オフィスや事務所に限らず、最近ではご自宅でも使用することも増えた「オフィスチェア」。
皆さんご存知のとおり、私たちが長い時間座ってパソコン作業などの事務処理をすることのできるよう、考えられた椅子です。しかし、長く使用していると座り心地が悪くなったり、より快適な仕事環境に整えよう!とオフィスチェアの買い替えや処分するタイミングは訪れます。
そんなとき、皆さんならどのように処分しますか?
オフィスチェアをはじめとしたオフィス家具は、もちろん家具なのでご自身でも処分することができます。一見すると、オフィスチェアのようなサイズの家具は「粗大ゴミ」に該当すると思われがちですが、実は使用していた「場所」によっては普通の処分方法で廃棄してはいけない場合もあるんです。
オフィスチェアは、コンパクトなサイズ感のものなら一人で運べるサイズの家具ではありますが、それでも処分するとなると面倒ですよね。一脚だけならなんとか持ち運べても、複数になるとかなりの労力が必要に…。
もし、こんなとき、お得で手軽な方法があるとしたら…知りたくありませんか?
今回は、「オフィスチェア」について詳しく見ていくとともに、事務所と自宅で使用した場合にどのように処分方法が異なるのか、正しい処分方法について解説したいと思います。
一般の方はもちろん、オフィスの移転や買い替えなどで大量に廃棄しなければいけない企業様にも安心して読んでいただける内容になっておりますので、ぜひご一読くださいね。
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オフィスチェアはいつ生まれたもの?
19世紀以前、産業革命によるビジネスの大規模化は生産管理・在庫管理・販売管理といった込み入った事務作業を大量に生み出し、そこからオフィスワークの専業化を促して、18世紀には事務用にあつらえられた机や椅子が見られるようになったそう。
現在のオフィスチェアの先駆けと言えるものは1850年代の米国で生まれました。 最初に発明されたのは発明家のトーマス・E・ウォーレンが製作し、1851年のロンドン万博に出品した「セントリペタル・スプリング・アームチェア」で、鋳鉄のフレームにベルベットのクッションを備え、座面をあらゆる方向へ傾けたり回転させることができたそう。
当時あまりに座り心地が良かったため、”ふしだらで怪しからん!”と評判は良くなかったようです。
その後、発明家のピーター・テン・アイクが1853年に特許出願した、座面を水平回転できるロッキングチェアのようなものが出てきます。しかし、これはあくまで家庭でくつろぐため発案・製作されたものであり、事務用に使われることはありませんでした。
ちなみに、”椅子の脚先にキャスターを付けて移動できるようにする”というアイディアは、なんと進化論の提唱者で有名なチャールズ・ダーウィンが書斎で標本を取りやすいよう考え出したと言われています。
現在のような形になったのは1990年代から
19世紀末から20世紀初頭にかけての「タイプライター(※1)」の普及は欧米のオフィスワークに変革をもたらしオフィスチェアへの関心も高まりましたが、当時はまだまだ腰に負担のかかる姿勢のものでした。
そこから負荷を軽減させる椅子の研究が進み、1972年にスイスのメーカーのジロフレックスが販売した「ポリトロープ」は、人間工学者との共同研究により三次元構造のクッション材を初めて導入し、現在にいたる多くのオフィスチェアのフォルムに影響を残したと言われています。
1990年代になると、「ユニバーサルデザイン(※2)」というコンセプトが普及し始めたこともあり、個人差への対応が注目されるように。1994年に米国メーカー、ハーマンミラーが販売した「アーロンチェア」はそうした個人差を吸収する多数の機能を備えたことで話題となり、ほかのメーカーにも大きな影響を与えました。
そして作業の疲労軽減にひじ掛けが有効であると認識され、ディスプレイの大型化による後傾姿勢の増大に対応するためオフィスチェアの大型化が進んでいき、現在のようなオフィスチェアが生まれていった…というわけです。
※1 「タイプライター」とは、文字盤を打鍵することで活字を紙に打ち付け、文字を印字する機械。筆記業務の高速化、各種原稿の清書といった目的で使用され、カーボン紙を挟んで複数枚の紙に同時に印字することで文書の複写もできたことから、会社での事務や個人の文章作成など幅広く使われました。
※2 「ユニバーサルデザイン」とは、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの個人の違いに関わらず、できるだけ多くの人々が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などのデザインのことであり、またそれを実現するためのプロセスのことです。
そもそも「オフィスチェア」ってどんなもの?
