ビールの正しい処分方法!賞味期限やお得な捨て方についても解説

目次

ビールを注ぐ

「いただきもののビール」や「味の好みが合わなかったビール」など、自宅に眠っているビールはありませんか?

ビールを「飲み切る」以外の方法で処分しようと考えた時、どんな処分方法があるのか迷う人は多いでしょう。
捨てようにも「未開封のものなので捨てるのがもったいない」「大量にあるのでキッチンに流してよいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はビールの処分方法についてお伝えいたします。
知っておきたいビールの賞味期限や処分時の注意点などもお伝えしますので、ビールの処分をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

  • ビールの処分方法
  • ビールを処分する際の注意点
  • ビールに関する豆知識
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

ビールの状態に合わせた処分方法

ビールの缶

自宅に保管しているビールの多くは缶や瓶ですが、開封しているかしていないかによって処分方法が変わります。
ここではビールの状態に合わせた処分方法について解説します。

開封したビール・飲めないビールは流して処分してOK

開封したビールやおいしく飲める期限を過ぎてしまい飲めなくなったビールは、キッチンの排水口やトイレに流すことで処分が可能です。

アルコールを下水道に流していいの?と思ってしまいますが、ビールには油のように固まる成分が含まれていないので詰まる心配がありません。
また、アルコール濃度がそこまで高くはなく、配管を傷める心配もないためご安心ください。

ただし、ビールをそのまま流してしまうと部屋に臭いが充満して気分が悪くなってしまったり、側溝に大量のビールが溜まるせいで悪臭を発してしまい、ご近所トラブルに発展したりする可能性があるため注意が必要です。

そのため特にビールを流す量が多い際は、次の点に注意してください。

  • 換気をする
  • 水を流しながら流す
  • 量が多い場合は分けて流す

中身を処分したあとの容器の処分方法

中身を流したあとの缶や瓶はお住まいの自治体の指示に従って処分します。
分別は資源ごみとなることが多いですが、自治体によっては別の分別区分になることや、捨て方が異なる場合もあるため注意してください。

自治体名分別区分出し方
愛知県名古屋市資源ごみ缶・瓶それぞれ分けて資源ごみステーションへ
缶は資源ごみ指定袋(区により異なる)、瓶は袋には入れずそのままかごへ出す
神奈川県横浜市缶・瓶・ペットボトルごみ缶・びん・ペットボトルを一緒に、中身がはっきりと確認できる透明または半透明の袋に入れて出す
大阪府大阪市資源ごみ空き缶・空きびん・ペットボトルを一つにまとめ中身の見えるごみ袋に入れて出す
福岡県福岡市・空き缶…燃えないごみ
・空き瓶…ビール瓶はリサイクル
・空き缶は「燃えないごみ用」袋に入れて、袋の口をしっかり結んで出す
・ビール瓶は回収をおこなっている地域集団回収やリサイクルボックスに持ち込む
ただし割れた瓶は「燃えないごみ」
2024年12月時点

いずれの方法も空の状態で、中身をさっと水ですすいでから出すようにしましょう。

また、空のビール瓶は店舗に持ち込んで処分できることもあります。
引き取ってもらえれば保証金(1本あたり5円)が返金されるケースもありますので、大量にビール瓶をお持ちであれば、一度店舗に問い合わせをしてみてください。

未開封のビールは買取がおすすめ

近年ではお酒を買い取る業者が増えており、ビールについても未開封であれば買い取ってもらえる業者が増えています。
飲まずに捨ててしまう前に、買い取ってもらえるか確認してみましょう。

ただしビールの買取については、買取条件が厳しくなることも。
「ウイスキー」や「ワイン」のように長期保存できるお酒と違い、賞味期限のあるビールは買取ができないお店もあるため、事前に買取対象の条件を確認しておくと安心です。
ここでは買取方法や注意点などを解説していきます。

買取方法

ビールの買取はお酒の専門店の利用がおすすめです。
お酒を専門に扱っているお店だからこそ、有名なメーカーだけでなく珍しいメーカーのビールや外国産ビールを買い取ってもらえることもあるでしょう。

