2歳半〜5歳くらいまでの、小さなお子さんの乗り物「三輪車」。
三輪車は、お子さんのいるご家庭なら必ずあると言って良いほどポピュラーな乗り物ですよね。
そんな身近な三輪車ですが、お子さんの成長は早く、案外使用期間は短いものです。
兄弟姉妹でお下がりとして使用するケースが多いものの、いつかは手放すタイミングが訪れます。
しかしいざ処分しようと思っても、三輪車の捨て方が分からない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「三輪車の処分方法」について見ていくとともに、気になる処分費用から処分の際の注意点まで、まとめてご紹介していきます!
別ページにておもちゃの処分方法についても詳しく解説しておりますので、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
三輪車の処分方法は全部で6つ!
それでは早速三輪車の処分方法について見ていきましょう。
三輪車の処分方法として考えられるのは以下の6つ。
- 自治体を利用し処分する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 人に譲る・地元情報掲示板を利用する
- 支援団体に寄付する
- 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
それぞれの方法のメリットやデメリットについてもあわせてお伝えしますので、お持ちの三輪車の状態に注目し、処分方法をご検討ください。
1.自治体を利用し処分する
破損したり古くなったりして不要になった三輪車は、自治体でごみとして捨てることができます。
自治体を利用した場合、「粗大ごみ」または解体し「不燃ごみ」として処分する、あるいは「自治体の処理施設へ持ち込む」の内のいずれかの方法で処分することになるでしょう。
粗大ごみとして処分する場合
粗大ごみの一般的な定義は、最大辺が30cm〜50cm以上の家具や家電とされており、多くの三輪車は「粗大ごみ」として捨てることになります。
粗大ごみの処分は、電話やインターネットでの事前予約制であることが多いです。その場合は、回収日までに必要な金額の手数料納付券を購入しておくのを忘れないようにしましょう。
以下は名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。
- ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
- 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分する三輪車に貼っておく
- 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了
名古屋市では予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。
自治体での回収の場合、手数料は250円〜500円程度と比較的安価で処分できるものの、指定された収集場所へ運ぶ必要があります。
なお、収集頻度は月1回と少ない自治体が多いため、急ぎで三輪車を処分したい場合には不向きな方法かもしれません。
不燃ごみとして処分する場合
三輪車を解体・分解し、規定のサイズ以下にできれば「不燃ごみ」として処分できる場合もあります。
不燃ごみで処分する際には指定のごみ袋を購入する必要がありますが、そのほかの費用は無料で予約も必要ありません。
なお、粗大ごみと同様に収集は月1回と少ない地域が多いです。
また、三輪車には主にスチールが使用されており金属パーツも多いため、工具の取り扱いに慣れていない方が切断や解体する場合はケガや事故などの危険性があります。
苦労して解体したとしても粗大ごみとして処分しなければならない自治体もありますので、作業を進める前にあらかじめ自治体のルールを確認しておくと安心かもしれません。
ごみ処理施設に持ち込む場合
回収日まで待っていられない!という場合は、ご自身で自治体のごみ処理センターへ三輪車を持ち込んで処分する方法もあります。
ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。
ただし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけません。
また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。
2.リサイクルショップに買い取ってもらう
サビや破損のない状態の良い三輪車をお持ちであれば、売却しお得に処分することも可能です。
買い取ってもらえればもちろん処分費用は無料ですし「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力ですよね。
- サビ・汚れ・傷が少ない美品
- 人気メーカー・人気キャラクターのもの
- 高性能のもの
なら高価買取も期待できるので、一度査定を受けてみるのがおすすめです。
ただし、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。
本来なら価値のある三輪車でも相場の半分以下の値段で査定される場合もありますし、そもそもベビー・キッズ用品を取り扱っていない店舗もあるため、査定を受けに行く前に店舗に確認をしておくと安心かもしれません。
3.フリマアプリ・ネットオークションに出品する
メルカリやラクマ、ヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、シンプルなデザインのものや、日除け付きや手押しタイプのものまで、さまざまな三輪車が出品されています。
フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、有名メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点でしょう。
フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順
- 事前に三輪車の相場を調べた上で、販売価格を決定する
- 購入からどれくらい経過・使用しているのか、耐荷重・適正身長といった商品説明を明確に書く
- 三輪車の商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
フリマアプリやネットオークションは手軽に三輪車を処分できて便利な手段ではありますが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。
- 出品から梱包、発送まですべて自分でするため手間がかかる
- 売れた場合は配送料と手数料がかかる
- 説明していたより三輪車の状態が悪いとクレームになることも
そのほか、出品したからといってすぐに売れるわけではないというデメリットもあります。あまり手間や時間をかけられない…という方は別の方法を検討したほうが良いかもしれません。
4.人に譲る・地元情報掲示板を利用する
買取業者には断わられてしまった場合でも、使用年数も浅く目立った傷や汚れのない三輪車であれば、欲しがっている方を探して譲渡するのもおすすめです。
友人や親戚など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料で三輪車を手放せます。
その際には、必ず耐荷重や適正身長といった情報もあわせて伝えましょう。
なお、相手が遠方であった場合は配送料が発生します。
費用をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、あらかじめ話し合い、後々トラブルにならないようご注意ください。
5.支援団体に寄付する
ボランティア団体やNPO団体などへ寄付するのも、いらない三輪車を有効活用できる方法のひとつです。
発展途上国や被災地域への物資支援として物品募集をしている団体が世の中には数多くあり、三輪車をはじめ、お子さん向けのおもちゃや乗り物の寄付は大変喜ばれます。
なお、本的には送料はこちらで負担する形となりますので、遠方の団体に寄付する場合にはいくらかかるのか確認しておく必要があるでしょう。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。
そのままの状態で寄付するのが難しい場合は、寄付品の売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じて、ワクチンにて現地にお届けする支援を行っています。
ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
6.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
三輪車にはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、回収までに時間がかかったり、ご自身で持ち込まなければならなかったりと、少々不便な方法が多かったですよね。
「できるだけ早く、手間なく三輪車を処分したい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。
不用品回収業者なら、
- どんな三輪車でも回収可能
- 自宅にいながら手早く処分できる
- 年中無休で対応可能
- 三輪車以外のベビー・キッズ用品もまとめて回収できる
古く破損しているものや流行の過ぎてしまったキャラクターものなど、どんな三輪車でも引き取ってもらえるのに加えて、分別・搬出・回収といった作業はすべてスタッフにお任せできるので、手間や時間をかけずに三輪車の処分を完了できます。
また、業者の多くは年中無休で稼働しており即日回収や夜間作業にも対応可能。
そのため引っ越し前日・当日に不要なものを処分してしまいたい、仕事が忙しいので夜に回収に来てもらいたい!といったご希望にも臨機応変に対応してもらえます。
そしてもうひとつ大きな魅力は「買取サービス」です。
三輪車の買取・回収だけでなく、そのほかの不用品の中で買取可能なものがあれば買取金額と作業費を相殺し、状況によっては費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。
気を付けるべき点は以下のとおりです。
- 「無料」を謳い文句にする。
- チラシ投函を積極的にしている。
- トラックで町を巡回している。
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。
- 対応が丁寧
- 訪問見積もりに対応している
- 口コミが高評価
- 見積もり書が明解
- 値段交渉に応じてくれる
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、手間なくお得に三輪車を処分できるでしょう。
三輪車の処分でよくある質問
Q.三輪車の回収作業は夜間にお願いすることもできますか?
A.はい、夜間の回収にも対応しております。通常は作業は19時までですが、ご希望の場合はお客様のご都合にあわせて回収に伺わせていただきます。
なお、ほかのお客様との兼ね合いもありますので、ご予定が分かりましたらお早めにご連絡くださいますと幸いです。
Q.三輪車と一緒にほかの不用品も回収してもらえますか?
A.はい、もちろん可能です。弊社では1回のご依頼で回収可能なアイテム数に上限がございません。
お子さんの成長は早いため、処分したいベビー・キッズ用品も多いことでしょう。三輪車とともにご自宅の不用品を一気に処分したいというご依頼も大歓迎です。お気軽にご依頼ください。
Q.どんな三輪車だと買取不可になりますか?
