新しい土地や新しい部屋にはワクワクしますが、その前に待ち受けているのは膨大な「引っ越し準備」…。
引っ越しをすると決まったら、必ずやらなくてはならないのが荷造りと片付けですよね。やろうやろうとは思いつつも、ついつい先延ばしにしがちです。
しかし、”引っ越しはこの日程で〇〇しましょう”なんて誰も教えてくれませんし、誰しもが自己流でなんとなく行っているものです。
もしも、効率よく進める方法があるとするなら、知りたいと思いませんか?
自分で片付けと荷造りをする場合、一体どのような日程と手順で行えば効率よく引っ越し準備を進めることができるのでしょう?
今回は、片付けや荷造りなど引っ越し準備をどのくらい前から始めれば良いのか、その方法や困ったときに頼れる業者についてもあわせてご紹介していきたいと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね!
そのほか役立つコラムはこちら▼▼
- 大型家具を引っ越し前に処分したい!高く売るコツや廃棄の方法まで全てお伝えします
- 引っ越し時に出る不用品の処分方法とは?正しい処分方法や不用品を処分してくれる引っ越し業者もご紹介!
- 【引っ越し作業】冷蔵庫の運び出しは自分でできる?お得で安心・安全な方法はコレ!
そもそも引っ越し作業にはどんなものがあるの?
引っ越しは限られた時間の中でとにかくたくさんのことをしなければなりません。引っ越し経験のない方なら、まずは引っ越し作業自体がどんなものなのか知る必要がありますよね。
まずは引っ越しの全貌を確認し、その後に準備として必要な内容について確認していきましょう!
引っ越し前の準備でやること
- 新居を決める
- 連帯保証人を決める
- 引っ越し方法を決める
- 荷造りを行う
- 転出・転居届を出す
- ライフラインの手続きを行う
- インターネットの手続きを行う
引っ越し当日にやること
- 荷物を搬出して新居まで運ぶ
- 新居の養生をする
- 荷物を新居に運び入れる
- 家具・家電を配置する
引っ越し後にやること
- 荷解きをする
- 梱包資材を処分する
これらが引っ越し作業の全貌です。これだけの作業を行うわけですから、皆さんが大変とおっしゃるのも頷けますよね。
引っ越し準備でやるべきこと
見てきたとおり引っ越しにはさまざまな作業がある中で、今回は「引っ越し前に行う準備」について詳しく見ていきましょう!
① 新居を決める
引っ越しすることを決めたなら、まずは新居を探しましょう。家賃やエリア、広さなどの条件から希望の物件を探して不動産会社で手続きします。
② 連帯保証人を決める
引っ越し先が賃貸物件の場合、連帯保証人を求められることがあります。
賃貸の連帯保証人とは、借主が家賃の支払いを行わなかった場合に代わり支払う人物のことで、親族に連帯保証人になってもらうケースが多いですね。
連帯保証人が決まらないときは、賃貸保証会社と契約することで対応できる場合があるので、不動産会社と相談してみると良いかもしれません。
③ 引っ越し方法を決める
新居と連帯保証人が決まったら、引っ越し方法を決めます。
引っ越し方法は自分で荷物を持っていく方法と、引っ越し業者などの業者に依頼する方法があります。荷物が多い、あるいは長距離の引っ越しの場合はプロの業者に依頼したほうが手間や料金を抑えることが可能なので断然おすすめ◎。
ただし、業者ごとに料金やサービスは異なります。
また、後ほど費用相場でも解説いたしますが、2~4月は引っ越しが多い時期で、価格が高くなる傾向があります。そのため、引っ越し業者などの業者に依頼する場合は複数の業者を比較して、早めに依頼するようにしましょう。
④ 荷造りを行う
引っ越しのスケジュールが決まったら、今度は荷造りを行います。
引っ越し先に必要な日用品や、持っていきたい家具や私物などを引っ越し日までに梱包し、不要となったものを処分しましょう。
※ なお、洗濯機・冷蔵庫などの家電は引っ越し前日までにキレイにし、電源を切り水抜きしておく必要があるので忘れずにやっておきましょう!
⑤ 転出・転居届を出す
原則として、引っ越しの場合は「転出届」や「転居届」を出す必要があります。
「転出届」は市区町村が異なる場合、「転居届」は同じ市区町村内で引っ越す場合に提出する書類で、引っ越し前に住んでいる市区町村の役所窓口で提出可能です。
運転免許証やパスポート、印鑑などを持参して手続きを行います。なお、転出届は引っ越し先で必要になるので、忘れずに引っ越し先に持っていきましょう。
⑥ ライフラインの手続きを行う
賃貸物件に住んでおり引っ越しの際に引き払う場合、水道やガス、電気などのライフラインの解約手続きが必要です。
基本的にインターネットで手続きが行えますが、解約時に番号が必要になるので、事前に確認しておくとスムーズに手続きが進むはずです。
なお、電力会社やガス会社を引っ越し先でも継続する場合は、切り替え手続きを行いましょう。
⑦ インターネットの手続きを行う
引っ越し先でインターネットを利用したい場合は、光回線やホームルーターなどの手続きを行います。(光回線の場合は固定回線導入のために工事が必要なので、早めに手続きを行っておくと◎!)
