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「実家の物置、そろそろなんとかしないと…」と思っている方は多いのではないでしょうか?
家の中に置いておくには邪魔なものや、めったに使わない趣味の道具などを収納するのに便利な「物置」ですが、長年使い続けて物置自体が劣化してきてしまったり、物を詰め込んだまま放置され、中に何が入っているかわからないなんてこともよくあるようです。
劣化した物置を放置し続けると、倒壊の恐れがあるほかにもさまざまなリスクがあります。
傷んでいたり、使っていない物置は早めに処分するのがおすすめです。
とはいえ大きすぎる物置は粗大ごみに気軽に出すことはできませんし、そもそも、一人で動かすことも難しい場合が多いので、簡単に処分することができません。
物置は、どうやって処分するのが一番よいのでしょうか?
今回のコラムでは、物置を放置するリスクから、売却・譲渡・廃棄といった実際の処分方法についてもご紹介していきます。
物置の処分にお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
一度購入したら数年、長いものだと十年以上は使用し続け、なかなか廃棄する機会がない物置。
国税庁の定めた物置の耐用年数(資産がどれくらい使用できるのかを定めた期間)は、金属性の物置であれば15年程度、金属以外の素材でできている場合は8年程度、とされています。
しかしどの物置も、その耐用年数通りにしか使用できないのかといわれると、そうではありません。
屋外に設置しているかどうかや、設置する場所、その地域の気候などによっても変わってきますし、メーカーや製品の素材によっても使用できる期間は異なってきます。
では、物置にどのような変化があれば、買い替えや処分を検討すべきなのでしょうか?
買い替えや廃棄を検討したほうがいい物置の特徴には以下があります。
上記のような特徴のある物置を放置し続けると、様々なリスクがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず、屋外で雨風にさらされ、古くなった物置は、劣化が進み倒壊する恐れがある、というのが1番大きなリスクです。
普段は問題ないように見えていても、台風や豪雨、強風など自然災害の際には屋根が吹き飛ばされたり、地震によって壁が倒れてしまうなどの被害に遭う可能性があります。
物置が倒壊することで、中に保管していた物が破損してしまうだけでなく、飛んで行った物置の破片で周りの家や車を傷つけたり、最悪の場合、人にケガをさせてしまうことも考えられます。
また、災害時だけでなく普段使用しているときに不具合が出た場合は、扉が開かなくなり閉じ込められる、倒壊に巻き込まれてケガをしてしまう、なんてこともあるかもしれません。
古い物置や、傷みがある物置は早めに処分するのをおすすめします。
「実家の片付け」で物置を処分する際に、どこで買ったのか、どれくらい使ったのかわからないような物置の処分に困る方は多いです。
分解すれば粗大ゴミとして捨てられたはずの物置が、古くなってしまったことでサビてネジが外せなくなってしまい、結果的に業者に依頼しなくてはならなくなった・・・なんてことも考えられます。
中の年代物の荷物をどう処分するか悩んでしまうこともあるでしょう。
できれば親が元気で実家にいるうちに、物置と物置の中の物の処分を一緒に検討するのがおすすめです。
物置を放置することで、空き巣に入られたり、放火の被害にあってしまう可能性も高まります。
物置の天井部分の高さが家の2階の窓に近くなるため、空き巣に入る際の足場として悪用されてしまうことがあるのです。
放置されている物置は、その汚れや傷みから、だれが見ても使われていないとすぐにわかってしまいます。
使われていないということは、人があまりその場所を通らず、人目もない死角になってしまうということです。
そうした防犯上の問題が第三者にすぐにわかってしまう、というのはよくありませんよね。
使っていない物置なら火をつけてもいいだろう、と放火のターゲットになることも考えられます。
防犯上の観点からも、古い物置はなるべく早く撤去するのがいいでしょう。
久しぶりに物置に入ったら、なんだかカビくささを感じた、というような経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長い間使用されず放置された物置は、湿気がこもりやすくなることでカビが繁殖しやすい環境となっています。
発生したカビを大量に吸い込むことで、アレルギーを引き起こしてしまうという健康被害の問題があります。
また、破損した箇所から害虫や害獣が入り込んでしまうことで、さらに建物が劣化してしまったり、荷物が汚損してしまうことも考えられます。
害虫や害獣が住み着いてしまうことで感染症の被害に遭う可能性もありますし、害虫・害獣被害は物置だけでなく、自分の家や周りの住宅にも及ぶ可能性があるため深刻な問題です。
古い物置を処分せず置き続けていることで、本来使えるはずの土地を有効活用できない、という問題もあります。
中に荷物を入れて、普段から使用している物置ならばいいのですが、もう使っていない空の物置を持ち続けるのは上記したような問題も含めて、リスクだけが大きくなっている状態です。
使っていない物置を処分すれば、そのぶん庭やガレージを広く、有効活用できるようになるでしょう。
サイズの大きい物置の処分には手間や費用が少なからずかかってしまうので、どうしても腰が重くなってしまいがちですが、まずは不要な物置を失くしたスペースをどう使っていくか、ということから考えてみるのもいいかもしれません。
不要になった物置を放置しておくことによって、様々なリスクがあることがわかりました。
ここからは物置を実際に処分する方法についてお伝えしていきます。
物置を処分する方法は7つあります!
