すだれの捨て方は7通り!売却はできる?処分費用・注意点まで徹底解説

目次

緑を背景にしたすだれと朝顔、風鈴

日本の夏の風物詩であり、夏の強い日差しから守ってくれる「すだれ」。

近年は節電対策としても注目されるすだれですが、意外と知られていないのはその処分方法です。

ホームセンターや百均などで手軽に購入できるものの、いざ処分するとなるとどう処分して良いか分からずお困りの方もきっと多いのではないでしょうか?

そこで今回は「すだれの処分方法」について見ていくとともに、すだれの処分費用はいくらなのか、処分の際にどんなことに注意すべきなのかをまとめてご紹介していきます!

別ページにて、似たような用途で使用されるブラインドの処分方法についても詳しく解説しておりますので、気になる方はそちらもあわせてご覧ください。

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すだれの処分方法は全部で7つ!

日差しが透けるすだれと植物

すだれは、竹を編んで部屋の仕切りあるいは日よけのために吊り下げて用いるもののことを指します。

似たようなものの中に「よしず」がありますが、この2つは全くの別物です。
すだれには主に竹を使用するのに対しよしずには葦を使用し、また素材を並べる向きも、すだれが横(水平)でよしずは縦(垂直)という点も異なります。

製品としては異なりますが、どちらも同様の処分方法が利用できますので、ぜひ参考にご覧ください。

すだれの処分方法は以下の7つです。

  1. 粗大ごみとして処分する
  2. ごみ処理施設に直接持ち込む
  3. 切断し可燃ごみとして処分する
  4. 古道具店に買い取ってもらう
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法のメリットやデメリットについてもあわせてお伝えしますので、お持ちのすだれの状態に注目し、処分方法を選択しましょう。

1.粗大ごみとして処分する

粗大ごみの一般的な定義は最大辺が30cm〜50cm以上の家具や家電とされており、すだれは横幅88cm以上の製品が多いため「粗大ごみ」として捨てることになります。

粗大ごみの処分は、電話やインターネットでの事前予約制であることがほとんどです。その場合は、回収日までに必要な金額の手数料納付券を購入しておくのを忘れないようにしましょう。

以下は名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。

  1. ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
  2. 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分するすだれに貼っておく
  3. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

名古屋市では予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。

中には2〜3本をまとめて処分できる自治体もありますし、手数料は250円〜1,000円程度と比較的安価で処分可能です。

ただし、指定された収集場所へ運ぶ必要があり、収集頻度は月1回と少ない自治体も多いです。急ぎですだれを処分したい場合には不向きな方法かもしれません。

2.ごみ処理施設に直接持ち込む

ごみの収集日まで待っていられない!という場合には、ご自身で「自治体のごみ処理施設へすだれを持ち込み処分する」方法もあります。
ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては持ち込みは無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。

ただし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

3.切断して可燃ごみとして処分する

すだれを切断し規定のサイズ以下にできれば「可燃ごみ」として処分できる場合もあります。
可燃ごみで処分する際には指定のごみ袋を購入する必要がありますが、そのほかの費用は無料で予約も必要ありません。

ただし、すだれを切断する際にはノコギリといった工具を使用する必要があります。日頃から工具の取り扱いに慣れていない方の場合は手間もかかり、ケガや事故などの危険性も高いです。

また苦労して解体したとしても粗大ごみとして処分しなければならない自治体もありますので、切断作業を進める前にあらかじめ自治体のルールを確認しておくと安心かもしれません。

4.古道具店に買い取ってもらう

すだれなんて買い取ってもらえるの?と思うかもしれませんが、実はすだれの中でも「御簾(みす・ぎょれん)」と呼ばれる、神殿や貴人の御殿に用いる布で縁取りされた豪華なすだれであれば、古道具店や骨董店で買い取ってもらえる可能性があります。

しかし、実際に買取を行っている店舗は限られており、普段目にする一般的なすだれは残念ながら買取していない場合がほとんど。

また、いくら高級なすだれであっても状態によっては買取できない場合もありますので、もしも断られてしまった場合には別の方法を検討し直しましょう。

5.フリマアプリ・ネットオークションに出品する

メルカリラクマヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、小窓に使用するコンパクトなものから、中には和室に飾られる高級感のあるものまで数多くのすだれが出品されています。

フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、傷みや劣化の見られるものでも素材やデザイン性の優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点です。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順

  1. 事前にすだれの相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのかや傷や劣化の有無など、商品説明を分かりやすく書く
  3. すだれの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

フリマアプリやネットオークションは手軽にすだれを処分できて便利な手段ですが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 出品から梱包、発送まですべて自分でするため手間がかかる
  • 売れた場合は配送料と手数料がかかる
  • 説明していたよりすだれの状態が悪いとクレームになることも

そのほか、出品したからといってすぐに売れるわけではないというデメリットもあります。手間や時間をかけられない…という方は別の手段を検討したほうが良いかもしれません。