引っ越し準備はいつから始めれば良いの?
引っ越しの全貌や準備の内容を知ると”こんなにもやることがあるの?”と驚いたかもしれませんが、きちんと計画を立てて行えば心配ありません。
荷造りや手続きなど、引っ越しにはなにかと準備が必要です。
一般的に、引っ越し準備は1~2ヶ月前から始めることが推奨されています。”意外と前から始めるんだな”と思った方もいるかもしれませんが、とくに賃貸契約を中途解約する場合、遅くとも退去の1ヶ月前までに通告する必要があります(契約内容により異なる)。
また、”断捨離をして極力少ない荷物で新居に引っ越そう”と考えている場合、荷造りを進めるうちに大型のゴミや不燃物が出てくるはず。
こうしたゴミをきちんと処分するには、ゴミの収集日まで考慮する必要があります。そのため、1~2ヶ月くらい前から準備を始めるのがおすすめと言われているのです。
ここでは、引っ越し準備各種をどのくらいの時期に始めるべきなのか解説していきたいと思います!
新居探しは2ヶ月前から
新居探しは、引っ越し希望日の2ヶ月前には動き始めるのがおすすめです。というのも、引っ越し先が決まらないことには、引っ越し業者の手配やスケジュールが立てられませんよね。新居の契約は、最低でも引っ越し日の2週間前には完了できるようにしましょう。
依頼する業者は1ヶ月前までに決める
引っ越しを依頼する業者は新居が決まったタイミングで探し始め、引っ越し予定日の1ヶ月前までには選定を済ませておきましょう。先述したように業者によって引っ越し費用が大幅に異なる場合があるため、引っ越し日を決めたら、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切!
また、とくに繁忙期(2〜4月)は引っ越し依頼が増えるため、より早めにスケジュールを押さえておくと希望の日程で引っ越しをしやすくなります。
荷造りは引っ越しが決まったタイミングから!
余裕をもって準備するために、引っ越しが決まったタイミングから徐々に始めるのがおすすめ◎。”え、早すぎない?”と思うかもしれませんが、期日が近づくにつれ、同時に処理しなくてはならない手続きや段取りが増えてくるため、早めに済ませておくのが得策です。
日常的に使用しない衣類や食器などからダンボールに詰めていくなど、少しずつ梱包作業を進めておきましょう。処分したい不用品がある場合は、販売・譲渡・破棄などの手続きも合わせて実施する必要があります。
引っ越し業者や引っ越しのプランによっては、ダンボールやガムテープなど梱包資材の手配が必要な場合もあるため、早めに確認しておきましょう!
荷物の量にもよりますが、単身での引っ越しの場合は遅くとも引っ越し日の2~3週間前には荷造りを始めることをおすすめします。家族での引っ越しは、単身での引越しに比べると荷物が多いうえに、家族全員分の手続きが必要になるため、遅くても引っ越しの1ヶ月前には荷造りを始めると良いかもしれませんね。
役所関係の引っ越し手続きは1~2週間前までに行う
普段の生活に直結しない役所関係の手続きは、ついつい後回しにしがちですよね。しかし、中には提出期限があり、期限を過ぎると罰金が発生する手続きもあります。
とくに、転居届や転出届などの大切な手続きは、引っ越し前の1週間前までに行っておくのがおすすめです。
なお、引っ越し後すぐに利用を開始・停止したいサービスに関する手続きは早めに行いましょう!
インターネット回線は開通工事などが必要になる場合があるため、解約手続きをするのか、継続するのかを早めに決めて申し込んでおくこと!
ほかにも継続したい定期サービス、住所変更などは、引っ越し前に変更や解約、再契約をしておく必要があります。お子さんがいる場合は、転校・転園の手続きも忘れずに!
引っ越し後に対応できる手続きもあるため、何をいつまでに変更しなくてはならないのかをリストにまとめておくことと安心です。
ライフラインの引っ越し手続きはできるだけ早めに行う!
ガス・水道・電気といったライフラインは、生活するうえで必要不可欠なものですよね。電気・ガスは引っ越しの1~2週間前、水道は3~4日前までを目安に手続きを行いましょう!
当日や前日に手続きを行うと、管理会社などの都合が合わず、新居のライフラインが開通しないまま引っ越さなければいけなくなる可能性もあります。
新居でも普段と変わらぬ生活が始められるように、手続きはできるだけ早めに行いましょう。
引っ越し準備は「やることリスト」を作成・活用してスムーズに進めよう!
引っ越し準備で大切なことは、段取りよく作業を進めておくこと!
引っ越しを決めたら、やらなければならないことが山ほどありますよね。引っ越しが初めての方や慣れていない方は、うっかり必要な手続きを忘れてしまわないよう、「やることリスト」を作っておくことをおすすめします。
時系列に沿って、引っ越し予定日の何日前までにやらなければならないことなのかを明確にしておくと安心です!
