石油ファンヒーターとは、暖房器具の一種です。灯油を燃焼してそのエネルギーで得た熱を送風ファンによって排出し辺りを暖めます。
石油ファンヒーターは広い空間を短時間で暖めることができ、熱源が灯油なので暖房にかかるコストが安いという特徴があることから、特に寒い地域で多く使われています。
そんな石油ファンヒーターは冬にしか使用せず重さもあることから、処分方法や保管方法が分からずお困りの方も多いのではないでしょうか?この記事では、そんな石油ファンヒーターの様々な処分方法や注意点、保管方法などをご紹介します!
1.石油ファンヒーターの寿命は?故障したときはどうなる?
部屋がすぐに暖まる、パワフルな暖房器具として人気のある石油ファンヒーター。
冬にしか使用しないこともあり、一度購入すると長く使い続けられるイメージがありますが、寿命はどれくらいなのでしょうか? また、買い替えを検討する必要のある故障の症状とはどんなものか? ということも併せて見ていきましょう。
石油ファンヒーターの寿命はどれくらい?
石油ファンヒーターには安全上問題なく使用できる期間である「標準使用期間」が設定されており、そちらが石油ファンヒーターの使用可能年数の目安となります。
一般社団法人日本ガス石油機器工業会によると石油ファンヒーターの標準使用期間は8年。使用後のお手入れをきちんと行って、適切に保管した場合はもっと長く使用できることも多いですが、安全性の面から標準使用期間を超えた石油ファンヒーターは点検や買替が推奨されているとのことでした。
製造年月日は側面などに記載されているので、お使いの石油ファンヒーターがいつ製造されたものか確認してみて、8年経過している場合は買替や点検を検討してみることをおすすめします。
故障した石油ファンヒーターを使い続けるのは危険!
標準使用期間である8年を超えていない石油ファンヒーターでも、エラー表示がでたり、点火に時間がかかるなど不具合が起こる場合もあります。
不具合のある石油ファンヒーターを使用し続けると、異常燃焼を起こしたり、異臭がするといった問題が起こり始め、さらには周りに引火して火事を引き起こす可能性もあり大変危険です。普段使っている際には見られなかった異常がある場合は、使用をただちに中止しましょう。
- 煙が出る
- 異音がする
- 異臭がする
- 点火に時間がかかる
- エラー表示が出る
上記のような異常が見られた場合、取扱説明書に対処法が記載されている場合がありますので、まずそちらを確認してみます。記載の通りに対処法を試しても改善しない場合は、修理を依頼する、新しい石油ファンヒーターに買い替えることを検討する必要があります。
上記のように、標準使用期間を過ぎていたり、故障した石油ファンヒーターは早めに買替、処分する必要がありそうですね。では、石油ファンヒーターを実際に処分する際にはどのようなことが必要になるのか、次の章から確認していきましょう!
2.石油ファンヒーターを処分する前にやること
寿命をむかえたり、故障などで処分することになった石油ファンヒーター。本体をどのように処分したらいいか、どのような処分方法があるか、ということを確認する前に、必ずやらなくてはならないことから確認していきましょう。
処分の前にやっておくことは、
- 灯油タンクを完全に空にする
- 本体が冷めたら、乾電池を外す
この2つです。こちらは故障して処分する石油ファンヒーターだけに限らず、来シーズンまで石油ファンヒーターを保管する場合、買取に出す場合にも事前に行っておく必要があります。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
石油ファンヒーターに残った灯油を空にする
石油ファンヒーターの灯油タンクを空にする最も確実で簡単な方法は、石油ファンヒーターをつけて、自然に火が消えるまで石油ファンヒーターを燃やし続けることです。こうすることで、灯油タンクと内部の灯油受けもしっかりと空にすることができます。
この作業を、「空(から)焼き」「空焚(だ)き」といいます。空焚きを行う際は、一酸化炭素中毒にならないよう十分に換気を行いましょう。
暖かくなってから石油ファンヒーターをつけるのは違和感があるかもしれませんが、シーズンが終わったら、最後までしっかりと燃やしきっておくことが大切です。
もし、タンクにたくさんの灯油が残っている場合は、ポンプでとりあえず別の容器に移しておくことになりますが、次のシーズンまで長期間灯油を保管するのはおすすめできません。
シーズン終わりに残ってしまった灯油はどのようにして処分すればよいのでしょうか?
