靴箱の処分方法8選!気になる費用・処分の際の注意点を詳しく解説

目次

靴箱からスニーカーを取り出す様子

玄関をすっきりと片付けるために必要不可欠な靴箱ですが、使用しているうちに破損してしまったり、持っている靴が入らなくなってしまったりして、処分を検討することももちろんあるでしょう。

しかし、いざ捨てる段階になってみると「分別がわからない」「どんな処分方法があるの?」など、処分方法や分別に迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、靴箱の処分方法を解説し、処分の費用や注意点についてもまとめて紹介していきます!
靴箱の処分にお悩みの方はぜひ、参考にしてください。

▼この記事でわかること

  • 靴箱の処分方法
  • 靴箱を無料で捨てる方法
  • 処分時の注意点
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靴箱の処分方法は全部で8つ!

たくさんの靴が並べられた大きな白い靴箱

今回紹介する靴箱の処分方法は以下の8つです。

  1. 粗大ごみとして処分する
  2. ごみ処理施設へ自己搬入する
  3. 解体して普通ごみとして処分する
  4. 家具販売店に引き取ってもらう
  5. リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  7. 知人や友人に譲る・ジモティーを利用する
  8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

方法それぞれのメリットやデメリット、注意点を確認していきましょう。

1. 粗大ごみとして処分する

靴箱は、多くの自治体で「粗大ごみ」として処分可能です。
一般的な粗大ごみの排出手順と、各自治体の処分手数料を紹介します。

  1. 電話・インターネット受付で事前予約を取る
  2. 手数料を予約時に確認し、手数料納付券を購入する
  3. 手数料納付券に氏名や受付番号を記載し、靴箱に貼りつける
  4. 指定日時に収集場所へ運び出して完了
地域手数料
愛知県名古屋市1,000円
東京都品川区300円〜1,800円
大阪府大阪市400円
福岡県福岡市300円~1,000円

靴箱の分別や手数料、排出手順などは自治体のホームページで確認できます。
ただし、自治体によっては分別一覧に靴箱と記載がなく、下駄箱やシューズボックスと表記されているケースもありますので注意してください。

粗大ごみ回収は安価で利用しやすい手段であるものの、回収頻度が低かったり靴箱を収集場所まで運搬する必要があったりとデメリットも多い方法です。
「処分するものが複数ある」「大型の靴箱を捨てたい」場合には、利用しづらいこともあるでしょう。
その場合は別の方法を検討してください。

2. ごみ処理施設へ自己搬入する

粗大ごみ回収日を待たずに靴箱を捨てたいなら、自治体のごみ処理施設へ自己搬入する方法もあります。

  • 重さで手数料が決まる施設なら、費用を安く抑えられる
  • 施設の稼働時間内であればいつでも搬入できる
  • ほかの不用品もまとめて捨てられる

搬入に予約が必要だったり靴箱の素材によって持ち込む施設が変わったりと、処理施設ごとに搬入ルールは異なりますが、どの施設も「車での搬入」が必須です。
大きな靴箱を部屋から運び出して車へ積み込む作業や、ごみ処理場への運搬や荷物の積み下ろしも自力で行わなくてはならず手間がかかる点に注意しましょう。
車が用意できない方や靴箱を持ち運ぶ人手がない方は、自治体の粗大ごみ回収や業者の利用を検討してください。

3. 解体して普通ごみとして処分する

木やプラスチック素材の靴箱なら、解体して「普通ごみ」として廃棄することも可能です。
分解後のパーツは木材部分は可燃ごみ、蝶つがいや取っ手などは不燃ごみといったように、各自治体の分別ルールに従い正しく処分しましょう。

  • 木材:可燃ごみ、資源ごみ 
  • ネジや蝶番など金属部分:不燃ごみ、金属ごみ 
  • プラスチック部分:可燃ごみ、プラスチックごみ
  • ガラス戸:不燃ごみ など