買取方法は「店頭買取」や「出張買取」「宅配買取」などがあります。
ビールの量が多く重たくて運ぶのが大変なときや、近くにお店がない場合は宅配買取や出張買取の利用がおすすめです。

さらに店舗によっては、ビールの画像を送って審査してもらう「LINE査定」や「メール査定」を用意しているところもあるため、状況に合わせて最適な方法を選んでください。

ビールの買取の際に注意したいこと

ビールは未開封であれば買い取ってもらいやすくなりますが、ほかにも注意したい点があるためご紹介します。

  • 製造日から6か月以内かどうか
  • 箱は未開封のものがよい
  • ビールは正しく保管すること

ビールの買取は基本的に、製造日から「6か月以内のもの」に限ります。
これはビールの賞味期限が9か月となっているためですが、酒類は消費期限の記載を省略できる決まりがあるため賞味期限も書いていないことがほとんど。
そのため製造年月日を確認し、残りの飲める日数を判断します。
ビールは「飲むことがない」とわかった時点で、早めに売りに出しましょう。

また、贈答用などでもらった「箱に入ったビール」は未開封のほうが高く売れます。
箱を開封してしまうと、買取額が下がったり買取自体を断られてしまったりする可能性があるため注意しましょう。

最後にビールの保管方法ですが、ビールは酒類の中ではアルコール度数が低く、味が落ちやすいお酒です。
味が落ちてしまうことを避けるためにも、「高温多湿、日光を避けた場所で保管すること」を意識しましょう。
正しい保管方法については後に詳しくご紹介します。

買い取ってもらいやすいビール

ビールにはさまざまな種類があり、銘柄によっては高価買取も可能です。
買い取ってもらいやすいビールは次のようなものです。

  • 代表的な日本の大手メーカーのビール(アサヒビール、麒麟麦酒、サッポロビールなど)
  • クラフトビール
  • 世界の有名なビール(ハイネケン・ギネスなど)

なかでもメーカーの売れ筋ビールやプレミアビールは高価買取が期待できます。

フリマアプリやネットオークションでの売却も可能

ビールは元の値段が高くはなく、賞味期限があることなどから、リサイクルショップでは買取不可となることがほとんどです。
また、お酒の買取専門店であっても買い取ってもらえないことがあるでしょう。

一方、フリマアプリやネットオークションであればビールが売却できることもあります。
「多少手間がかかってもビールを売って処分したい」という方は出品してみてはいかがでしょうか。

フリマアプリやネットオークションで売れやすいビールは次のようなものです。

  • 複数本のビールをまとめ売り
  • 数量限定品など珍しいビール
  • 贈答品用の箱入りのビール
  • 地域限定のビール

特に、今はもう手に入らないビールや地方でしか買えないビールなどの希少なものは売れやすいと言えます。
ただし、ビールを売る場合は次のようなデメリットもあるため注意してください。

  • 出品してもすぐに売れるとは限らない
  • 売却できた場合は手数料がかかる(8~10%程度)
  • 発送の際には送料がかかる(購入者・出品者負担が選べる)
  • 発送の際は破損しないよう厳重に梱包する手間がかかる

フリマアプリやネットオークションでは「自分で価格設定ができる」というメリットもありますが、価格を高く設定してしまうと売れない可能性も出てきます。
出品しても必ず売れる保証はないため、売れるまで値段を下げたり時間をかけたりする必要もあるでしょう。

また、ビールは缶・瓶のどちらでも振動などの衝撃は味が落ちる原因になります。
ビールを傷つけたり割れたりしないよう、梱包には注意しなければなりません。
このようなことを踏まえると、処分を急いでいる人や手間をかけたくないという人には不向きな方法だと言えるでしょう。

ジモティーを利用する

「手間をかけて売却するほどの量はない」「捨てるのは気が引けるので誰かに飲んでもらいたい」などのときは、売るのではなく譲渡するという方法もあります。
身近にビールを譲渡できる人がいればもちろん最も手軽な方法ですが、そうでないときは「ジモティー」を利用するのも一つの手段です。

「ジモティー」は地元密着型のインターネット上の掲示板で、不要なものの譲渡、売却ができます。
フリマサイトなどとは違い、「直接手渡し」ができるため、商品の梱包や発送作業などが不要になり、気軽に利用できるでしょう。

