ラケットの捨て方7選|処分の際の注意点、お得な情報まで徹底解説!

目次

バドミントンラケットとシャトルコック

テニスやバドミントンは、スピード感あふれるラリーやダイナミックな技が魅力のスポーツです。

競技としてももちろん人気ですが、近頃は100円ショップをはじめ安価でラケットを購入できるとあって、子どもからお年寄りまで、幅広い層に人気のスポーツとなっています。

そんな身近なスポーツでもあるテニスやバドミントンですが、いざラケットを処分するとなると、

「フレームの金属部分は不燃ごみだけれど、サイズが大きいから粗大ごみになるの?」
「ラケットは折って捨ててもいいの?」
「まだ新しいラケットだけど、捨てるしかない?」

など、どうするのがベストな処分方法か迷ってしまうものです。

今回は、テニスやバドミントンで使用するラケットの廃棄の方法と、その他のお得な処分方法を紹介していきます!
部活で使うラケットを買い替えるので処分したい、実家の物置から使っていないラケットが出てきたので捨ててしまいたい、という場合は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

▼この記事でわかること

  • ラケットの処分方法
  • ラケットを処分する際の注意点
  • ラケットの処分にかかる費用
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

ラケットの処分方法は全部で7通り!

体育館の床に置かれたバドミントンラケットとシャトルコック

ラケットの処分方法は大きく分けて以下の7通りあります。

  1. 粗大ごみとして処分する
  2. ごみ処理施設に持ち込む
  3. 短く折って可燃ごみ・不燃ごみとして処分する
  4. リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを利用する
  7. 不用品回収業者へ依頼する

それぞれメリット・デメリットも一緒に紹介していきますので、ご自身の状況にあわせて処分方法を選択してくださいね。

①粗大ごみとして処分する

テニス・バドミントンラケットは、ラケットのサイズにより多くの自治体で粗大ごみとして処分できます。

名古屋市では、一辺が30cmの以上のものを粗大ごみとしています。
多くの自治体が予約制をとっていて、処分するためには以下のような手順が必要です。

  1. 粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申し込む
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. 指定の販売店などで(スーパーやコンビニ他)、手数料納付券(シール)を購入
  4. 納付券に名前を記入して、ラケットに貼る
  5. 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

予約には締切があるため、収集日直前の申込は受け付けてもらえません。

たとえば、愛知県名古屋市では収集日の7日前がインターネット受付の締切です。そのため、計画的に予約と手数料納付券を購入しましょう。

各地域の区分と手数料の目安は以下のとおりです。

地域区分手数料
愛知県名古屋市ラケット
※5本まで1組
250円
岐阜県瑞穂市テニスラケット200円
東京都新宿区テニスラケット
※5本まで
400円

上記を見ていただくとわかるとおり、ラケットを粗大ごみで捨てる場合の費用は地域によって異なり、”○本まで”と指示がある自治体が多いです。
何本かまとめて処分する場合は紐でしばり、運びやすいように配慮しましょう。

なお、デメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  • 予約や手数料納付券を準備する手間がかかる
  • 回収日当日の朝に指定場所までラケットを持って行かなければならない
  • 収集日(月一回程度)しか捨てられない

自治体によってルールや費用も異なりますので、詳しくは自治体のホームページでご確認ください。

②ごみ処理施設に持ち込む

急ぎで処分したい場合には、ご自身で自治体のごみ処理施設へラケットを持ち込む方法もあります。

以下はごみ処理施設への自己搬入について記載のあった自治体の一例です。

自治体処分費用
愛知県名古屋市10kgまでごとに200円
大阪府大阪市10kgごとに90円
福岡県福岡市10kgまでごとに140円

ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。

ただし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

③短く折って可燃ごみ・不燃ごみとして処分する

通常は粗大ごみに該当するラケットでも、折って規定のサイズ以下に短くすれば可燃ごみや不燃ごみとして処分可能です
カーボン製のラケットであれば、比較的簡単に折ることが可能ですし、金属製の場合も金属用のノコギリがあれば切断できるでしょう。

ただし、どちらの場合も切断作業には危険が伴います。
作業時する際は、ケガを防ぐための軍手や、床や壁に傷をつけないようビニールシートや新聞紙を用意しておくと安心です。

なお、自治体によってはサイズを短くしても粗大ごみになる場合もありますし、もともと可燃ごみに該当する場合もあるため、労力を無駄にしないためにも、事前に自治体のホームページを確認した上で作業しましょう。

④リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう

状態の良いラケットをお持ちであれば、売却しお得に処分するのがおすすめです。

競技用の正式なラケットであれば、高値での買取が期待できます。

  • YONEX(ヨネックス)
  • Wilson(ウィルソン)
  • Prince(プリンス)
  • GOSEN(ゴーセン)
  • MIZUNO(ミズノ)
  • Babolat(バボラ)
  • KARAKAL(カラカル)