冒頭でもお伝えしたように、オフィスチェアとは、主にパソコンを使う作業など執務業務を目的に作られた椅子のことです。事務作業やパソコン仕事の際に使うのはもちろん、会社では周囲と話したり、少し離れたところの電話を取ったりする際に座ったまま身体の向きを変えて動けるよう、キャスターが付いているものも多いです。
座の上下調節機能など最低限の機能のみのものから、ロッキング機能やランバーサポートなどさまざまな機能が備わったものもあります。
オフィスチェアの種類
オフィスチェアは、大きく4つの種類に分かれます。事前に特徴を押さえておくと選びやすくなるので、ぜひチェックしてくださいね!
エルゴノミクスチェア
オフィスや自宅で、1日中ほぼ座りっぱなしで過ごす方におすすめなのが、人間工学に基づいて設計された腰が痛くならない椅子「エルゴノミクスチェア」。現在オフィスでよく使われているチェアで、機能のバリエーションが豊富で価格帯も広い。
腰への負担を軽減するサポート機能があったり、背中のS字ラインにフィットするカーブがあったりと、長時間座っても疲れにくい工夫がされています。
事務用チェア
「事務用チェア」は、名前のとおり事務仕事をする際に適した椅子のこと。体の向きが変えやすいようにキャスターが付いており、座ったり立ったりの動作をスムーズに行えるのが特徴です。
座面を支える支柱は、高さの調節が可能。身長や座高に応じて座りやすい高さに設定できるのが魅力です。座面にはクッションの入っているものが多く、エゴノミクスチェアに比べれば劣りますが、こちらも長時間使用しても疲れにくい設計が採用されています。
また、事務用チェアには、肘付きタイプと肘なしタイプの両方が存在します。さらに、ほかのオフィスチェアと比べリーズナブルなモデルが多く、導入しやすいのもポイント!初めてオフィスチェアを購入する場合にもおすすめのタイプです。
エグゼクティブチェア
「エグゼクティブチェア」とは、役員や社長など役職者用に設計されているオフィスチェアのこと。デザイン性に優れたモデルも多く、高級感ただよう外観を有しているのが魅力です。
素材には本革や合皮が使用されている傾向があり、設置した際に空間に落ち着きをもたらす効果も期待できます。
重厚感のあるエグゼクティブチェアは座り心地も快適。どっしりと深めに座って作業したい場合にもおすすめです。
ゲーミングチェア
「ゲーミングチェア」は、名前のとおりゲーム向けに設計されているタイプの椅子です。プロゲーマーなど、1日に長時間ゲームをプレイする場合には、椅子の座り心地がとても重要になってきます。
長時間連続で使用しても体に負担がかかりにくく、快適に使用できるのが魅力です。
また、ゲームプレイ時の安定性やコントローラーなどの操作性を維持しやすい点も魅力のひとつ。手や腕の動かしやすさも考慮して設計されている優れものなんです。
さらに、休憩時にリラックスした姿勢が取りやすいのもポイント!作業の合間にゆったりとした姿勢で休憩したい場合には、オフィスチェアとしての利用もおすすめです。
そのほかゲーミングチェアについて詳しく知りたい方はこちら!
オフィスチェアの素材
オフィスチェアは、製品によって使われている素材もさまざま。
座面・背面素材の種類
■ ウレタン
ウレタンを素材に使った製品はクッション性が高く、程よい弾力で座り心地に優れているのが特徴。そのためオフィスチェアにも数多く採用されている素材なんです。長時間座っていてもお尻や背中などが痛くなりにくく、疲労を軽減したい場合にもおすすめ◎。
ただし、通気性が低い点は留意しておきましょう。多くのオフィスチェアに採用されているため、選択肢を広げたい方にはウレタンが採用されたタイプが良いかもしれません。
■ メッシュ
座面や背面にメッシュ素材を採用しているオフィスチェアは、通気性の高さが魅力。夏場はもちろん、暖房の効いた冬場でも蒸れを軽減できるのがポイントです!
