電話機の処分方法8選!無料の捨て方はある?手順や費用を詳しく解説

目次

固定電話機

「防犯性が高い」「災害時に使用できる」「通話料が安い」…などメリットが多い固定電話機。スマートフォンの普及で利用者が減っているとはいえ、まだまだ現役で使用しているご家庭も多いですよね。

しかし、電話機は一度設置すると処分する機会があまりないため、いざ手放す際に「どう処分しよう?」「分別はどうなる?」など処分方法に悩んでしまいがちです。本体の処分に加えて通信回線の解約などもしなければならないので、面倒で放置しているという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回のコラムでは、電話機の処分方法と注意点について詳しく解説します。
電話機本体の処分方法から通信回線の解約方法まで幅広く紹介しますので、処分前にはぜひ目を通してみてください!

▼この記事でわかること

  • 電話機の処分方法
  • 電話機の売却方法
  • 電話機を捨てる際の注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

電話機の処分方法8選!

固定電話機

電話機の処分方法は以下の8つです。

  1. 不燃ごみとして捨てる
  2. 粗大ごみとして捨てる
  3. 小型家電として捨てる
  4. 家電量販店の小型家電回収を利用する
  5. リサイクルショップで売却する
  6. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  7. 知人・友人に譲渡する
  8. 不用品回収業者に回収・買取を依頼する

それぞれの手順や注意点について、詳しく確認していきましょう。

①不燃ごみとして捨てる

不要になった電話機は、ごみ袋に入れて地域の収集日に出せば、「不燃ごみ」として収集してもらえます。
手数料や予約が不要なため、手軽に処分できるのがメリットです。

ただし、自治体によっては「可燃ごみ」や「小型家電」など、分別方法が異なる場合もあるため注意しましょう。

自治体分別備考
愛知県名古屋市小型家電回収ボックスを利用できない場合は不燃ごみ
岐阜県中津川市燃えないごみ電気コードは切って、硬質ごみ
大阪府東大阪市小型家電「不燃の小物」も排出可
北海道札幌市燃やせないごみ小型家電回収も可
神奈川県横浜市燃やすごみFAX等複合機も対象

自治体の規定サイズを超える大きさの電話機は「粗大ごみ」になる場合もあります。
まずはお住まいの自治体の分別一覧を確認し、適切な方法で処分しましょう。

②粗大ごみとして捨てる

FAX機能やコピー機能が付いた大型の電話機は、粗大ごみとして処分します。
ここでは予約が必要な場合の手順を紹介しますので、参考にしてください。

【粗大ごみ回収の手順】

  1. 電話・インターネット受付で予約
  2. 処分費用・回収日時・回収場所を確認
  3. 販売店(スーパー・コンビニなど)で手数料納付券を購入
  4. 電話機に手数料納付券を貼り付ける
  5. 収集日の指定時間までに電話機を指定場所に出す

自治体の粗大ごみ回収であれば、大型の電話機でも比較的安い手数料で処分できます。

自治体処理手数料備考
愛知県名古屋市250円1辺30cm以上のもの
大阪府大阪市200円※FAX機能付が対象
一辺30cm以上のもの
北海道札幌市200円ファクシミリが対象
東京都杉並区400円小型ファクシミリの場合
※大型のものは1,300円

ただし、回収までに数週間〜1か月ほどかかる場合があるため、急ぎの場合は別の方法を検討しましょう。

クリーンセンターに自己搬入することも可能

「粗大ごみの回収日を待てない」「すぐに電話機を処分したい」という場合は、自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入する方法もあります。

搬入には車が必須で、平日の日中のみ受付の施設が多いため、利用できる人は限られますが、自分のタイミングで処分でき、ほかの不用品もまとめて捨てられるのがメリットです。

予約の有無や搬入の手順、手数料の金額は自治体によって異なるため、事前にお住まいの自治体のホームページを確認し、確実に搬入できるようにしましょう。

③小型家電として捨てる

小型家電リサイクル法対象品目である電話機は、自治体の「小型家電回収」を利用して処分できます。
自治体では「小型家電回収ボックス」や「ステーション回収」「イベント回収」、認定事業者による「宅配回収」など、さまざまな形で電話機を回収していますので、利用しやすい方法を選びましょう。
どの方法でも、費用は無料です。

