すだれの捨て方7選!売却はできる?処分費用・注意点なども紹介

目次

緑を背景にしたすだれと朝顔、風鈴

日光を遮り、虫よけや目隠しとしても重宝する「すだれ」。
リーズナブルな価格で購入しやすく、日本らしいデザインで人気のアイテムですよね。

すだれは細く割った竹や葦(よし)などを並べて糸で編んでできており、大きさもさまざま。
そのため、不要になったときどのように処分してよいかわからない方もいるでしょう。

そこで今回は「すだれの処分方法」について解説していきます。
処分にかかる費用や売却方法、知っておきたい注意点もお伝えしますので、すだれの処分の際はぜひ参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

  • すだれの処分方法
  • すだれの処分費用
  • すだれについて知っておきたい注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

すだれの処分方法7選

日差しが透けるすだれと植物

すだれは「竹」や「葦(よし)」などの天然素材でできているものが主流ですが、近年ではプラスチック製やビニール製のものも売られており、ごみとして処分する際は「素材」や「大きさ」に注意しなくてはなりません。

また、ごみとして処分する方法以外に、お得な処分方法もご紹介しますので、状況に合わせて最適な方法を選んでくださいね。

処分方法1.粗大ごみとして処分する

一般的に一辺の長さが30㎝~50㎝以上のものは、「粗大ごみ」としている地域がほとんどです。
すだれは横幅88cm以上の製品が多いため、粗大ごみで処分することが多いでしょう。

粗大ごみとして捨てる場合は、素材の違いは関係ありません。
木・竹・葦(よし)などの天然素材のほかに、プラスチック製・ビニール製なども粗大ごみで捨てられます。

ただし、粗大ごみでの処分は事前予約制であることがほとんどで、回収は月1回程度と少ないのが一般的です。
タイミングによっては処分できる日が1か月程度先となってしまうため、早めに予約しておくとよいでしょう。

以下は愛知県名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。

  1. ネットか電話で粗大ごみの受付をおこなう
  2. 手数料納付券(シール)をスーパー・コンビニ・郵便局などの販売店で購入
  3. 手数料納付券(シール)に必要事項を記入し、処分するすだれに貼る
  4. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

名古屋市ではインターネットの予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。

すだれの処分費用は、大体200円~300円程度と比較的安い料金で処分できます。
一部自治体での、すだれの粗大ごみ手数料をご紹介しますので参考にしてみてください。

自治体名すだれの粗大ごみ手数料
愛知県名古屋市250円(3本まで1組)
東京都府中市200円(3本まで1組)
大阪府大阪市200円(最大の辺または径が30㎝を超えるもの、あるいは棒状で1mを超えるもの)
京都府京都市400円(4畳サイズ以下)
800円(8畳サイズ以下)
1,200円(12畳サイズ以下)
福岡県福岡市300円(1枚)
2024年12月時点

自治体によっては品目に「すだれ」の記載がないため、大きさでのルールで判断したり問い合わせたりして処分しましょう。

処分方法2.可燃ごみとして処分する

すだれは大きさによっては自治体で「可燃ごみ」と指定されている場合があります。
例えば兵庫県神戸市ではすだれは粗大ごみとなっていますが、指定ごみ袋に入る大きさであれば「可燃ごみ」として捨てられます。
可燃ごみとして処分できれば、費用がかからず、収集日も多いため手軽に処分できるでしょう。

また、粗大ごみの定義である「30㎝~50㎝角」などの大きさよりも小さく裁断できれば、通常のごみとして捨てられる場合もあります。
ただし、すだれを裁断するにはノコギリや植木バサミなどの工具を使用する必要があります。
慣れていない方は手間や時間がかかってしまうこともあるため注意してください。

一般的にすだれは、竹・葦(よし)などの天然素材のほかに、プラスチック製やビニール製であっても「可燃ごみ」に分類されます。
しかし自治体によって、プラスチック製やビニール製は「資源ごみ」や「不燃ごみ」となる場合もあるため、お住まいの地域のルールをご確認ください。

処分方法3.自治体のごみ処理施設に持ち込む

すだれを自治体にある、ごみ処理施設へ直接持ち込んで処分する方法もあります。
ごみ処理施設へ持ち込む方法は、施設の営業時間内であれば自分の都合に合わせて処分でき、すだれ以外の粗大ごみも一緒に持ち込めます。
処分手数料は重さごとに計算して支払う形が多いため、戸別収集に比べ安く済ませられるでしょう。

