ボウリングボールの処分方法6選!自治体での捨て方や買取方法まで詳しく解説

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ボウリングボール

最大のブームから50年ほど経過した今でも、まだまだ根強い人気があるボウリング。
男女の体力差・体格差があまり影響しない競技であることに加えて「私服でプレイできる」「道具をレンタルできる」というメリットもあり、誰でも楽しめる敷居の低いスポーツとして支持されています。

そんなボウリングはマイボールを購入し楽しむ層も多いですが、ボールが寿命を迎えたり不要になったりして処分する場合、どうしたらいいかわからないという方は意外と多いのではないでしょうか。
ごみとして捨てるにしてもボウリングの玉は回収不可としている自治体も多いので、どう捨てるべきか迷ってしまいますよね。

そこで今回はボウリングボールの処分方法と注意点を解説していきます。
記事内では処分方法のほか、意外と知らないボウリングボールの素材や寿命についても解説していますので、「不要になったボウリングボールが家に置いたままになっている」「自治体で捨てられず困っている」なんて方は、是非参考にしてみてくださいね!

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ボウリングボールの素材や寿命について

ボウリングボール

ボウリングボールの具体的な処分方法を解説する前に、ここではボウリングボールの素材や寿命、お手入れの方法などをご紹介します。
処分前には一度、目を通してみてください。

ボウリングボールの素材と特徴

一見するとどれも同じように見えるボウリングボールですが、素材は主に「ポリエステル・プラスチック」「ウレタン」「リアクティブ」の3種類に分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。

ボールの素材特徴
ポリエステル
プラスチック
・摩擦力が弱く曲がりにくい
・安定性があり真っ直ぐに転がる
・初心者からプロボウラーまで、幅広く愛されている
・比較的安価
ウレタン・ボウリング場のハウスボールに最も多く使われている素材
・カーブがかかりやすく、動きも読みやすいので初心者にも扱いやすい
・劣化しにくい
リアクティブ・表面となるカバーストックに異素材を使用しており、プロボウラー向きのボール
・異素材はパール・ソリッド・ハイブリッドの3種類ある
・高価

自治体のごみ回収では、ボウリングボールは素材に関係なく「粗大ごみ」や「不燃ごみ」として排出できます。
しかし売却する際には、ポリエステル素材のボールは安価での買取になりやすかったり、逆にリアクティブ素材のものは高価買取が期待できたりと、素材によって買取額が変動することがあるため注意しましょう。
お手持ちのボウリングボールの素材を把握して、適した処分方法を選ぶことが大切です。

ボウリングのボールの寿命は何年?

長く使えそうな見た目のボウリングボールですが実は寿命があり、買替目安はだいたい100ゲーム程度と言われています。週に1度10ゲームをプレイする場合はおよそ2~3か月で寿命を迎える計算になるので、案外寿命が短いな…と驚かれた方も多いのではないでしょうか?

しかし上記の寿命はあくまで目安なので、ボールの素材や使い方、メンテナンスの有無によってはそれよりも長く使用できることもあります。
そのためゲーム数で寿命を計算するよりも、ボウリングボールの状態を定期的に確認して劣化のサインが見られはじめたら買替を検討するのがおすすめです。

【ボウリングボールの劣化のサイン】

  • 指穴のあたりのヒビ割れ
  • ボール表面の傷やべたつき
  • メンテナンスしても転がりにくさや曲がりにくさがとれない
  • ピンアクションが悪くなった

上記のように劣化したボールは、プレイに影響を及ぼすだけでなく、使用時にレーンを傷つけてしまう恐れもあります。
劣化のサインを見つけたらできるだけ早く、買替や処分を検討しましょう。

ボウリングボールの寿命の延ばし方は?