荷造りを始める前に
引っ越しの中で一番大変な作業といえば、なんと言っても「荷造り」ですよね。
荷造りを始めるまでのモチベーションがなかなか上がらず、引っ越しの日が近づいても”全然進んでない!”という経験がある方も多いのでは?
手続きなどは計画立ててきちんとこなしていても、この「荷造り」だけは得意不得意が分かれるところ…。
しかし、引っ越しの荷造りには上手に進めるコツがあるんです!
まずは必要なものの準備から進めていきましょう!
あらかじめ必要な梱包材を手配しておこう!
荷造りの際に必要となる梱包材を用意も忘れずに行っておきましょう!
- ダンボール
- ガムテープ
- 市販の緩衝材
- 新聞紙
- タオル
- ビニール袋
- ビニール紐
ダンボールは、重い荷物を詰めるための小さいサイズ(100~110サイズ程度)と、軽い荷物や大きな荷物を詰めるための大きいサイズ(120~140サイズ程度)を用意しましょう。
ダンボールはホームセンターや通販サイトなどで購入できます。
引っ越し業者に依頼した場合は、引っ越し業者が無料で自宅にダンボールを送ってくれるため、自分で準備する必要はありません。
引っ越しの際に必要となるダンボールの枚数の目安は以下のとおりです。
引っ越し人数 | ダンボールの枚数の目安 |
---|---|
1人 | 10~15枚 |
2人 | 20~30枚 |
3人 | 30~50枚 |
緩衝材(かんしょうざい)は、荷物を運ぶときの衝撃を軽減するための梱包材で、ホームセンターや100均などでも購入できます。
皿やコップ、陶器、精密機器などの壊れやすいものを包んだり、ダンボールに詰めて隙間を埋めたりして使用しましょう。(ちなみに、自宅にある不要な新聞紙やタオル、ビニール袋も、緩衝材として使用可)
荷造りの効率UP!まずは不用品の処分から
必要な緩衝材や段ボールを確保したらいよいよ荷造り開始…ではありません!皆さんは荷造りを効率よくするためにはどうすれば良いのか知っていますか?
それはずばり、「まず不用品の処分を行う」こと!
荷物量が少ないと、荷造り・運搬・荷解きなどの引っ越し作業の効率が格段にUPし、時間の節約にもなるんです。運搬する荷物が少なければ、引っ越し料金を安く抑えられるため一石二鳥です!
荷造りする前にまずはいらないものをしっかり処分していきましょう!
不用品の主な処分方法
引っ越しで不要になったものを処分するには、
- 自治体を利用して処分する
- 知人・友人に譲る
- 支援団体に寄付する
- 売却する
の中からご自分に合った方法を選択できます。
自治体を利用して処分する
自治体を利用して処分する場合、それぞれ分別して捨てる必要があります。大きな家具などは「粗大ゴミ」、それ以外は「可燃ゴミ」、「不燃ゴミ」など自治体のルールに則って処分してください。
粗大ゴミとして処分する場合
一辺30cm以上の不用品は「粗大ゴミ」として処分するのが一般的です。粗大ゴミの処分手順は以下を参考にしてみてください。
【粗大ゴミの申し込み手順】
- 粗大ゴミ受付センターに電話で申し込む
- 収集日、収集場所、料金を確認する
- 指定の販売店などで(スーパーコンビニ他)、手数料納付券(シール)を購入
- 納付券に名前を記入して、不用品に貼る
- 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)
※ 細かいルールに関しては各自治体ごとに異なるので、必ず事前に確認してから処分するようにしましょう。
可燃・不燃ゴミとして処分する場合
可燃・不燃ゴミなら決められた日時に、指定のゴミ袋に入れて出すだけでOK。ただし、不用品の数が多い場合は、一度に処分できない場合があるためあらかじめご確認ください。
不用品のゴミ出しは、処分自体は簡単なことも多いものの、まとめて処分したい場合にはそれぞれの分別を自分で調べるのが手間に感じてしまうかもしれません。
知人・友人に譲る
引っ越しで出た不用品を知人や友人に譲るのも良いかもしれません。ゴミとして処分してしまうよりも、知っている方に再利用してもらえるのはこちらとしても安心です。
しかし、受け渡しに関しては相手方の都合もありますので、引っ越しを急いでる場合にはなかなか作業が捗らず困ってしまうことも。ベッドなどの大型のものなら配送手続きもいるため尚更ですよね。
また、あくまで再利用できるものに限られるので、壊れてしまったものやゴミなどは結局別の方法で処分する必要があります。
支援団体に寄付する
まだ使用できる不用品は、必要とする団体に寄付するという手段もあります。
寄付支援活動は不用品を直接お届けする方法と、不用品の売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じでワクチンにて現地にお届けする方法の2つの方法を利用することができます。
家具・衣類などはそのままお届けできますが、家電などの電化製品に関しては現地で使用できないことも多く売却されるものがほとんど。
こう言った場合も、専門家の判断で現地では再利用できないもの・輸送コストが大きいものに関してはワクチンにて自動的に振り分けしてもらえるので、支援者側で悩む必要はありませんのでご安心くださいね。
ただし、支援団体に寄付する際に必要となる配送料はこちら持ちとなるので、遠方で配送しなければならないという場合は、運搬費用がかかり残念ながら無料で処分できるわけではありません。
しかし、廃棄処分してしまうと無駄になってしまう資源で社会貢献できるのは素晴らしいことです。
なお、こちらも費用はかかってしまいますが、自宅まで引き取りにきてもらえるサービスもあるので、自力での運搬が難しい場合や、忙しくてなかなか時間が作れない方は利用してみても良いかもしれませんね。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。画像からリンク先に飛ぶことができますので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
売却する
引っ越しは何かと物入りです。そこでおすすめしたいのが「売却」なんです!
