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我が家ではソファを10年ぶりに新調することになり、早く新しいソファが届いてほしい!と楽しみに思う反面、今あるソファを処分しなくては…と憂鬱(ゆううつ)になっています。
ソファは大きくて重いため、「処分が面倒だな…」と感じる方も多いのではないでしょうか?
持ち運びはどうしよう…新しいソファが届くまでに処分できなかったら保管場所がない…など購入と同時に色々と考えてしまいました。
しかし、ソファも消耗品ですしライフスタイルの変化などで不要になったり買い替えたりしますよね。
その時には古いソファを捨てなくてはなりません。
我が家のように処分までの期日が決まっている方は「早く処分したい」と思うでしょうし、「とにかく安く処分したい」「手間をかけたくない」などそれぞれの家庭によって事情も違うかと思います。
そこで今回はソファの処分方法をまとめましたので、自分に合った処分方法で部屋をスッキリさせましょう!
目次
ところでソファの寿命は何年くらいかご存じでしょうか?
我が家では10年間同じソファを使用していましたが、これはかなり使ったほうになります。
実際、クッションがへたっており、カバーも一部すり減って破れているというひどい状態でした。
こうなったらもう買い替えるしかないと思うのですが、やはり一般的にも「クッションがへたっている」「表面がボロボロになる」などが買い替えの目安となっています。
ソファの種類によって寿命が違うため、寿命の早いものから順番に以下にまとめてみました。
量産品で低価格のものは劣化も早く、3~5年程度になります。
また、布製(ファブリック)のソファは汚れや水に弱く、劣化が早いことから少し価格の高いものであっても、長くて6~8年程度とされています。
合皮の素材の種類にもよりますが、本革とは違って使用しているうちに劣化が進んでいきます。
最近では新素材なども出てきていますので、もう少し耐久性の高いものもあります。
本革の場合は専用のクリームを塗るなどのお手入れをしていない場合は4~5年で表面がひび割れをしてしまいます。
しかしきちんとメンテナンスをすることで10年以上と長く使用することができます。
国産のメーカーから多く出ている木枠フレームのものは、耐久性が優れているため10年以上となります。
ただし、クッション材や生地の表面が1番消耗する部分なので、使い方やクッション材によってはもう少し早い寿命となります。
海外メーカーなどの高級ソファは何十万~何百万もするものがありますが、そのようなソファは熟練のソファ職人がひとつひとつ丁寧に手作りを行っているところが多いです。
そのため作りがしっかりしていて耐久性も高くなります。
「最近ソファの座り心地が悪いな…」
「カバーの汚れや消耗が目立つな…」
などと思ったら買い替えの時期かもしれません。
ソファは自分や家族がくつろげる大事な場所ですよね。
購入からの年数を目安に買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。
ソファの処分方法には主に5つあり、以下のとおりです。
処分方法によってそれぞれメリット・デメリットがありますので、処分したいソファの大きさやライフスタイルに合わせてご自分に合った方法を選んでくださいね。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自治体で回収してもらう(粗大ごみで捨てる) | 費用が安く済む | 運び出しや手数料納付券の購入など手間がかかる 処分できる日時が限られる |
自治体の施設へ持ち込み処分する | 費用が安く済む | 運搬車両が必要 運び出しや運搬の手間がかかる 処分できる日時が限られる |
買い替えた際に家具屋で引き取ってもらう | 運び出しの手間がかからない | 費用が高め 家具屋によっては引き取りサービスがない |
リサイクルショップで売る | 売れたら収入になる | 高級ソファや状態が良いものでないと売れない 出張引き取りでない場合は運び出しや運搬の手間がかかる |
不用品回収業者へ依頼 | 手間がかからない 処分できる日時が自由 ソファ以外も処分できる | 費用が高め |
自治体を利用すると比較的処分費用が安く済みますし、一般的な処分方法と言えます。
ただし、粗大ごみの回収日は多くの自治体で1か月に1回しか設定していないことが多く、申し込み日によっては回収日まで1か月以上かかってしまいます。
ソファは大きくて場所を取るために早く処分したい人が多いのではないでしょうか。
また、回収してもらえるとは言っても家の外への運び出しは自分で行わなければなりません。
一人暮らしの女性や高齢の方には難しい作業となります。
処分費用の相場・・・500円~2,000円程度
(名古屋市の場合は・・・1人用ソファ500円 2人以上ソファ1,500円)
各自治体にある、処理施設へ持ち込んで処分することも可能です。
こちらも処分費用が安く済むため、ソファを自分で運搬できる方は自分のタイミングで持ち込んで捨てることができます。
処分費用の相場・・・無料~2,000円程度
例えば名古屋市の場合、詳しい方法は以下のとおりになります。
料金 | 10㎏まで200円 |
搬入できる日 | 月曜日から金曜日であれば祝日でも搬入可能(年末年始は除く) 土曜日、日曜日は搬入不可 |
搬入できる時間帯 | 午前8時45分から午後3時40分まで (愛岐処分場は午前9時15分から午後4時10分まで) 正午から午後0時45分まで(鳴海工場は正午から午後1時まで)の時間は搬入不可 |
ごみ処理の受け付け方法 | 当日に各区の環境事業所で申し込み |
名古屋市の場合、10㎏までは処理手数料が200円なので、ソファによってはかなり安く処分することができます。
ただし、名古屋市内にある処理施設は港区の1カ所のみになり、自宅から遠い方は運搬時のガソリン代や時間がかかります。
また、上の表を見てもわかるように受付に手間がかかったり、持ち込みの日時が限られるため便利な方法とは言えません。
ただし、ごみ処理施設の受付方法や持ち込みルールは自治体によって異なるため、お住まいの自治体へ確認してください。