有名ブランドの高性能なボウリングボールは数万円以上する、高価な品です。
「少しでも長く使用したい」「不要になった際に高く売りたい」ということでしたら、日々のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

  • 使用後にクリーナーで拭き上げる
  • ポリッシュマシンで磨く
  • 定期的に「オイル抜き」作業を行う

オイル抜きとは、ボウリングボールの表面や内部のオイルを取り除く作業のことです。専門店にも依頼できますが、専用リムーバーや食器用中性洗剤、お湯とバケツを用意すれば自宅でもメンテナンスできます。
ただし、取り扱い方を誤るとボールの劣化に繋がることもあるため注意しましょう。取り扱いに慣れていない場合は専門店にメンテナンスを依頼するのが確実です。

ボウリングボールの処分方法6選!

ボウリングボール

今回ご紹介する、ボウリングボールの処分方法は以下の6つです。

  1. 自治体のごみ回収を利用して処分する
  2. 購入店での引取サービスを利用する
  3. リサイクルショップに持ち込む
  4. フリマアプリやネットオークションに出品する
  5. 人に譲る・ジモティを利用する
  6. 不用品回収業者へ依頼する

順番に解説していきますね!

①自治体のごみ回収を利用して処分する

ボウリングボールは自治体のごみ回収を利用して処分できます。その場合は、無料~数百円と、比較的安価にボウリングボールを処分できるのがメリットです。

  • 神奈川県横浜市:燃えないごみ
  • 東京都板橋区:粗大ごみ※400円
  • 三重県四日市市:破砕ごみ※転がらないよう処置して、必ず『ボウリングボール』と表示する
  • 静岡県静岡市:不燃・粗大ごみ※無料で処分可能
  • 大阪府大阪市:普通ごみ

処分時の分別や手数料は地域によって違いがあります。ごみ出しの前には必ずお住まいの自治体の分別を確認するようにしてください。

また、ボウリングボールはそのままの状態でごみに出すとごみ収集所から転がり出てしまい、回収してもらえなかったり車や人にぶつかって事故を招いたりと、思いがけないトラブルに繋がる恐れがあります。
ごみに出す際は「必ずごみ袋の口を閉じる」「上からネットをかぶせる」など工夫をして、確実にごみとして回収してもらえるようにしておきましょう。

ボウリングボールを回収不可としている自治体もある

自治体の中にはボウリングボールを「適正処理困難物」として回収不可にしている自治体もあります。その場合は通常のごみ出しとは別の手段で処分が必要です。

  • 長野県長野市:集積所に出せないもの
  • 千葉県柏市:収集できないごみ
  • 愛知県名古屋市:お住まいの区の環境事業所に問い合わせる

回収不可になったボウリングボールの処分方法については自治体が指示していることが多いですが、ホームページ上に具体的な指示がないこともあります。
わからないことがある場合は直接問い合わせて確認しましょう。

②購入店・ボウリング場での引取サービスを利用する

不要になったボウリングボールは、購入店やボウリング場で引き取ってもらえることもあります。
その場合の処分費用は数百円程度と、安価でボウリングボールを手放せるのがメリットです。

ただし、不要なボールの引取に対応していない店舗もあります。いきなり持ち込むと引取を断られてしまうこともありますので、まずは電話やメールで問い合わせて確認しましょう。

ラウンドワンではボウリングボールは引取不可

ボウリングはもちろんスポッチャ、カラオケなどさまざまなレジャーが楽しめるラウンドワンでは、マイボールの販売を行っています。
そのため、不要になったマイボールの引取もしてもらえるのでは?とお考えの方も多いかもしれません。

しかし、ラウンドワンではボールの引取を行っていません。
持ち込んでも引き取ってもらえず、再度家まで重いボウリングボールを持ち帰ることになってしまうのでご注意ください。

(参考:ラウンドワンよくある質問

③リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップでボウリングボールを買い取ってもらうという方法もあります。

  • 処分費用をかけることなくボウリングボールを処分できる
  • 持込買取であればその日のうちに処分が完了する
  • 宅配買取・出張買取も利用できる
  • ボウリングボール以外のものもまとめて売れる

