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ミニマリストという、家財道具を限界ギリギリまで少なくしものを持たない生活…あこがれますよね。ものを少なくすれば管理する手間が減り、掃除も楽で、生活空間をたっぷり使うことができます。
しかし、生活しているうちにどうしても持ち物が増えてしまうので、ミニマリストのような暮らしを実現するのはなかなか難しいものがあります。結局、工夫してものを管理しながら生活していかなければなりません。
本や趣味の道具、写真、雑貨、コスメグッズなど、さまざまなものを管理するためには、ものを置くスペースが必要です。引き出しや箱に入れて片付けることもできますが、ものを使いやすく収納するには、「棚(ラック)」があると便利ですよね。
今回は、さまざまなタイプの棚や収納家具の中から、オープンタイプの収納家具「スチールラック」について、上手な使い方や詳しい捨て方お得な情報などをまとめてご紹介していきたいと思います!
目次
パイプを組み合わせて作られた棚、スチールラックをご存知でしょうか?
さまざまなショップの展示棚として使われることも多い、おしゃれなオープンスタイルの棚(ラック)で、一般的に「スチールラック」と呼ばれています。「メタルラック」と呼ばれることもありますが、こちらは、メーカーの商標名(ブランド名)です。
「メタルラック」の意味は、メタル(金属)、ラック(棚)、つまり、「金属でできた棚」になります。一方で「スチールラック」は、スチール(鉄)、つまり「鉄でできた棚」という意味になります。
鉄製のスチールラックに対して、家庭で使用しやすいようにアルミやステンレスなどの金属を使用した製品がでてきたことから、「メタルラック」と「スチールラック」という呼び名ができました。
また、名前だけの違いではなく、「スチールラック 」は家庭用と業務用で見た目も作りも大きな違いがあります。
この家庭用と業務用を区別するために「スチールラック」の中でも、耐荷重や耐久性、耐震性に優れ、企業や会社の倉庫、学校などで幅広く使われている製品を、「業務用スチールラック」として区別し取り扱っています。
その一方で、「メタルラック」にはそのような区別はありません。
耐荷重(何kgの重さまで耐えられるか)は「メタルラック」や「スチールラック」を選ぶ際に重要なポイントになり、特に、耐荷重が重視される「業務用スチールラック」では、耐荷重によって呼び方を変えることで商品の区別をしています。
<耐荷重別「業務用スチールラック」の名称>
耐荷重/段 | 100kg/段 | 150kg/段 | 200kg/段 | 300kg/段 | 500kg/段 | 1000kg/段 |
---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 軽量 | 軽中量 | 中軽量 | 中量 | 中重量 | 重量 |
冒頭で少し触れましたが、「メタルラック」という名称は、実は一般的な呼び方ではなく、アイリスオーヤマが商標登録している製品名です。
したがって、他のメーカーの製品を「メタルラック」を呼ぶのは本来なら間違っているはずなのですが、アイリスオーヤマ自体も「スチールラック」という名称を併用して使っているので、実際のところ明確に区別はされていないというのが実情のようです。
「メタルラック」という名称は商標として登録さているため、他のメーカーの商品は「スチールワイヤーシェルフ」や「メタル製ラック」、「スチールラック」といった名称を使用しています。
実際のところ世の中に「メタルラック」という呼び方が浸透してしまっているのですが、商標登録されている以上、その名称を使用することはできません。そのため、それぞれのメーカーで少し呼び方を変えたり、独自のブランド名を混ぜたりして商品名をつけているようです。
以下、双方を合わせて「スチールラック 」として表記し説明していきます。
スチールラックは、4本のポールと棚板を組み合わせて作ります。棚板の4つの角の穴にポールを通し、好みの高さに調節すればできあがり!とても簡単なので、女性や力のない方でも簡単に組み立てることができます。