残ってしまった灯油の処分方法
使い終わらなかった灯油は自宅で保管せず、できるだけ早く処分しましょう。
灯油は40度以上になると引火する可能性があるので、自宅で長期間保管しておくことは非常に危険です。夏の暑い時期などは、十分に気をつけていたとしても安定した温度で保管することが難しいため、灯油が劣化してしまう可能性も高くなります。
長期間保管するうちに灯油は酸化したり、雨水が混じることで変質してしまい、変質した灯油を使用した際には不完全燃焼や異常燃焼によって火災を引き起こす可能性もあります。
灯油はごみに出せない!
古い灯油は特別管理産業廃棄物に該当するため、そのままごみに捨てることはできず、ほとんどの自治体で収集不可となっています。灯油が少量の場合は新聞紙や布類に灯油を吸わせ、燃えるゴミとして処分する、という方法もありますが、自治体によってはその方法も不可の場合が多いので確認が必要です。
残ってしまった灯油を処分する方法は大きく3つあります。
- ガソリンスタンドで回収してもらう
- 購入したお店で引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ガソリンスタンドで回収してもらう
残ってしまった灯油は、灯油を販売しているガソリンスタンドで処分してもらえる場合があります。普段から灯油を扱っているガソリンスタンドであれば、安心して処分をお願いできますね。
セルフのガソリンスタンドなど、店舗によっては対応していない場合もあるため、有料かどうかも含めて事前に問い合わせするのがおすすめです。
購入したお店で引き取ってもらう
灯油をガソリンスタンド以外のホームセンターなどの販売店で購入していた場合は、そちらの店舗で不要な灯油の引き取りをしてくれることがあります。
その店舗で買ったという証明として購入時のレシート提示を求められる場合もあります。灯油を購入する際に、不要な灯油を引取ってもらえるかどうか、その際にレシートが必要かどうか、などをあらかじめ問い合わせしておくと安心です。
不用品回収業者に依頼する
処分したい灯油の量が多かったり、住んでいる場所からガソリンスタンドやホームセンターが遠いなど処分が難しい場合は不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう、という方法もあります。
料金はかかりますが、自宅に引取りに来てくれるので手間がかからず、便利な方法です。灯油だけでなく石油ファンヒーターの処分をしたい場合も、まとめて引き取ってもらえます。
灯油の引き取りを行っていない場合もあるため、かかる費用も含め事前に確認しておきましょう。
▼灯油の処分について詳しくはこちら!▼
灯油の捨て方知ってますか?賢い処分方法と処分料金や注意点を詳しく紹介!
