大量のハンガーはどう捨てるのが正解?処分の手順と注意点をチェック!

目次

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「クリーニングのハンガーが増えてしまった」「まとめ買いしたけど使わないまま…」そんな使わないハンガーが、クローゼットに溜まっていませんか?

ハンガーは軽くて小さいため、1~2本なら自治体のごみ収集で簡単に処分できます。
しかし、大量にある場合や、素材が異なるもの・未使用のハンガーとなると、どう捨てればいいか迷ってしまうことも。

そこで今回は、ハンガーの正しい処分方法や注意点について詳しく解説します。
また、洗濯ばさみやハンガーラックなど関連アイテムの捨て方もまとめているので、処分を検討している方はぜひ参考にしてください!

▼この記事でわかること

  • ハンガーの処分方法
  • ハンガーを処分する際の注意点
  • ハンガー関連製品の捨て方
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

ハンガーの処分方法は9通り!

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ハンガーの処分方法は主に以下の9通りです。

  • 可燃ごみ・不燃ごみで捨てる
  • 粗大ごみで捨てる
  • ごみ処理施設に持ち込んで捨てる
  • クリーニング店に返却する
  • リサイクルショップで売る
  • フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  • 人に譲る・ジモティーで譲り先を探す
  • 寄付する
  • 不用品回収業者に回収してもらう

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

可燃ごみ・不燃ごみで捨てる

自治体のルールに従い、ハンガーを可燃ごみ・不燃ごみとして処分できる場合は、指定のごみ袋に入れて決められた日時に出すだけで簡単に捨てられます。

予約不要で手軽に処分できるうえ、ごみ袋代を除けば費用もかかりません。
また、可燃ごみとして出せる場合は収集頻度が高いため、すぐに処分できるのもメリットです。

ただし、自治体によっては一度に出せるごみの量に制限があるため、ハンガーを大量に捨てると回収してもらえないケースもあります。

ハンガーは木製・金属製・プラスチック製など、さまざまな素材で作られています。自治体によって異なりますが、分別の一例は以下の通りです。

自治体分別備考
愛知県名古屋市金属製:不燃ごみ
木・プラスチック製:可燃ごみ
クリーニングのハンガーはなるべくお店に返却する
岐阜県各務原市燃やすごみ・木製・プラスチック製
・針金製は「カン以外の金物類」
大阪府大阪市普通ごみ・針金製・プラスチック製
・できるだけお店へ返す
神奈川県横浜市金属製:小さな金属類
プラスチック製・木製:燃やすごみ
・30㎝以上は粗大ごみ
・外せない部分はそのまま出してOK
京都府京都市本体部分が金属製・30cm以下のもの:小型金属類
プラ製:プラスチック類
それ以外:燃やすごみ
プラ製で割れて鋭利な場合は燃やすごみで捨てる

このようにハンガーの素材や大きさによって自治体ごとに分別ルールが異なるため、事前に地域での決まりを確認することが大切です。

粗大ごみで捨てる

スーツ用のハンガーやバスタオルを干すためのハンガー・和服用のハンガーなどサイズが大きいハンガーは粗大ごみに分別されることがあります。規定サイズは自治体によって異なるので、捨てる前に確認しておきましょう。

粗大ごみとして処分する場合、予約や手数料納付券(シール)の購入が必要となります。一般的な流れは以下の通りです。

  1. 粗大ごみ受付センターに電話またはウェブで申し込む
  2. 収集日・収集場所・手数料を確認する
  3. スーパーやコンビニなどの指定販売店で「手数料納付券」を購入する
  4. 処分するハンガーに受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 収集日の朝、指定の場所に出す

受付締切日や回収頻度・手数料の金額などは自治体によって異なります。締切日に間に合わないと、1か月以上処分が先延ばしになることもあるため、早めに手続きするのが安心です。
また、手数料を誤ると回収してもらえないことがあるため、申し込み時に正しく確認しておきましょう。

ごみ処理施設に持ち込んで捨てる

大量のハンガーを一度に捨てたい場合や、ごみの回収日を待たずに処分したい場合は、自治体のごみ処理施設に直接持ち込む方法があります。事前に予約が必要な場合や、搬入手順・処理手数料のルールは自治体によって異なるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

