【法人?家庭?】パーテーションの処分方法8選!費用・注意点も解説

目次

ワークスペースに置かれたパーテーション

空間を仕切るのに大変便利な「パーテーション」。

一般的にオフィスや店舗などで使用されることが多いパーテーションですが、実は家庭用のパーテーションもさまざまなものが売られています。
近年ではコロナウイルスの感染対策として飲食店やイベントなどでも多く目にしたのではないでしょうか?

そんな身近なパーテーションですが、不要になったときにはどのように処分したら良いか悩む方も大勢いらっしゃいます。

パーテーションは、法人用か家庭用かによって処分方法が異なります。
サイズが大きいものが多いですし、場所によっては大量に使用している場合もあり、一度に処分しようと思うとなかなか大変な作業になってしまうかもしれません。

そこで今回は、「パーテーションの処分方法」について見ていくとともに、処分費用や処分の際の注意点などをまとめてご紹介しようと思います!

別ページにてオフィス家具の処分方法についても詳しく解説しておりますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。

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そもそもパーテーションとはどんなもの?

並べられたパーテーション

パーテーションの処分方法を見ていく前に、まずはパーテーションがどんなもので何ごみに該当するのかを確認しておきましょう。

パーテーションとは?

パーテーションとは、オフィスなどの空間を間仕切るための簡易の壁のことを指します。

単に空間を分けるといっても、「完全に独立した部屋を作る」「目隠し程度に仕切りを設ける」など、使用用途はさまざまです。

パーテーションは備え付けの壁ではないため、オフィスやご家庭の空間を自由にレイアウトできます。

パーテーションの種類

木材の板や金属パーツで構成されているものが多いパーテーション。
近年はコロナ禍の影響もありさまざまな場面で使用されることが増えたため、素材や大きさなどのバリエーションもより豊かになりました。

一般的に目にするパーテーションの種類と特徴は以下のとおりです。

名称特徴
アルミパーテーション・アルミ製のフレーム部分にパネルをはめ込んだもの
・軽量で扱いやすい
スチールパーテーション・スチール(鉄)と石膏ボードで作られたもの
・耐火性や耐久性などが優れている
ガラスパーテーション・アルミやスチールのフレームにガラスのパネルを組み合わせたもの
・採光に優れている
アクリルパーテーション・アクリル板に金属パーツが組み合わさっているもの
・高透明度、視認性に優れている
・主に飛沫の飛散を防止し感染症の予防の目的で使用されている
木製パーテーション・天然木を加工したもの
・インテリアやお部屋のデザインと調和させることを目的に用いられることが多い

このほかにも天井に設置したカーテンタイプのものや、ドアタイプのもの、防音できるものまであります。

パーテーションは何ごみに該当する?

ご家庭で使用していたパーテーションであれば、自治体を利用し「粗大ごみ」として処分するのが一般的でしょう。

しかし、ここで注意したいのはオフィスや店舗、学校、集会所などで使用されているパーテーションの場合です。
実は事業で使用されたパーテーションは一般ごみとして廃棄することはできず、「産業廃棄物」として処分をする必要があります。
この場合、産業廃棄物の処分・廃棄の許可を得ている専門の業者に依頼して処分しなければならないためご注意ください。

ただし、例外としてパーテーションの素材が木製である場合は「事業系一般廃棄物」としての処分が可能な場合も。
事業系一般廃棄物の対応は自治体によってさまざまです。ご家庭から排出された一般ごみと一緒に無料で回収してくれる自治体もあれば、一般ごみと区分して手数料を課して回収する自治体もあります。

誤った方法で廃棄してしまうと回収されず、罰則や思わぬトラブルに発展してしまう恐れもありますので、処分の際には必ず自治体のルールにのっとり正しく処分しましょう。

パーテーションの処分方法は全部で8つ!