この方法であれば、処分手数料をかけずに靴箱を捨てられます。
普通ごみは収集頻度が高いため、粗大ごみよりも早く捨てられるのもメリットです。

とはいえ靴箱の解体には時間や手間がかかるのはもちろん、ケガや家財を傷つけるリスクもあるため注意しなければなりません。
また、靴箱の素材によっては解体が非常に難しいものもあります。

  • 完成品家具
  • 大型の靴箱
  • 住居に備え付けの靴箱
  • ガラスや金属などの素材を使用した靴箱 など

工具の取り扱いに慣れていない方や解体できないような靴箱をお持ちの方は、別の処分方法を検討しましょう。

4. 家具販売店に引き取ってもらう

古い靴箱を新しいものに買い替える予定があるなら、家具店の「引取サービス」を利用する方法もあります。
大手家具店の引取条件と費用は以下の通りです。

店舗名条件処分費用
ニトリ購入した家具と「同数料」もしくは「同容量」4,400円(税込)/ 1注文
無印良品靴箱は引取対象外
ベルメゾン販売価格41,800円以上で大型商品送料7,150円以上(どちらも税込)の対象家具の購入
購入家具と「同数量」
無料
※2025年1月現在

この方法であれば、新しい商品の配送と同時に不要になった靴箱を回収してもらえます。
古い靴箱をごみに出す手間がかからず、非常に便利です。

ただし、利用する店舗によって引取条件や費用が異なる点に注意しなければなりません。
「そもそも靴箱は引取対象外」「自社製品しか引取できない」といったケースも多いため、買い替える前には直接店舗に確認しておくことをおすすめします。

5. リサイクルショップに買い取ってもらう

ブランド家具の靴箱で状態のいいものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうという選択肢もあります。
持込買取や宅配買取、出張買取などの買取方法があり、メリット・デメリットはそれぞれ異なるため、比較して利用しやすい方法を選ぶといいでしょう。

買取方法メリットデメリット
持込買取その日のうちに現金化できるお店まで靴箱を持ち込まなければならない
宅配買取家を出ずに査定を受けられる・靴箱の大きさによっては利用できない場合がある
・入金までに時間がかかる
出張買取・自宅で査定を受けられる
・重い靴箱の搬出も依頼できる
靴箱1点だけでは利用できない場合がある

リサイクルショップは幅広いジャンルの製品を取り扱う便利なお店である一方で、専門性に欠け、買取額が安価になりやすいというデメリットがあります。
本来なら価値のあるブランドものの靴箱でも、相場の半分以下の値段で査定されてしまう可能性があるため、注意が必要です。

靴箱を相場以下で買い取られるのを防ぎたいなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 靴箱の買取相場がどれくらいかあらかじめ調べておく
  • 複数の店舗から査定を受けて買取額を比較しておく
  • ブランド家具買取専門店に査定を依頼する

6. フリマアプリ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップで買取を断られてしまった使用感がある靴箱やノーブランドの製品でも、フリマアプリやネットオークションなら需要次第で売れる可能性があります。
買取不可になってしまったからと捨ててしまわずに、一度出品してみるのがおすすめです。

【メルカリの出品手順】

  1. 利用登録をする
  2. 商品写真の登録や商品詳細の入力を行う
  3. 配送方法や販売価格を設定する
  4. 「出品する」をタップ
  5. 取引成立
  6. 「コンビニ/ATM払い」の場合は購入者が支払いを完了するのを待つ
  7. 商品を梱包し、発送する
  8. 購入者の受取評価を待つ
  9. 購入者を評価し、取引完了

フリマアプリやネットオークションで靴箱が売却できた場合は、アプリごとに設定された手数料(5%~10%)が販売額から差し引かれることになっています。
販売額が高額になればなるほど手数料の負担も大きくなるため、販売額の設定は慎重に行いましょう。
そのほか、利用時には以下のような点にも注意が必要です。

