プロのスポーツ選手や、クラブ活動や習い事で競技として専門的に取り組む方だけでなく、趣味として、また健康を意識した身体作りとしていろいろなスポーツを楽しむ人が増えています。
また、日常着やファッションとしてスポーツウェア、スポーツブランドのバッグやシューズを愛用する人も多く、スポーツ用品の市場は年々拡大。それに伴い、中古スポーツ用品の市場も賑わいを見せています。
買ったけどほとんど使っていない、サイズが変わったので買い替えたいなど、家に不要な中古スポーツ用品が眠っているという方は、今が処分するチャンスかもしれません。
今回のコラムでは、売れる中古スポーツ用品の特徴や、売却方法についてご紹介します。
売却方法のほかにも廃棄・譲渡や寄付といった処分方法も取り上げていますので、処分の際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
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1.スポーツ用品は使用済みでも需要がある!
スポーツには汗や土、泥汚れはつきものですよね。そのため、なんとなく使用済みのものは売却できないと思われがちなスポーツ用品ですが、実はとても中古需要が高く、製品によっては高額買取も期待できるんです。
使用済みだからといってすぐに捨ててしまうよりも、一度買取査定に出してみるのがおすすめです。
買取してもらいやすいスポーツ用品には以下があります。
- 野球
- サッカー
- テニス
- ゴルフ
- バドミントン
- サーフィン
- スケートボード
- スノーボード
- スキー
- カヌー
- ダイビング
- 卓球
- ボウリング
- バスケットボール
- 剣道 ほか
なぜ、上記したようなスポーツで使用されるウェアやシューズ、競技用品は使用済みでも買い取ってもらいやすいのでしょうか?
その理由をご説明します。
スポーツを新しく始めた人に最適
部活や社会人サークル、趣味で新しくスポーツを始めるとなるといろいろと道具を揃える必要がありますが、道具を全て新品で揃えた場合、費用が高額になりがちです。
スポーツを始めたばかりでは道具にかける費用の相場もわからないので、とりあえず中古で道具を揃える、という方は意外と多いのです。
そのスポーツと自分の相性がいいかどうかもわからないし、長く続けるかどうかもわからないのであれば、中古で道具を買い求める方が気楽にスポーツを始められますよね。
フリマアプリ・ネットオークションで見てみると、数回使っただけのほぼ新品のスポーツ用品がたくさん出品されています。
ほぼ新品のスポーツ用品をお手頃価格で手に入れられるとあって、最初からそちらで道具を選ぶ、という方も多いようです。
自分に合うものを探すのに便利
スポーツを長く続けていくとだんだん自分の競技スタイルもわかってきて、「1つだけでなくいろいろな道具を試してみたい!」と思う方は多いと思います。
とはいえスポーツ用品は高価なものも多いので、いろいろな道具を気軽に試すのは難しいもの。
そんなときに便利なのが中古スポーツ用品です。
まだまだ使える中古スポーツ用品であれば、新品よりもお得に手に入れられるので新しい道具を試すハードルが低くなります。
複数のアイテムを日によって使い分けたい、という方にも便利なようです。
希少なものは特に高需要!プレミアがつくことも
多くのメーカーは定期的にウェアや競技用品の新しいモデルを発売しています。
スポーツ選手が使用しているモデルや限定生産のモデルとなると大人気で、発売してすぐ売り切れてしまうことも。売り切れてしまった製品は再生産が無い限り、手に入れるのは難しくなってしまいます。
そんな貴重なスポーツ用品であれば、使用済みだとしても高い需要があるため高値で取引されるのです。
製品によっては購入時の価格よりも高値がつく、いわゆるプレミアものになっているものもあります。
2.どんなスポーツ用品なら買い取ってもらえる?