処分したい物置の状態や種類によって、処分方法は異なってきます。
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
処分したい物置がまだ新しく、状態の良いものであれば、リサイクルショップや業者に売却することで処分が可能です。
サイズが大きいため、なんとなく売却できないイメージがある物置ですが、物置はもともとの価格が高価なので、価格が手ごろな中古の物置を買い求める人も多いことから需要は高いです。
物置は解体せずにそのままの状態で査定を受けるようにし、できれば、査定前に軽くでいいので物置の中と外を掃除しておくと高価買取される確率が高くなります。
更に高価買取が期待できるのは有名メーカーの物置です。
物置の有名メーカーには以下があります。
お手持ちの物置がまだ新しかったり状態が良いもの、または有名メーカーのものである場合は捨てる前に一度査定に出してみるのがおすすめです。
サイズの大きい物置は自分で持ち込むことが難しいため、売却の際は出張買取を利用することがほとんどです。
査定を依頼する前には、出張買取が可能かどうか、買取可能なエリアを確認しておき、そのほか
など、出張買取の際に費用が発生するかどうかを必ず確認しておきましょう。
リサイクルショップによっては、そもそも物置の買取をしていないという店舗もあります。
まず電話などで事前に問い合わせしておくのが確実です。
状態の良い物置であれば、フリマアプリやネットオークションに出品して売却することも可能です。
使用感のある物置でも需要があれば売却でき、自分で価格が付けられることから相場よりも高値で売却できることもあります。
リサイクルショップでつけられた金額に納得がいかなかった場合や、買取を断られた場合には一度出品してみるのもいいかもしれません。
フリマアプリやネットオークションで物置を売却する際の注意点は3つあります。
サイズが大きい物置の場合はそもそも配送ができなかったり、配送できるサイズであったとしても送料が高額になってしまうという問題があります。
その場合は、購入者に自宅まで物置を引取に来てもらう、という方法があります。
引取に来てもらえた場合、発送の手間もなく送料も発生しないというメリットはあるものの、引き取り出来る地域の人にしか売却できないというデメリットもあります。
また、フリマアプリやネットオークションを利用する際に入会金や月額料金は不要である場合が多いですが、売却できた場合には手数料がかかります。
フリマアプリ ネットオークション | 手数料 |
---|---|
メルカリ | 販売価格の10% |
楽天ラクマ | 商品価格の6.0%(税抜) |
PayPayフリマ | 販売価格の5% |
ヤフオク! | Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込) Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込) |
モバオク | 月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要 販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要 |
上記のように、かかる手数料はアプリによって異なっています。
販売金額が大きければ大きいほど手数料が高くなるので、手数料のことも考えつつ価格設定をする必要があるでしょう。
そして出品したからといって必ず売れるわけではないという点にも注意が必要です。
売れるまで物置をずっと手元に置いておかなければならないため、すぐに処分したいという方には不向きな方法となっています。
周りに物置を必要としている人がいれば、譲って使ってもらうという方法があります。
引っ越しなどで物置を処分しなければならないけれど、まだ新しいものだしもったいない・・・という場合は、譲った先で使ってもらえれば嬉しいですよね。
解体して持ち運べるような物置であれば、自分たちで移動させることも可能です。
また、周りに譲るような知人がいなかった場合はジモティーを利用することもできます。
ジモティーとは、不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板です。
玄関先や最寄り駅などに引き取りに来てもらえた場合には送料がかからず梱包の手間がないこと、また手数料がかからないことも大きなメリットです。
無償の場合が多いですが、価格をつけることも可能です。
事前に伝えていたより物置の状態が悪いと、いざ譲るという場面や譲った後で要る要らないのトラブルになることがあります。
できれば譲る前に、口頭での説明でだけではなく実際に物置の状態を確認してもらいましょう。
それができない場合は、可能な限りカビや汚れを拭き取る、床を掃いておくなど、きれいな状態にしてから渡すようにしてトラブルを防ぎましょう。