これら人気メーカーのものなら高額買取の可能性が高いです。

多くの店舗で「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3つの方法が利用可能なので、遠方で店頭に持ち込むのが難しい場合にも気軽に売却できるでしょう。

ただし、リサイクルショップの場合は幅広いジャンルの品を扱う分、ラケットをはじめとしたスポーツ用品の買取額は専門店に比べると安くなってしまう傾向にあります。
本来価値のあるラケットでも知識のない査定士でないと判断が難しいです。実際に、誤って相場よりも低く査定されてしまうケースも少なくありません。

また、いくら専門店であっても買取金額は業者によってバラつきがあるため、少しでも高く買い取ってもらいたい!ということであれば、相見積もりをし、買取実績の豊富な信頼できる業者へ依頼しましょう。

⑤フリマアプリ・ネットオークションに出品する

ネットオークションやフリマアプリでもラケットを売却できます。

リサイクルショップや専門店では買い取ってもらえなかったような使用感のあるラケットであっても、思いがけず購入者が現れることもあります。
スマホひとつで簡単に利用でき、出品者自身で価格を設定できるのが魅力のネットオークション・フリマアプリですが、その一方で

  • 売れた場合は手数料と送料がかかる
  • 梱包・発送の手間がかかる
  • 購入者との個人間でのやり取りをしなければならない

といったデメリットもあるため要注意です。

また、送料を自己負担にしている場合はかかる送料を事前に確認しておき、売却できた際に発生する販売手数料のことも考慮して価格を決定するようにしましょう。

⑥人に譲る・ジモティーを利用する

売るほどではないけど、不要なラケットの状態がいいのであれば、欲しがっている方を探して譲渡するのもいいかもしれません。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからずラケットを手放せます。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が発生します。
費用をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、あらかじめ話し合い、後々トラブルにならないようご注意ください。

⑦不用品回収業者へ依頼する

ごみの収集日まで待てない、自分で梱包・発送するのも面倒…という場合には、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者を利用するメリットは以下のとおりです。

  • 自宅まで買取・回収しに来てもらえる
  • どんなラケットでも確実に処分できる
  • 年中無休・即日対応
  • ラケット以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる

不用品回収業者であれば、自ら回収場所まで運搬する必要はもちろんありませんし、梱包・発送といった手間も不要です。
業者の多くは年中無休で稼働しているため、お客様の都合にあわせて依頼当日の回収、夜間作業にも対応可能。

「急ぎで不用品を処分したい!」
「日中は忙しく夜中でないと都合がつかない。」

といったご希望にも柔軟に対応いたします。

しかし、業者への依頼で気になるのはやはり費用面ですよね。

そこで利用して欲しいのが不用品回収業者の買取サービスです。
ラケットをはじめとしたスポーツ用品はもちろん、そのほか買取可能な不用品があれば査定額を作業費から差し引くことで、場合によっては無料で利用することも可能になります。
買取が難しい場合にも、まとめての依頼で処分費が大幅にお得になるプランもありますので、なるべく費用を抑えたい!という方におすすめの方法なのです。

不用品回収業者では、ラケットはもちろん、以下のようなさまざまなスポーツ用品の処分を承っております。詳しくは以下の記事をご参照ください。

悪徳業者に注意!

多くのメリットのある不用品回収業者ですが、中には高額請求や不法投棄する悪徳業者も存在するため注意が必要です。

  • 「無料」を謳い文句にする
  • チラシ投函を積極的にしている
  • トラックで町を巡回している

このような「無料」や「格安」を売りにしている業者は利用するのを控えましょう。信頼できる業者を見極めるためには、相見積もりや口コミの確認が大切です。

最近では不用品の回収の様子をYouTubeにあげたり、ブログで回収した不用品の写真を掲載したりと、作業風景や雰囲気をわかりやすくしている業者も増えているので、まずそういったものを確認してみるのもいいかもしれません。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

以下のページにて安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についても紹介しております。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ラケットを処分する際の注意点

注意

処分方法を見てきたところで、ここで処分の際の注意点についてもあわせて確認しておきましょう。

売却・譲渡前にはきれいにしておく

売却・譲渡の前には汚れを軽く拭き、見た目を整えましょう。
売却の場合、丁寧に手入れされていたほうが査定額は高くなりますし、譲渡の場合もきれいな状態のラケットのほうが当然喜ばれます。

なお、売却する場合も譲渡する場合も、付属品が揃っていたほうが印象は良くなります。

  • 保証書
  • 取扱説明書
  • バッグ
  • ケース
  • アジャスターグリップ
  • シューズ など

これらの付属品が手元にある場合はまとめておきましょう。

自治体によって分別や捨て方が異なる

ラケットには金属類やプラスチック類をはじめ、さまざまな素材が使用されています。
多くは「粗大ごみ」として処分することになるものの、地域によっては「可燃ごみ」「不燃ごみ」として分別する場合もあります。
各自治体で規定サイズも捨て方も異なり、対応は地域によって実にさまざまです。