ただし、小型家電回収ボックスは投入口のサイズが決まっているため、大きめの電話機は入らない場合があります。

【回収ボックス投入可能サイズの一例】

  • 愛知県名古屋市:縦15×横40×奥行25㎝以下
  • 大阪府大阪市:15×30cm
  • 神奈川県横浜市:30×15㎝(長さ30cm未満)

持ち込む前に、お手持ちの電話機が規定サイズ内かどうか確認しておくとスムーズです。

▼小型家電回収について詳しくはこちらの記事をどうぞ▼

④家電量販店の小型家電回収を利用する

家電量販店でも、電話機を小型家電として回収してもらえます。

店舗名回収費用(税込)備考
ケーズデンキ550円事業活動に伴って使用していた電気製品は対象外
エディオン無料フランチャイズ店舗では引取不可
ジョーシン無料FAXも無料
ヤマダ電機2,200円ダンボール1箱一括回収
ノジマ同等商品の購入で
無料
※モバイル会員限定
処分のみの対応は不可
ヨドバシカメラ550円※100cm以下かつ10kg以下
回収のみ:出張費用2,200円
ビックカメラ1,958円小型家電まとめて回収一括
2025年3月時点

回収費用は無料の店舗も多いですが、有料のケースもあるため注意が必要です。

スムーズに処分するためにも、事前にお近くの店舗へ問い合わせて回収条件を確認することをおすすめします。

⑤OA機器買取業者・リサイクルショップで売却する

まだ使える電話機を簡単に処分したい場合は、リサイクルショップやOA機器買取業者に売却するのもひとつの方法です。

【リサイクルショップのメリット】

  • 店舗数が多く、利用しやすい
  • 持込買取であればその日のうちに電話機を手放せる
  • 宅配買取や出張買取を利用すれば、店舗が遠くても対応可能
  • 電話機以外の不用品もまとめて買い取ってもらえる

ただし、リサイクルショップでは製造から5~7年以内の比較的新しいモデルのみ買取対象となるケースが多いため注意が必要です。
古い製品は買取不可になることもあるため、持込前に製造年数を確認しておきましょう。

また、事務所や企業で使用していたビジネスフォンやFAX・コピー機・プリンターなどのOA機器は、専門の買取業者に依頼すると高価買取が期待できます。

OA機器買取業者では、以下のような不用品も買取可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

⑥フリマアプリ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップで買取不可になった古い電話機でも、フリマアプリ・ネットオークションなら売れる可能性があります。
故障した電話機でも「ジャンク品」「部品取り用」として需要があるため、一度出品してみるのも良いでしょう。

【メルカリで実際に取引されている電話機】

  • パナソニック 電話機:2,950円
  • ブラザー FAX機能付き電話機:2,300円
  • シャープ デジタルコードレスファクシミリ・電話機:2,000円
  • シャープ 電話機(未使用品):6,690円

手軽に利用できるフリマアプリやネットオークションですが、出品や梱包・発送をすべて自分で対応しなければならず、手間や時間がかかるのがデメリットです。急いで処分したい場合は、別の方法も検討した方が良いかもしれません。

そのほか、以下のような注意点もあります。

  • 精密機械なので梱包に注意が必要
  • 送料を自己負担にした場合は、送料も含めた価格設定が必要
  • 売却できた場合は販売額に応じて5%~10%の手数料がかかる
  • すぐに売れない可能性もある

高値で売れる可能性がある一方、手間やリスクもあるため、自分に合った方法なのか慎重に判断しましょう。

⑦知人・友人に譲渡する

使える電話機を処分する前に、知人や友人に譲るという選択肢もあります。新たに固定電話を設置したい人や、家庭用の通話機器を探している方には喜ばれることもあるでしょう。

引っ越しや事務所の移転などをきっかけに、SNSやメールで声をかけてみるのもひとつの方法です。

譲渡の際は、正常に動作するか確認し、電源コードや説明書などの付属品が揃っているかをチェックしておきましょう。
また、「無償で譲るのか」「いくらかで譲るのか」といった条件も、あらかじめすり合わせておくとトラブルを防げます。