スチールラックの特徴は、組み立てやすいこと、ネジや釘が要らないこと。そして、丈夫で家庭用の物でも100〜500kg程度の重さにも耐えられる耐久性、豊富なパーツでさまざまなスタイルを実現できる拡張性の高さも大きな特徴です。
一方で木製など普通の棚は、組み立ても難しく、ネジや釘が必要になるためドライバーなどの工具を使用しなければ組み立てることができません。また、棚の耐荷重も最大で70〜100kg程度であるため、耐久性に関してはスチールラックには到底及びません。
<スチールラックのメリット>
といったことがあげられます。しかし一方で、デメリットもあります。
<スチールラックのデメリット>
など、このような点がデメリットと言えます。
スチールラックはホームセンターなどで売られているほか、ネットサイトでさまざまな種類の製品やオプションパーツを選ぶことができるので、店舗やオフィス、家庭用としても幅広く使われています。
スチールラックのパイプは太さによって耐荷重(棚に乗せられるものの重さの上限)が異なります。細いパイプを選べば、軽く、スリムでコンパクトな棚を、太いパイプに大きな棚板を合わせれば、100kgを超える重さにも耐えられる丈夫な棚を作ることができます。パイプの太さに合わせた棚板を選ぶことが大切です。
棚板の幅や奥行は、豊富なラインナップの中から好みのサイズを選ぶことができるので、自宅のスペースに合わせた棚が設置可能!パイプと棚を上手に組み合わせれば、L字型のラックも作れます。
スチールラックの棚板は、オープンなワイヤーシェルフのほか、隙間のないソリッドシェルフ、木製のウッドシェルフなどがあります。隙間があるために細かいものは置けないワイヤーシェルフを使う場合は、専用の「ビニールシート」や「ウッドシート」、「コルクシート」が便利です。
足回りは固定金具のほか、可動式のキャスターパーツ。そのほか、カゴやフック、ハンガーポールなど、さまざまなオプションを選択可能。自分の好みのパーツを合わせることで、単なるオープンラックではなく、洋服掛けとして、本棚として、飾り棚としてなど、幅広い目的に使うことができます。
ここまでは、スチールラックの特徴や便利な使い方などを説明してきました。とても便利なスチールラックですが、スチールラックはサイズが大きく、持ち運ぶのが大変なのでどのように処分すべきか悩みますよね。
スチールラックの処分方法として考えられるのは、
以上の6つです。では、詳しく見ていきましょう。
スチールラックの処分方法としてもっともスタンダードなのは、自治体で粗大ゴミとして処分してもらう方法です。比較的安くスチールラックを処分することができるのはメリットと言えます。
スチールラックを粗大ゴミとして処分する場合、以下のような手順が必要になります。
<粗大ゴミの申し込み手順>
※一般的な、粗大ゴミの申し込み手順です。自治体によってルールや必要な費用は異なりますので、詳しくは、各自治体のHPなどでご確認ください。
粗大ゴミとして処分が必要な場合に注意が必要なのは、日程を自由に選べない点。例えば、名古屋市が実施しているインターネット受付の締め切りは、収集日の10日前までです。また、自力で指定場所まで運ぶ必要があるため、大きく重いスチールラックを一人で運び出すのはあまりお勧めできません。
スチールラックの多くは組み立て式になっているため、もちろん解体することも可能です。解体してゴミ袋に入れることで、不燃ゴミや資源ゴミとして捨てることができるはずです。
ただし、注意しなければならないのは、自治体のルールです。
自治体によっては、スチールラックを解体しても粗大ゴミとして扱う場合もあるため、事前に自治体のHPを確認することを忘れないようにしましょう。
<長年の使用で歪んだり錆びたスチールラックの解体は危険!>
人気のスチールラックはさまざまな用途で活用されており、重たい家電などの収納に利用している方も多いかもしれません。また、キッチンや洗面台等の水回りに設置している方もいらっしゃいますよね。
長年使用して歪んだり錆びてしまったスチールラックの解体は、実は思った以上に困難で危険なのです。
思ったように解体が出来なかったり、解体中に突然折れたりして崩れてしまう恐れもあります。