乾電池を外す
乾電池を使用していた場合は必ず取り外します。灯油だけでなく乾電池も、石油ファンヒーター内に残っていた場合、処分時に発火するなど事故につながる恐れがあるからです。
乾電池は、本体の背面や底などに設置されていることが多いです。次のシーズンまで石油ファンヒーターを保管するという場合にも、液漏れを防ぐために乾電池は必ず取り外しておきましょう。
3.まだ使える石油ファンヒーターの処分方法
暖房器具の買い替えや、引っ越し先で石油ファンヒーターを使わないなどの理由で、まだ十分に使える状態の石油ファンヒーターの処分を検討している方もいらっしゃるかと思います。そんな方のために、まだ使用可能な石油ファンヒーターを処分する方法について紹介します。
中古買取店、リサイクルショップに持ち込む
未使用品や、製造されてから年数の経っていない状態の石油ファンヒーターであれば、中古買取店やリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。未使用に近い品でも製造年数が古い石油ファンヒーターは買取不可、買い取ってもらえても買取額が安くなる可能性が高くなるため、まず査定を受けてみるのをおすすめします。
査定は無料という店舗が多いため、気軽に査定や買取を依頼することができます。近年では宅配買取に対応した店舗も多くあり、その場合は搬入する手間もかからないため便利な方法となっています。
石油ファンヒーターはサイズが大きく重量もあるため、持込でなく宅配買取を選択した場合でも梱包などに手間がかかってしまったり、季節によって買取り金額が変動する場合があるため注意が必要です。
フリマアプリ・ネットオークションを利用する
メルカリなどのフリマアプリやヤフオクといったネットオークションで石油ファンヒーターを処分する方法です。
中古買取と同様にまだ使える石油ファンヒーターが対象です。リサイクルショップで買取できないと言われてしまった石油ファンヒーターでも、需要があれば売れる可能性があります。
自分で価格を設定できるので、リサイクルショップで提示された買取価格に納得がいかなかった場合にも、一度出品してみるのがおすすめです。
デメリットは
- 出品の手間がかかる
- 売れた際は手数料がかかる
- 梱包、発送の手間がかかる
- 売れるまで時間がかかる場合がある
という点です。
特に石油ファンヒーターはサイズが大きく重量があるため、送料が高くなることを踏まえた金額設定が必要なうえ、梱包や発送に手間がかかります。
メルカリの場合は、梱包・発送たのメル便という梱包から発送までを代わりに行ってくれるサービスも存在していますが、別途料金がかかるので、送料などの金額を抑えて利益を出したい方は自分で梱包資材を用意し、梱包した後で発送する必要があります。
すぐに売れるとは限らないため、急いで石油ファンヒーターを処分したい、という方には不向きな手段です。
ジモティーを使う
ジモティーとは、不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板です。
フリマアプリのようにスマホで簡単に出品ができますが、フリマアプリと違う点は玄関先や最寄り駅など、まさに地元まで取りに来てもらえた場合には送料がかからず梱包の手間がないこと。手数料がかからないのも大きなメリットの一つと言えます。無償の場合が多いですが、価格をつけることもできます。
ジモティーのデメリットは、
- 急ぎの処分には向かないこと
- 出品と搬入をする場合はその手間などがかかること
- 引き取り場所などをすべて自分たちで決めるため、トラブルがあった場合の対応についても自分たちで行う必要がある
となっています。
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4.中古の石油ファンヒーターをより高く売る方法
中古の石油ファンヒーターをより高く売る方法はあるのでしょうか。せっかく処分するなら、高く売りたいですよね。
石油ファンヒーターは、新しいもの、未使用に近い状態のもの、きれいにメンテナンスされた見た目の良いものは、高値での買取が期待できます。
使用していたものを買取に出す場合は、前述したように灯油を使い切る必要があります。そのほか、高値で買い取ってもらうために、事前に何ができるかを確認していきましょう。
石油ファンヒーターの本体を掃除する
灯油タンクと石油ファンヒーター本体に残っている灯油が完全に燃えてなくなったら、しばらく放置して、本体が冷えてから掃除をします。必ず電源コードを外してから作業しましょう。
- 掃除機で裏側のファンフィルターのホコリを吸う
- 温風吹出口や、本体の汚れを拭きとる
- オイルフィルターの汚れは、ごみを取り除いてからきれいな灯油で洗う(※水洗いは絶対に不可)
