテーブルと呼ばれるレコードプレーヤーの多くは、モーターで直接、回転部分(本来の意味でのターンテーブル)を回す、「ダイレクトドライブ式」という仕様になっています。
それに対し、アナログのレコードプレーヤーは、モーターでベルトを回し、ベルトで回転部分を回す、「ベルトドライブ式」です。
ビニール素材の薄い円盤に、どうやってロックやポップス、壮大なクラシックなどの音楽が収まっているのか、不思議ですよね。
レコードは、表面の溝に音の情報を記録し、そこを針でなぞることで情報を読み取るという仕組みになっています。読み取った音の情報を増幅して伝える仕組みが蓄音機、音の情報を電気信号に変えてスピーカーから流すのが、現在のかたちのレコードプレーヤーです。
レコードプレーヤーには、音の情報を読み取る「レコード針」の存在が欠かせません。針は消耗品なので、定期的に交換する必要があります。レコード針が読み取った情報を電気信号に変換する働きをするのが、カートリッジと呼ばれるものです。
レコードの歴史は、アメリカの偉大な発明家トーマス・エジソンより少し前の時代にはじまります。
1850年代に世界で最初の音声記録媒体が開発され、その後1877年に、エジソンが音声を再生する機械を開発。それは、フォノグラフ(蓄音機)と呼ばれる、円筒状の媒体に音を記録する機械でした。
やがて、薄い円盤状のレコードが発達、単なる音声だけでなく音楽を記録する媒体として世界中に広まっていきました。
店頭で見かけることの少なくなったレコードプレーヤーですが、多くの音響機器メーカーが、現在もアナログレコードプレーヤーを製造・販売し続けており、楽器店や大手の家電量販店、ネットショップなどで購入することができます。そのほか、古いレコードプレーヤーを中古で購入することも可能です。
中古レコードプレーヤーの中には、ビンテージと呼ばれる、1970~1980年代、あるいはそれよりも古い時代に作られた製品もあり、かなりの高値で取引されています。
レコードの需要もまだまだ健在で、多くのレコード会社で、CDと合わせてレコード版を販売。過去に発売されたレコードだけでなく、場合によっては、人気アーチストのアルバムをレコード版で購入することもできるようです。
国内外の多くのメーカーが、レコードプレーヤーを製造・販売しています。現在販売されている、人気のレコードプレーヤーをご紹介します。
株式会社オーディオテクニカは、1962年設立。日本の音響機器メーカーです。
レコードプレーヤーのカートリッジを製造・販売する会社としてスタートし、ステレオセットやレコードプレーヤーの製造をスタート。ヘッドフォンなどオーディオアクセサリーの分野でも成功をおさめています。
<AT-LP7(ベルトドライブターンテーブル)>
本格派的なアナログレコードプレーヤー。
発売日:2018年4月
販売価格:約7万5千円
<AT-PL300BT(ワイヤレスターンテーブル)>
Bluetooth対応!ヘッドフォンやスピーカーにつないで、ワイヤレスで音楽を楽しめるアナログレコードプレーヤー。
発売日:2017年6月
販売価格:約2万円
日本電気音響株式会社(電音)にルーツを持つ、日本の音響機器メーカー。2005年より、株式会社デノンコンシューマーマーケティングとなっています。
CDプレーヤーやヘッドフォン・イヤフォンほか、幅広い音響機器を製造・販売。
<DP-400(フォノイコライザー搭載 本格マニュアルレコードプレーヤー)>
現代的なデザインに、伝統的なS字型ユニバーサルトーンアームを採用した、本格派向けのアナログレコードプレーヤー。
発売日:2018年8月
販売価格:59,000円
<DP-29F(フルオートレコードプレーヤー、ベルトドライブ)>
シンプルデザインで、リーズナブルなアナログレコードプレーヤー。
発売日:2002年3月
販売価格:14,500円
根強い人気を持つアナログレコードプレーヤーは、多くの店舗やネットショップで売買されています。新製品だけでなく、少し前に発売された製品も多数取り扱っているので、買い替えなどでレコードプレーヤーの処分を検討されている方は、ぜひ、中古買取を試してみてはいかがでしょうか。
比較的需要があるので、近隣のリサイクルショップや、中古品買取を行う業者などでも、レコードプレーヤーを買い取ってもらえます。急ぎの場合や、あまり手間をかけられない場合は、業者に査定に来てもらう方法が便利です。
ハイスペックモデルや、年代の古いモデルの場合は、楽器店や中古楽器を専門に取り扱う業者に依頼する方法がおすすめ。より高く評価してもらえるケースが多いようです。
査定を受けるなら、問題なく動くかどうか、事前に稼働確認をしておくほうがよいでしょう。
しかし、使われないまま長年放置されていたレコードプレーヤーや、レコードが家にないという場合は無理に確認することはおすすめしません。古い針がセットされたままのレコードプレーヤーは、劣化した針がレコードを傷付けてしまう可能性があるので、特に注意が必要です。
目につく汚れやホコリを払ってから査定を受けると評価が高くなりますが、無理に分解してまで汚れを取ったり、修理などをする必要はありません。故障の原因になってしまう可能性もあるので、専門家に任せるほうが安心です。
アナログレコードプレーヤーの、お得な処分方法についてご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!
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不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。