自力での解体が難しいと感じたら無理に解体はせず、スチールラックをそのまま処分できる方法を検討し直しましょう。
<パイプやシェルフの切断が必要になる場合も>
スチールラックを不燃ゴミや資源ゴミとして処分しようと考えた場合、ゴミ袋に入るサイズまで解体して小さくする必要が出てきます。
しかし、大型のスチールラックの場合、単に解体しただけではそこまで小さくできません。
したがって、ゴミ袋に入るサイズまで小さくするには、パイプやシェルフを切断しないといけないということです。スチールラックは基本的に鉄やアルミニウム、ステンレスといった金属でできており、切断には「金属用のノコギリ」など専用の工具が必要になります。
大型のスチールラックはその分パーツ数も多いため、切断には多くの手間や時間がかかり、またケガや事故などのリスクも付きまといます。
普段からDIYをしている方など、工具の扱いに慣れている方でないと切断作業はお勧めできません。
家具量販店では、スチールラックを始めとした家具の引き取りサービスが利用できます。お近くにスチールラックを引き取ってくれるお店がある場合には、利用を検討してみると良いかもしれません。
ただし、引き取りサービスの利用には条件がある場合が多いです。
例えば大手量販店のニトリの場合だと、一部地域を除いて、購入された家具(組立家具は除く)と引き取りする家具が同数量または同容量までであれば1注文につき4,400円(税込)で引き取りができます。
もちろんニトリだけでなく大抵の場合に引き取りに一定の条件があるため、事前に問い合わせをして条件を確認しておくことをお勧めします。
収納家具として人気の高いスチールラックは、リサイクルショップで買い取ってもらうことができます。処分に費用がかかるどころか、逆にお金を得ることができるのは嬉しいですよね。
ただし、どんなスチールラックでも良いというわけではなく、状態の良いものでないと買取不可になる場合も。
その場合、引き取ってもらえないことがほとんどなので、確実に処分したい場合には不向きな方法かもしれません。
ネットオークションやフリマアプリでは、出品者が設定した販売価格にて販売できるシステムとなっており、リサイクルショップよりも高値で売ることができます。また、購入者とのやり取り、代金の受け取りなどはアプリの提供事業者を介して行われるので個人情報などが漏れる心配がなく、安心して利用することができますよね。
家具家電から文房具までさまざまな出品が見られ、老若男女問わず多くの方から支持を得ています。見た目がキレイで目立ったキズがなく、壊れている部分がない場合は価格が少々高くても売れやすい傾向にあり、スチールラックの場合もすでに出品され取り引き成立したものも多く見られます。
実際にフリマアプリを利用する手順は以下のとおりです。
スマホひとつで簡単に出品でき、価格も好きに設定できるという点はメリットですが、こうして手順を見てみると、自分自身で行わなければならないことが多い印象です。
商品写真の撮影や細かな説明、個人間でのやり取りが不安に思う方は少々難しい方法かもしれません。
自分で運び出す労力や、手間と時間をかけずにスチールラックを処分したいのであれば、不用品回収業者がオススメです!
不用品回収業者に回収をしてもらうメリットはいくつかあります。
不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので他人事ではありません。
不用品の回収や処分には、一般廃棄物収集運搬業許可などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
HPに記載されているはずなので、不用品回収業者に依頼を検討する場合、まず資格を持った業者なのか、見積もりはどうか、さまざまな方向から調べましょう。
以上がスチールラックの主な処分方法6つです。
冒頭でもお話ししましたが、スチールラックは収納家具の中でもとても人気の高いアイテムです。ただ捨ててしまうよりも「買取」してもらえたら・・・と当然考えると思います。
では、どのようなスチールラックなら買い取ってもらえるのでしょうか?