などの清掃方法がありますが、温風吹出口の奥の汚れが気になるからといって、パーツを分解したり奥に清掃用具を突っ込んだりすると、故障や使用時の事故に繋がる恐れがあり大変危険です。
詳しいメンテナンス方法は取扱説明書やメーカーのホームページに記載があるため、そちらを参照して正しいメンテナンスをしましょう。
付属品を揃えておく
購入したときに石油ファンヒーターが入っていた箱や、説明書などの付属品があれば揃えて買取に出します。
中古の家電は付属品が揃っていると高値で買い取ってもらえる傾向があります。購入したときから、買取に出すことを念頭に置いて、本体だけでなく付属品も丁寧に取り扱うことが大切と言えます。
より高く売れる時期に買取に出す
石油ストーブをより高く売るためには、タイミングが重要です。
引っ越しなどで急ぎの場合は仕方ないですが、もし可能であれば、春から夏の間は自宅で保管しておいて、秋になってから査定を受ける方法がおすすめです。寒くなる時期に向けて暖房器具の需要が高くなってくるので、より高く査定してもらえるはずです。
石油ファンヒーターを自宅で安全に保管する方法
高値で売れるタイミングで買取査定に出せるよう、状態の良いまま石油ファンヒーターを保管する方法を確認してみましょう。
まず、保管する場所です。物置や押し入れなどに保管する方が多いかと思いますが、なるべく湿気が少なく、直射日光の当たらない平らな場所に保管します。石油ファンヒーターの向きを逆さにしたり、傾けたり、横倒しで置くのはNGです。
ホコリなどが入らないよう、専用のカバーをかけるか、購入時の段ボール箱に入れて保管します。なければ、大きいビニール袋や布をかけておくとよいでしょう。
5.買取できない石油ファンヒーターの処分方法
まだ使用可能な石油ファンヒーターをお得に処分できる方法・高く買い取ってもらう方法をご紹介してきましたが、ここからは故障して使えなくなったり、まだ使用できるけれど買取に出せるほど新しくない場合など、ごみとして石油ファンヒーターを処分する方法を確認していきます。
家電量販店で回収してもらう
家電量販店で不要になった石油ファンヒーターを回収してもらう方法です。
石油ファンヒーターを小型家電として回収しリサイクルしてもらう方法で、店舗ごとに対応サイズと料金が異なっていたり、店舗によってはそもそも回収に対応していないところがあるなど対応は様々です。
ホームページで確認できる石油ファンヒーターの引き取り条件、費用は以下となります。
店舗名 | 3辺合計サイズ | 重量 | 料金 | 備考 |
エディオン | 150cm以下 | 20kg以下 | 1,100円(税込) | ・取り外し工事不要で使用できるもの ・作業員1名での搬出が可能なもの |
ヨドバシカメラ | 240cm以下 | 30kg以下 | 2,200円(税込) | 出張引き取りの場合は出張費用2,200円が必要 |
ケーズデンキ | 2,200円(税込) | 大型品目に該当し、サイズや重量の記載なし。確認が必要。 | ||
ジョーシン | 1,100円(税込) | 中型家電に該当し、サイズや重量の記載がないため確認が必要。 |
小型家電リサイクルに対応している店舗でも、灯油を使用した石油ファンヒーターは対象外としている場合もあります。持ち込んだのに引き取りしてもらえず二度手間になる可能性もありますので、必ず事前に問い合わせて確認することが大切です。
新しい石油ファンヒーターを家電量販店で購入する際には、古い石油ファンヒーターを下取りしてもらえる場合もあります。その場合も別途回収費用がかかることがありますのでそちらも併せて確認しておきましょう。
「粗大ごみ」として自治体のごみ収集に出す
石油ファンヒーターは「粗大ごみ」として処分することができます。多くの自治体が、インターネットや電話で事前に申し込む事前申込制をとっています。
手順は自治体によって異なりますが、愛知県名古屋市では、
- インターネットや電話で粗大ごみ回収を申し込む
- 申し込み後、スーパーやコンビニなどの指定販売店または環境事業所で手数料納付券(シール)を購入する
- シールに氏名または受付番号を記入する
- 粗大ごみにシールを貼り、指定された場所に出す
以上のような手順で処分することが可能です。
費用について、複数の自治体を比較して見てみましょう。
自治体 | 費用 |
千葉市 | 15kg未満 390円 25kg未満 780円 |
名古屋市 | 1000円 |
大阪市 | 400円 |
福岡市 | 300円 |
自治体によって金額に差がみられますね。自治体のごみ回収での処分を希望する場合はお住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
自治体のごみ回収を利用する場合は、費用が安く抑えられるのが大きなメリットですが、その反面、