中古スポーツ用品は使用済みでも需要がある!とお伝えしましたが、とはいえスポーツ用品であれば何でも売れるというわけではありません。
- 数十年前に使っていたもの
- 損傷が激しく、競技に使用できないもの
- 元が安価なノーブランドのスポーツ用品
- 使用済みの消耗品
- 落ちないにおいや汚れが付いているもの
上記のような製品は、ほとんど買い取ってもらえないと考えていたほうが良いでしょう。
※希少なものやサイン入りの道具などは、観賞用などとして売却できることもあります。
では、具体的にどのようなスポーツ用品であれば高額で買い取ってもらいやすいのか、その特徴を確認してみましょう。
状態の良いもの・新製品や流行のデザイン
スポーツ用品だけでなく他の中古製品にも言えることではありますが、もちろん使用感がある製品よりも、ほとんど使っていない新しいものや見た目がきれいなものの方が高額買取されやすくなります。
状態がきれいなのに加え、発売したばかりの新製品やちょうど旬の流行りものなども、査定で高く評価されます。
デザインについては、柄ものや派手な色合いのものよりも、黒・グレー・紺・アースカラー・白・ベージュなど落ち着いた色合いのもののほうが、売れやすい傾向があるようです。
また、新製品でなくても昔から使われていて信頼感のあるいわゆる「定番品」のスポーツ用品なども安定した価格で買取されています。
日本正規品は高く売れる
日本正規品とは、日本国内の正規代理店がメーカーから直接輸入して国内で販売しているスポーツ用品のことを指しています。
海外輸入品は代理店を通さないぶん安いというメリットがあるものの、コピー製品であったり品質が粗悪なものが多く、また、メーカー保証がないことから敬遠されがちで、そのぶん日本正規品が高く買取されるのです。
スポーツ用品の中でもバドミントンラケットやテニスラケットは特に買取金額に大きく差が出るとされており、日本正規品であるのとないのでは、買取価格に2倍以上の差がでることも!
バドミントンラケットやテニスラケットが日本正規品かどうかはグリップの製造ナンバーの部分を見ることで確認ができます。
日本正規品には製造番号の後に「JP」というアルファベットが記載されているはずなので、お手持ちのラケットを一度確認してみてください。
プレミア付きのもの
スポーツ用品は限定モデルや生産数の少ないものはもちろん、選手のサインが入っているアイテムや、選手が実際に使用していた道具などは特に需要が高く、高い金額で取引されます。
しかしサイン入りのものは偽物も多く出回っているので、査定に時間がかかることも。
査定を受ける際には、どの選手が、どの試合で使用したものなのか、入手した経緯などを詳しくスタッフに伝えておくと査定もスムーズになります。
人気メーカーのもの
ミズノやナイキ、プーマやアディダスなど、スポーツをしていない人でも知っているような知名度の高いメーカーの製品は品質に信頼があり、もともとの価格が高価なこともあって中古市場でも高値で取引される傾向があります。
また、スキー用品なら ROSSIGNOL(ロシニョール)社、卓球なら株式会社タマスが発売しているブランドである「バタフライ」、などというようにそのスポーツをしている人なら知っている、定番メーカーのものも高い需要があります。
スポーツ用品を販売しているメーカーは数多くありますが、特に人気のメーカーやブランドをご紹介します!
お手持ちの道具のメーカーやブランドをぜひ確認してみてください!
野球の有名ブランド・メーカー
- MIZUNO(ミズノ)
- Rawlings(ローリングス)
- asics(アシックス)
- NIKE(ナイキ)
- UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
- ZETT(ゼット)
- SSK(エスエスケイ)
- DESCENTE(デサント)
- 久保田スラッガー など
サッカーの有名ブランド・メーカー
- NIKE(ナイキ)
- PUMA(プーマ)
- adidas(アディダス)
- UNDER ARMOUR(アンダーアーマー )
- DESCENTE(デサント)
- ASICS(アシックス)
- NEW BALANCE(ニューバランス)
- MIZUNO(ミズノ)
- umbro(アンブロ)
- HUMMEL(ヒュンメル) など
テニスの有名ブランド・メーカー
- YONEX(ヨネックス )
- Prince(プリンス )
- MIZUNO(ミズノ)
- FILA(フィラ)
- ellesse(エレッセ)
- Babolat(バボラ)
- wilson(ウィルソン)
- HEAD(ヘッド) など