あらかじめ不用品を売っておくことで引っ越し費用の足しにすることもできますし、そもそも費用自体を抑えることにもなるので、ぜひとも活用してもらいたい方法です!
不用品の売却には、
- リサイクルショップ
- ネットオークション・フリマプリ
- 不用品回収業者
などを活用するのがおすすめ!
ただし、リサイクルショップやネットオークションなどの活用も便利なのですが、もしも売れなかった場合には結局ご自身で廃棄処分することになってしまうため、今回のようにお急ぎの場合にはお勧めできません。
そんなとき、おすすめなのは「不用品回収業者」。
不用品回収業者なら、即日対応で買取・回収まですべて一度にお任せできちゃうんです!買取の難しい不用品もそのまま引き取ってもらえるため、時間がない場合にはもってこいの業者なんです!
不用品や荷物が大量にあって、”ちょっとでも楽したい!お得にしたい!”という方はぜひご検討ください!
荷造りの上手な進め方とは?
不用品を処分したら、ようやく荷造り開始!
しかし、何にも考えずに赴くままに荷造りするのはNG!実は、引っ越しの荷造りには効率のよい手順があり、順番を間違えてしまうと無駄な手間と時間がかかってしまいます。
しばらく使わないものを先に梱包する
例えば、普段から使うような使用頻度が高い荷物を早めに梱包してしまうと、引っ越し前に梱包した荷物が使いたくなった場合にダンボール箱を空けて荷物を取り出さなければならなくなり二度手間…。
しかし反対に、シーズンオフの洋服などは早めに梱包しても生活に不自由を感じることもなく、新居に引っ越しをしたあと何ヶ月も開梱しなくても問題ない荷物もありますよね。
このように”すぐ必要なもの”、”しばらく必要ないもの”といった風に分けるところから始めましょう!
上手な荷造り手順は?
それでは、荷造りしていく具体的な手順とコツを詳しく見ていきましょう!
荷造り手順① 部屋をブロックに分ける
最初の手順は、荷造りを必要とする部屋を「ブロックにして分ける」ことです!
部屋ごとにブロックを分け、トイレや洗面台など荷物が少ない場所は互いの位置関係と日常で利用する用途が近い場所同士をひとつにまとめると◎。
ブロック分けの例 | |
---|---|
一人暮らしのワンルームの場合 | 居間(寝室)・キッチン・トイレ・洗面・風呂場・玄関・ベランダ など |
2LDKの家族で暮らしている場合 | リビング・寝室・洋間・キッチン・トイレ・洗面、風呂場・玄関・ベランダ など |
荷造り手順② ブロックをさらにグループに分ける
ブロックに分けただけではまだ何から手をつけて良いのか判断できない…という方もいらっしゃいますよね。次の手順ではブロックをさらに細かくグループ分けしましょう!
出典:引越し侍
グループ分けの方法は、上記のイメージイラストを参考に「ベッド」や「クローゼット、収納」といったように分けるのがおすすめです!
荷造り手順③ 使わない荷物をダンボールへ詰める
先程お伝えしたように、使用頻度が高い荷物を早めにダンボールに詰めてしてしまうと突然使いたくなった場合にダンボールを空けて荷物を取り出さなければならず、無駄が発生してしまいます。
- 本
- 趣味用品
- 靴
- シーズンオフの服
- 食器(必要なものだけ残す)
- 倉庫内のもの
- おもちゃ など
このようなものは急ぎで荷解きする必要はありませんよね。引っ越し後1ヶ月以内に使わないものは「使わないもの」としてダンボールに詰めると荷解きのタイミングで困りません。
荷造り手順④ 使うかもしれない荷物をダンボールへ詰める
次に「もしかしたら引っ越し中に使うかもしれない荷物」をダンボールに詰めましょう。
このとき、フタは空けたまま(ガムテープで閉じない)にしておくのがポイント!