ソファを買い替えた場合は、購入した家具屋で古いソファを引き取ってもらえる場合があります。
引き取りサービスを利用すれば、新しいソファが家に来たのと同時に古いソファがなくなるうえ、部屋からの運び出しや車への積み下ろしなどの労力がかかりません。
また、自治体のように処分までの申し込みの手間もかからず楽な処分方法ですよね。
我が家も買い替えだったために、まずは家具屋でこのサービスを利用できないか聞いてみました。
結果、引き取りも可能だったのですが、費用が3,000円~4,000円かかると言われ悩んでしまいました。
粗大ごみなら(名古屋市の場合)1,500円なので、倍以上かかってしまうんですね。
店員さんも「どうしても自分では運び出しができない、手間をかけたくないという方が利用する」とおっしゃっていましたよ。
引き取りサービスを行っている家具屋を以下にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
店名 | 引き取り条件 | 料金 |
---|---|---|
IKEA | 購入商品と同種・同サイズかつ同数のソファのみ 自宅への配送・部屋への搬入サービス(5,500円)と同時申し込み | 無料 |
ニトリ | 購入した家具(組立家具は除く)と引取りする家具が同数量または同容量まで | 4,400円(税込) |
大塚家具 | 購入商品と同種・同サイズかつ同数のソファのみ | 3,000円(税込) |
ACTUS | 購入商品と同等品のものを回収・リサイクル | 2~3人掛けのもので9,900円(税込) |
無印良品 | 購入商品と同種・同数 | 3,000円(税込) |
東京インテリア | 購入商品と同種・同数 | 2人掛け以上のもので5,000円 |
ファニチャードーム | 購入商品と同種・同数 一部地域は不可 | 3,000円(税込) |
大手の家具屋では大体が引き取りサービスを有料で行ってくれます。
また、インターネットで購入した場合も引き取りサービスのある店が増えていますので、新しいソファを購入の際は確認するとよいでしょう。
この方法は我が家のように寿命を超えてしまったソファや、汚れや傷が多いソファの場合は対象外です。
また、ニトリやイケアといった元々が安く量産されているソファは買い手が少なく、本革を使用していたりリクライニングの機能があるなどの特別なものでない限り買い取りは難しいようです。
逆にカッシーナやカールハンセンなど、高級ブランドのソファであれば多少使用感があっても買い取ってもらえる可能性があります。
買い取ってもらえれば処分費用がかからないだけでなく、収入にもなり嬉しいですね。
特に買い取ってもらいやすい人気のブランドをまとめました。
・Cassina ixc.(カッシーナ・イクスシー) ・アルフレックス ・B&B italia (ビーアンドビーイタリア) ・カール・ハンセン&サン ・FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) ・カリモク ・IDC大塚家具 ・BoConcept(ボーコンセプト) ・ポルトローナ・フラウ ・NOYES(ノイエス) ・匠ソファ(タクミ ソファ) ・five by five(ファイブ・バイ・ファイブ) ・KOKOROISHI(ココロイシ) ・MARUICHI(マルイチセーリング) |
高級ブランドのソファでなくても、使用年数が少なくキレイなものは売れることもあるので一度査定をしてもいいかもしれません。
リサイクルショップによっては出張買取サービスや事前見積もりなどもあるため、お店に確認してください。
また、何社かに見積もりをしてもらい比較すると少しでも高く売れる可能性があります。
結論から言うと、この方法が最も早く処分できる方法です。
「買い替えの予定がない」「とにかく早く処分したい」「手間をかけたくない」という方におすすめです。
不用品回収業者で処分を依頼すると、早ければその日のうちに、そうでなくても次の日など要望に応えてすぐに引き取りに来てもらえます。
早朝や深夜、土日や祝日など日時の都合も融通が利くため、忙しい方や急いでいる方には便利な方法です。
また、面倒な運び出しや運搬をしなくてもよいため、労力もかかりません。
買い取りサービスのある業者なら、ソファの状態が良いものや有名メーカーのものであれば買い取ってくれる場合もあり、買い取り業者へ依頼する手間が省けます。
ただし、料金がほかの処分方法より割高になってしまいます。
そのためソファ1点のみの処分より、複数の処分品とまとめて処分するとお得になります。
処分費用の相場・・・7,000円~10,000円程度
業者選びの際に注意したいのが、不法投棄や不当な高額請求をしている悪徳業者を選ばないということです。
悪徳業者は、「古物商許可」や「一般廃棄物処理業許可」などの許可を受けていない場合があります。
トラブルに巻き込まれないためにも「許可」を持つ信頼できる業者へ依頼するようにしましょう。
「許可」があるかどうかは不用品回収業者の会社ホームページなどで確認できます。
要注意な不用品回収業者の特徴
・チラシで「無料」と宣伝する不用品回収業者 ・地域をトラックで巡回している不用品回収業者 ・事業所の所在地や連絡先、業務許可番号が確認できない ・アポなしで突然訪問してくる不用品回収業者 |
今回はソファの処分方法について紹介してきました。
大きな家具は処分が大変ですよね。
我が家のソファも大人が二人がかりで運びましたが、家の中を傷つけないよう気を配ったり、自分たちがケガをしないように注意して運んだため、とても疲れてしまいました。
とにかく安く済まそうとしてすべてを自分たちで行うと、もしかしたら床や壁、ほかの家具などを傷つけたりケガをするなどのトラブルも起きるかもしれません。
大きな家具の処分はプロに任せると安心です。
出張回収センターでは、自力で運ぶのが難しい不用品も経験豊富なスタッフが回収いたします!
もちろん、養生・梱包をしっかりと行い、お部屋や共用部分を傷つけることなく搬出いたしますので、是非一度ご相談ください!
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