「高い場所にあるものを取りたい」「押し入れ・クローゼット収納を片付け・掃除したい」という場面で活躍する脚立やはしご。
日常生活で便利に使えるアイテムですが、使用中に不安を感じるようになったら、処分を検討した方が良いかもしれません。
しかし、いざ処分しようとすると「脚立やはしごは、何ごみに分別すれば良いの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「脚立・はしご」の処分方法について詳しく紹介します。廃棄処分だけでなく、売却や譲渡の方法も解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
▼この記事でわかること
- 脚立・はしごの処分方法
- 脚立・はしごを処分するタイミング
- 脚立・はしごを処分する際の注意点
脚立・はしごの処分方法は9通り!
脚立・はしごは、次のような方法で処分しましょう。
- 粗大ごみとして処分する
- ホームセンターに引き取ってもらう
- 知人・友人に譲る
- ジモティーを利用して欲しい人を探す
- 支援団体に寄付する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- スクラップ業者に買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者へ回収・買取を依頼する
それぞれの捨て方について詳しく解説します。
粗大ごみとして処分する
脚立やはしごは、自治体の粗大ごみ回収を利用して処分するのが一般的です。粗大ごみは、ごみ袋に入らないサイズ、または30cm角以上のものが対象となります。捨てる際に処理手数料を支払う必要がありますが、数百円と安価な費用で処分できるのはメリットです。
ただし、以下のように地域によっては条件が異なる場合もあるため、事前にごみ分別を確認しておくと良いでしょう。
地域 | ごみ分別 | 備考 |
---|---|---|
愛知県名古屋市 | 粗大ごみ(250円) | 1辺30cm以上 |
岐阜県岐阜市 | 粗大ごみ(420円) | 1辺180cm以上は840円 |
大阪府大阪市 | 粗大ごみ(200円) | 高さ200cm以上は400円 |
東京都豊島区 | 粗大ごみ(400円) | 210cm以下に切断すること |
神奈川県横浜市 | 粗大ごみ(200円) | 1辺50cm以上 |
粗大ごみを処分する際は、以下の流れで予約します。
- 自治体の粗大ごみ受付センターへ問い合わせる
- 収集日時や収集場所を教えてもらう
- 地域のコンビニやドラッグストアで「粗大ごみ手数料券」を購入する
- 処分する脚立・はしごに粗大ごみ手数料券(シール)を貼る
- 収集日時に指定場所まで出す
たとえば、愛知県名古屋市では収集日が月に1度と決まっており、7日前までに手続きを済ませなければなりません。年末年始や長期休暇の前後は、片付けで粗大ごみを出すご家庭が多いため、ごみ出しまで1か月以上待つこともあります。
急ぎで処分したい場合は、地域のクリーンセンターに直接持ち込んで処分する法もあります。脚立やはしごを車で運搬できる方は、検討してみましょう。
ホームセンターに引き取ってもらう
古くなった脚立・はしごを処分して、新しいものに買い替えるなら、ホームセンターで引き取ってもらえる場合があります。買い物のついでに持参するだけなので、手間をかけずに無料で手放せるのがメリットです。
ただし、店舗によって引き取り条件が異なるため、事前に調べる必要があります。
店舗名 | 費用 | 条件 | 引き取り方法 |
---|---|---|---|
コメリ | 無料 | ・店舗で脚立を購入した方限定 ・高さ、幅が2m以下のもの | 購入後1か月以内に、 購入を証明するレシートや納品書を持参 |
ビバホーム | 無料 | 店舗で脚立を購入した方限定 | 購入を証明するレシートを持参 |
ホームセンターの引取サービスでは、購入時のレシートがあれば引き取ってもらえるため、便利ですね。
ただし、同じ系列グループでも店舗によって対応が異なる場合があるため、前もって問い合わせておくと良いでしょう。
知人・友人に譲る
まだ使える状態で比較的きれいな脚立やはしごを捨てるのは、もったいないかもしれません。その場合は、友人や知人に譲ることを検討してみましょう。こちらから声をかければ、「そういえば、欲しかった!」という人が見つかることもあるかもしれません。