ただし、譲るビールの賞味期限が切れていたり、保管状態が悪く味が変わってしまっているものだったりすると取引後にトラブルになることも。
出品前にビールの状態を確認し、取引相手にも状態を説明しておくことが大切です。

ビールを手間なく処分したいなら不用品回収業者がおすすめ

「売却や譲渡をする予定がない・できなかった」という方や、「手間をかけずにビールを処分したい」という場合は、「不用品回収業者」を利用してみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者は自宅やオフィスにある不用品の回収・処分をおこなっている民間の業者です。
中身の入ったお酒や、大量の空き缶・空き瓶もスタッフがスピーディに回収してくれるため、手間や労力をかけずに処分できます

例えばビールが大量にあり、すべて自力で処分する場合は次のような作業が必要になります。

  • 中身をすべてキッチンの排水溝やトイレに流す
  • 缶や瓶を洗って乾かす
  • 自治体の指示に従って分別する
  • 指示された日時に収集場所まで持って行く

中身の処分だけではなく、ビールが入っていた瓶や缶の処分も考えると、本数が多い場合は手間がかかりますよね。

また、自宅の大掃除や引っ越しといったタイミングでビールを処分する場合、家具や家電、衣類や書籍などさまざまな不用品の処分を迫られることもあるでしょう。
これらを自力で分別し、処分しようとすると手間や労力だけでなく、時間もかかってしまうことが予想されます。

不用品回収業者ではこれらの不用品をすべて一度に回収してもらえるので、短時間で部屋をスッキリさせられますよ。

不用品回収業者の利用手順は次のようになっています。

  1. 自宅やオフィスなど、回収してもらいたい場所が対応エリアの業者を探す
  2. できれば2~3社程度で見積もりを依頼(メールやLINE相談も可)
  3. 提示された金額や内容を確認し、依頼
  4. 希望する日時にスタッフが回収作業をおこなう
  5. 料金を支払って終了

近年では多くの業者がLINEやメールなどでの見積もりも受け付けており、気軽に相談できます。
業者やプランによって金額が異なるため、自分の希望に沿った業者を選びましょう。

基本的にどの不用品回収業者であっても年中無休で、夜間や土日の作業も受け付けています。
タイミングによってはその日のうちに作業してもらうことも可能ですので、急いでいる場合は相談してみてください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者については、こちらの記事で詳しく解説しております。

ビールに関する豆知識

ビール

ビールを処分しなくてもいいよう、知っておきたい知識をご紹介します。

ビールの賞味期限

ビールの賞味期限は製造から9か月と統一されています。
未開封のビールであれば賞味期限の9か月を過ぎていても飲むことは問題ありませんが、風味やうま味は落ちてしまうため、それまでに飲み切るのがおすすめです。
また、売却や譲渡は製造年月日から6か月以内にしておきましょう。

なお、ビールの缶・瓶・樽による期限の違いは以下のようになっています。

賞味期限美味しく飲める期限
ビール缶9か月6か月
ビール瓶9か月3か月
ビール樽9か月3日〜1週間程度

ただし、大手ビールメーカー以外の醸造所が作るようなクラフトビールの中には賞味期限が「30日」「100日」といった短いものもあるため注意してください。

ビールが長持ちする保管方法

ビールは高温多湿を避けて保管するのがよいことは知られていますが、ほかにも注意する点があるためご紹介します。
これを気を付けておくとビールのおいしさが長持ちしますので、長く保管したい場合は試してみてください。

  • 冷蔵庫に長期間入れたままにしない
  • 塩や醤油の近くに置かない
  • 日光を避ける
  • 高温・低温の場所に置かない
  • 洗剤や灯油の近くに置かない
  • 強いショックを与えない

ビールを冷蔵庫の中に長期間置いたままにすると、部分的にビールが凍る可能性があります。
飲んでも害はありませんが、風味やうま味が落ちるため避けるようにしましょう。
また、塩や醤油などの周りに置くとビール缶の腐食の原因になります。
同じように洗剤や灯油の近くに置くと匂いが移るため、避けるようにしてください。