処分費用をかけたくない方やお急ぎの方には非常に便利な方法ですが、ボウリングボールを買取品目としているかどうかや、取り扱いメーカーなどはお店によって異なっているため注意が必要です。
せっかくお店に持ち込んだのに買い取ってもらえず二度手間になってしまった…なんてことにならないよう、持ち込む前には直接利用店舗に問い合わせして確認しておくのをおすすめします。

ここでは、買取されやすい中古市場で人気のボウリングボールブランドを一部ご紹介します。
お手持ちのボウリングボールが当てはまるかチェックしてみてください。

STORM(ストーム)

ハイパフォーマンス製品市場No.1シェアを誇るストーム。
世界中のボウラーから支持され、品質・名実ともにNo.1のブランドです。
ストームのボウリングボールは、トラクションが高くよく曲がります。

Brunswick(ブランズウィック)

多種多様なアイテムを開発しているブランズウィックはアメリカに本社を置くブランド。
品質や機能性の高さはもちろん、世界最高峰の開発力や洗練されたデザインがブランドの大きな礎となっています。
球速が遅いと、オイルが切れた部分で大きく曲がる性質がありコントロールが難しいボールと言われています。

ROTOGRIP(ロトグリップ)

業界の革新者と言われるロトグリップ。
1997年にストームにブランドが受け継がれましたがPBAツアーで論争を引き起こしたSD-73等、革新的なスタイルは変わりません。
世界中で大ヒットしたセル・シリーズ製品が有名です。

Ebonite(エボナイト)

国産唯一のボウリングボールメーカーのエボナイト。
1952年に日本で初のボウリングボール製造に成功し、これがきっかけで日本でのボウリングブームに火がつきました。
日本人に合うボールになるよう設計・製造されたボールは、国内で高く評価されています。

HAMMER(ハンマー)

古くから名門と呼ばれていたブランドで、アグレッシブなブランドイメージを貫き世界中に熱狂的なファンを持つ、ハンマー。
2019年の工場再編成によりブランズウィックグループに加わり、世界最大のボウリンググループの看板ブランドとなりました。
ハンマーのボウリングボールは、高い回転性能と角度の鋭い曲がりが特徴です。

④フリマアプリやネットオークションに出品する

フリマアプリやネットオークションを利用し、ボウリングボールを処分する方法もあります。
状態のいいボウリングボールや人気ブランドの製品を高値で売りやすく、多少傷があり使用感のあるボールでも、しっかりと記載をしておけば相応の値段で処分することが出来るのがメリットです。

ここではメルカリでの出品手順をご紹介しますので、出品時には参考にしてみてください。

  1. 利用登録をする
  2. 商品写真の登録や商品詳細の入力を行う
  3. 配送方法や販売価格を設定する
  4. 「出品する」をタップ
  5. 取引成立
  6. 「コンビニ/ATM払い」の場合は購入者が支払いを完了するのを待つ
  7. 商品を梱包し、発送する
  8. 購入者の受取評価を待つ
  9. 購入者を評価し、取引完了

フリマアプリ・ネットオークションは手軽に不用品を手放せる便利な手段ですが、出品作業や梱包・発送作業をすべて自分で行わなければならず手間がかかる、というデメリットがあります。
また、出品したからといってすぐに売れるわけではないため、急ぎの場合にも不向きな方法です。
急ぎで売りたい、手間をかけたくないなら別の手段を検討しましょう。

⑤人に譲る・ジモティを利用する

最近ボウリングを始めた知人や、一緒にボウリングを楽しんでいた友人がいるならボウリングボールを譲るのも一案です。もし譲る相手が身近にいないなら、地元の掲示板「ジモティー」を利用するのもいいでしょう。