もしもダンボールに入れた荷物が必要になった場合に備え、取り出して使用できるようにしておきましょう。
荷造り手順⑤ 新居ですぐに使用する荷物をダンボールに詰める
「すぐ使う用のダンボール」をひとつ作るのもおすすめ◎。引っ越し当日から次の日の朝に使うものを入れておくと新居で困りませんよね。
- 荷解きに必要な道具類
- 布団一式
- パジャマ用衣類
- 翌日の着替え
- 洗面道具
- お風呂用セット(旅行用のもので代用可)
- タオル類、ドライヤー
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー など
【注意!】カーテンの準備を忘れずに!
上記のほかに意外と忘れがちなのが、カーテンの準備です。
新居でカーテンを新しく新調するからと、すでに購入している場合はいいのですが、まだ買っていない場合は古いカーテンを窓にその日のうちに取り付けないと夜に照明をつけると外から丸見えになってしまうという事態に陥りますので、カーテンは早めに準備してすぐ取り出せる荷物に入れておきましょう!
荷造り手順⑥ 引っ越し当日にすべての荷物をダンボールに詰める
最後は、引っ越し当日もしくは前夜に、梱包していない残りの荷物をダンボールに梱包して荷造り完了!
このとき、忘れ物など急に出てくる場合もあるのでダンボールは余分に準備しておくと安心です。
品目によって違う!荷造りのポイントとは?
荷造り全体の手順を確認したところで、次は品目別の荷造り方法についてです。
寝室やキッチン、リビングというように部屋ごとにグループ分けすることで効率的に荷物をまとめられるとお伝えしましたが、同じグループの中でも荷物の種類ごとに荷造りの方法は異なってきます。
すべての荷物を同じ方法で荷造りしないで、それぞれの品目に合った方法で荷造りをしていきましょう!
寝室の荷造り方法
寝室では、シーズンオフの洋服やあまり着ていない洋服など、使用頻度が低いものからダンボールに詰めていきます。
普段使用していない寝具があれば、布団圧縮袋やダンボールに入れておきましょう。引っ越し当日は、起床してからすぐに普段使用している寝具を布団圧縮袋やダンボールに入れればOK。
そのほかの荷造り方法は以下のとおりです。
品目 | 梱包方法 |
---|---|
洋服 | 大きめのダンボールの中に畳んだ洋服を重ねて入れていく。 ダンボールの中には防虫剤と除湿剤を入れる。スーツやワイシャツ、ドレスなど型崩れやシワが気になるものはハンガーボックスを使う。 |
バッグ | バッグの底が上下交互になるようにダンボールに入れる。 |
敷布団、羽毛布団 | 布団収納袋の中に入れる。 |
毛布、薄めの掛け布団 | 未使用のゴミ袋の中に入れてから、布団収納袋や大きめのダンボールの中に入れる。 |
枕、シーツ類 | 未使用のゴミ袋やビニール袋の中に入れてから、ほかの寝具と同じダンボールの中に入れる。 |
タンス、衣装ケース | 引き出しを養生テープやガムテープで固定する。 |
キッチンの荷造り方法
キッチンでは、普段使用しない食器類や調理器具、ストック用の食品・飲料・洗剤などからダンボールに詰めていきましょう。
ポイントは、引っ越し1週間前になったら、当日までに冷蔵庫の中が空になるように食材を減らしていくこと!
引っ越し前日は夕食後にすべての食器類や調理器具をダンボールに詰め、冷蔵庫の電源をオフにして水抜きと霜取りを行って下さい。(引っ越し時の冷蔵庫の取り扱いについてはこちら)
最後に冷蔵庫の中にあった飲料や調味料、普段使用している洗剤やスポンジをダンボールに詰めればOK。
使いきれなかった食材は処分するか、クーラーボックスの中に保冷剤を入れて新居に運びましょう!