ただし、相手が遠方の場合、配送料がかかることがあります。「無料で譲る代わりに配送料を負担してほしい」というように、お互いが納得できる条件を話し合うのがおすすめです。
ジモティーを利用して欲しい人を探す
周囲で引き取り手が見つからない場合は、インターネットを活用して広く譲り先を探してみましょう。たとえば、地域の掲示板「ジモティー」なら、近所の方に不用品を譲渡できるため便利です。
ジモティーでは利用者同士で直接やり取りするため、仲介手数料はかかりません。無料で譲れるため、早ければ数日で引き取り手が見つかる可能性もあります。
ただし、見知らぬ人に直接手渡すため、自宅住所や本名などが分からないように配慮しなければなりません。
また、無料で譲ることも可能ですが、掲載後すぐに引き取り手が見つかるとは限らない点には注意が必要です。脚立やはしごを運搬するのに車の手配が必要なので、待ち合わせ場所や受け取り方法についても事前に相談しましょう。
支援団体に寄付する
まだ使える脚立・はしごは、寄付で手放すのもひとつの方法です。
寄付には、以下のような形があります。
- 不用品を回収して必要としている相手のもとへ直接お届けする
- 売却した不用品の売上で、ワクチンや支援物資を購入して届ける
「脚立やはしごは寄付できるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、支援団体が現地での活用方法を考え、適切に判断してくれます。
ただし、寄付する際には配送料が自己負担となるため、注意しましょう。
弊社でも「ユースマイル」という取り組みを通じて、世界の子供達への支援につなげております。ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクから詳細をご覧ください!
リサイクルショップに買い取ってもらう
まだ安全に使える脚立やはしごであれば、リサイクルショップで査定してもらい現金化する方法もあります。リサイクルショップの買取方法は、主に以下の3通りです。
- 店頭買取:自宅近くの店舗に直接持ち込む方法
- 宅配買取:不用品を指定住所まで発送して査定依頼する方法
- 出張買取:自宅まで引き取りにきてもらい売却する方法
店舗で買取不可だった場合、持ち帰らなければならないため、出張買取がおすすめです。リサイクルショップを利用する際は、買取実績や対象品目をあらかじめ確認しましょう。
高価買取が期待できる脚立・はしごの人気ブランド
以下のようなブランドの脚立やはしごは、デザインや機能性の高さから人気があり、中古市場でも高値で売れる可能性があります。
- CB JAPAN(シービージャパン)
- 無印良品
- ニトリ
- IKEA(イケア)
- DULTON(ダルトン)
- 長谷川工業
- アルインコ
- ピカコーポレーション
- ナカオ
脚立やはしごを査定に出す際は、サビや汚れを落として、できるだけきれいな状態に整えましょう。
また、スムーズに動くかどうかも確認しておくべきポイントです。
ただし、2m以上の長尺ものは、買取対象外となる可能性があります。荷台に収まらない大きさや、ほかの積載物を妨げる場合、査定額が大幅に下がることもあるため、事前に買取可能かどうか確認すると良いでしょう。
スクラップ業者に買い取ってもらう
処分したい脚立・はしごがアルミ製や金属製であれば、鉄くずとして売却できます。鉄くずを取り扱うスクラップ業者は、脚立・はしごを製品として査定するのではなく、金属の重量をもとに買取価格を決定します。
ただし、鉄くずとして処分すると、リサイクルショップで製品として取引するときよりも買取価格は安くなってしまいます。脚立やはしごは「アルミガラ(付き物あり)」という区分になり、相場は1kgあたり100円前後が目安です。
スクラップ業者に依頼したい場合は、「アルミ買取」「鉄くず買取」などのキーワードで検索し、お近くの業者を探してみてください。
ネットオークション・フリマアプリに出品する
買取業者で引き取ってもらえなかった脚立・はしごでも、ネットオークションやフリマアプリなら売れる可能性があります。中古の脚立は、DIYや作業現場で使用したい方に需要があるため、すぐに購入されるかもしれません。
ネットオークションやフリマアプリに出品する手順は以下の通りです。
- 脚立・はしごの相場価格を調べる
- 販売価格を決定する
- 商品説明を記載し商品画像を撮影する
- 出品して購入者が現れるのを待つ
- 購入希望者とやりとりをする