一例として、愛知県名古屋市の自己搬入の手順を紹介します。

  1. 可燃ごみ・不燃ごみに分別する
  2. 環境事業所で受付し、搬入施設を確認
  3. 指示された施設へ自分で持ち込む
  4. 計量後、ごみを降ろして手数料を支払う(10kgごとに200円・現金のみ)

この方法であれば、ハンガー以外の不用品もまとめて持ち込むことで、戸別回収よりも安く処分ができる可能性があります。

一方で、年末年始や引っ越しシーズンは施設が混み合い、希望日に持ち込めないこともあります。
また、自己搬入には車が必要であり、ほとんどの処理施設は平日のみ稼働しているため、日程の調整が必要です。こうした点を考慮し、利用が難しい場合は、ほかの処分方法を検討すると良いでしょう。

クリーニング店に返却する

クリーニング店で受け取ったハンガーは、再利用やリサイクルのために返却できる場合があります。

  • ホワイト急便
  • 白洋舎
  • ポニークリーニング
  • うさちゃんクリーニング

上記をはじめとする多くの店舗で回収を実施しています。

回収されたハンガーは、洗浄・消毒後に粉砕処理を経てリサイクルされるのが一般的です。店舗によっては、ハンガー返却時にポイントがもらえたり、預り金(レンタル料)が返金されたりすることもあり、お得に処分できます。

ただし、すべてのクリーニング店が回収しているわけではないため、事前に対応しているか確認しておくと安心です。

リサイクルショップで売る

未使用のハンガーや、まとめ買いで余ったハンガーは、リサイクルショップで売却できることがあります。特に、衣類や服飾雑貨を取り扱う店舗なら、ほかの不用品とまとめて査定してもらえるため、整理を兼ねた売却にも便利です。
また、店頭買取なら即日査定・現金化が可能なので、急いで処分したい場合にも向いています。

ただし、買取対象となるのは、以下のような高級ハンガーや未使用・未開封のセットものに限られることがほとんどです。

  • NAKATAHANGER(ナカタハンガー)
  • ハンガーのタヤ
  • ハンガーのながしお
  • MAINETTI(マイネッティ)
  • NAHANCO(ナハンコ)

それ以外のハンガーは買取不可になるか、安値での買取になる可能性が高いため注意してください。

買取対象外のハンガーを持ち込んだ場合、店舗によっては引き取ってもらえず、持ち帰らなければならないこともあるため、事前に買取対象の詳細を確認しておくと安心です。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

ハンガーはフリマアプリやネットオークションでも売れます。出品や梱包・発送する手間はかかるものの、リサイクルショップよりも高値で売却できる可能性があります。

また、クリーニングのハンガーもセットにすれば売れることもあるので、もったいないと感じる場合は一度出品してみても良いかもしれません。

手軽に出品できる点が魅力ですが、売却時には販売手数料や送料がかかるため、利益をしっかり計算して価格を設定することが大切です。できるだけ手元にお金を残したい場合は、送料負担の有無や発送方法も考慮しながら価格を決めると良いでしょう。

売れるまで手元に残すことになるため、処分を急ぎたい場合はほかの方法を検討してください。

人に譲る・ジモティーで譲り先を探す

まだ使えるハンガーを処分するなら、必要としている人に譲るのもひとつの方法です。知人や友人に引き取ってもらえれば分別の手間がなく、直接手渡せれば送料もかかりません。

ただし、無理に押し付けたり、汚れたハンガーを譲ったりするとトラブルの原因になります。事前に相手の意思を確認し、きれいな状態のものを渡すようにしましょう。

譲る相手が見つからない場合は、地元の掲示板「ジモティー」を利用するのもおすすめです。ジモティーなら、取引成立後の手数料が一切かかりません。販売価格も自由に設定できるため、費用をかけずに処分したい場合に便利です。

一方で、ドタキャンのリスクや個人情報の漏洩などのトラブルに注意が必要です。安全に取引するために、ジモティーのチャットでやりとりし、受け渡しは人が多い場所(コンビニや駅など)を指定すると安心です。

寄付する

ハンガーを捨てずに役立てたい場合は、NPOやNGO団体に寄付する方法もあります。寄付先や実績は各団体のホームページで確認できるため、自分の希望に合う団体を選ぶと良いでしょう。ハンガー以外にも不要な服や小物があれば、まとめて寄付することも可能です。