ゴルフの有名ブランド・メーカー
- DUNLOP(ダンロップ)
- TaylorMade(テーラーメイド)
- PEARLY GATES(パーリーゲイツ)
- Callaway(キャロウェイ)
- PING(ピン)
- BRIDGESTONE(ブリヂストン)
- Titleist(タイトリスト)など
バドミントンの有名ブランド・メーカー
- YONEX(ヨネックス)
- Wilson(ウィルソン)
- Prince(プリンス)
- GOSEN(ゴーセン)
- MIZUNO(ミズノ)
- Babolat(バボラ)
- KARAKAL(カラカル) など
スケボーの有名ブランド・メーカー
- ELEMENT(エレメント)
- SANTA CRUZ(サンタクルーズ)
- BAKER SKATEBOARDS(ベイカー スケートボード)
- CHOCOLATE(チョコレート)
- REAL SKATEBOARDS(リアルスケートボード)
- toy machine(トイマシーン)
- FLIP(フリップ) など
ウィンタースポーツの有名ブランド・メーカー
- ROSSIGNOL(ロシニョール)
- phenix(フェニックス)
- DESCENTE(デサント)
- Goldwin(ゴールドウイン)
- ICEPEAK(アイスピーク)
- ONYONE(オンヨネ)
- BURTON(バートン)
- Oakley(オークリー)
- THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
- 686(シックエイトシックス)など
卓球の有名ブランド・メーカー
- 株式会社タマス
- Nittaku(日本卓球株式会社)
- 株式会社VICTAS
- Yasaka(ヤサカ)
- STIGA(スティガ)
- TIBHAR(ティバー)
- MIZUNO(ミズノ)
- andro(アンドロ) など
3.より高く売るためには?
買い取ってもらえるスポーツ用品の特徴についてお伝えしました。
ここからは、より高くスポーツ用品を売却するために知っておきたいポイントをお教えしていきます!
ポイントを知っているのと知らないのでは、買取価格に大きく差が出ることもあります。
査定を受ける前にはぜひ一度確認して、高価買取を目指しましょう!
要らなくなったらすぐ売る
スポーツ用品は物によっては長く使用できることもありますが、基本的には消耗品なので使用するごとに製品の劣化は進んでいきます。
また、使わないまま保管しているから大丈夫というわけでもありません。
特にウィンタースポーツなどは使用する季節が限られているため、しばらく使っていなかったウェアやシューズを、久しぶりに出してみたらゴム部分が劣化してぽろぽろ崩れてしまったり、ウェアの表面のコーティング樹脂がはがれてべたべたになっていた・・・なんてことはよくあります。
保管している間にも劣化は進みますし、保管している環境によってはカビが生えたりにおいがついてしまったりして売れる状態ではなくなってしまう、ということもあるため注意しましょう。
製品の劣化の問題に加えて、スポーツ用品の多くは毎年機能性がアップした新しいモデルが発売されているので、型落ちの古いモデルはそれだけで買取価格が下がってしまう、という問題もあります。
そのため使わなくなったスポーツ用品は、すぐ、売りに出すのがおすすめです。
付属品を揃えて売る
購入したときについてきた付属品は、なるべくすべて揃えて査定に出しましょう。
- 製品が入っていた箱
- ラケットやシューズの収納ケース
- 予備の靴紐
- 説明書や保証書、証明書
など、付属品があるかないかで買取金額に大きく差が出ることもあるため、大切なポイントです。
また、保証書や証明書があることでその道具がコピー品ではないという証明にもなります。
売ることを考えておらず、付属品をどこにしまったか覚えていないという方も多いかと思いますが、できるかぎり探しだして揃えてから、査定に出しましょう。
売る前にお手入れを
売る前には軽くでいいのでスポーツ用品のメンテナンスを行いましょう。
使ったまま、汚いままで査定に出すことも可能ではありますが、あまりに汚いと査定する人の心証も悪く、さらに買い取り先で再販前にクリーニングをしなくてはいけなくなってしまうのでそのぶん買取額が下がってしまうことがあります。
無理に汚れを落とそうとすると逆に傷をつけてしまったり、薬品によって塗装が剥げるなど品質を落としてしまう恐れがあるので、自分にできる範囲でメンテナンスを行いましょう。
また、汗ジミや匂いなどは査定前にお手入れするだけでは取り切れない場合も多いので、普段からのお手入れが大切になってきます。