ただし、車への積み込みや、ごみ処理施設への運搬は自分でおこなわなければなりません。
すだれは外で使用することがほとんどで、汚れや劣化による破損などで車内が汚れる可能性もあるため注意しましょう。

また、ごみ処理施設によっては持ち込みに予約や本人確認が必要な場合や、受付時間が決まっていることもあるので事前に確認しておくのがおすすめです。

例として、愛知県名古屋市での手順をご紹介します。

  1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
  2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付
  3. 環境事業所で搬入する処理施設を教えてもらう
  4. 指示された場所まで自分で搬入をおこない、ごみを車から降ろす
  5. 計量し、手数料を支払う
    (10kgまでごとに200円、支払い方法は現金のみ)

名古屋市ではごみ処理施設への持ち込みに事前予約は不要ですが、環境事業所で受付をしてから処理施設へ持ち込みます。
受付時間が処理施設は午後3時40分まで、環境事業所は午後3時程度までと早めのためご注意ください。

処分方法4.フリマサイトやネットオークションに出品する

フリマサイトやネットオークションなどで不要なすだれを出品すれば、売って処分できるかもしれません。
大手フリマサイトの「メルカリ」ではすだれの出品も多数ありますので、一度見てみてはいかがでしょうか。

ただしすだれは新品でも安く購入できることから、中古では売却できない可能性が高くなります。
「新品未使用品」や「未開封品」のほうが、売れやすいことを知っておきましょう。
さらに一般的なホームセンターなどで売られている安価なものではなく、デザイン性の高いものやUVカット機能付きなど、付加価値の付いているものであれば売れる可能性が高くなります。

フリマサイトやネットオークションに出品する手順は次のとおりです。

  1. 事前にすだれの相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 傷や劣化の有無、大きさ・素材など、商品説明を分かりやすく書く
  3. すだれの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. すだれの梱包・発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

フリマアプリやネットオークションは手軽にすだれを処分できて便利な手段ですが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 出品から梱包、発送まですべて自分でするため手間がかかる
  • 売れた場合は配送料と手数料がかかる
  • 必ず売れるとは限らない

すだれは希少なものでないと、中古で売れる可能性は低いでしょう。
売れるまでは自宅で保管し続けなければならないため、早く処分したい方には不向きな方法です。

処分方法5.人に譲る・地元情報掲示板を利用する

売却できるようなすだれではないけれど、状態が良く廃棄してしまうのはもったいない…という場合には、欲しがっている方を探して譲渡するのも一つの方法です。
身近に欲しい人がいれば最も手軽に手放せますが、そうでない場合には「ジモティー」のようなインターネット上の掲示板を利用するのがおすすめです。

「ジモティー」は不用品の無料譲渡や売買、ペットの里親募集といったWEB上での取引ができるサービスで、直接手渡しもできるという特徴があります。
手渡しができれば梱包や発送作業も不要で、余計な出費がかかりません。譲渡ではなく売買もでき、現金でのやり取りであれば手数料も不要です。

ただし、相手が遠方であった場合は配送料が発生する場合や、決済方法が「ジモティーあんしん決済機能」であれば5%の手数料が発生する場合もあります。
基本的には直接の手渡しが多いですが、他人とのやり取りとなるためトラブルを避けるためにも事前にルールを確認してから利用しましょう。

処分方法6.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

すだれ以外にも不用品がある場合や、大きなすだれを手間なく捨てたいときには「不用品回収業者」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者は、家庭やオフィスで出た不用品を自宅まで引き取りに来てくれます。
また、運び出しや取り外し作業などはスタッフがおこなってくれるため、最もラクな処分方法だと言えるでしょう。

すだれは設置場所によっては取り外しが大変であったり、劣化によってボロボロになるなどして、ケガの危険が伴う場合もあります。
そんなときでも、不用品回収業者であれば作業をお願いできるため安心です。

ほかにも、業者を利用するメリットは次のようなものがあります。

  • 回収日時は夜間や土日・祝日など自由に選べる
  • 年中無休で対応可能
  • すだれ以外の不用品もまとめて回収できる
  • 買取、引っ越しサービスやハウスクリーニングなど、オプションサービスが充実
  • 家からの運び出しや解体、分別、取り外し作業などすべてをスタッフがおこなうため、負担が少ない

業者によって多少サービスの内容に違いはあるものの、処分日が選択できることや回収できる品目が多いなどはどの業者にも共通したメリットです。
買取サービスがあれば、不用品の中で買い取れるものがある際にその分の買取額を不用品回収費用から差し引くため、結果として費用が安くなります。
複数点申し込むことで回収費用がお得になるサービスを用意している業者もあるため、利用前に問い合わせてみましょう。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者については、こちらの記事で詳しく解説しています。