  • すぐに売れるとは限らず急ぎの場合には不向き
  • 取引の最中にクレームや返品などトラブルに発展するリスクがある
  • 梱包や発送手続きに時間・手間がかかる

7. 知人や友人に譲る・ジモティーを利用する

状態のいい靴箱なら、友人や知人に使ってもらえないか聞いてみてはいかがでしょうか。
家に遊びに来たついでに靴箱を持って帰ってもらえれば梱包や発送も必要ないため、気軽な手段です。
周りに靴箱を譲る相手がいないということなら、SNSや地元掲示板「ジモティー」を利用して譲り先を探すのもいいでしょう。

【ジモティーの利用手順】

  1. 投稿ボタンから商品情報や支払い方法を入力し、出品する
  2. 問い合わせが来たら、受渡の方法や日程を相談する
  3. 条件が合ったら、受渡予定者に選択する
  4. 地元で商品の受渡と支払いを行う
  5. 「受け渡し完了」ボタンを押して商品の受付を終了する
  6. 購入者を評価して取引完了

無料でお譲りしてあげるのだからと、土やホコリで汚れた靴箱や、カビが生えた靴箱、ニオイが付いてしまったものなどをそのままの状態でお渡ししてしまうと、譲った後で返品やクレームに発展する可能性があります。
お譲り前には靴箱を隅々まで掃除しておき、次の場所で問題なく使ってもらえるようにしておくことが大切です。

8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

「靴箱を自力で搬出できない」「手間や時間をかけられない」といった事情でお困りなら、不用品回収業者に依頼する方法を検討してみてはいかがでしょうか。

【不用品回収業者に依頼できること】

  • 搬出経路の確保や養生
  • 靴箱の撤去、処分
  • 運び出せない靴箱の解体、搬出
  • 靴箱以外の不用品の分別、処分
  • 不用品の買取
  • 靴箱撤去後の清掃

不用品回収業者は不用品の分別や取り扱いを熟知しているため、簡単に運び出せない重い靴箱や大量の不用品もスムーズに運び出してくれます。
手間をかけずに、短時間で処分が完了するのがメリットです。

また、不用品回収業者には「自分の都合のいい日程に作業してもらえる」「思い立ったらすぐに来てもらえる」という大きなメリットもあります。
即日対応はもちろん、夜間作業を依頼できる場合もあるなど、依頼主の希望に臨機応変に対応してくれるため非常に便利です。
時間がなくてお困りの方やお急ぎの方は、一度相談してみるのをおすすめします。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

不用品回収業者は便利な手段ではあるのですが、業者ごとにサービス内容や費用が異なるため「業者選びが難しい」のがネックです。
初回利用の際には特に、業者のどこを見て依頼すればいいのかわからずお困りのこともあるかもしれません。

そこで以下の記事では、不用品回収業者を選ぶポイントやおすすめの不用品回収業者について詳しく解説しています。
業者選びでお困りの方はぜひ、参考にしてみてください!

靴箱を処分する際の注意点

注意

靴箱を処分する際には、注意すべきポイントがいくつかあります。
スムーズに処分を完了できるよう、ここで確認しておきましょう。

大きな靴箱の運搬は複数人で行う

大型の靴箱はサイズ・重量があるため、1人で運搬するのは困難です。
無理に1人で搬出しようとするとケガや事故の可能性があるため、作業は必ず大人2人以上で行うようにしましょう。

もし「2人以上でも運び出せない靴箱がある」「人手が足りない」ということでしたら、不用品回収業者の利用を検討してください。

木製の靴箱でも自宅で燃やすのはNG!