こちらの手段もフリマアプリ・ネットオークションと同じく、すぐに引き渡しができるとは限らないため急ぎの処分には向いていません。
また、ジモティーを利用する際は出品と搬入をする場合はその手間などがかかること、引き取り場所などをすべて自分たちで決めるため、トラブルがあった場合の対応についても自分たちで行う必要があるといった点にも注意が必要です。
買い替えで新しい物置を購入する場合、購入したホームセンターに古い物置の撤去を依頼できる場合もあります。
工事費用や撤去費用はかかってしまいますが、新しい物置の搬入と共に、古い物置の撤去を行ってくれるので手間は少なく、便利な方法です。
大手ホームセンターの物置の撤去についての対応は以下の通りです。
ホームセンター | 物置の撤去対応 |
---|---|
VIVAHOME(ビバホーム)長浦店 | 解体処分は、新規物置設置を依頼した場合のみ |
コメリ | ネットで新しい物置を購入する場合、物置を入れたカート画面のオプションから、古い物置の解体を選択できる |
カインズ | 金属製の物置は別途解体撤去費用が設定されており、買い替え時に依頼が可能 木製の物置は対応不可 |
店舗によっては物置を購入しても撤去に対応していない、というところもありますので注意が必要です。
新しく物置の購入を検討している場合は、撤去もセットで行ってくれるホームセンターを選ぶのがいいでしょう。
小型のスチール製物置で、構造がシンプルなものであれば、自分で物置を解体して粗大ゴミに出すことも可能です。
もともとDIYが趣味、という方なら工具を用意する必要もないので気軽に作業ができます。
自分で物置を解体処分するメリットはなんといっても費用がかからないこと。
大きなパーツを粗大ゴミに出せれば、費用は数百円~数千円程度で済む場合も多いので業者に依頼するよりもお得に処分ができます。
解体自体と解体後の部品の分別、ゴミ捨てには時間がかかるため、時間に余裕がある場合に選べる手段です。
物置の解体は、安全に考慮した服装で、物置の周りに十分スペースを確保した状態で行う必要があります。
また、騒音が発生してご近所トラブルになることもあるので、作業の時間帯や、作業時に出る騒音に配慮しつつ作業を行いましょう。
物置はサイズが大きく重量があるので、できれば2人以上で作業するのがおすすめです。
無理して1人で解体を行った場合、ケガをしたり周りの壁を傷つけてしまうなど、思わぬトラブルを引き起こす可能性も考えられます。
自分にできる範囲で解体処分を行うようにしましょう。
大型の物置やプレハブ型の物置については自分で解体するのが難しいため、業者に依頼する必要があります。
自分で解体できない大型の物置や、木造、プレハブの物置などは、解体専門の業者に依頼して処分ができます。
解体工事を専門としている業者であれば、解体から廃材の処分まで全てお任せできて安心です。
解体費用は物置の大きさ(物置の高さ+幅+奥行の合計)によって異なり、業者によっては解体費用の他に、
などの追加費用が発生することがありますので注意が必要です。
実際に物置を見てもらい、作業費用の見積もりを出してもらうのがいいでしょう。
解体工事専門業者の場合、物置の中の不用品は処分してもらえない場合や、対応してもらえても追加費用がかかる場合も多いので、自分である程度、物置の中を片づけておく必要があります。
また業者の中には、見積もりでは出していなかった作業費などをあとから請求してくる悪徳な業者も存在しています。
「安い」だけで業者を選ぶのは危険です。業者選びは慎重に行うようにしましょう。
実家の片付けをしていて、物置や中の荷物を処分したいとお考えの方や、物置以外でも処分したい不用品がたくさんある、という方におすすめなのが不用品回収業者を利用するという方法です。
物置を売却するにしても、廃棄するにしても
・・・といった手間が少なからず必要になりますが、不用品回収業者に依頼した場合、それらの手間はすべて不要。
物置だけでなく、物置に入っていたタイヤや灯油のポリタンク、使っていない自転車や芝刈り機など処分の面倒なものもまとめて処分してもらえるのが便利です。
即日対応可能な業者であれば、悩みの種だった物置をその日のうちにスッキリ処分できることもありますよ。
業者を選ぶ際は買取対応もしている業者を選ぶのがおすすめ。
ゴミだと思っていた物置の中の不用品に値が付くこともあり、その場合は撤去・回収費用が相殺されてお得に処分ができる可能性もあります。
業者によっては、物置の解体を引き受けられないところもありますので、事前に確認しておくと安心です。
便利な点をご紹介してきましたが、不用品回収業者の中にも悪徳業者は存在しているため注意が必要です。
「無料」「格安」などの言葉だけで適当に業者選びをすると、
・・・・・・といったトラブルに巻き込まれてしまうことも。業者選びは慎重に行いましょう!