- 自宅からの運び出しや梱包、発送手続きをする
売れれば利益が得られますが、ジモティーで譲る方法と同様に、すぐに売れるとは限りません。
また、配送料は基本的に出品者負担となり、販売価格に応じて手数料も差し引かれます。価格設定をする際は、マイナスにならないように注意しましょう。
不用品回収業者へ回収・買取を依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、自分で運搬する手間を省け、車がなくても簡単に脚立・はしごを処分できます。回収からリサイクル・買取まで一括で対応してもらえるため、「ごみとして捨てるのに気が引ける」という方にもぴったりです。
不用品回収業者を利用するメリットは次の通りです。
- 自分の都合に合わせた日時に処分を依頼できる
- 自宅まで回収に来てくれるので、運搬の手間がかからない
- 1回の申し込みで回収から買取までまとめて依頼できる
- 買取が可能な場合、買取額を費用から差し引いてもらえる
- 買取対象外の不用品も引き取ってもらえる
- 複数の不用品をまとめて依頼すれば、お得に処分できる
一般的な不用品回収業者の料金は、以下のように設定されています。
- 基本料金(約3,000円〜)
- 回収費用(脚立やはしごの場合、約1,000円〜)
ただし、業者によっては、これ以上の費用がかかる場合もあるので、事前に見積もりを取ることが大切です。
悪徳業者にご注意ください!
不用品回収業者にはメリットが多い一方、注意すべき悪徳業者も存在します。以下のような特徴を持つ業者には特に気をつけましょう。
- 「無料回収」を宣伝している
- 見積もりが不明瞭で、内訳の記載がない
- 突然訪問営業に来る
- ホームページに会社概要が明記されていない
- 拡声器を使用したトラックで巡回している
これらに該当する業者は、契約後に理由をつけて高額費用を請求してくることがあります。
また、回収した不用品を不法投棄する場合もあり、依頼主も法的に罰せられる可能性もあります。
そのため、業者を選ぶ際には「産業廃棄物収集運搬業許可」の有無や、実績・口コミなどを確認することが大切です。
信頼できる不用品回収業者については、こちらの記事で詳しく解説しております!
不用品回収業者では、脚立やはしご以外の生活用品も引き取っております。詳しくはこちらの記事もご参照ください!
脚立・はしごを処分するタイミング
脚立やはしごを処分するべきタイミングを迷うこともあるでしょう。ここでは、処分を検討するべきタイミングについて解説します。
錆びが見られる
脚立やはしごは耐久性が高く、通常は長期間使えますが、雨風にさらされることで錆びが発生しやすくなります。結露によって錆が進行すると、脚立やはしごがうまく開かなくなったり、金具が固定されなくなったりする場合もあります。
錆取りでメンテナンスすれば使い続けることは可能ですが、それが難しい場合は、処分を検討する時期かもしれません。
使用中の軋みが気になる
長く使っている脚立やはしごで「最近、軋み音が気になる」と感じた場合、それは劣化が進んでいる兆候です。そのまま使い続けると、破損や転倒のリスクがあるため、平坦な場所でもグラグラする場合は、使用を控えましょう。
また、脚立・はしごを直射日光の当たる場所で放置していると、紫外線の影響で劣化しやすくなります。長持ちさせるためにも、なるべく物置きや室内で保管するようにしてください。
部品のゆるみが目立つ
長期間使用していると、脚立やはしごのネジが緩んでくることがあります。こうした状態で使用を続けると、ネジや金具が外れ、事故につながる可能性があります。
特に高所で使用中に壊れてしまうと、大きな怪我をするリスクがあるため、早めの処分を考えるべきです。
また、久しぶりに使用する際は、部品が壊れている可能性があるため、定期的に点検することをおすすめします。
脚立・はしごを処分するときの注意点
ここでは、脚立やはしごを処分する際に注意すべき点を解説していきます。
運搬時に傷がつかないようにする
直前まできれいな状態の脚立やはしごでも、運搬中に傷がついてしまえば一気に価値が落ちてしまいます。
特に、人に譲る場合は、「もっときれいだと思っていた」といった誤解やトラブルを招くことがあります。そのため、緩衝材でしっかり保護して、丁寧に運ぶことが大切です。
分解する際は怪我をしないよう作業する
脚立やはしごを分解する際には慎重に行動することが必要です。分解すると処分しやすくなる場合がありますが、作業中に怪我をするリスクが高くなります。特に、脚立を開閉する際に指を挟むことが多いため、注意が必要です。