A.三輪車に限らず、基本的に製造年が古いものほど需要が少なく、買取が難しくなる傾向にあります。
しかし、多少の汚れや傷は弊社で修復することも可能ですので、正常に機能するものであれば古くても買い取れる可能性もございます。
査定やお見積もりのみの場合は無料でご利用いただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。
三輪車の処分費用はいくら?
全部で6つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらい費用がかかるのかも比較しておきましょう。
三輪車の処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
自治体を利用し処分する | 無料〜500円 ※ 自治体によって異なる |
リサイクルショップに買い取ってもらう | 無料〜 ※ 出張費用がかかる場合がある |
フリマアプリ・ネットオークションに出品する | 販売手数料 + 配送料 ※ 売上金額・配送先によって異なる |
人に譲る・地元情報掲示板を利用する | 無料〜 ※ 遠方の場合は配送料がかかる |
支援団体に寄付する | 無料〜 ※ 遠方の場合は配送料がかかる |
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する | 2,500円〜 ※ 利用する業者・作業内容によって異なる |
見ていただくと分かるとおり、処分にかかる費用は比較的安価なものが多く、ご自身で解体や持ち込みができればさらに費用を抑えることも可能です。
しかし、いくら費用がかかるからと言って無理に三輪車の切断・解体をするのはおすすめできません。
必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、ご自身の状況にあわせて、安全かつ確実な方法で無理なく処分しましょう。
三輪車を処分する際の注意点
ここまで三輪車の処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても確認しておきましょう。
キャラクターものの売却・譲渡は要注意
三輪車の中には、お子さんの好きなキャラクターがデザインされたものも数多くありますよね。
長年愛される流行り廃りのないキャラクターものであれば、買取価格も安定しており譲渡の際のトラブルも起きにくいのですが、反対に毎年キャラクターが変わる特撮シリーズや戦隊もの、女児向きの変身ヒロインなどの商品は、放送時期が終わると一気に市場価値が下がってしまいます。
テレビ放送が終わればお子さんのブームが過ぎ去ることも多いため、仮に状態が良かったとしても売却・譲渡は難しいかもしれません。
もしも流行に左右されるキャラクターものの三輪車を売却・譲渡するのであれば、できる限り早めの処分を心がけましょう。
売却・譲渡の際には「耐荷重」「適正身長」を明記する
三輪車を売却・譲渡する際には、必ず耐荷重や適正身長についても伝えるようにしてください。
中には年齢よりも発育が良いお子さんもいらっしゃいます。
メーカーが推奨している耐荷重や適正身長を超えたお子さんが三輪車を利用するのは、故障や破損によりケガをするリスクが非常に高くなり危険です。
適切な体格のお子さんに三輪車を売却・譲渡するよう配慮し、思わぬトラブルを未然に防ぎましょう。
三輪車を無理に解体するのはおすすめできない
粗大ごみに該当する三輪車でも、小さく分解して不燃ごみとして処分しよう!と考える方もいらっしゃいますよね。通常、指定のごみ袋に入るサイズまで三輪車を分解できれば処分は可能です。
しかし、処分方法の項目でもお伝えしたように、三輪車に使用されるパイプ部分はスチール製であることがほとんどです。
スチールのような金属類を切断するためには、
- 金切ノコギリ
- 金切バサミ
- 金属カッター など
これらの工具が必要となり、切断時には防塵マスクの着用も必要になります。
また、慣れない方が金属パーツを細かく解体・切断するのはケガの危険性もあり、かなりの労力が必要となるでしょう。
ご自身のためにも、費用を抑えたいからと言ってむやみに分解・解体するのではなく、安全かつ確実な方法で処分することをおすすめいたします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「三輪車の処分方法」について詳しく解説してまいりました。
お子さんの成長は本当にあっという間です。気づいたら乗らなくなった三輪車がそのまま…なんてご家庭も多いことでしょう。
記事の中ではごみとして三輪車を処分する方法のほか、まだまだ使用できる三輪車を売却・譲渡するなど有効活用する方法もご紹介しています。
処分前に一度目を通していただき、ご自身の希望にあわせた方法を選べるようにしてみてくださいね。
「手間なくお得に三輪車を処分したい!」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
弊社「出張回収センター」でも三輪車を含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
分別・搬出・回収など面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!
▼こちらの記事もおすすめです▼