ただし、どんな状態のハンガーでも受け入れてもらえるわけではありません。事前の連絡なしに郵送すると、受付不可で返送されることもあるため、必ず事前に問い合わせて寄付の条件を確認しておくことが大切です。

当社の取り組み「ユースマイル」では、子供服や調理器具など、さまざまな不用品の寄付を募集中です。お送りいただいた品物は、現地支援やワクチン購入の資金として活用されます。詳細は以下のリンクからご確認ください。

ユースマイル

不用品回収業者に回収してもらう

大量に余ったハンガーや、どこに返せばいいかわからないクリーニング店のハンガー・屋外に置いて汚れてしまったハンガーなど、処分に困ったときは不用品回収業者を利用するのもひとつの方法です。

不用品回収業者なら、ハンガーの種類や状態を問わず、一度にまとめて回収可能です。ハンガーだけでなく、整理した服やタンスなどの大型家具まで一緒に処分できるため、家全体の片付けにも便利です。
さらに、分別や運び出しの手間がかからないため、忙しい人でもすぐに処分できます。

また、ほとんどの業者が年中無休で営業しており、即日回収や夜間作業に対応している場合も多いです。 仕事や引っ越しで時間に余裕がないときでも、自分のスケジュールに合わせて処分を依頼できるのが大きなメリットといえるでしょう。

「処分したいけど仕分けが面倒」「まとめて不用品を片付けたい」という場合は、不用品回収業者を利用してみてはいかがでしょうか?

不用品回収業者では、ハンガー以外の幅広い不用品を回収・買取しております。詳しくはこちらの記事もご覧ください!

「相見積もり」でオトクに処分を!

不用品回収業者は手間なく処分できる反面、費用が高くなりがちなのがデメリットです。少しでも安く済ませたい場合は、以下のポイントを試してみましょう。

  • 売れるものは買い取ってもらい、処分費用を削減する
  • 積み放題プランを利用して、まとめて回収してもらう
  • 複数の業者から見積もりを取り、最適な料金を把握する

なかでも、「相見積もり」はコストを抑える最も効果的な方法です。複数の業者を比較することで、適正価格がわかり、同じサービス内容でもより安い業者を選べます。

また、見積もりの対応で業者の質も判断可能。不明瞭な料金提示や強引な契約を迫る業者、対応が遅い業者を見極められます。費用を安く済ませるだけでなく、信頼できる業者を選ぶためにも、相見積もりを取りましょう。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

安心して依頼できる不用品回収業者については、こちらの記事でも詳しく解説しております!

ハンガーを処分する際の注意点

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ここでは、ハンガーを処分する際の注意点を解説していきます。

無理に分解するとケガのリスクがある

異素材が組み合わさったハンガーは、できるだけ分解して素材ごとに処分するのが理想的ですが、無理に解体するとケガする恐れがあります。特に、金属フックが付いた木製やプラスチック製のハンガーは、工具を使って取り外す際に指を傷つけたり、破片が飛び散ったりすることもあるため注意が必要です。

また、自治体によっては少量の金属が含まれていても、そのまま可燃ごみや不燃ごみとして出せる場合があります。分解が難しいと感じたら、無理をせず、お住まいの自治体の分別ルールを確認し、適切な方法で処分しましょう。

捨てずにリメイクする方法も検討する

ハンガーはリメイクして別の用途で再利用することも可能です。針金ハンガーをペンチで加工すれば、以下のような実用的な小物になります。

  • タブレットスタンド
  • マガジンラック
  • トイレットペーパーホルダー
  • ドライフラワーのワイヤーリース

ほかにもインターネットで検索すると「西松屋のハンガーを使って子供とおもちゃを作ってみた!」「アンティークハンガーをマスキングテープホルダーにリメイク!」など、楽しいアイデアがたくさん見つかります。
捨てるには惜しいハンガーが手元にあるならぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか?