悪徳業者と優良業者を見分け、更に自分に合った業者を選ぶポイントは2つあります。
まず1つ目は資格の有無を確認するという点。
ごみを回収したり、さらに不用品の中から買取をする場合は資格が必要なので、不用品回収業者のホームページには必ず資格の記載があるはずです。
「会社概要」のページの中に、「許認可」や「取得許可番号」などという項目で書かれていることが多いです。
資格には以下のようなものがあります。
一般廃棄物収集運搬業許可 | 一般家庭から家具や家電、ごみなどを回収する場合に必要 |
産業廃棄物収集運搬業許可 | 法人からゴミを回収する場合に必要 |
古物商の許可 | 回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要 |
資格を持っていなくてもタダで回収してもらえるぶんには問題ないのでは?と考えてしまいがちですが、もし回収された粗大ゴミなどが不法投棄された場合は、業者だけでなく依頼主も処罰の対象となってしまいます。
不用品を片づけてもらいスッキリしたはずが、予想外の金額を請求されたり、警察から不法投棄について確認の電話がかかってきた・・・なんてことになってしまっては元も子もありません。
トラブルを回避するため、業者を選ぶ際にはまず、資格を持った業者であるかどうかを確認してみましょう。
2つ目は、複数の業者から見積もりを取ること。
忙しいときには難しいとは思いますが、できるだけ複数の業者からの見積もりをとっておくのがおすすめです。
上記したように不用品回収業者には様々なプランや料金体系があります。
1社の見積もりをとっただけではそのプランが適切な金額なのか? 相場はいくらぐらいなのか? というのを判断するのは難しいですよね。
複数の業者の見積もりがあれば、自分に提示されたプランや料金が適切なものであるかを判断する材料になります。
作業した後に追加料金を上乗せしてくる業者も存在するので、電話やメールで見積もりをとるのではなく実際に現地まで来てもらい、ごみの量などを見せたうえで見積もりを取ってもらいましょう。
見積もりを提示された際は、追加料金が発生しないか、または追加料金が出る場合の条件などを確認して回収当日のトラブルを予防しておきます。
あとは口コミを見たり、見積もり時のスタッフの対応などを判断材料とできればなお安心です。
▼悪徳業者の見分け方はこちらでも詳しく解説しています▼
これまで物置の処分についてお伝えしてきましたが、物置と同じく、放置された「蔵・倉庫」の処分についてお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
物を保管しておく、と言う用途は同じですが、物置と蔵、倉庫には以下のような違いがあります。
物置 | 普段使わない物を保管しておくスペースのこと。家庭の庭などに小屋のような形で設置される場合もあれば、部屋を物置と呼ぶこともある。比較的コンパクト。 |
倉庫 | 物や食品を長期間保管するための建物。工場や会社、店舗などが所有することが多い。 |
蔵 | 農家など、歴史のある家屋の敷地内に作られていることの多い、家財や農具などを保管するための建物。 |
物置のように小さいサイズではない、建物である倉庫や蔵については、手軽に売却するのも難しく、処分する場合は必ず解体する必要が出てきます。
倉庫には会社の備品や商品、蔵には農具や歴史的な骨董品などが保管されていることも多いことから、まとめて取り壊すことができないので、解体前には保管していた物を外に出し、分別する必要があります。
しかし、サイズの大きい倉庫や蔵の中に保管していた物は、物置とは比べ物にならない物量です。
仕分ける作業だけで数日から数か月時間がかかってしまうこともあるため、仕事をしつつ倉庫や蔵の片づけをする方には特に、精神的にも、肉体的にも負担の大きい作業になってしまいます。
そんな倉庫・蔵の処分の際にもおすすめしたいのが不用品回収業者です。
物置と同じく、物の運び出しから分別・処分・買取、業者によっては解体まですべてまるっとお任せできるので、処分の難しい倉庫や蔵の片付けを手間なく、早ければ1日で終えることが可能です。
物置と同じく、少なからず費用や手間がかかる蔵や倉庫のお片付けですが、
という方はぜひ不用品回収業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
処分しようとしている、または処分した物置が登記されている物置であった場合は、処分から1か月以内に建物滅失登記を行う必要があります。