使い潰して捨ててしまおうと最初から思っているのであればあまり気にしないでもいいのですが、使った後に売却したいと少しでも思っているのであれば防水スプレーをしたり、使用後にお手入れしておくなど普段から気をつけておくことで、良い状態のままスポーツ用品を売ることができるようになります。
良い状態の道具は長く使えるので、もし売らないとしても長く使えて結果的にお得になります。
タイミングが大切
ウィンタースポーツの競技用品を売るのであれば秋ごろ、ダイビング用品を売るのなら夏前、といったように、スポーツによっては売却するのに適した時期があるのでそれを知っておくのも大切なポイントです。
「需要が高まる時期の少し前に売る」というのがコツで、リサイクルショップでは時期ごとに買取強化キャンペーンをしていることも多いので、そこを狙って売却するのもいいでしょう。
季節のほか、6月・12月のボーナスの時期も高価な中古スポーツ用品を購入する人が増えることから、需要が高まります。その時期より少し前に査定を受けてみるのがおすすめです。
まとめて売る
- 野球道具を売るのであれば、グローブやバッド、スパイクやレガース。
- テニス道具を売るのであればラケットやシューズ、ウェア。
といったふうに、スポーツ用品はできるだけまとめて売りに出すのがおすすめです。
1点だけで売るより「まとめて売り」することで、買取価格がアップするリサイクルショップや買取専門店は多いです。
査定前には身の回りの不要な道具を一度見直してみて、できれば複数点まとめて査定に出すことをお勧めします。
4.売却方法は3つ!
売却できるスポーツ用品の特徴や、少しでも高く売るコツなどを確認したところで、次は実際に売却する方法を具体的に見ていきましょう!
不要なスポーツ用品を売却する方法は3つあります。
- リサイクルショップで売却する
- スポーツ用品買取専門店に売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
利用するメリットデメリットや、売却時の注意点をそれぞれ確認してみましょう。
リサイクルショップで売却する
不用品を売る、というと一番身近な手段といえるのはリサイクルショップではないでしょうか。
店舗数も多く、家具や家電、衣類や書籍など取り扱っている種類が幅広いため、家の中の不用品をまとめて売ることができるところが便利です。
最近では持込買取以外にも出張買取・宅配買取に対応しているところがほとんどなので、家からリサイクルショップが遠い、運搬手段がないという場合でも利用することができます。
しかし、野球やサッカーなどと比べると専門的すぎる競技種目(フェンシングやラグビーなど)の道具や需要の少ないアイテムについては、買取不可になったり安価で買い取られてしまう場合があるため注意が必要です。
また、スポーツ用品を専門に取り扱っているわけではないので、希少価値の高い道具やサイン入りのプレミア品などの価値が見落とされ、相場よりも安い金額で買い取られてしまう恐れがあります。
お手持ちの品が特殊な競技で使用するスポーツ用品であったり、貴重な品だとわかっている場合は、価値や相場を理解してくれるスポーツ用品買取専門店に依頼するのがおすすめです。
スポーツ用品買取専門店に売却する
購入時高価だったスポーツ用品やプレミア品を売却するのであれば、スポーツ用品買取専門店を利用するのがおすすめです。
製品の価値や中古市場におけるスポーツ用品の相場を理解しているスタッフが、きちんと査定をしてくれ、安心して依頼ができます。
また、リサイクルショップでは買取が難しい、フェンシングの防具やラグビーのギアなど専門性の高いスポーツ用品も買い取ってもらいやすいところもメリットといえるでしょう。
スポーツ用品買取専門店は店舗数が少ないですが、そのぶん出張買取や宅配買取に対応しているところも多いため、査定してもらいたい道具がたくさんある、という場合でも利用できます。
出張買取を依頼した場合、対応エリアが限られていたり別途出張費がかかる場合があり、また宅配買取の場合は査定後に買取をキャンセルした場合はキャンセル料や返送料がかかってしまう場合もあります。
買取の条件を事前にホームページなどで必ず確認しておきましょう。
フリマアプリ・ネットオークションに出品する
フリマアプリ・ネットオークションでもスポーツ用品は売却可能です。
フリマアプリ・ネットオークションを利用するメリットは、
- 自分で価格を設定できる
- 使用感がある製品でも需要があれば売れる
- 専門的な道具も買い手が付きやすい
という点です。