やってはいけない!ビールの処分方法

NGのポーズ


ビールは自分で処分するとなると面倒な手間も多いですが、適当に捨ててしまうと大きなトラブルに繋がるおそれもあります。
ここでは、絶対にやってはいけないビールの捨て方を確認してみましょう。

川や海に流す

自宅のキッチンでお酒を流すと匂いが気になるからといって、近所の水路や排水溝に飲みかけのビールを流すのはやめましょう。
また、川や海の近くでバーベキューをした際に、余ったビールを川や海に流すのもNGです。
このような処分方法は水質を汚染し、その場所に住む生態系に悪影響を与えるおそれがあります。

また、近所の適当な場所にビールを捨てたり撒いたりすると、撒いたビールがシミになって取れなくなる、においが充満するなどでご近所トラブルになる可能性があります。
ビールを撒いて処分するなら自分の庭だけにし、庭がない場合はキッチンの排水口やトイレに流して処分するようにしてください。

ビールが入ったまま捨てる

ビールが入ったままの瓶や缶を、そのままごみに出すのもやめましょう。

中身が入ったままのビンや缶をそのままごみとして捨てた場合、次のようなトラブルが起きる可能性があります。

  • ごみ袋からビールが漏れ出し、ごみの集積場所を汚してしまう
  • 周辺に臭いが充満してしまう
  • 瓶の場合、割れたガラスが飛散する、作業員がケガをするなどのリスクがある

残っているビールは必ず中身を捨て、残った瓶や缶をきちんと分別して捨てるようにしてください。

ビールの処分の際に出やすい不用品

キッチン

ここではビールの処分の際に一緒に出やすい不用品をご紹介します。

ビールの回収でよくある質問

よくある質問

当社「出張回収センター」では、ビールの回収・処分もおこなっています。
ご依頼の際によくある質問をまとめましたので、参考にしてみてください。

Q.ビール瓶が割れた状態でも引き取ってもらえますか?

A. はい、大丈夫です。割れたビール瓶は大変危険ですので、素手では触らないようにご注意ください。
担当スタッフが、床に落ちた瓶の破片や割れた瓶を安全に回収いたします。

Q.缶・瓶など、どんな種類のビールでも回収してもらえますか?

A.はい、瓶・缶のどちらも回収可能です。ただし中身のビールに関しては液体ですので回収はおこなわず、お客様の水回りをお借りして廃棄いたします。空き瓶・空き缶はそのまま回収しますので、ご安心ください。

Q.ビールと一緒にキッチン用品や家具も回収できますか?

A.はい、可能です。当社ではキッチン用品であるお皿や鍋、調理器具や大きな食器棚、ダイニングテーブルなどの回収もおこなっています、冷蔵庫のようなリサイクル家電も回収可能ですのでぜひご相談ください。

Q.すぐに来てもらえますか?

A. 名古屋市近郊にお住まいの方であれば、最短30分でお伺いいたします。ただし、ご予約状況によってはすぐにお伺いできないこともございますので、お急ぎの場合はなるべくお早めにご相談ください。

まとめ

ビール

今回の記事ではビールの処分方法についてお伝えしました。
贈答品としてもらったビールや購入したけど好みの味でなかったビールなどは、気付けば長い期間放置したまま…ということもあるかもしれません。

基本的にビールはキッチンやトイレなどで流して捨てられるため、少量なら手軽に処分できるでしょう。
また、複数本まとまった量がある場合や、希少価値の高い銘柄であれば売却できるかもしれません。
売却ができれば捨てる手間が省けるだけではなく、収入にもなるため買取査定に出してみてはいかがでしょうか。

「ビール以外にも不用品の処分がしたい」「キッチンをまとめて片付けたい」という場合は、不用品回収業者へ依頼する方法もおすすめです。
土日や祝日、夜間でも回収作業ができるため、「連休中に片付けたい」「仕事が終わってから作業してほしい」という要望も叶えられます。
「出張回収センター」では愛知・名古屋市近郊エリアであれば最短30分で駆けつけられますので、ぜひご相談ください。

対応可能品目数、業界随一!

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