品目 | 梱包方法 |
---|---|
包丁やナイフなどの刃物類 | 2つ折りしたダンボールで刃の部分を挟み、刃の先端が突き出さないように新聞紙で包んでガムテープでしっかりと固定する。 刃物が抜けないことを確認したらダンボールに詰める。 |
お皿やコップなどの割れ物 | 1つ1つ緩衝材や新聞紙で包んでガムテープで固定する。ダンボールに詰める際も、緩衝材や新聞紙を敷き詰めて隙間を埋めておく。 |
箸、スプーン、などのカトラリー | ビニール袋や緩衝材でひとまとめにしてからダンボールに詰める。 |
鍋、フライパン、ボウル | 大きいものが下になるように重ねてダンボールに詰めていく。 1つ重ねるごとに緩衝材や新聞紙を間に敷いていく。 |
土鍋、ホーロー鍋 | 鍋の中身に緩衝材や新聞紙を詰めたら、裏返しにした蓋を重ね、鍋全体を緩衝材で包んでガムテープでとめる。小さいダンボールの底に緩衝材を敷き、鍋を入れたら隙間を埋めるように緩衝材を詰めていく。 |
炊飯器、ポットなどの小型家電 | 本体を緩衝材で包んでガムテープで固定してからダンボールに詰める。購入時の箱が残っていれば、その箱に梱包するのがおすすめ。 |
調味料、油、洗剤 | プラスチック製の容器はそのまま、ガラス製の容器は緩衝材や新聞紙で包んでビニール袋の中にまとめて入れてからダンボールに詰める。 洗剤と調味料は別々のダンボールを使用する。 |
リビングの荷造り方法
リビングも、使用頻度が低いものや引っ越しまで使う予定がないものからダンボールに詰めていきます。
テレビやクッション、座布団など日常的に使用しているものは、引っ越し前日の夜に梱包しましょう。
カーテンは取り外すと部屋の中が丸見えになってしまうため、引っ越し当日を迎えてからカーテンレールから取り外してダンボールに梱包して下さい。
なお、家具などは玄関から外へそのまま運び出せる大きさであればとくに解体や梱包は必要ありません。
品目 | 梱包方法 |
---|---|
テレビ | テレビからケーブルを取り外したら、ケーブルを養生テープや結束バンドでまとめ、ビニール袋に入れてからダンボールに入れる。 テレビから取り外せないコードは養生テープや結束バンドでまとめておく。テレビ本体はタオルで拭いてホコリを取り除き、梱包は業者におまかせする。 |
カーテン | シワにならないように畳んだら、カーテンフックが付いている側が下になるようにダンボールに入れる。 |
座布団、クッション | ビニール袋に入れてテープでとめてからダンボールに入れる。 |
CD、DVD | ケース入りのCD・DVDは、小さめのダンボールに立てて入れる。 ケースがないCD・DVDは、別途ケースを用意するか、食器梱包用紙を巻いてテープで固定してから入れる。ダンボールの底には緩衝材を敷いておく。 |
装飾品などの小物 | 割れ物は緩衝材に包み、小物類はまとめて専用のダンボールに詰める。 |
トイレ・バスルームの荷造り方法
トイレ・バスルームは、引っ越し前日から荷造りに取り掛かります。引っ越しの前日に洗濯をしたら、洗剤や柔軟剤などの洗濯用品をダンボールに詰めます。
使いかけのヘアスプレーやムースは、ほかの荷物と一緒に運ぶと危険なため廃棄(※1)しましょう。
※1 風通しが良く、火気がない屋外でシューという音がしなくなるまでスプレーを噴出し、中身が出なくなったら自治体のルールに従って処分します。
引っ越しの前日にトイレ掃除を済ませたら、トイレの掃除用具をダンボールに詰めて下さい。
お風呂に入り終わったら、シャンプーやボディソープ、バスルームの掃除用具をダンボールに詰めていきます。
引っ越し当日になったら、トイレットペーパーを梱包しますが、引っ越してからすぐトイレに行けるように1~2個は手元に置いておくと◎。
品目 | 梱包方法 |
---|---|
シャンプー、ボディソープなどの液体洗剤 | 液漏れしないように容器の口をしっかりと閉めた後、ビニール袋やジップロックに入れてテープで袋の口を閉じてから小さめのダンボールに詰める。 |
トイレットペーパー、タオル、トイレの掃除用具、バスルームの掃除用具 | 大きめのダンボールにまとめて入れておく。トイレットペーパーは、急にトイレに行きたくなったときのために1~2個は梱包せず手元に置いておく。 |
スプレー式の洗剤 | 噴出口を回して「止」の状態にしてから、小さめのダンボールに詰める。「まぜるな危険」と表記されている洗剤はそれぞれ別のダンボールに詰める。 |
ヘアスプレー、ムースなどの整髪料 | 使いかけの場合は廃棄する。未使用の場合はビニール袋に入れ、立てた状態で梱包する。 |
仕事部屋・子供部屋の荷造り方法
書斎・仕事部屋・子供部屋では、普段あまり読まない書籍や使用頻度が低い文房具、おもちゃなど、引っ越しまで使用する予定がないものからダンボールに詰めていきます。
引っ越し前日になったら、日常的に使用している文房具やPC、タブレットを梱包しましょう。
万が一に備え、PCのデータはバックアップを取っておくと安心です。仕事上必要になる書類や契約書などの重要な書類、印鑑や通帳などの貴重品は、梱包せずに自分で運べるようにまとめておくようにしましょう。
荷物 | 梱包方法 |
---|---|
書籍、絵本 | 小さなダンボールの底にビニール袋やタオルを敷いたら、サイズが大きい書籍から順に平置きで重ねていく。隙間は緩衝材や新聞紙で埋める。 |
おもちゃ | おもちゃを緩衝材で包んだら、緩衝材を敷いたダンボールの中に入れる。隙間は緩衝材で埋めておく。大型のおもちゃは解体しておく。 |
ぬいぐるみ | そのままダンボールの中に入れてよい。緩衝材を使う場合は、色移り防止のために無地のものを使用する。大きいぬいぐるみが多い場合は、布団圧縮袋を活用する。 |
PC | PC本体から付属品やケーブルを全て取り外したら、それぞれ緩衝材で包んでガムテープでとめる。ダンボールの底に緩衝材を敷き、PC本体や付属品、ケーブル類を入れたら、隙間を緩衝材で埋める。デスクトップPCの場合は、PC本体とディスプレイを別々のダンボールに入れる。 |
プリンター、ルーターなどの周辺機器 | 本体からケーブルを取り外し、緩衝材で包んでガムテープで固定してからダンボールに入れる。 |
文房具、引き出しの中の細々としたもの | ビニール袋や緩衝材でまとめてからダンボールに入れる。 |
ダンボールに荷物を詰めるときの注意点
意外と知らないのはダンボールの取り扱いです。これだけ大量に荷物をダンボールに詰めることなんてなかなかないため、知らない方も多いんです。
ここでしっかりとダンボールの取り扱いについて確認しておきましょう!