自分で価格を設定できるので、需要と供給が一致すれば思いもよらない高値でスポーツ用品を売ることができる場合があります。
リサイクルショップやスポーツ用品専門店での売却額に不満があった場合には1度、フリマアプリ・ネットオークションに出品してみるのもいいかもしれません。
フリマアプリ・ネットオークションを利用する上でのデメリットは、送料と手数料がかかるという点です。
出品するだけなら入会金や利用料はかからないアプリがほとんどですが、売却できた場合には送料と手数料が発生します。
大手フリマアプリ「メルカリ」で封筒や宅急便コンパクトに入らないサイズの商品を発送した場合の送料は以下のようになっています。
サイズ (重量制限有) | ゆうゆうメルカリ便 (3辺合計170cm以内) | らくらくメルカリ便 (3辺合計200cm以内) |
---|---|---|
60 | 770円 | 750円 |
80 | 870 | 850円 |
100 | 1,070 | 1,050円 |
120 | 1,200 | 1,200円 |
140 | 1,450 | 1,450円 |
160 | 1,700 | 1,700円 |
170 | 1,900 | × |
180 | × | 2,100円 |
200 | × | 2,500円 |
使用しているアプリや、発送する封筒や箱の大きさや、配送手段によっても送料は異なっており、また、規定サイズよりも大きなサイズだと対応してもらえないこともあるため、事前にサイズとかかる送料の確認は必須です。
また、手数料はアプリやネットオークションによって異なっています。売却金額が大きかった場合はそのぶん金額も大きくなりますので、注意が必要です。
フリマアプリ | 手数料 |
---|---|
メルカリ | 販売価格の10% |
楽天ラクマ | 商品価格の6.0%(税抜) |
PayPayフリマ | 販売価格の5% |
ヤフオク! | Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込) Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込) |
モバオク | 月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要 販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要 |
送料と手数料がかかるほか、出品したからといってすぐに売れるとはかぎらないので、その場合はいつまでも手元に製品を残しておかなければならないといったデメリットもあります。
5.売れなかったスポーツ用品の処分方法
ここまでスポーツ用品を売却する方法についてお伝えしてきましたが、
- 自分が使ったものが知らない人の手に渡るのに抵抗がある
- 査定に出してみたものの、状態が悪くて買取不可になってしまった
- 壊れているので捨てるしかない
- フリマアプリ・ネットオークションに出品してみたはいいがいつまで経っても売れない
なんてこともあるかと思います。
売却以外でスポーツ用品を処分する方法について、ここでは詳しく見てみましょう。
まだ使えるものであれば譲渡するという手も
処分したいスポーツ用品が、売るほどではないけれどまだ使えるので捨てるのがもったいない、という場合は人に譲って使ってもらうこともできます。
身の回りに同じスポーツを楽しむ部活の後輩やサークルの仲間がいれば、道具を使ってもらえないか聞いてみるのもいいかもしれません。
思い入れのある道具を知らない人に売るのには抵抗があるけれど、知っている人に使ってもらえるのであれば手放せる、ということもあるでしょう。
人に譲る前にはスポーツ用品のサイズや汚れの有無などの詳細を、口頭で説明したり写真を見せるなどして必ず事前に伝えておきましょう。
譲る段階になって、サイズが合わない、思っていたより状態が悪いといったことで要る要らないのトラブルに発展することもあります。
譲った後も相手が使うことを考慮して、できる限りメンテナンスをしてから渡すようにしましょう。
また、譲る相手が周りにいない場合はSNSやジモティーを使って譲り先を探すこともできます。
ジモティーは不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板です。
フリマアプリやネットオークションと違って手数料が無料で、譲るだけでなく値段をつけることもできます。
フリマアプリ・ネットオークションでの手数料を払いたくない、という場合に利用するのもいいでしょう。
※「あんしん決済機能」を利用した場合は販売手数料がかかります。