自治体によって収集頻度も異なりますし、勝手な判断で適当に処分すると回収してもらえず後々トラブルになる可能性も。
そうならないためにも、ごみとして廃棄する前に必ずお住まいの自治体のルールを確認しましょう。

切断作業は十分に注意する

バドミントンラケットを切断して処分する場合、作業には注意が必要です。

  1. 軍手をして新聞紙の上などにバドミントンラケットを置く
  2. しっかりとラケットを固定し、切り始めは滑りやすいため注意して切り進める(刃の滑りが悪くなったら油を挿す)
  3. 半分くらい切り進めたところで折れるか確かめる(折れなければ1〜3を繰り返す)
  4. 切断できたら終了

切断が完了したバドミントンラケットは可燃ごみか不燃ごみとして捨てることが可能です。
ラケットの素材によってどう分別するかは異なりますが、一般的には以下のようになることが多いです。

素材区分
アルミ・金属製不燃ごみ
プラスチック製不燃ごみ
木製・カーボン・グラスファイバー製可燃

テニスラケットより細く切断しやすいとは言え、折った断面が刺さってケガしてしまったり、床に傷が付いたりと作業には危険が伴います。
切断作業は十分気をつけて、自分にできる範囲で行うようにしましょう。

ラケットの処分費用を比較

テニスコートのネットに立てかけられた3本のテニスラケット

ラケットの処分方法や注意点についてはご理解いただけたかと思いますが、気になるのは”結局いくら費用がかかるのか”ですよね。

以下は処分方法別にまとめた費用目安です。

処分方法処分費用
粗大ごみとして処分する200円〜400円
※自治体によって異なる
ごみ処理施設に持ち込む10kgあたり90円〜
※自治体によって異なる
短く折って可燃ごみ・不燃ごみとして処分する無料
リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう無料〜
※出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※売上金額・配送先によって異なる
人に譲る・ジモティーを利用する無料〜
※遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ依頼する1点3,000円~
トラック積み放題33,000円~
※要お見積もり

見ていただくと分かるとおり、ラケットの処分は比較的安価で済ますことが可能です。

しかし、処分までに時間がかかってしまったり、ご自身で持ち込む必要があったりと、不便に感じる方法も多いですよね。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではないため、ご自身の状況にあわせて、確実な方法で無理なく手放すことをおすすめいたします。

ラケットの処分時に出やすい不用品

テニスをする男性

ラケットを処分する際に、どうせならまとめて不用品を処分したいという方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、ラケットを処分する際に出やすい不用品が何ごみにあたるのかも簡単にご紹介いたします。

品目ごみの区分
ラケットケース・カバー可燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
テニスボール・バドミントンシャトル可燃ごみ
シューズ可燃ごみ・不燃ごみ

なお、自治体によって細かい区分や規定のサイズは異なります。必ずお住まいの自治体に確認した上で処分してください。

別ページにてさまざまなスポーツ用品の処分方法をはじめ、下記の品目について詳しく解説した記事もありますので、処分を検討される場合はそちらもあわせてご覧くださいね。

ラケットの処分に関するよくある質問

Q&A

Q.今日中にラケットを回収してくれますか?

A.はい、できる限り当日中にお伺いいたします。名古屋市近郊であれば最短30分でお伺いできるケースもございます。ただし、お伺いできる時間は混雑状況で変動します。お急ぎの場合はできるだけ早くご相談ください。

Q.ラケット1点だけでも回収できますか?

A.もちろん、ラケット1点のみのご依頼も可能です。
ただし、単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも費用が高くついてしまう可能性がありますので、ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分することをおすすめいたします。

Q.回収当日までに前もって何かしておく必要はありますか?

A.お客様に前もってしていただく作業はございません。
ラケットの回収や運搬は弊社スタッフが責任を持って行わせていただきます。
汚れが付いたままでも全く問題ありませんので、スタッフが訪問するまでくつろいでお待ちください。

Q.ラケットの買取は可能ですか?

A.ラケットの状態、メーカーによっても異なりますが、需要の高いラケットであれば買取できる場合もございます。買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

ラケットの処分方法まとめ

テニスボールとテニスラケット

今回はテニスやバドミントンなどに使用する「ラケットの捨て方」について解説してまいりました。

破損したラケットは、そのまま粗大ごみとして出すか、切断して可燃ごみ・不燃ごみとして出すことで廃棄処分できます。
状態の良い、競技用のラケットは、スポーツ用品専門店やネットオークション、フリマアプリなどを活用して売却するのがいいかもしれません。

ラケットのみならず、シューズやシャトルなどまとめて全部処分したい!分別が面倒…という場合には不用品回収業者の利用がおすすめです。

愛知県名古屋市の出張回収センターでは、ラケットをはじめとするスポーツ用品の買取を強化しております。
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