また、ウレタンやモールドウレタンを使ったモデルに比べると薄地ですが、体にフィットして体圧を分散できる製品が数多く展開されています。緩やかなカーブを描いた座面を備えている製品であれば、フィット感が高く座り心地も快適です。
ただし、座る人間の体重をメッシュ生地1枚で支えるには、とても高度な技術が必要になります。そのため、どうしても価格が高くなってしまいメッシュ生地は高級チェアに採用されている傾向があります。
■ モールドウレタン
金型にウレタンを注入して成形するモールドウレタンは、一般的なウレタンに比べて密度が高め。長時間使用しても型崩れしにくいのが大きな特徴です。
また、複雑な形状にデザインしやすいのもモールドウレタン素材のメリット。お尻・太もも・膝裏にフィットする形状に加工しやすく、座り心地を重視する場合にもおすすめです。
表面素材(張り地)の種類
■ ファブリック
ファブリック生地はもっとも一般的な素材で、多くのオフィスチェアに採用されています。そのため、ラインナップも豊富。リーズナブルな価格で購入できる製品も多いので、オフィスに複数の椅子を導入する場合にも適しています。
また、質感の柔らかさや手触りの良さもメリット。ただし、時間の経過にともなって形状が変化しやすい点には注意しましょう。
■ メッシュ
座面・背面の素材でも出てきましたが、それとは別に表面素材にもメッシュはよく使用されます。
通気性に優れている素材で熱がこもりにくいのが特徴で、独特なしなりがあり、柔軟に身体を受け止めてくれるので身体にフィットしやすいんです。背面のみがメッシュのものや、座面までメッシュのチェアもあります。
■ レザー(本革・合皮)
張り地にレザー素材を採用しているオフィスチェアは、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめるのが魅力。皮革製品の上質な手触りや使用を重ねることで深まる風合いなども味わえます。
体と密着する部分が多く蒸れやすい点には注意が必要ですが、耐久性は高め。汚れや摩擦にも強く、長期間使いたい場合にも適しています。
また、本革を素材に使用した製品は価格が高めですが、PU(合皮)レザーであれば手頃な価格で購入できる製品も展開されています。リーズナブルであるにも関わらず見た目に高級感があり、汚れた場合に簡単に手入れできる点はおすすめです!
背もたれの高さにも違いが!
オフィスチェアの背もたれの高さは、大きく分けて「ローバック(低い背もたれ)」と「ハイバック(高い背もたれ)」に分かれます。
「ハイバック」であっても椅子によって高さは違い、実は細かくは定められていません。
また、「ミドルバック」と言われるローバックとハイバックの中間の高さのものもありますが、こちらも細かい定義はありません。
また、そのほか後頭部までカバーしてくれる「ヘッドレスト付」タイプのチェアもあります。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおり。
【背もたれの高さによるメリット・デメリット】
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ローバック・ミドルバック | ・ハイバックと比較すると安価。 ・背もたれが低いため視界を遮らない。 | ・ハイバックと比較するとサポート力は劣る。 ・長時間の作業には向かない |
ハイバック | ・背面を幅広くカバーするため、ローバックやミドルバックと比較して、長時間座っていても疲れにくい。 | ・ローバックよりも高価。 ・サイズが大きい傾向がある |
ヘッドレスト付 | ・ヘッドレストが付いており、角度や高さを調節できる。 ・リラックスした姿勢(後傾姿勢)を快適にサポートしてくれる。 | ・もっともサイズが大きく圧迫感がある |
一日中集中して仕事をするのか、くつろぎながらゆったり作業するのかでは適切な背もたれの高さが変わってきます。それぞれのメリット・デメリットを参考にしつつ自分に合ったものをチョイスしましょう!
失敗しない!オフィスチェアのかしこい選び方
オフィスや自宅で活躍するオフィスチェアですが、どれも長時間座りやすい設計のモデルが多く、作業効率の向上に役立つ人気グッズです。製品ごとに種類・機能性・価格などが異なるので、どれを選べば良いか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?
ここでは、新しくオフィスチェアを購入する場合に必ずチェックしておきたいポイントをいくつかご紹介します!
① 長時間作業するかどうか
オフィスチェアを選ぶうえでもっとも重要なのが”長時間作業するかどうか”です。
長時間座ったまま作業をしていると体への負担が気になり、集中力が続かない…という方も多いのではないでしょうか?
そんな方にぴったりなのが、「エルゴノミクスチェア」と「ゲーミングチェア」。この2種類は腰や肩への負担を軽減するうえで重要な姿勢キープ力に優れています。とくに、在宅ワーク中心の方やフリーランスの方におすすめ◎。
この2つが姿勢をキープしやすい理由のひとつは背もたれの形にあります。S字カーブを描いているので背筋にフィットしやすい点や、頭までカバーできるほど高いので体を預けやすい点が大きなメリットなんです!
また、腰や肩への負担を軽減するサポート機能の豊富さも魅力。腰が後ろに沈まないように支えるランバーサポートや、前傾姿勢をとると背もたれに連動して、自然な姿勢を保つ座面などが挙げられます。無理のない楽な姿勢を長時間サポートするので、集中力の持続に繋がりますよ!
インテリアとの馴染みも気になるなら「エルゴノミクスチェア」
オフィスチェアは部屋に置くと存在感があるため、デザイン性が気になる方も多いのではないでしょうか?
お部屋の雰囲気に馴染みやすいものが欲しいなら、「エルゴノミクスチェア」がおすすめ。シンプルなデザインのものが多く、フレームや張り地のカラーも豊富なので、部屋の雰囲気を邪魔せず統一感を保てるはず!