テーブルに置かれたアクリル製のパーテーション

パーテーションがどんなもので何ごみに該当するのか確認したら、次はその処分方法について詳しく見ていきましょう。

パーテーションの処分方法として考えられるのは以下の8つです。

  1. 可燃・不燃ごみとして処分する
  2. 粗大ごみとして処分する
  3. ごみ処理施設に直接持ち込む
  4. 産業廃棄物処理業者に処分を依頼する
  5. 専門買取業者に買い取ってもらう
  6. ネットオークション・フリマアプリに出品する
  7. 知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの手順やメリット、デメリットもお伝えしていきますので、処分の際の参考にご覧ください。

1.可燃・不燃ごみとして処分する

ご家庭から排出されたコンパクトなパーテーションであれば、自治体を利用し「可燃ごみ」あるいは「不燃ごみ」として処分することも可能です(自治体によっては分類が異なる場合があります)。

事前に予約する必要はありませんが、不燃ごみとして処分する場合の収集は月に1度しかない自治体が多いのでご注意ください。

なお、事業系一般廃棄物に該当しないもの、規定サイズである30cm〜50cmを超えるものの場合はこの方法では処分できないため、ほかの処分方法を検討しましょう。

2.粗大ごみとして処分する

パーテーションは最大辺が30cm〜50cm以上の大きなサイズのものが多いため、粗大ごみとして処分するのが一般的でしょう。
細かいルールは自治体によって異なりますが、多くの場合指定のごみ袋に入らない程度の大きさや量のことを指します。

以下に、名古屋市の場合の処分手順をご紹介いたしますので参考にしてください。

【粗大ごみを出す手順】

  1. ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
  2. 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分するパーテーションに貼っておく
  3. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

300円〜1,000円程度の比較的安価での処分が可能ではありますが、自治体での回収は指定された収集場所へ運ぶ必要があるため大きなパーテーションを処分する際には不向きかもしれません。

なお、事業で使用されたパーテーションは処分できませんし、不燃ごみと同様に収集は月に1度程度の自治体が多いです。
小さく分解・解体して処分費用を抑えることも可能ですが、パーテーションにはさまざまな部品が使われており、また大きさもあるため慣れない解体作業は大変危険です。
仮に解体できたとしても、解体前の大きさが粗大ごみに該当するものは粗大ごみとして分類する自治体もありますのでご注意ください。

3.ごみ処理施設に直接持ち込む

できるだけ早くパーテーションを処分したい場合、ご自身で自治体のごみ処理センターへ持ち込んで処分する方法もあります。この方法であれば事業で使用されたパーテーションも処分可能です。

重さによって処分料金が決まることがほとんどで、自治体によっては無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。
ただし、粗大ごみ回収と同様にご自身で搬出し、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

4.産業廃棄物処理業者に処分を依頼する

産業廃棄物業者とは、事業で排出された廃棄物の処理を行う業者のことです。

先ほどもお伝えしたとおり、業務用として使用していたパーテーションは例外を除いて粗大ごみや不燃ごみ、あるいは可燃ごみとして捨てることはできません。
業務で使用したパーテーションは一般的に産業廃棄物扱いになるため、産業廃棄物業者に回収依頼をする必要があります。

処理業者は各地域に多くあるため、インターネットで検索するとお近くの業者を探すことができます。
また、自治体のホームページなどで名簿を記載していることもあるため、こちらから選んで依頼することも可能です。

処理業者を選ぶ際には、許可を得ていることはもちろんのこと、処理費用の価格だけでなく、サービス面や管理面なども確認した上で依頼するようにしましょう。
もしも依頼した業者が無許可だったり、悪質な業者だったりした場合、後々トラブルになってしまう恐れもあるためご注意ください。

また、パーテーションの種類や状況によっては、解体作業や運搬をしてもらえるかもポイントになってきます。
業者によってサービス内容や処理できるものが異なることもありますので、作業内容やパーテーションの処分ができるかどうかも確認しておきましょう。