「買取」の場合、やはり人気のブランドの方がより高値での取り引きが期待できます。
国内のさまざまなメーカーがスチールラックを製造・販売していますが、中でも特に人気が高いのは、アイリスオーヤマ、ルミナス、エレクター、山善の4種類。それぞれ幅広いラインナップがあり、さまざまな形状のラックを作ることができます。
ここでは、そんな人気のスチールラックブランドをご紹介していきます。
宮城県仙台市に拠点を置く、日本のメーカー。リーズナブルな小型家電や家具などで高いシェアを誇ります。
冒頭でも触れましたが、アイリスオーヤマが販売するスチールラックは、「メタルラック」という商標名です。特徴は、錆びや汚れを防ぐニッケルメッキとクロームメッキのダブル加工。ポールの太さは、25mm・19mm・16mmの3種類、棚板の高さ、奥行、幅を自由に選べるほか、さまざまなパーツを展開しています。シリーズ累計3200万台の売り上げを誇ります。
東京と大阪に拠点を置く、流通サービス業者。ブランド商品の販売、自社ブランド商品の販売を行っています。
「ルミナス」のブランド名でスチールラックを展開。パイプの太さは25mm・19mmの2種類があり、幅広いサイズの棚板、ジョイントパーツを販売しています。
東京に拠点を置くメーカー。「ワイヤーシェルフ」という名称でスチールラックを製造・販売するほか、海外からの製品の輸入販売を行っています。
家庭用、業務用など幅広い種類のスチールラックのラインナップがあり、家庭用のHOME ERECTAでは8色のカラー展開をしています。
大阪市に拠点を置く、専門商社。産業用機器から家庭用品、小型家電など幅広い商品を取り扱っています。上記の3つのブランドには人気は劣りますが、製品の品質はお墨付きです。
「メタルシェルフ」という商品名で2種類のスチールラックを展開、クロムシルバーのほか、ブラック、ホワイトがあります。
スチールラックは丈夫で壊れにくいので、長く使い続けることができます。引っ越しや模様替えなどで不要になった場合でも、破損したり、ひどく汚れていたり錆びついているような状態でなければ、リサイクルショップなどでも買い取りが可能です。
スチールラックは、長く使っているとホコリが溜まり、表面がくもったり、錆びや汚れがついてしまうことがあります。ホコリや汚れを落として見た目をピカピカにしておくことで、査定でより高く評価してもらえます。
<スチールラックの汚れを落とす方法>
水ぶきや洗剤では落ちない汚れや錆びは、研磨剤入りのクリーナーや錆び落とし専用のクリーナーを使って落とすことができます。クリーナーは、100円ショップに売っているものでもOK!
汚れ落とし専用のクロスや、スチールウールたわしを使って磨く方法もあります。
スチールラックを売る場合は、棚として使える状態で査定に出すようにしましょう。単体では買い取ってもらえない場合があります。
メーカーが違っても互換性のあるスチールラックもありますが、メーカーやシリーズが同じパーツを使って組み立てたもののほうが、査定で高く評価されます。
以上の点を抑えれば、スチールラックをより高値で売ることができるかもしれません。売却の際にはぜひ参考にしてみてください!
今回は、オープンな収納で、お部屋を広見せてくれる「スチールラック」の特徴、便利な使い方やいらなくなったときのお得な処分方法についてご紹介してまいりました。
「スチールラック」には家庭用と業務用があり、どちらの耐荷重も驚きの100kg超えと、かなりの耐久性です。組み立ても手軽で便利なスチールラックですが、捨て方となると迷う方も多いのではないでしょうか?
スチールラックは主に、粗大ゴミや解体して不燃ゴミ・資源ゴミとして廃棄処分する方法と、新品の購入を条件に家具量販店で有料で引き取ってもらう方法があります。新たに購入する予定はなく、自力で運び出したり解体したりするのはちょっと…と感じる方は、不用品回収業者に依頼して全てお任せしてしまうのも良いかもしれません。
また、状態の良いスチールラックであれば、リサイクルショップでの売却、ネットオークションやフリマへの出品もオススメです。
どの処分方法にもメリットやデメリットはあるため、ご自身が納得した処分方法を選択することが大切です。
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スタッフがスチールラックの回収から運び出しまで全て行うので、余計な手間は一切無し!
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回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。