一方、ゲーミングチェアは、比較的手に入れやすい価格帯ではあるものの、派手なデザインが多く部屋に馴染みにくいのが難点。最近ではインテリアにも馴染むものも多くなってきたものの、やはり存在感は消せません。おしゃれな雰囲気を好む方には少々不向きかもしれませんね。
② 仕事以外にも使用するかどうか
作業時間以外にもデスクで過ごす時間が多い方は、リラックスしやすい座り心地かどうかもチェックしておくのがおすすめ。以下をチェックして、ストレスなく快適に使用できオフィスチェアを選びましょう。
すでにお伝えしたように、座面の素材は大きく分けて、
- ウレタン
- メッシュ
- モールドウレタン
の3種類。仕事以外の時間もオフィスチェアに座って過ごすのであれば、ウレタン素材がおすすめです。
というのも、ウレタン素材はほどよい沈み込みでクッション性もあり、脱力した状態で体を預けやすい傾向にあるから。口コミなどからも「座面に厚みがあり柔らかい」、「フィット感があるので、包み込まれる感じがして心地よい」といった声が挙がっています。
一方、メッシュ素材は通気性に優れているものの、座面が薄くクッション性もほとんどないため、長時間くつろぐには不向きと言えます。加えて、モールドウレタン素材はウレタン素材に比べて密度が高く、型崩れしにくいのは良い点ですが、反発力が強くリラックスしにくいというデメリットも。
③ 機能面はどうか
オフィスチェアを選ぶうえで必要なことのひとつに「機能面」があります。
デスクの高さや使用者の体格、また作業姿勢に合わせてお好みの位置に座面の高さが調整できる「上下調節機能」や、背もたれの部分を後ろに倒すことできる「ロッキング機能」など自分に必要な機能があるかどうかも選ぶ基準のひとつ。
長時間くつろぎたいなら「ロッキング機能付き」がおすすめ◎!
「ロッキング機能」とは、座っている際の体重移動に合わせて背もたれが稼働する機能のこと。姿勢に追従して背もたれが動き、体にかかる負担を軽減できるのが魅力です。
また、背もたれの動く硬さを調節できるモデルが展開されているのもポイント。体格や好みに合わせて自然な動きに設定できる点がメリットです。
さらに、背もたれの傾きに連動し背もたれと同時に座面を適切な角度に調節できる「シンクロロッキング機能」を備えた製品も魅力的です。
アームレストの有無や調節機能もチェック!
オフィスチェアには、「アームレスト(肘掛け)」搭載モデルと非搭載モデルが存在します。背中から腰までのS字カーブを維持したい場合には、アームレストで両腕を支えるのがおすすめ。アームレストがあることで肩こりや腰痛の予防効果が期待できます。
アームレストの高さは座面の昇降機能によっても調節できますが、中には独立して高さを変更できるモデルも展開されています。キーボードをタイピングする際に腕を支えたい場合には、細かく調節できデスク天面とアームレストの高さを合わせられるものを選ぶと◎。
「ヘッドレスト」、「ランバーサポート」も姿勢を保つのに大活躍!
オフィスチェアに座った姿勢をしっかりとサポートしたい場合には、「ヘッドレスト」や「ランバーサポート」を備えたモデルが便利です。
ヘッドレストを備えた製品であれば、頭部を支えて首・肩・背中にかかる負担の軽減が可能。軽く首をもたれさせることで、肩こりや腰痛などの予防効果を期待できます。
また、ランバーサポートを搭載したモデルは、座った際に腰をサポートすることが可能。背中から腰にかけてのS字カーブを維持し、腰痛予防の効果が期待できます。
オフィスチェアの注目ブランド!
オフィスチェアを選ぶ基準を見てきましたが、もちろん人気のメーカー・ブランドについてもチェックしておきたいところ!
ここでは数多くあるメーカー・ブランドの中でも、とくにおすすめしたいものをいくつかご紹介したいと思います!ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね!
OKAMURA(オカムラ)
1945年に創業した、家具や産業機械などを製造・販売する「オカムラ」。機能性と快適性を追求した製品を提供しています。
オフィスチェアのラインナップも豊富で、スタイリッシュかつおしゃれなデザインが特徴。オフィスで使いやすい事務用チェアや高機能タイプなど、見た目と性能を兼ね揃えたアイテム展開が魅力です。
関家具
全国にある約4,732店舗の家具店・インテリアショップ、通販会社、設計事務所に家具を卸している「関家具」。関家具は「島忠」や「大塚家具」などの有名小売店に家具を卸し、7年連続で売上高日本一になった会社でもあります。
関家具のオフィスチェアは圧迫感の少ないスマートなデザインと、長時間使用を前提に設計された耐久性や性能の高さが特徴。テレワークが増え、自宅に高性能なオフィスチェアが欲しいけどインテリア性も大事にしたい!という方におすすめのブランドです。
Herman Miller(ハーマンミラー)
アメリカで誕生した、高級家具ブランドを扱う「ハーマンミラー」。オフィスチェアをはじめとした、さまざまなチェア・テーブル・収納家具などを展開しています。世界中の100を超える都市に正規販売代理店がある、人気のグローバルメーカーです。
人間工学にもとづいたエルゴノミクスやゲーミングチェアなど、高機能モデルを多数揃えています。優れたデザイン性と品質による、快適な作業環境をサポートするオフィスチェアが魅力です。
Ergohuman(エルゴヒューマン)
高機能モデルを取り扱う「エルゴヒューマン」。優れた機能性と操作性を兼ね揃え、ナチュラルな座り心地を実現しています。人によって異なる体格に合わせられる、適応性の高いオフィスチェアが魅力です。
また、スマートなデザインで、自宅やオフィスをおしゃれに演出してくれます。さらに、独立式ランバーサポートやハイブリッドレバーなど、使い勝手の良い機能も多数搭載。高性能な高級モデルを探している方におすすめのブランドです。
オフィスチェアはどうやって処分する?