5.専門買取業者に買い取ってもらう

購入してから日が浅く、状態の良いパーテーションであれば専門の買取業者に買い取ってもらうこともできます。

メーカーは問わず、白やベージュなどのベーシックなカラーのものやアルミ製・スチール製・ガラス製のものなどの買取は積極的に行われています。

ただし、

  • 部品が不足しているもの
  • 破損や汚れがあるもの
  • 購入してから5年以上経過したもの

などは買取不可としている業者が多いためご注意ください。

なお、使用したパーテーションをそのまま査定に出すことももちろん可能ですが、状態が悪ければ当然その分査定額は安くなります。できるだけきれいな状態にしてから査定を受けるように心がけましょう。

一見状態が良いパーテーションでも、製造から年数が経てば経つほど買取不可になる可能性が高くなります。
使わなくなった、必要なくなったパーテーションはその時点ですぐ査定に出すのがおすすめです。

6.ネットオークション・フリマアプリに出品する

ヤフオク!ラクマメルカリといった大手ネットオークションやフリマアプリには、アルミ製のものからガラス製のものまで大小さまざまなパーテーションが出品されています。

ネットオークションやフリマアプリの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、有名メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点です。

買取業者では断られてしまったパーテーションでも、ネットオークションやフリマアプリなら需要があれば売却可能です。
ごみだと思っていたものでも想像以上に高く売れた!なんてケースもありますので、どんな状態のものでも一度出品してみても良いかもしれません。

【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】

  1. 事前にパーテーションの相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
  3. パーテーションの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

スマホひとつあれば出品ができて便利なネットオークション・フリマアプリですが、利用の際には以下のような注意点もあります。

  • すべて自分で作業を行うため手間がかかる
  • 重量・サイズがあるパーテーションは送料が高くなる
  • 売却時には販売額に応じて5%~10%の手数料がかかる
  • 出品してもすぐに売れない場合もある
  • 送った製品に不備があるとクレームになるケースもある

販売額を設定する際は送料や手数料をあらかじめ計算しておき、損にならないように価格設定を行うようにしましょう。

また、配送料はこちらが負担するのが一般的です。出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことも考えられます。

さらに、商品に傷やホコリなどが付着したままではトラブルに発展し兼ねませんし、ご自身で出品・梱包・発送までのすべての工程を行うのはかなり大変かもしれません。
本来ならお得な処分方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。

7.知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する

わざわざ売るほどではないけれど、どこも破損しておらず使用年数から見てもまだ使用できるパーテーションなら、欲しがっている方を探して譲渡するのも良いでしょう。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料で草刈機を手放せます。

ただし、無償とは言え人に手渡すものである以上は、どれだけ使用したものなのか提示するとともにマナーとしてきれいに手入れしておく必要はあります。
パッと目はきれいでも、細かい部分にホコリが…なんて状態では印象が悪いので、掃除はしっかりと行っておきましょう。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が必要となります。
パーテーション1点であればそれほど高額にはならないかもしれませんが、いくつもまとめての配送となると思った以上に高くついてしまうかもしれません。
配送料をどちらが負担するかといった金銭トラブルに巻き込まれるケースも少なくありませんので、対人取引である以上はさまざまなトラブルの可能性を視野に入れておくと安心でしょう。

8.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

パーテーションにはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、法人用と家庭用で処分方法が違ったり、ご自身で持ち込む必要があったりと、面倒に感じてしまう処分方法が多いですよね。

「店舗で使用したパーテーションを手間なくお得に処分したい!」「ほかの不用品もまとめて処分して欲しい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。

  • 法人用・家庭用のどちらも回収可能
  • 自分の都合に合わせて自宅やオフィスまで回収に来てくれる
  • 不用品回収・買取をすべてワンストップで行える
  • 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
  • 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
  • ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得になる)

これだけ多くのメリットがあります。

気になる費用は?