ダンボールは天地を間違えない!
ダンボールに文字や天地を表す矢印などが書かれていることがあります。その場合、その文字や矢印が逆さにならないように組み立てる必要があります。引っ越し業者に依頼した場合、業者はその印を頼りに荷物を運ぶためです。
ダンボールは組み立て方により強度が変わります。
間違った組み立て方をしたダンボールに重い荷物を入れると運搬中に底が抜けて中身がこぼれてしまうことも。
正しいダンボールの組み立て方
ダンボールは梱包した状態で持ち上げると中心部分にもっとも荷物の圧力がかかります。ダンボールの底が抜けてしまうのは、多くのケースで梱包した荷物の重さ(圧力)に耐え切れず、中心部分のガムテープが剥がれてしまうためです。
しかし、このとき、ダンボールの底に張るガムテープを十字にすることで、もっとも圧力のかかる中心部分を補強でき底が抜けにくくすることができるのです!
必ず地である底のガムテープを十字に組んで貼り、底抜けを防止しましょう!
重いものと軽いものでダンボールの大きさを使い分ける!
荷造りの際は、重いものと軽いもので梱包方法を分けるようにしましょう。
小さなダンボールには、以下のような重いものを詰めていきます。
- 書籍や書類
- CD・DVD
- 食器類(コップ、皿など)
- 小さめの調理器具(包丁、おたまなど)
- シャンプー・リンス・ボディソープ
- 化粧品・スキンケア用品
重いものを大きなダンボールに詰めてしまうと運ぶのに苦労するだけでなく、荷物の重さでダンボールの底が抜けてしまう恐れがあります。
大きなダンボールには、以下のような軽いものや小さなダンボールでは入らないものを詰めていきましょう。
- 衣類・靴
- バッグ
- タオル類
- ぬいぐるみ
- 大きめの調理器具(フライパン、まな板など)
- 小型家電(ドライヤー、ポットなど)
重いものを先に詰めて、その上に軽いもので隙間を埋める!
いろいろなものを詰める場合は、先に重いものから詰めていき、その上に軽いものを詰めます。ダンボールに隙間があると、荷物同士が干渉し破損や傷の原因になるので、新聞紙や緩衝材、荷物のタオルなどを使用して、荷物が動かないようにしましょう。
荷造りが完成したダンボールは、必ず重いダンボールを下にして軽いダンボールを上に積んでいくようにしましょう。
ダンボールひとつに詰める荷物の重さは、10~15kgが目安
ダンボールひとつに詰めることができる荷物の重さは一般的に約10〜15kgが目安とされています。最大25kgくらいまでは耐えられるようですが、荷物の詰め方によっては側面が変形したりダンボールが破れ荷物が出てしまう危険性があります。
また、詰めたダンボールは、自分で持ち運ぶことができるかを確認しておきましょう!新居では自分で移動したり、積み上げられたダンボールを下ろしたりするため腰を傷めないようにご注意くださいね。
引っ越しまでに荷造りが間に合わない…そんなときは!
ここまで、引っ越し作業についてやその準備、荷造りの方法について詳しく見てきましたが、理屈はわかっていても上手くいかないことも当然あります。
引っ越し当日までに荷造りが間に合わないと…
あくまでも一般的な引っ越し業者へ依頼した場合ですが、引っ越しの荷造りが当日までに終わらないと以下のようなことが起こってしまうかも。
- 梱包作業代が追加請求される
- 引っ越し作業を拒否される
上記のようなことがどうして起きるのかというと、これは引っ越し業者は「標準引越運送約款」にもとづいて、依頼人と契約を結んでいるためなのです。
【標準引越運送約款の条文】
第七条 荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
2 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
3 前二項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
出典:標準引越運送約款
引っ越し業者との契約では、”引っ越し当日までに依頼人が荷造りを行うこと”が義務付けられています。
つまり、荷造りをした状態で引っ越し業者を待っていないと、契約違反になってしまうということなのです。
この場合、引っ越し業者は梱包を待ってくれたり、追加料金を支払うことで荷造りを手伝ってくれたりするようですが、最悪の場合だと引っ越し作業を拒否して帰ってしまうことも…。
もちろん、この際に引っ越し料金の払い戻しはありません。
このような事態にならないためにも、引っ越し準備は大切になるのです。
時間がない!そんなときは即日対応でお馴染み「不用品回収業者」がおすすめ!