ここまではオフィスチェアの機能や選び方について見てまいりましたが、ここからは気になるその処分方法についてです。
オフィスチェアはその名のとおり、会社の「オフィス」で使用する一般的な一人がけの椅子ですよね。いかにも業務用、といったイメージのオフィスチェアですが、近年コロナ禍の影響でテレワークや在宅勤務になった方も増えたので、ご自宅でもオフィスチェアを使われている方もとても多くなりました。
冒頭でもお話ししたとおり、「自宅で使用した場合」と「オフィスや事務所で使用した場合」、それぞれ処分方法が異なります。
オフィスや事務所で使っていたオフィスチェアは一般ゴミとして廃棄できない
処分方法を見ていく前に、なぜ使用場所によって処分方法が異なるのかについて知っておきましょう。
まず、そもそも会社で使用していたオフィスチェアは、地域の粗大ゴミ回収で処分することはできません。
これはオフィスチェアに限った話ではなく、デスクやワゴン、ロッカーなど事業用の不用品は「産業廃棄物(※3)」として区別されるため、自治体の許可がおりた回収業者への有料依頼か、後ほどご紹介する不用品回収業者などの業者への依頼が必要となります
※3 産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じる廃棄物のうち、廃棄物処理法で定義された20種類の廃棄物のことです。
代表的なものでは、石炭がらや焼却炉の残灰などの「燃えがら」、鉱物性油や動植物性油などの「廃油」、鉄鋼または非鉄金属の破片や研磨くずなどの「金属くず」などが挙げられます。
廃棄物処理法で事業者が自らの責任で適切に廃棄しなくてはならないと定められており、「事業ゴミ」という扱いになるため処分の方法が変わってくる…というわけです。
間違った方法で処分すると…
たとえば、事業ゴミを家庭ゴミとして出した場合、不法投棄とみなされ罰則の対象になります。不法投棄の罰則は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二十五条」により、以下のように定められています。
5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov法令検索
出してしまえばバレないと思う方もいるようですが、近隣住民から警察や行政に通報され、内容物調査から特定の事業者のゴミと判明することもあります。近隣への迷惑にもなることはもちろん、生活環境の保全を考え家庭ゴミとして出さないようにしましょう。
このことを踏まえオフィスチェアが不用になった場合は、それぞれどのように廃棄すれば良いのか、次の項目から詳しく見ていきましょう。
自宅で使用した場合
自宅で使用していたオフィスチェアが不用になった場合は、普通の家具を処分するときと同じように自治体の回収を利用して廃棄することができます。
粗大ゴミとして処分する
自宅で使用していたオフィスチェアは「粗大ゴミ」として処分することが可能です。
コンパクトなオフィスチェアだとしても、一辺30cm以上あるオフィスチェアは粗大ゴミとして処分するのが一般的。粗大ゴミの処分手順は以下のとおり。
【粗大ゴミの申し込み手順】
- 粗大ゴミ受付センターに電話で申し込む
- 収集日、収集場所、料金を確認する
- 指定の販売店などで(スーパーコンビニ他)、手数料納付券(シール)を購入
- 納付券に名前を記入して、オフィスチェアに貼る
- 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)
※ 細かいルールに関しては各自治体ごとに異なるので、必ず事前に確認してから処分するようにしましょう。
なお、粗大ゴミとして処分する場合手数料が必要になり、この費用は各自治体によって異なります。
【地域別 オフィスチェア処分手数料】
地域 | 手数料 |
---|---|
名古屋市 | 250円 |
大阪府 | 400円 |
札幌市 | 500円 |
品川区 | 600円 |
このように、比較的安価で処分することができますが、粗大ゴミ回収で不用品を処分する際には自分で指定の回収場所まで不用品を運ばなくてはいけないというデメリットも。
コンパクトな事務用チェアなら簡単に運べますが、ゲーミングチェアやエグゼクティブチェアのような大型かつ重量のあるオフィスチェアは搬出が一番大変な部分。自治体では自宅からの搬出作業を行っていないため、人によっては自力で回収場所まで運ぶのは難しいかもしれません。
自治体の運営する施設に自己搬入するという手段もありますが、同様に手数料は発生しますし、どちらの場合も家からの運び出しには対応していないので、お車を所持していないなどご自身で持ち込む手段がない場合の利用は難しいのでご注意ください。