とは言っても、心配なのは費用がどれくらいかかるのかですよね。

通常、不用品回収業者へ依頼すると、

基本料金 +  回収費用 = 支払い料金

という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とパーテーションの回収費用相場が1,000円〜となっているので、

3,000円 + 1,000円 = 4,000円〜

この程度が妥当かもしれません。

単体の回収費用だけで比べると割高に感じるかもしれませんが、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあるため、オフィスで使用していたパーテーションを全部まとめて処分したい!という場合には単体で依頼するよりもずっとお得に処分できるでしょう。
また自宅やオフィスにいながら不要なパーテーションを処分できるため、労力は一切かかりませんし、多少費用を払ってでも急いでパーテーションを処分したい方にはぴったりの方法なのではないでしょうか?

そしてもうひとつ大きな魅力として「買取サービス」があります。

パーテーションと言えば専門買取業者しか高額買取は難しいと思っていませんか?

ご安心ください。専門的な知識を持ったスタッフが在籍している不用品回収業者であれば、パーテーションも価値を分かった上でしっかりと査定してもらえますし、買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

どういった点に気を付けるべきなのかというと、

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼側も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、楽してお得にパーテーションを処分できるでしょう。

パーテーションの処分でよくある質問

Q.今日中に回収してもらうことはできますか?

A.はい、可能でございます。
名古屋市内や近郊エリアであれば、1番近くにいるトラックをすぐにご自宅に向かわせることができ、最短30分で伺います。
ただし、ほかのご予約状況によってはお待たせすることもありますので、早めにご連絡をいただければ幸いです。

Q.土日や祝日にも対応してもらえますか?

A.もちろん対応可能です。
当社は年中無休で不用品の回収を行っておりますので、土日や祝日のご依頼も大歓迎です。平日は仕事が忙しく時間が取れないという方も、ぜひお気軽にご連絡ください。

Q.事業で使用していたパーテーションでも引き取ってもらえますか?

A.はい、弊社は事業で使用されたパーテーションの回収も承っております。数に制限は設けておりませんので安心してご依頼ください。

Q.パーテーション単品でも回収に来てもらえるのでしょうか?

A.もちろんパーテーション単品でも回収に伺います。
ただし、単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも高く費用がついてしまう可能性がございます。 
ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分されることをおすすめします。

Q.料金は交渉できますか?

A.当社はリーズナブルな料金設定を心がけておりますが、他店の方が安い場合には遠慮なくご相談ください。できる限り対応いたします。
またお見積りをご確認いただいた後、キャンセルしたい場合はご遠慮なくお伝えください。 また、この際のキャンセル料は発生しません。

Q.見積もりだけで来てもらうことはできますか?

A.はい、お見積もりだけのご依頼も大歓迎です。
お客様のご都合に合わせてご自宅まで伺い、お見積もりいたします。
お見積もり後のキャンセル料金はかかりませんので、安心してご相談ください。

Q.パーテーションの買い取りは可能ですか?

A.状態が良く、問題なく使用できるパーテーションであれば買取できる可能性もございます。当社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取を行っております。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

パーテーションの処分にかかる費用は?

費用

全部で8つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらいかかるのかも比較しておきたいですよね。

パーテーションの処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
可燃・不燃ごみとして処分する無料
※ 指定のごみ袋代のみ必要
粗大ごみとして処分する300円〜1,000円
※ 自治体によって異なる
ごみ処理施設に直接持ち込む無料〜
※ 重さで換算する場合が多いが、料金は自治体によって異なる
産業廃棄物処理業者に処分を依頼する500円〜(㎡当たり)
※ 出張費用がかかる場合がある
専門買取業者に買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
ネットオークション・フリマアプリに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する4,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

ご家庭からの廃棄なら可燃または不燃ごみ、粗大ごみとして処分したり、事業で使用した場合でも事業系一般廃棄物に該当、またはご自身で持ち込めたりできるのであれば格安で処分できます。

しかし、近隣にごみ処理施設がなければ利用は難しいですし、大量に処分する場合には不向きです。
また仕事や家事が忙しく持ち込む時間がないという方もきっといらっしゃいますよね。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、正しい方法で無理なく処分することが大切です。
処分方法でご紹介したメリット・デメリットを考慮した上で、ご自身の状況にあわせて処分方法を選択しましょう。