(参考:ジモティ|「あんしん決済」利用時の手数料)
また、ジモティーには自宅や最寄り駅までスポーツ用品を取りに来てもらえた場合は送料もかからないというメリットもあります。サイズが大きいスポーツ用品だと金額も大きくなってしまう送料が浮くのがうれしいですよね。
しかしそのぶん自分の住所や最寄り駅などの個人情報を相手に伝えなければならないため、個人情報の取り扱いにはじゅうぶん注意する必要があります。
フリマアプリ・ネットオークションと同じくこちらの手段もすぐに譲り先が決まるとは限らないため、時間に余裕がある場合に利用できる手段です。
寄付することもできる
まだ使えるスポーツ用品を捨てるのではなく、社会に役立てたり有益に使ってほしいということでしたら、支援団体を通して国内の施設や発展途上国に寄付することもできます。
支援団体に送られたスポーツ用品は、
- 寄付した先でそのまま使用される
- 中古品として販売され、その売り上げが寄付される
といった形で国内の施設や発展途上国に寄付されます。
そのため使用済みの肌着や靴下、ユニフォームなど再販できないもの、過度に汚れているものや破損のあるものは寄付できないので注意しましょう。
自己判断で荷物を送ってしまうと寄付できずに返送されてしまうこともあります。判断に迷った場合は事前に問い合わせておくと安心です。
また、寄付をする場合の送料は基本的に自己負担となっています。
発送方法や運送会社、送料は支援団体によって指定がある場合がありますので、寄付を検討される方は支援団体のホームページを確認してみてはいかがでしょうか。
弊社でも「ユースマイル」という、使わなくなった不用品を発展途上国の子どもたちに寄付する取り組みを行っています。
ユースマイルに寄付された不用品は、
- そのまま使用できるものは発展途上国で再利用される
- 輸出ができない不用品は中古品として販売され、その売上で購入したワクチンを寄付する
という形で寄付されています。
ホームページでは詳しい内容や寄付実績などを見ることができるので、断捨離で出た不用品を寄付したい方、どんなものが寄付できるか興味のある方はぜひご覧になってみてください。
▼「ユースマイル」詳しくはこちらから▼
自治体のごみ回収で捨てる
買取不可になった製品や、壊れていて捨てるしかないスポーツ用品であれば、自治体のごみ収集を利用して処分ができます。
スポーツで使用する道具の素材はさまざまなので、その素材に合わせた分別をして捨てる必要があります。また、分別方法や捨て方は自治体ごとに異なっているので事前に確認しておくことが大切です。
ここでは、愛知県名古屋市のスポーツ用品の分別について確認してみます。
スポーツ用品 | 分別 |
---|---|
ユニフォーム・ウェアなどの衣類 | 集団資源回収・ リサイクルステーションなどへ 利用できない場合は可燃ごみへ |
シューズ | 可燃ごみ |
ラケット | バドミントン・テニスラケットは粗大ごみ 卓球のラケットは可燃ごみ |
バット | 粗大ごみ |
グローブ | 可燃ごみ |
ボール各種(スポーツ用) | 可燃ごみ |
愛知県名古屋市ではサイズの小さいスポーツ用品であれば、ごみ袋に入れて「可燃ごみ」として捨てられる場合が多いようです。
しかしバッドやラケットといった長さのあるもの、自治体の粗大ごみ規定サイズ(30cmまたは50cm角)よりも大きいものについては粗大ごみとして処分する必要があります。
「粗大ごみ」としてスポーツ用品を捨てる場合は、
- 電話やインターネットで事前予約が必要
- 手数料納付券の事前購入が必要
- 自治体ごとに違う収集日を調べておく
といったふうに、「可燃ごみ」よりも捨てる前の準備に手間がかかるため処分は計画的に行わなければなりません。
また、粗大ごみの場合は回収日も月1回と頻度が少ないので、邪魔になったスポーツ用品をすぐに捨てることができないといったデメリットもあります。
※今回は愛知県名古屋市を例にしていますが、お住まいの自治体によってごみの分別ルール・収集方法は全く異なります。お住まいの自治体のホームページ等をご確認ください。
6.不用品回収業者であれば買取も廃棄もまとめてOK
- 忙しくてリサイクルショップに持ち込んだり粗大ごみの事前予約をする時間がない
- 断捨離や実家のお片付け、引っ越しといった理由でスポーツ用品のほかにもたくさん処分したいものがある
という場合におすすめしたいのが「不用品回収業者に依頼する」という方法です。
スポーツ用品を売却する場合、持込や宅配買取の準備をする手間、実際にリサイクルショップに行ったり発送をしたりといった手間がかかるのに加えて、買取不可になった場合は持ち帰って処分する必要が出てきます。