手続きに必要な「建物滅失登記申請書」は法務局のホームページからもダウンロード可能で、そのほか、物置の撤去を担当した業者から発行される「建物滅失証明書」などが必要になります。
手続きを代行してもらうこともできますがそのぶん費用がかかるため、かかる費用を少なくしたい場合は自分で書類を集めて申請しましょう。
処分した物置が登記されていない物だった場合は不要な手続きですが、登記されている物置だった場合、1か月以内に申請しないと10万円以下の過料を処せられるなど罰則がありますので注意が必要です。
登記されている物置を処分した場合は、できるだけ早く申請を行いましょう。
(参考:法務局|建物を取り壊した/建物を新築した)
今回のコラムでは、物置を放置しておくリスクや、物置を実際に処分する方法についてをご紹介してきました。
サイズも大きく、処分に費用がかかる物置はなかなか処分しにくいものではありますが、台風で飛ばされた物置の破片などが周りの住宅や人に危害を加えてしまった場合は、損害賠償を請求されるなど大きなトラブルになることも考えられます。
また、サビが出た物置などは解体しづらくなってしまうので、できれば早いうちに処分するのがいいでしょう。
今回は物置の処分方法を7つご紹介しました。
それぞれの処分にかかる時間・手間・費用は以下のようになっています。
手段 | 時間 | 手間 | 費用 |
---|---|---|---|
リサイクルショップ 買取専門業者 | △ 査定の日程の調整が必要 | △ 出張買取の日程調整 搬出の手間 | ◎ 売却できればオトクに処分可能 |
フリマアプリ ネットオークション | × 売れるまで時間がかかる場合も | × 出品や配送・搬出の手間 | △ 相場よりも高く売れることもあるが、手数料や送料がかかる |
人に譲る ジモティー | × 譲り手が決まるまで時間がかかる場合も | × 出品や搬出・引取日程などを決める手間 | ◎ 送料・手数料がかからない |
ホームセンター | × 新しい物置の搬入まで待つ必要がある | △ 新しい物置を購入する必要がある | × 回収費用はかかる 新しい物置を買う費用も必要 |
自分で解体して処分 | × 解体・分別・ゴミ出しが完了するまでにかなりの時間がかかる | × 解体・分別・ゴミ出しの手間 | ◎ 粗大ゴミで出せれば費用は数百円程度で済む |
解体業者に依頼 | △ 解体日程の調整が必要 | △ 解体から処分までお任せできる。 物置の中や周辺の荷物は自分で処理する必要がある | △ 物置の大きさ・素材などで変動する。作業費用などが別途かかる場合も |
不用品回収業者 | ◎ 即日対応可能な場合も | ◎ 中の荷物もまとめて回収可能 | △ その他の不用品もまとめて回収で費用がオトクに |
もともとの販売価格が高額な物置は、中古市場でも人気があります。
状態の良いものであれば、リサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションで売却し、お金に換えることができるので、使用済みの物置だからといってすぐ廃棄するのではなく、一度査定を受けてみるのがおすすめです。
その一方で、古かったり傷みがひどい物置は、少なからず費用をかけて廃棄処分する必要があります。
小さいサイズの物置であれば自分で解体して処分することも可能ですが、費用をかけたくないからと言って無理に解体しようとすると、手間がかかるだけではなくケガや破損の危険性があります。
解体や持ち運びが難しい場合は、費用はかかりますが業者を利用して安全に処分をしましょう。
ホームセンターの物置撤去サービスは、新しい物置の購入が必須条件で工事費用が別途かかることがほとんどなので、買い替えではなく物置の廃棄だけを検討しているのならば解体業者か不用品回収業者を利用するのが便利です。
不用品回収業者であれば、物置だけでなく他の不用品までまとめて回収してもらえるので、長年放置した物置を片づけたくない、時間がない、搬出する手段もない、という場合には特におすすめの手段となっています。
物置よりも処分が大変な蔵や倉庫の解体、中の荷物のお片付けについても、不用品回収業者なら対応可能です。
処分予定の物置の種類や状態に合わせて、自分に合った方法で物置を処分できるよう、ぜひこのコラムを参考にしてみてくださいね!
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回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。