また、サイズが大きくなるほど扱いにくく、突然転倒するリスクも大きいため、可能であれば誰かに手伝ってもらいながら作業を進めると良いでしょう。
事業用は処分方法が異なる
家庭用の脚立やはしごは、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用して処分できますが、事業用の場合は処分方法が異なります。なぜなら事業用の不用品は「産業廃棄物」として扱われるため、自治体で処理できないからです。
オフィスや飲食店など、事業で使用した脚立・はしごは、産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ不用品回収業者に依頼しましょう。
再利用して楽しむのもおすすめ
脚立やはしごを処分するのがもったいないと感じる方は、別の使い方をしてみるのもおすすめです。具体的なリメイク方法は以下の通りです。
- 観葉植物やお花のディスプレイに
- サイドテーブル代わりに
- キッチンやダイニングのスツールに
- 「見せる収納」として簡易的な棚代わりに
- 脚立を並べて、板を渡しシェルフに
こうした方法で再利用すれば、おしゃれなインテリアを気軽に楽しめるかもしれません。捨ててしまう前に、ぜひお試しください。
脚立・はしごを処分する際に出やすい不用品
脚立やはしごのように、古くなって処分しにくい生活用品にお困りの方は、こちらの記事も参考にしてください!
脚立やはしごの処分に関するよくある質問
Q.急いでいるのですぐに回収してくれますか?
A.出張回収センターではお客様からご依頼いただければ、名古屋市内であれば最短30分以内にお伺いできます。
ただし、道路状況やお客様がお住まいの地域によっては30分以上を要することもございます。できる限り優先して、当日中にお伺いいたしますのでお気軽にご相談ください。
Q.壊れている脚立も回収してくれますか?
A.脚立の状態や大きさ、材質を問わず回収可能でございます。
状態によって処分費用が変わることはありませんので、まずはお問い合わせください。
Q.マンションの6階に住んでいますが回収可能でしょうか?
A.マンションの上層階にお住まいの場合でも、問題なく回収いたします。エレベーターの使用の可否や階数によっては、スタッフを増員する必要がございますのでご了承ください。
無料見積もりの際に、作業料金の詳しい内訳を提示いたします。
Q.日中は家を空けているので夜間に来てくれますか?
A.出張回収センターでは、お客様のご都合に合わせた回収作業を心がけております。夜間の作業にも対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
また、年中無休で営業しておりますので土日・祝日の対応も可能でございます。
Q.回収作業には立ち会わなければいけませんか?
A.基本的にはご本人に立ち会っていただきますが、ご家族や代理人の方でも可能でございます。
また、どうしてもお客様のご都合がつかない場合はご不在でも対応可能ですので、スタッフにご相談ください。
脚立・はしごの処分は出張回収センターにおまかせください!
脚立やはしごの処分方法は、以下の9通りです。
- 粗大ごみとして処分する
- ホームセンターに引き取ってもらう
- 知人・友人に譲る
- ジモティーを利用して欲しい人を探す
- 支援団体に寄付する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- スクラップ業者に買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者へ回収・買取を依頼する
ごみとして廃棄処分するほか、売却する・譲渡するなどの方法があります。
「長い脚立を運び出すのが大変」「壊れたはしごを自宅から回収してほしい」というご要望をお持ちなら、手間をかけずに処分できる不用品回収業者を利用しましょう。不用品回収業者なら、長さ2mを超えるような大きな脚立、買い取ってもらえなかったもの、事業用の脚立もすべて回収可能です。
愛知県名古屋市の「出張回収センター」では、脚立・はしごをはじめとする不用品の買取・回収を年中無休で承っております。ご自宅や倉庫の片付けや大型家具・家電の処分もまとめて対応可能です。
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