スポーツ用品1点だけならまだしも、複数点ある場合そのぶんやることが増えるので、忙しい方にはなかなか面倒な作業ですよね。
そんな時に不用品回収業者を利用すれば、不用品の回収はもちろん、買取もしてくれる業者であれば査定もしてくれるので、査定・売却・買い取れなかったスポーツ用品の回収まで、あっという間に終えることができます。
自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれるので、当日OKな業者なら思い立ったその日に不用品を全てスッキリ片づけることも可能。夜に対応してもらうこともできるので一度相談してみるのがおすすめです。
上記のようにメリットが多い不用品回収業者ですが、業者の中には「無料」「格安」で作業を引き受けると言って依頼を受けておきながら、高額な「積込費」「出張費」を請求したり、引き取った不用品を不法投棄してしまうといった悪徳業者も存在します。
最近では家にアポなしで訪ねてきて、貴金属などの貴重品を安い価格で無理やり買い取る「押し買い」といった行為も増えているようです。
たまった不用品をどうするか悩んでいたときに業者が家に訪ねてきてくれたら、問い合わせをする手間が省けた!と依頼してしまいたくなってしまうものですが、すぐに依頼するのは危険です!
依頼する前にはかならず業者が資格を持っているかを確認してみてください!
一般廃棄物収集運搬業許可 | 一般家庭から家具や家電、ゴミなどを回収する場合に必要 |
産業廃棄物収集運搬業許可 | 法人からゴミを回収する場合に必要 |
古物商の許可 | 回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要 |
不用品を回収したり、買ったり売ったりするには資格や県からの許可が必要なので、それを持っている業者なら安心して依頼ができます。
所持している資格は「会社概要」ページの中に、「許認可」や「取得許可番号」などという項目で書かれていることが多いほか、電話で問い合わせてみるのもいいでしょう。
あとは複数の業者から見積もりを取るのをおすすめします!
1社しか見積もりをとらなかった場合、費用の相場がわからず不用品の量に対してそのプランが合っているのかどうか、という判断がつかず損をしてしまう可能性があります。
見積もりを複数の業者からとるととらないでは費用に大きな差が出ることもあります。
面倒とは思いますが、ぜひ相見積もりをとってお得に不用品を処分できるようにしてくださいね!
急に訪ねてきたり、近所にやってきた業者の資格を確認するのも難しく、事前の見積もりをとることもできません。
「無料」「格安」といった言葉はトラブルの元ということを頭に入れておいていただき、この記事を参考に、自分に合った業者やプラン選びができるようにしてみてくださいね。
▼業者選びについてもっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!▼
7.まとめ
今回のコラムでは、不要になったスポーツ用品はどんなものが高価買取されるのか、その特徴や、高く売るためのコツ、実際に売却・廃棄処分する方法についてなど幅広くお伝えしてきました!
年齢問わずさまざまなスポーツを楽しむ人が増え、中古スポーツ用品の市場も年々拡大しています。
それに合わせてリサイクルショップや中古スポーツ用品買取専門店だけでなく、フリマアプリやネットオークションなど売却できる手段はかなり増えているので、使わなくなった中古スポーツ用品がある方は、ぜひ一度無料査定を受けてみるのがおすすめです。
コラムの中では売却方法の他に譲渡や廃棄の方法もお伝えしましたが、どの方法もある程度時間や手間がかかることがわかりました。
時間と手間をかけず要らなくなったスポーツ用品を片づけてしまいたいのなら、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
スポーツ用品の他にも家電や家具など、処分したいものがたくさんあるという場合に利用すれば費用もお得になりますし、買取査定・売れなかった不用品回収まですべてスタッフにお任せできるので、とにかくラクに不用品を処分できます!
弊社「出張回収センター」でもスポーツ用品をはじめとした不用品の買取・回収を行っています。
スポーツ用品の処分にお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください!
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