また、どの自治体でも回収日は月1~2回ほどと決まっているので、その日までは不用になったオフィスチェアを保管しておかなくてはならず、すぐに処分したい場合や引っ越しなどで期日が迫っている場合には向かない方法かもしれません。
解体して可燃・不燃ゴミとして処分する
木やプラスチックでできたスツールなどであれば可燃ゴミ・不燃ゴミの袋に入るサイズにまで細かくし、「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」として廃棄することもできます。
しかし、オフィスチェアは見たところ金属やプラスチック、布地はレザーやメッシュ素材など、さまざまな素材が使われていて分解は難しいもの。
そのため先述したように費用は少しかかりますが、家庭で使用していたオフィスチェアは自治体に依頼して「粗大ゴミ」として廃棄したほうが手間が少ないかもしれません。
オフィスや事務所で使用した場合
続いて、「オフィスや事務所で使用した場合」の処分方法について見ていきましょう。
事業ゴミとしてオフィスチェアを廃棄するには、
- 廃棄物を廃棄物処理施設へ持っていく
- 自治体からの許可を得ている一般廃棄物処理業者などに廃棄を依頼する
このいずれかの方法を取ることになります。
廃棄物処理場に持ち込む場合
処理場に持ち込む場合は必要な書類や料金、車両などが指定されています。あらかじめ確認してから持ち込みましょう。
【必要な書類】
- 廃棄物臨時持込確認申請書(清掃事務所で入手可能)
- 持込車両の車検証運転者の運転免許証
- 賃貸借契約書の写し(レンタカーの場合)
- 一般廃棄物管理票(マニフェスト)
【費用】
例 名古屋市の場合:20円/kg
などのように重さによって決まっていることが多いようです。
市町村では、1kg当たりまたは10kg当たりで料金設定をしていることが多く、処理料金と収集運搬料金とを合計したものが、単価の上限となります。特別な理由がない限り、この料金設定を超えての契約は違法になるため、依頼したい業者が適切な料金かを見極めるポイントになるはず!
【持ち込みを行える車両】
平ボディー車(軽トラ)、バン
このほかにも受付時間や場所が自治体ごとに指定されています。
一般廃棄物処理業者などに廃棄を依頼する場合
産業廃棄物の処理は「産業廃棄物収集運搬許可」の資格を保有する業者でないと実施できません。そのためまずは許可を得た業者に相談してみましょう。
回収を業者に委託する場合は、持ち込んだ場合の費用にさらに業者の費用が加算されるので個別に問い合わせが必要です。主に人件費、運搬する車の燃料費・維持費などが必要になります。
見積もりの段階であらかじめどのくらいの費用が必要なのかきちんと確認をしてから依頼するようにすると安心ですね。
どちらも利用できる処分方法もある!
ご紹介したほかにもオフィスチェアには自宅用・オフィス用どちらも利用できる処分方法があり、それぞれ手間や費用が異なります。
処分したいオフィスチェアの状態やご自身の状況によっては、粗大ゴミや廃棄物処理施設への持ち込みよりこちらの方法から試してみても良いかもしれませんね!
リサイクルショップに買い取ってもらう
デスクワークをする際に一番お金をかけたほうが良いのは「椅子」と言われているのはご存知ですか?
そのため、人間工学に基づいて腰痛や肩こり、疲労感を軽減してくれるようなオカムラやハーマンミラー、エルゴヒューマンなどオフィスチェアの名門ブランドのものは、耐久性も高く長く使えるため中古市場でも需要が十分にあるんです。
たとえノーブランドのオフィスチェアでも、使用感があまりなく年数が3~5年と新しいものであればいくらかの金額はつくはずです。
ただし、リサイクルショップは、数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるオフィスチェアでも、知識のある査定士がいないために相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
さらにオフィスチェアが売れなかった場合は引き取ってもらえない場合もあり、改めて別の処分方法を検討しなければならない点は要注意です。
ネットオークション・フリマアプリなどに出品する
現在は個人でも手軽にネットを通じて不用品の売買ができるので、ネットオークションやフリマサイトに慣れている方ならこちらに出品してオフィスチェアをお金に変えることもできるかもしれません。
買取業者とは違って出品する側が販売価格を決められるので、好きな金額で取り引きできる点は大きなメリット!