不用品の売却の項目でも出てきた「不用品回収業者」が、なんと引っ越し作業全般お任せ可能、それも急なスケジュールでも対応してくれると知っていましたか?
引っ越し作業で不用品回収業者…?って思うかもしれませんが、不用品回収業者は運搬のプロ中のプロです!運搬の難しい大型の家具・家電でもお任せあれ!
あまり知られていませんが、実は不用品回収業者の中には、引っ越しの荷造りをはじめとした”引っ越しプラン”を利用できる業者もあるんです!電気工事士の資格保有者がいる業者もあり、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの家電の取り外し・設置もお任せできちゃいます!
また、依頼当日に荷造りが間に合わなかった場合、「不用品回収業者」なら違約金や作業せずに帰ってしまうなんてことはありませんのでご安心ください!
ただ、ここで気になるのは「費用」ですよね。費用を抑えるために引っ越し準備を自力で行う方が多い印象です。
しかし、なるべく費用を抑えたいと考えるなら、むしろ不用品回収業者がおすすめなんです!
不用品回収業者の魅力って?
不用品回収業者の魅力、それはなんと言っても大手引っ越し業者と同等のサービスで、料金はお値打ちという点!
大手並みにトラックも所有しているため、急な引っ越しや日時指定にも対応可能です。土日祝日や時間枠の指定も割増料金がかからず、料金変動も少ないため、引っ越しシーズンはなんと大手の半値以下になることも…!
引っ越しと同時に不用品の買取をすることで費用を相殺することができちゃうんです!心配な費用は不用品の買取でカバーしちゃいましょう!
そのほか不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる。
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える。
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる。
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる。
- 自分で運び出す必要がない。
- 他の不用品もまとめて処分してもらえる。(まとめて処分する方がお得になる。)
さらに、引っ越し業者では扱えない家具や家電ももちろん回収・買取できますし、引っ越し業者では断られてしまう家庭ゴミ(生ゴミ・法令に反するもの以外)でも回収できるのが大きなメリット!
不用品回収業者なら引っ越し先へ持っていくもの、処分するものを仕分けし、引っ越しと同時に不用品の回収・買取もできるので、余計な手間なくスッキリ一度でお引っ越しできるんです!
不用品回収にはそれぞれ費用がかかりますが、まとめて依頼することで結果としてお得になることも!
”これは頼めるけど、これは無理…”ということが引っ越し業者に比べ極力ないのが不用品回収業者の最大の強みです!
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする。
- チラシ投函を積極的にしている。
- トラックで町を巡回している。
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので決して他人事ではありません。
不用品の回収や処分、買取には、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「産業廃棄運搬業許可」、「古物商許可」などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
荷造りが間に合いそうにないから今すぐ対応して欲しい、なるべく費用を抑えたい、ほかにも引っ越し作業をお願いしたい!という方はぜひ検討してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、膨大な引っ越し作業のうちの「引っ越し準備」に焦点を当て、スムーズに進めるためのコツや詳しい荷造り方法などについて解説してまいりました。
引っ越しは何かと費用がかかり、”なるべく費用を抑えるために!”と荷造りを自分で行うという方がほとんどかもしれません。費用を抑えるためにも、効率UPさせるためにも、まずは不用品を処分することから始めましょう!
しかし、不用品を断捨離してスッキリしたとは言っても、荷造りの手順がいまいちわからず、新居ですぐ使いたいものとしばらく使わないものが混ざってしまいごちゃごちゃ…なんて経験、引っ越し経験者なら誰しもあるのでは?
荷造りを効率よく進めるための手順をおさらいすると、
- 部屋をブロックに分ける
- ブロックをさらにグループに分ける
- 使わない荷物をダンボールへ詰める
- 使うかもしれない荷物をダンボールへ詰める
- 新居ですぐに使用する荷物をダンボールに詰める
- 引っ越し当日にすべての荷物をダンボールに詰める
このような手順で行うのがベストです。引っ越し業者へ依頼している場合は、期日までに荷造りが終わっていないと違約金や追加料金、最悪の場合引っ越しキャンセルとなってしまうことも…。
しかし、忙しくてこんなにしっかり荷造りできない!という方も多くいらっしゃいます。期日が迫っていてどうしようもない場合もありますよね。
そんなときは「不用品回収業者」という選択肢はいかがでしょう?
「不用品回収業者」は忙しい現代人の強い味方です!気になる費用を抑えつつ、面倒な荷造りから荷解きまで全部まとめてお任せできちゃいます!
弊社でも引っ越し作業全般・不用品の出張回収・買取を行っています。急ぎで荷造りをお願いしたい、できるだけ費用を抑えたい、そんなお悩みにお応えいたします!
気になる費用は「不用品の売却」でカバー!荷物の運び出し後のハウスクリーニングや荷解きまでお任せください!
荷造りやそのほか引っ越し準備でお悩みなら、ぜひ一度「出張回収センター」までご相談くださいませ!