すだれについて知っておきたい注意点

注意マークを見る女性

すだれの処分時に注意したいことや普段の使い方など、知っておきたい注意点をご紹介します。

すだれの売却は難しい場合が多い

すだれはフリマサイトやネットオークションで売れることもありますが、基本定には売却が難しいアイテムです。
特にリサイクルショップや買取店などでの売却は、できないことがほとんどでしょう。

理由はやはり、新品でも安価であることで、わざわざ中古品を購入したいという人が少ないためです。
とは言え、すだれの種類によっては買い取ってもらえるものもあります。
美術品として価値のあるようなものや職人さんが作る高級品などは、美術品を扱う買取店や建具を扱う買取店へ相談してみましょう。

すだれを長持ちさせたい場合、夏以外はしまう

ホームセンターでも購入できる安価なすだれであっても、5年程度は持つと言われています。
そのためには夏が過ぎたら畳んでしまうことが条件。
ただし、台風など雨風が強いときの使用が続いた場合の劣化や、日焼けなどは避けられません。

近年の日本の夏は日差しが強く、暑い期間も長いためワンシーズンで取り換えるという人も増えています。
すだれの竹や葦(よし)の部分が折れたり、糸が切れたりしたら買い替えましょう。

すだれの処分費用

費用

ここではすだれの処分費用についてご紹介します。
すだれの処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
粗大ごみとして処分する250円〜300円
※ 自治体によって異なる
ごみ処理施設に直接持ち込む無料〜500円
※ 自治体によって異なる
切断し可燃ごみとして処分する無料
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する3,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

すだれの処分費用は安く済む場合がほとんどです。
しかし、粗大ごみでの回収は「事前予約」や「手数料納付券」の購入が必要だったり、収集場所への運搬が必要です。
また、自己搬入は自治体によっては「予約」が必要で、ごみ処理施設への運搬もしなければなりません。
さらに、手段によってはすぐに捨てられない場合もあります。

このように処分方法によってメリット・デメリットがあるため、ご自身に合った方法を選ぶのが大切です。

すだれの処分の際に出やすい不用品

すだれ

ここではすだれの処分時に出やすい不用品や、関連品の処分についてご紹介します。

すだれの処分でよくある質問

Q and A

「出張回収センター」でもすだれの回収・処分をおこなっています。
ここでは、すだれの処分時によくある質問をまとめましたので参考にしてみてください。

Q.今日中にすだれの回収をしてくれますか?

A.はい、できる限り当日中にお伺いいたします。名古屋市近郊であれば最短30分でお伺いできるケースもあります。ただし、お伺いできる時間は混雑状況で変動します。お急ぎの場合はできるだけ早くご相談ください。

Q.すだれ1点だけでも回収できますか?

A.もちろん、1点のみのご依頼も可能です。
ただし、単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも費用が高くついてしまう可能性がありますので、ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分することをおすすめいたします。

Q.すだれを回収する前にしておいた方が良いことはありますか?

A.お客様に前もってしていただく作業はございません。
すだれの回収や運搬、その後の清掃まで弊社スタッフが責任を持っておこないます。
すだれが破損している場合や汚れがあっても全く問題ありませんので、スタッフが訪問するまでくつろいでお待ちください。

Q.すだれの買取は可能ですか?

A.製品の状態にもよりますが、御簾(みす)のような骨董品としての価値のあるすだれは買取できる場合もあります。
買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

まとめ

日本の夏のイメージ

今回はすだれの処分方法についてお伝えしました。
すだれは大きさや種類が豊富で、近年では素材にも種類があります。
自治体で処分する場合はこれらに注意しながら、ルールに従って処分するようにしましょう。

また、すだれは基本的には売却が難しいアイテムです。
まだ使えるすだれや未使用品などであっても売れにくいことがあるため、捨てるのが惜しい場合は譲渡も検討してみてください。

すだれ以外にも不用品がたくさんある場合や、引っ越しやハウスクリーニングも依頼したい場合には不用品回収業者がおすすめです。
すだれの取り外しから処分までおこなってもらえるうえ、ほかの不用品の回収や部屋の掃除なども合わせて依頼できます。

「出張回収センター」でもこのようなオプションサービスが充実しており、「実家の整理・掃除がしたい」「家の不用品をまとめて処分したい」というときにも、大変便利です。
年中無休で、名古屋市近郊でしたら最短30分でお伺いできる場合もあるため、お気軽にご相談ください。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例