庭がある方なら、木製の靴箱を自分で焼却処分しよう!と思い立つこともあるかもしれません。
しかし、野外での焼却行為は多くの自治体で禁止されており、違反した場合は罰則が科せられることもあるため注意が必要です。

簡易な焼却炉や野外での焼却行為は禁止です。
市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例(市条例)により、規則で定める廃棄物焼却炉を用いないで、廃棄物等を焼却することは原則禁止されています。
廃棄物は簡易な焼却炉で燃やさず指定の方法で収集に出す、といった適正な処理に努めてください。

引用:愛知県名古屋市野外焼却の禁止

野外での靴箱の焼却は、火事に繋がるリスクがあるのはもちろん、悪臭によって周囲の方に健康被害をもたらす可能性もあり、大変危険です。
「少量だから」「隣の家との距離があるから」と勝手に判断せず、正しい手段で処分しましょう。

靴箱処分時によく出る不用品

さまざまな種類の靴が収納された靴箱

せっかく靴箱を処分するなら、ほかの収納家具もまとめて処分したい!という方もいらっしゃるかもしれません。
そこでここでは、収納家具の処分方法について解説した記事を紹介します。
処分時にはぜひ参考にしてください。

よくある質問

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Q.今日中に回収してもらうことはできますか?

A.急な回収のご依頼でも、お住まいの一番近くにいる巡回中のトラックを手配し、早急に不用品の回収に伺います。
名古屋市内や近郊エリアであれば最短30分で伺うことも可能です。
ただし、交通状況やほかのお客様との兼ね合いによってはご希望のお時間に回収できない可能性もございます。
お急ぎの際は、なるべく早めにお問い合わせいただければ幸いです。

Q.土日や祝日にも対応してもらえますか?

A.もちろん対応可能です。
弊社は年中無休で不用品の回収を行っておりますので、土日や祝日のご依頼も大歓迎です。
平日は仕事が忙しく時間が取れないという方も、ぜひお気軽にご連絡ください。

Q.破損している靴箱でも、回収してもらえますか?

A.はい、もちろん大丈夫です。
状態に関わらずどんな靴箱でも回収させていただきますので、安心してご依頼ください。

Q.とても大きな靴箱なのですが、回収前に解体・搬出する必要はありますか?

A.そのままの状態で構いません。
大きな靴箱の解体、搬出作業はとても大変な作業です。
重さや大きさもあるため女性や年配の方にとっては持ち運ぶだけでも危険が伴います。
解体作業および運搬作業は弊社のスタッフがすべて行いますので、遠慮なくお申し付けください。

Q.見積もりだけで来てもらうことはできますか?

A.はい、お見積もりだけのご依頼も大歓迎です。
お客様のご都合に合わせてご自宅まで伺い、お見積もりいたします。
お見積もり後のキャンセル料金はかかりませんので、安心してご相談ください。

Q.靴箱は買い取ってもらえますか?

A. 再販可能な靴箱であれば買取できる可能性もございます。
買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

まとめ

靴

今回の記事で紹介した、靴箱の処分方法と費用は以下の通りです。

方法費用
粗大ごみとして処分する無料〜1,000円
※ 自治体によって異なる
ごみ処理施設へ自己搬入する無料~数百円程度
解体して普通ごみとして処分する無料
※ごみ袋代を除く
家具販売店に引き取ってもらう無料〜4,400円
※ 利用する店舗によって条件・費用は異なる
リサイクルショップに買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
知人や友人に譲る・ジモティーを利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する5,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

靴箱は自治体で安く処分できるものの、そのぶん「手間や時間がかかる」「ケガのリスクがある」などデメリットも多いため注意しなければなりません。
費用だけで処分方法を選ぶのではなく、安全かつ確実な方法で無理なく処分することが大切です。

「搬出が難しい靴箱がある」「すぐに捨てたい」なら不用品回収業者の利用を検討しましょう。

【不用品回収業者はこんな人におすすめ】

  • 靴箱が重たくて運び出せない
  • 靴箱のほかにも捨てたいものがある
  • 買取と処分を一度に済ませたい
  • 靴箱のほかにも捨てたいものがある

弊社「出張回収センター」では、靴箱をはじめとするさまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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