- 事前に予約をする手間がかかる
- 回収日まで待たなければならない
- 回収場所まで自分で搬入する手間がかかる
点がデメリットとして挙げられます。
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不用品回収業者に依頼する
処分するものが大量にある場合や、石油ファンヒーターを自力で運ぶことが難しい場合は、民間の不用品回収業者に回収を依頼する方法をおすすめします。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで石油ファンヒーターを回収しに来てくれます。灯油の処分ができなかった場合は、一緒に引き取ってもらえる場合もあるので確認してみましょう。
石油ファンヒーターだけを回収してもらう場合は費用が割高になりがちなので、他に不要な家具や家電がある場合はそちらも一緒に回収してもらうことで費用を抑えることができます。不用品回収と共に買取もしてくれる業者を選べば、不用品だと思っていたものに値段がつく場合も。
ただ一口に不用品回収業者といっても、たくさんの業者がいて選ぶのに迷ってしまいますね。不用品回収業者を選ぶ際には、悪徳業者に依頼しないよう注意しましょう。
業者によっては高額な費用をのちのち請求されたり、回収した石油ファンヒーターを不法投棄されてしまう可能性もあるのです。不法投棄が明らかになった場合、業者だけでなく依頼主も罰せられてしまうため、トラブルに巻き込まれないよう業者選びは慎重に行う必要があります。
業者を選ぶ際は資格の有無を確認します。
不用品回収業者には一般廃棄物収集運搬業許可の資格が必要です。この資格を持つことで、一般家庭から家具や家電、ごみなどを回収することができるようになります。
あとは古物商の許可があるかどうかを確認しましょう。回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要になる資格です。
ちゃんと資格を取得している業者であれば、ホームページにその旨が必ず記載されているはずです。業者を選ぶ際にはまず資格をもっているかどうかを見てみましょう。
品目ごとに料金を設定している業者や、定額プランがある業者など、料金体系は様々です。時間に余裕のある際は、複数の業者から見積もりを取って比較してみることをおすすめします。
6.まとめ
寒い季節にお部屋を暖めてくれる頼もしい暖房器具「石油ファンヒーター」について、処分する際に気をつけること、お得な処分方法、ごみとして処分する際の方法をご紹介してきました。
石油ファンヒーターを処分する際には、買取に出す場合とごみとして処分する場合、どちらも
- 灯油タンクを完全に空にする
- 乾電池をはずしておく
必要がありました。残った灯油は特別管理産業廃棄物に該当するため、自治体のごみ収集に出すことはできません。
残った灯油は、
- ガソリンスタンドで回収してもらう
- 購入したお店で引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
ことで処分が可能ですが、店舗によっては回収に対応していないところもありますので事前確認が必須です。
状態の良い石油ファンヒーター、製造してから年数が経っていない石油ファンヒーターは高額で買い取ってもらえる可能性が高いので、リサイクルショップに査定に出したり、フリマアプリに出品してみるのがおすすめです!
一方で、石油ファンヒーターの標準使用期間である8年を過ぎたものや、不具合がある、故障しているものは買い取ってもらえないのでごみとして処分します。処分方法は、
- 家電量販店で回収してもらう
- 「粗大ごみ」として自治体のごみ収集に出す
- 不用品回収業者に依頼する
の3つでした。どの方法を選んでも費用はかかりますが、
- 他に処分するものが多い
- 家電量販店に持っていくのが大変
- 大量に残った灯油の処分に困っている
そんなときは不用品回収業者に依頼するのが便利です。自宅に回収に来てくれ、買取もしている業者であれば不用品を買い取ってもらえることも。
どんな業者を選べばいいかわからない・・・と困った場合は複数の業者から見積もりを取って比較してみましょう。複数業者を比較することで料金の相場もわかり、安心できます。
石油ファンヒーターは灯油や火を使用する暖房器具なので、使用方法やメンテナンス方法、処理の方法を間違うと大きな事故や火災につながる可能性もあります。
サイズも大きいため処分も大変ですが、正しい方法で安全に処分したいですね。ぜひ、この記事を参考にしてご自身に合った処分方法を見つけてください!
弊社では石油ファンヒーターはもちろん、その他家具家電の不用品回収を行っています。お悩みでしたらぜひこちらまでご相談ください!