6.人に譲る・地元情報掲示板を利用する

売却できるような高級なすだれではないけれど、状態も良く廃棄してしまうのはもったいない…という場合には、欲しがっている方を探して譲渡するのも良いかもしれません。

親戚や知人といった周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省けますよね。
処分費用がかからないのはもちろんですし、不要なすだれを無駄にすることなく手放せます。

ただし、相手が遠方であった場合は配送料が発生します。
配送料をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、あらかじめ話し合い、後々トラブルにならないようご注意ください。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

すだれにはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、梱包・配送する必要があったり、工具を使用しての切断やご自身で持ち込む必要があったりと、手間や時間のかかる不便な方法が多かったですよね。

「なるべく手間と費用を抑えてすだれを処分したい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者なら以下のようなメリットがあります。

  • どんなすだれでも回収可能
  • 自宅にいながら手早く処分できる
  • 年中無休で対応可能
  • すだれ以外の不用品もまとめて回収できる

古く破損しているものはもちろん、どんなすだれでも引き取ってもらえるのに加えて、分別・搬出・回収といった作業はすべてスタッフにお任せできるので、手間や時間をかけずにあっという間にすだれを処分できます。

また、業者の多くは年中無休で稼働しており即日回収や夜間作業にも対応可能です。
そのため引っ越し前日・当日に不要なものを処分してしまいたい、仕事が忙しいので夜に回収に来てもらいたい!といったご希望にも臨機応変に対応してもらえます。

そしてもうひとつ大きな魅力は「買取サービス」です。
すだれの買取・回収だけでなく、そのほかの不用品の中で買取可能なものがあれば買取金額と作業費を相殺し、状況によっては費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

気を付けるべき点は以下のとおりです。

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、手間なくお得にすだれを処分できるでしょう。

すだれの処分でよくある質問

Q.今日中にすだれの回収をしてくれますか?

A.はい、できる限り当日中にお伺いいたします。名古屋市近郊であれば最短30分でお伺いできるケースもございます。ただし、お伺いできる時間は混雑状況で変動します。お急ぎの場合はできるだけ早くご相談ください。

Q.すだれ1点だけでも回収できますか?

A.もちろん、1点のみのご依頼も可能です。
ただし、単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも費用が高くついてしまう可能性がありますので、ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分することをおすすめいたします。

Q.すだれを回収する前にしておいた方が良いことはありますか?

A.お客様に前もってしていただく作業はございません。
すだれの回収や運搬、その後の清掃まで弊社スタッフが責任を持って行わせていただきます。
すだれが破損している場合や汚れがあっても全く問題ありませんので、スタッフがご訪問するまでくつろいでお待ちください。

Q.すだれの買取は可能ですか?

A.製品の状態にもよりますが、御簾のような骨董品としての価値のあるすだれであれば買取できる場合もございます。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

すだれの処分費用はいくら?

費用

全部で7つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらい費用がかかるのかも比較しておきましょう。

すだれの処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
粗大ごみとして処分する250円〜1,000円
※ 自治体によって異なる
ごみ処理施設に直接持ち込む無料〜500円
※ 自治体によって異なる
切断し可燃ごみとして処分する無料
古道具店に買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する3,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

見ていただくと分かるとおり、すだれの処分は比較的安価で済ますことが可能です。

しかし、処分までに時間がかかってしまったり、ご自身で持ち込む必要があったりと、不便に感じる方法も多いですよね。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、ご自身の状況にあわせて無理なく手放すことが大切です。

すだれを処分する際の注意点

注意点

ここまですだれの処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても確認しておきましょう。

すだれの売却は難しい場合が多い

あまり使用していない状態の良いすだれであれば、できれば買い取ってもらいたいと思いますよね。

しかし、残念ながらすだれは売ることが難しい製品のひとつです。
一般的なすだれは安価で売られているものが大半なため、わざわざ中古で購入する方はほとんどいないと言って良いでしょう。

御簾のような価値のあるすだれでない限り売却は難しく、また買取できる業者も限られている点にはご注意ください。

自治体によって分別や捨て方が異なる

多くの場合、すだれは「粗大ごみ」または切断し「可燃ごみ」として処分することになりますが、何本かまとめて処分できる自治体もあれば、1本ずつ手数料がかかる自治体もあります。
各自治体で規定サイズや捨て方には違いがあり、対応は地域によってさまざまです。

自治体によって収集頻度も異なりますし、”この程度の長さなら〇〇ごみで処分できるだろう”と適当に処分すると回収してもらえずトラブルになる可能性も。
そうならないためにも、ごみとして廃棄する前に必ずお住まいの自治体のルールを確認しましょう。

まとめ

日本の夏のイメージ

いかがでしたか?
今回は「すだれの処分方法」について詳しく解説してまいりました。

記事の中ではごみとしてすだれを処分する方法のほか、まだ使用できるすだれを売却・譲渡するなど有効活用する方法もご紹介しています。
処分前に一度目を通していただき、ご自身の希望にあわせた方法を選べるようにしてみてくださいね。

「手間なくお得にすだれを処分したい!」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でもすだれをはじめ、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
分別・搬出・回収など面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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