ただしよっぽどの人気商品出ない限り出品してすぐに購入希望社が現れることは少なく、その間はオフィスチェアを保管しておかなくてはいけないため、処分を急いでおらず気長に手放したい!という方に向いている方法です。
【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】
- 事前にオフィスチェアの相場を調べたうえで、販売価格を決定する
- 商品説明をわかりやすく書く
- オフィスチェアの商品画像を自分で撮影して、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
ひとつ見落としがちなのが、「送料」です。ネットオークションやフリマアプリでは梱包や発送も出品者が自分で行わなくてはいけませんが、大きなオフィスチェアは送料も高くなりがちです。オフィスで使用したものをいくつも処分したい場合にはその分費用もかさむことになりますよね。
その際に送料をどちらが負担するかが明記されていないと、思わぬトラブルになってしまうこともあるので、双方で話し合っておきましょう。
知人・友人に譲る
事務所を立ち上げたばかりで何かと物入りな方や、最近テレワークになったなどでオフィスチェアを買おうかな…と検討されている方は身近にいませんか?もし友人や親戚にそうした方がいれば、オフィスチェアを譲ってあげてはどうでしょう。
安いものなら1万円しない安価なものもありますが、デザイン性が高く人気ブランドのものとなれば10万円以上はざらです。それを譲ってもらえるのであればお相手も大変喜ばれるのではないでしょうか。捨ててしまうよりも欲しいという方に再利用してもらえた方がこちらとしても嬉しいですよね!
ただし、相手が遠方であった場合には、配送料が必要になってしまいます。
ものによりますが、オフィスチェアは重さや大きさがある場合も。前項目でもお伝えしたように当然、配送料はその分かかることになり、それは決して安い金額ではありません。
そもそもお譲りするオフィスチェアが高額なものな場合、無料で譲るのを条件に「配送料は相手持ち」にするなど、費用の面での話し合いを事前にきちんとしておかないと、いくら知り合いと言えど後々トラブルになり兼ねないのでその点だけ注意しましょう。
支援団体に寄付する
買取を断られてしまったオフィスチェアだとしても、必要だと感じている方は世界中に多くいらっしゃいます。そんな人々のために、再販できないものを寄付するケースも多いようです。
こうした寄付支援活動は不用品を直接お届けする方法と、不用品の売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じてワクチンにて現地にお届けする方法の2つの方法を利用することができます。
専門家の判断で現地では再利用できないもの・輸送コストが大きいものに関してはワクチンにて自動的に振り分けしてもらえるので、支援者側で悩む必要はありませんのでご安心くださいね。
ただし、支援団体に寄付する際に必要となる配送料はこちら持ちとなるので、遠方で配送しなければならないという場合は、運搬費用がかかり残念ながら無料で処分できるわけではありません。
また、大量にオフィスチェアを寄付するという場合は、状況によっては断られてしまう可能性も考えられます。
しかし、廃棄処分してしまうと無駄になってしまう資源で社会貢献できるのは素晴らしいことです。
なお、こちらも費用はかかってしまいますが、自宅まで引き取りにきてもらえるサービスもあるので、自力での運搬が難しい場合や、忙しくてなかなか時間が作れない方は利用してみても良いかもしれませんね。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。画像からリンク先に飛ぶことができますので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
ほかにも処分したいものがたくさんある…そんなときは!
大量のオフィスチェアを処分したい、オフィスチェア以外にもいらない不用品をまとめて処分したい、なるべく費用を抑えたい…そんなときにおすすめしたい業者があるんです!
単品でも大量でも柔軟に対応できるのは「不用品回収業者」!
オフィスチェアの中でも、エグゼクティブチェアのように、大きく運搬が難しい製品を処分する際に大活躍するのが「不用品回収業者」。オフィスチェアを楽してお得に処分することのできるとっておきの方法が、この「不用品回収業者へ回収・買取を依頼する」ことなのです!
またお得で便利なだけでなく、不用品回収業者は環境へも配慮した不用品の処分・再利用を第一に考えてくれるんです!さらに、不用品回収業者であれば事業用のオフィスチェアの処分も可能!もちろんメリットはそれだけじゃありません!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる。
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える。
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる。
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる。
- 自分で運び出す必要がない。
- 他の不用品もまとめて処分してもらえる。(まとめて処分する方がお得になる。)
不用品回収業者は、オフィスで使われた産業廃棄物や一般廃棄物を回収できる、いわゆる「一般廃棄物処理業者」に該当するのですが、オフィスチェアを処分する場合費用がかかるのが普通ですよね。しかも人件費や燃料費など結局どれくらいかかるのか、業者によってもまちまちでわかりにくい…。
しかし、不用品の買取が可能な不用品回収業者なら、この費用を買取金額で相殺したり、まとめて処分することでお得にできちゃうんです!心配な費用は不用品の買取でカバーしちゃいましょう!