  • ボウリングボールを捨てずに有効活用できる
  • 手渡しできれば梱包や発送が不要
  • 家まで取りに来てもらえば手間がかからない

ただし、お譲りできるボウリングボールは「まだ使えるもの」で「傷や汚れのないもの」に限られます。状態の悪いボウリングボールをお譲りすることで受け渡し当日にトラブルになる可能性もあるため注意しましょう。
お譲り前にはボウリングボールの状態をすみずみまでチェック・メンテナンスしておき、問題なく譲渡を終えられるようにしておくことが大切です。

ジモティー利用時の注意点

取引が成立しても手数料がかからないジモティーは便利な手段ですが、「すぐに譲り先が決まるとは限らない」「受け渡し方法や日程など、譲り先との調整が必要」といった点で手放すまでにどうしても時間がかかってしまうというデメリットがあります。

時間をかけずに手放したいなら、リサイクルショップでの売却や不用品回収業者の利用など別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

⑥不用品回収業者へ依頼する

「自治体でボウリングボールが回収不可になっている」「ボウリングボール以外の家具・家電・おもちゃなど、どう処分したらいいか悩んでいる不用品がある」ということなら、不用品回収業者に依頼するという手もあります。

  • ボウリングボールの状態や個数に関係なく回収してくれる
  • ボウリングボール以外の家具や家電もまとめて回収OK
  • 分別や運搬はすべてスタッフにおまかせできる
  • 回収と同時に買取査定もしてもらえる
  • 無料で査定を受けられる

上記したメリットのほか、不用品回収業者には「自分の都合のいい日時に回収を依頼できる」という大きなメリットもあります。
即日対応可能な業者であれば、依頼したその日に場所をとるボウリングボールを処分できる可能性も。お急ぎなら早めの問い合わせがおすすめです。

不用品回収業者を安く利用する方法

不用品回収業者は便利な手段ですが、そのぶん「ボウリングボール1点だけを処分するとなると費用が割高になりがち」というデメリットがあります。そんな不用品回収業者を安く利用したいなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 複数の不用品をまとめて回収してもらい、積み放題プランや定額プランを利用する
  2. 回収と同時に不用品の買取をしてもらい、買取金額で処分費用を相殺する
  3. 相見積もりで費用を比較してみる

中でも、特におすすめしたいのは、複数の業者から見積もりを取って費用を比較する「相見積もり」です。
業者ごとのサービス内容や費用を比較することで、自分の希望や予算に合った業者を見つけやすくなるほか、複数の業者と連絡を取ることで、悪徳業者に気づきやすくなるというメリットもあります。
お急ぎの際には少し面倒かもしれませんが、相見積もりをするかしないかで数千円~数万円の費用の差が出ることもあるため、できれば3社以上から見積もりを取って比べてみてください。

別のページでは不用品回収業者に必須の「古物商許可」についてや、業者選びのポイントについても解説しています。業者選びの際はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ボウリングボール

今回のコラムでご紹介したボウリングボールの処分方法は以下の6つです。

  1. 自治体のごみ回収を利用して処分する
  2. 購入店での引取サービスを利用する
  3. リサイクルショップに持ち込む
  4. フリマアプリやネットオークションに出品する
  5. 人に譲る・ジモティを利用する
  6. 不用品回収業者へ依頼する

ボウリングボールは自治体でごみとして処分できますが、「重量がある」「分別が自治体ごとに違うので捨てづらい」といった理由からなかなか処分できず、お困りの方も多いのではないでしょうか。
ボウリングボールが「適正処理困難物」とされ回収不可となっている地域にお住まいの方は、なおさらどう処分すべきか迷ってしまうところですよね。
そんなときには、不用品回収業者の利用がおすすめです。

  • ボウリングボールの状態や個数に関係なく回収してくれる
  • ボウリングボール以外の家具や家電もまとめて回収OK
  • 分別や運搬はすべてスタッフにおまかせできる
  • 回収と同時に買取査定もしてもらえる
  • 無料で査定を受けられる

弊社「出張回収センター」でも、ボウリングボールの買取・回収を行っています。
もちろんそのほかの家電や家具など、さまざまな不用品の回収・買取も可能です。
年中無休で受付しておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例