パーテーションを処分する際の注意点

注意

ここまでパーテーションの処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても改めて確認しておきましょう。

事業で使用したパーテーションの処分には要注意

この記事を見ている方の中にはオフィスや飲食店など、事業で使用したパーテーションの処分を検討している方もいらっしゃいますよね。
木製で「事業系一般廃棄物」に該当するパーテーションであれば一般ごみとして無料で、あるいは別区分で費用を払い自治体を利用し処分できるかもしれません。

しかし、何度もお伝えしていますが、事業で使用したパーテーションは「産業廃棄物」として扱われ、自治体の一般ごみとして出すことができない自治体がほとんど。
たとえ家庭用のパーテーションを職場で使用していたという場合でも「産業廃棄物」に分類されるため、取り扱いには注意が必要です。

事業で使用して出たごみの処分が正しく行われなかった場合には業者だけでなく依頼主にも罰則が科せられ、その内容は、

  • 資格を持っていない業者に産業廃棄物の処理を依頼した場合…5年以下の懲役、1,000万円以下の罰金もしくは両方
  • 契約書を作成せず業者に依頼した場合…3年以下の懲役、300万円以下の罰金もしくは両方

など、非常に重いものです。
引き渡し後のトラブルを防ぐためにも、「産業廃棄物」は必ず資格や許可を得た業者に依頼しましょう。

運搬作業は慎重に行う

粗大ごみで処分する場合や、持ち込みで処分する場合に自力で運び出す場面もあるかと思います。しかし、何度もお伝えしていますが、パーテーションは大きく重いものが多いです。
無理に1人で搬出作業を行ってしまうと落下や転倒で壁や床を傷つけてしまう恐れがあり、また腰を痛めるといったケガの危険性もあります。

もしも自力でパーテーションを運び出す場合には、必ず大人2人以上で作業を行い、ケガや事故には十分に注意しましょう。

大きなパーテションを分解するのはおすすめできない

粗大ごみに該当するパーテーションだとしても、小さく分解して不燃ごみとして処分しよう!と考える方も中にはいらっしゃるかもしれません。
通常、指定のごみ袋に入るサイズまで分解できれば問題なく処分できるでしょう。

しかし、先述したようにパーテーションは大きさもありますし、木材の板や金属パーツで構成されており、慣れない方が板とパーツ部を細かく解体・切断する…というのはケガの危険性もあり、かなりの労力が必要となります。

費用を抑えたいからと言ってむやみに分解・解体するのではなく、ご自身のためにも安全に処分することをおすすめいたします。

まとめ

飲食店のテーブルに設置されたアクリル製のパーテーション

いかがでしたか?
今回は「パーテーションの処分方法」について詳しく解説してまいりました。

パーテーションの処分方法をおさらいすると、

  1. 可燃・不燃ごみとして処分する
  2. 粗大ごみとして処分する
  3. ごみ処理施設に直接持ち込む
  4. 産業廃棄物処理業者に処分を依頼する
  5. 専門買取業者に買い取ってもらう
  6. ネットオークション・フリマアプリに出品する
  7. 知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

これら8つの方法がありましたね。

パーテーションは大きさによって可燃ごみや不燃ごみ、または粗大ごみとされることもあり、自治体によって分別はさまざまです。分別以外にも処分手数料が異なることもありますし、ご家庭で使用したものか事業でしようしたものかによっても処分方法が異なります。
まずはお手持ちのパーテーションが何ごみに該当するものなのか確認することが大切です。

記事の中ではごみとしてパーテーションを処分する方法のほか、まだ使えるパーテーションを売ったり譲ったりして有効活用する方法もご紹介しています。
処分前に一度目をとおしていただき、ご自身の希望に合わせた処分方法を選べるようにしてみてくださいね。

「大量にあるパーテーションを持ち運ぶ手段がない」「できるだけ早く処分したい」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でもパーテーションを含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
法人用・家庭用関係なく処分できますし、分別や運び出し、積み込みなど面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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