バッグを処分する際に出やすい不用品

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ここでは、ハンガーの処分の際に出やすい関連製品の捨て方について解説します。断捨離や大掃除の際に、ぜひ参考にしてみてください。

洗濯ばさみ

洗濯ばさみはハンガーと同じく、素材ごとに処分するよう指示があることが多いです。

  • プラスチック製:可燃ごみ、プラスチックごみ
  • 金属製:不燃ごみ、金属ごみ
  • 木製:可燃ごみ

異素材が組み合わさっている場合、分解できるものは分けて処分し、難しい場合は本体の素材に合わせて処分すると良いでしょう。

ピンチハンガー(角ハンガー、洗濯ハンガー)

靴下やハンカチを干すピンチハンガーは、サイズや素材によって処分方法が異なります。規定サイズ以上のものは粗大ごみ、それ以下のものは素材ごとに可燃・不燃ごみとして分別されるのが一般的です。

また、自治体によってはサイズを問わず、素材に応じて処分できる場合もあるため、事前に確認すると安心です。

ハンガーフック(壁掛けハンガー、ドアハンガー)

壁やドアに取り付けて使うハンガーフックも、素材やサイズによって分別が変わります。ごみ袋に入らない場合は粗大ごみとして処分することが一般的です。
しかし、自治体のごみ分類一覧に明記されていないことが多いため、迷った場合は担当課に問い合わせて確認するのが確実です。

ハンガーラック(パイプハンガー)

洋服を掛けるハンガーラックは、基本的に粗大ごみとして扱われることが多いですが、分解できるものは素材ごとに分別する地域もあります。
ただし、長いパイプは自治体の規定サイズを超えると回収してもらえない場合があるため、事前にルールを確認しましょう。

そのほか、ハンガー以外の生活用品を処分したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

ハンガーの処分に関するよくある質問

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Q.ハンガー1点だけでも回収してもらえますか?

A.はい、ハンガー1点のみでも回収可能です。追加料金はかかりませんので、ご安心ください。

また、当社ではお得な「サービスパック」を用意しており、不用品をまとめて処分する際にお得なプランを提案いたします。ハンガー以外にも処分したいものがあれば、ぜひご相談ください。

Q.ハンガーの処分を検討していますが、見積もりだけでも可能でしょうか?

A.はい、見積もりのみでも対応可能です。
完全無料でお見積もりいたしますので、お気軽にご相談ください。LINEやメールでのご案内も可能ですので、ぜひご利用ください。

Q.ハンガー以外の不用品もまとめて処分できますか?

A.はい、ハンガー以外の不用品もまとめて回収できます。

処分したいものの量や種類を事前にご相談いただければ、最適なプランを提案いたします。費用を抑えて効率よく処分したい方は、お気軽にお問い合わせください。

Q.見積もり後に追加料金が発生することはありますか?

A.基本的に追加料金は発生しません。

ただし、お見積もり時と回収量が大幅に異なる場合や、別の作業を追加でご依頼いただいた場合には、追加料金がかかることがあります。その際は、必ず事前に金額をお伝えし、同意をいただいてから作業を進めますので、ご安心ください。

Q.夜間に引き取りに来てもらえますか?

A.はい、夜間の回収にも対応可能です。

基本的には日中の作業となりますが、ご希望があれば夜間でも対応いたします。トラックやスタッフの手配が必要となるため、ご希望の場合は早めにご相談ください。
また、年中無休で営業しているため、土日・祝日の回収も可能です。

ハンガーの処分は出張回収センターにおまかせください!

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今回のコラムでは、いつの間にかクローゼットに溜まってしまいがちなハンガーの処分方法と注意点をお伝えしました。

ハンガーは自治体でごみとして捨てられますが、地域によって分別や捨て方はさまざまなので注意が必要です。お住まいの地域のごみ出しルールは事前に確認しておき、スムーズにハンガーを捨てられるようにしましょう。

自治体でのごみ回収のほか、以下のように店舗への返却や、売却・譲渡といった方法もあります。

  • クリーニング店に返却する
  • リサイクルショップで売る
  • フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  • 人に譲る・ジモティーで譲り先を探す
  • 寄付する
  • 不用品回収業者に回収してもらう

もし大量のハンガーやクローゼットまわりの不用品をまとめて簡単に処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。

  • ハンガーの種類や量に関係なく処分できる
  • ハンガー以外の不用品もまとめて回収
  • 買取できるものは査定し、費用を抑えられる
  • 分別や搬出、トラックへの積み込みもすべておまかせOK
  • 都合の良い日時を指定できる

便利なぶん費用が不安…という場合は無料の見積もりを受ければ、事前にサービスや料金を確認できます。ぜひ一度、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
愛知県名古屋市の「出張回収センター」では年中無休で不用品の回収・買取のご依頼を承っております。ハンガーをはじめとする不用品の処分にお困りの際は、お気軽にご相談ください!

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