もちろん、買取不可のものでもそのまま回収可能なのは嬉しいですよね!
気になる費用はどのくらい?
通常、不用品回収業者へ依頼すると、
基本料金 + 回収費用 = 支払い料金
という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とオフィスチェアの回収費用相場が1,000円〜となっているので、
3,000円 + 1,000円 = 4,000円〜
最低でもこれ以上はかかると思ってください。
ほかの方法と比べるとちょっと割高…と感じるかもしれませんが、まとめて不用品を処分する場合には「積み放題プラン」という料金形態もあり、これは決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きというお得なプランになります。
100kg以下は11,000円〜、200kg以下は22,000円〜と重さで換算するため、まとめて処分したいものがある方にはこちらの方がおすすめなんです!
悪徳業者には要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする。
- チラシ投函を積極的にしている。
- トラックで町を巡回している。
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので決して他人事ではありません。
不用品の回収や処分、買取には、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「産業廃棄運搬業許可」、「古物商許可」などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
これらの資格を取得している信頼できる業者なら大量の不用品もお手の物!不用品回収のノウハウを生かして、大型の家具・家電などの搬出・運搬もお任せあれ!大切な家財をプロの技術でお守りいたします!
産業廃棄物なため自治体を利用して処分できない、なるべく費用を抑えたい、処分したいオフィスチェアが大きくて運べない、ほかにもたくさんの不用品をまとめて手間なく処分したい!という方はぜひ検討してみてください!
オフィスチェア廃棄にかかる費用の目安
オフィスチェアの廃棄方法をいくつか紹介してきましたが、費用がどれくらいかかるのかによってどの方法にしようか決めたい!という方もいらっしゃるかもしれません。
ご紹介した方法の費用相場を簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考になさってくださいね。
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
粗大ゴミとして処分する | 数百円程度(自治体による、名古屋は250円) |
解体して可燃・不燃ゴミとして処分する | 無料(ゴミ袋代のみ) |
廃棄物処理施設へ持っていく | 20円/kgなど重さで変動 |
一般廃棄物処理業者などに廃棄を依頼する | 上記の費用 + 人件費、燃料費など |
リサイクルショップに買い取ってもらう | 無料(買取価格はオフィスチェアの状態やブランドによって変動、状態によっては引き取り不可) |
ネットオークション・フリマアプリなどに出品する | 年会費or取引価格の5〜10%程度の手数料 + 送料 |
知人・友人に譲る | 無料(場合によっては送料が必要) |
支援団体に寄付する | 無料(自宅で引き取りなら費用、遠方の場合は送料が必要) |
不用品回収業者へ依頼する | 4,000円〜(買取によって相殺可能) |
上記はあくまでも目安です。詳細を知りたい場合は各業者へお問い合わせください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、デスクワークに欠かせない「オフィスチェア」について見ていくとともに、自宅で使用していた場合とオフィスや事務所で使用していた場合では処分方法が変わることをご紹介しました。
オフィスチェアの処分方法をおさらいすると、
- 粗大ゴミとして処分する
- 解体して可燃・不燃ゴミとして処分する
- 廃棄物処理施設へ持っていく
- 一般廃棄物処理業者などに廃棄を依頼する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリなどに出品する
- 知人・友人に譲る
- 支援団体に寄付する
- 不用品回収業者へ依頼する
これら9つの方法がありましたね。
何度もお伝えしますが、オフィスや事務所などで使用したオフィスチェアは自治体のゴミ回収を利用できません。もしも誤った処分をしてしまうと5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、あるいは併科となってしまうことも。
- 自宅で使用していたオフィスチェアは粗大ゴミとして出せる
- オフィス・事務所などで使用していた場合は粗大ゴミではなく産業廃棄物となる
この2点を頭に入れて、「どこで」使用していたオフィスチェアかによって適切な処分方法を選ぶ必要があるのです。
そうは言っても費用が気になる…という方はリサイクルショップなどで売却するのもおすすめ◎。
しかし、会社で使っていたオフィスチェアを処分する際には会社の規模によっては大量に廃棄する可能性もあり、ほかにもデスクやたくさんの不用品が…なんて場合もありますよね。
できればお得にならないものかと頭を悩ませる企業様も多いのではないでしょうか?
そんなときは「不用品回収業者」に依頼してみませんか?
不用品回収業者なら、買取で気になる費用を抑えつつ、面倒な作業は一切なくすべてお任せできちゃいます!
弊社でもオフィスチェアの出張回収・買取を行っています。
出張回収センターでは、ご家庭、企業様どちらのオフィスチェアも喜んで回収いたします!そのほか自治体で処分できない不用品もまとめてお任せください!
オフィスチェアの処分でお悩みなら、ぜひ一度「出張回収センター」までご相談くださいませ!