⑧不用品回収業者に回収・買取を依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、電話機はもちろん、家の中の家具や家電、衣類や書籍などさまざまなものをまとめて回収してもらえます。
自宅まで引き取りに来てくれるため、処分の手間がかからず、都合の良い日に依頼できるのが大きなメリットです。

【不用品回収業者を利用するメリット】

  • 自宅まで回収に来てくれる
  • 不用品の分別や回収日を気にしなくてOK
  • 最短即日、夜間・早朝の依頼も可能
  • 買取で費用が抑えられることも
  • 家庭用・オフィス用どちらの電話機にも対応

通常のごみ回収では、品目ごとの分別や回収日が異なり、すべてを処分するのに時間がかかることも。
その点、不用品回収業者なら一度の依頼でまとめて回収してもらえるため、引っ越しや大掃除の際に便利です。

不用品回収業者では、電話機以外にもさまざまな不用品を買取・回収しております!詳しくは以下の記事もご覧ください!

不用品回収業者を利用する流れ

不用品回収業者の利用手順は以下の通りです。

  1. 電話・メール・Web・LINEなどで見積もりを依頼
  2. スタッフが現地を訪問し、無料見積もりを実施
  3. 見積もり内容に納得できたら契約
  4. 作業日時の調整
  5. 当日、養生・不用品の回収・買取をスタッフが実施
  6. 作業完了後、費用をお支払い

不用品回収業者は年中無休で柔軟に対応しているため「引っ越しまで日がない」「夜間しか時間が取れない」などのお悩みがある方にも安心です。
電話機1台から大量の不用品まで、まとめて回収・買取が可能。処分でお困りの方は、まずは一度ご相談ください。

当社では無料の見積もりを実施中!
「電話機を処分したい」「買取もお願いしたい」など、どんなご相談でもお気軽にどうぞ。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

信頼できる不用品回収業者の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しております!

電話機の処分にかかる費用

コストを示すブロックとコイン

電話機の処分費用は、捨て方によって異なります。以下の一覧を参考に、自分に合った方法を選びましょう。

処分方法費用
不燃ごみ・可燃ごみ無料
小型家電回収無料
粗大ごみ200〜1,300円
※自治体により異なる
家電量販店の回収サービス無料〜2,200円
リサイクルショップ・買取業者無料
※買取対応のみ
フリマアプリ・ネットオークション無料
※販売手数料・送料負担
知人・友人への譲渡無料
不用品回収業者1点4,000円~
トラック積み放題33,000円~

不用品回収業者に電話機1台だけの回収を依頼すると、割高になるケースもありますが、ほかの不用品とまとめて処分することでコストを抑えられることがあります。

たとえば「トラック積み放題プラン」なら、大型家具や家電を含めた複数の不用品を一括で処分できて効率的です。正確な費用を知りたい場合は、事前に無料見積もりを利用しましょう。

「電話機」処分時の注意点

注意

ここでは、電話機を処分する前に知っておきたい注意点を解説します!
知らないと損をすることもあるので、処分前には一度目を通してみてください。

通信回線の解約を忘れずに!

電話機本体を処分して固定電話を使うことがなくなっても、通信回線を解約するまでは月額使用料や基本料金が毎月発生します。
解約を忘れると無駄な出費がかさんでしまうため、本体の処分とあわせて通信回線の解約手続きも済ませておきましょう。

手続きは電話やインターネットで可能です。契約書類や本人確認書類が必要になるため、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

個人情報の取り扱いに注意

電話機には、以下のような個人情報が保存されていることがあります。

  • 電話帳登録された家族や知人の電話番号
  • 通話内容の録音
  • 留守番電話メッセージ

こうしたデータが残ったまま捨てたり売ったりすると、情報が流出する恐れがあるため注意が必要です。

処分の前には、電話機内のデータを削除し、初期化しましょう。
消去や初期化の手順は製品やメーカーによって異なるため、取扱説明書やメーカー公式サイトを確認しながら操作してください。

付属品は取り外して処分する

子機に内蔵された電池やバッテリー、FAX付き電話機にセットされたインクリボン・紙などの付属品は、本体とは別で処分する必要があります。

付属品分別
FAXのインクリボン可燃ごみ
家電量販店設置の回収ボックス
FAXのトナーメーカーの回収ボックス
メーカーによる引取
資源ごみ
インクで汚れたものは可燃ごみ
電池・バッテリー自治体の回収ボックス
電池の一括回収
コード・電話線不燃ごみ
可燃ごみ

このように、付属品ごとに処分方法が異なるため、自治体や販売店のルールを確認しながら適切に分別しましょう。

▼電池の処分については以下の記事でも詳しく解説しています▼

事業で使用した電話機は「産業廃棄物」として処分

オフィスや店舗で使用していた電話機は「産業廃棄物」に該当するため、「不燃ごみ」や「粗大ごみ」として自治体に出すことはできません。たとえ家庭用の電話機を業務で使用していた場合でも、処分方法は異なりますので注意が必要です。

事業用の電話機を処分するには、産業廃棄物としての適切な手続きが必要であり、不適切な方法で処分を行うと、思わぬトラブルや責任が発生することもあります。

確実に処分したい場合は、OA機器の取り扱いに慣れていて「産業廃棄物収集運搬業許可証」を保有した不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。電話機以外のオフィス機器や家具もまとめて回収できるため、手間をかけずに処分できます。

電話機を処分する際に出やすい不用品

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電話機のように、意外と知らない「パソコン・通信機器」の捨て方については、こちらの記事も参考にしてください!

電話機処分時によくある質問

木製のブロックのQ&A

Q 家庭用電話機の回収をお願いすると、どれくらいで引き取りに来てもらえますか?

A. 名古屋周辺であれば、最短30分ほどでお伺い可能です。それ以外の地域でも、できる限り当日中の対応を心がけております。

混雑状況により多少お時間をいただく場合もあるため、お急ぎの際はご相談ください。

Q 日曜日に電話機の回収に来てもらうことは可能でしょうか?

A. はい、可能です。当社は年中無休で回収対応しておりますので、土日祝日でもご依頼いただけます。

ご希望の日時があれば、お見積もりの際にお知らせください。

Q 電話機の回収前に、見積書をもらえますか?

A. はい、もちろん可能です。当社では無料でお見積りを発行しております。

他社より高い場合にはご相談いただければ、できる限りご要望に沿えるよう調整いたします。

Q FAX付き電話機以外の不用品もまとめて回収してもらえますか?

A. はい、電話機以外の不用品もまとめて回収可能です。

大量の場合は、事前にお知らせいただければ、トラックやスタッフを適切に手配いたします。

Q 年代物の電話機ですが、買取してもらえますか?

A. 当社の専門スタッフが査定をおこない、需要があると判断した場合は買取いたします。

買取が難しい場合でも、引き取り対応は可能ですのでご安心ください。

Q 電話帳のデータなどを消していないのですが、回収や買取はしてもらえますか?

A. いいえ、連絡先のデータが残っていても、回収・買取は可能です。

当社では個人情報の取り扱いに十分配慮して作業しておりますので、ご安心ください。そのほかご不安な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

電話機の処分方法まとめ

固定電話

今回のコラムでは電話機の処分方法8選と注意点について解説しました。

  1. 不燃ごみとして捨てる
  2. 粗大ごみとして捨てる
  3. 小型家電として捨てる
  4. 家電量販店の小型家電回収を利用する
  5. リサイクルショップで売却する
  6. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  7. 知人・友人に譲渡する
  8. 不用品回収業者に回収・買取を依頼する

スマートフォンの普及によって利用者が減少している固定電話機ですが、まだ現役で利用している方も多いため一定の需要があります。新しいものならリサイクルショップやフリマアプリで高値がつくこともあるので、捨てる前にぜひ一度チェックしてみてください。

一方で、「売れなかった」「処分に時間をかけたくない」という場合には、不用品回収業者の利用もおすすめです。回収から買取まで一括で依頼できるため、手間なくスムーズに処分できます。

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