中古でも売れる?サーフボードの処分方法7選!処分費用・注意点まで

目次

砂浜に置かれた青いサーフボード

マリンスポーツの中でも、とくに人気の高いサーフィンで使用される「サーフボード」。
デザインやスタイルもさまざまで、数え切れないほどの種類があります。

自分のレベルに合わせて買い替えるのが一般的なサーフボードですが、大きさや使用される材質によっても選択できる処分方法が異なります。
見た目に反して軽い製品が多いものの、その大きさから処分に困る方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「サーフボードの処分方法」について解説していきながら、気になる処分費用・注意点についてもまとめてご紹介していきます。

「サーフボードの置き場所に困っている…。」
「あまり使用していないサーフボードは買い取ってもらえるの?」

このようなお悩み・疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にご覧ください!

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サーフボードとは?

erick palacio z9U2 RaFvBI unsplash

処分方法を見ていく前に、まずはサーフボードについて理解を深めておきましょう。

サーフボードとは、サーフィンに用いる長円形の板のことを指します。
冒頭でもお伝えしたように比較的軽いものが多いですが、海の波に乗る際に人を支えるだけの強度は十分にあります。

サーフボードの種類

サーフボードの種類は大きく分けて以下の3つです。

  • ショートボード…長さ6ft(約182cm)前後
  • ファンボード…長さ6ft6inch(約198cm)~9ft(約274cm)
  • ロングボード…長さ9ft(約274cm)~

もっとも競技人口が多く人気のスタイルなのが「ショートボード」で、軽くて操作性が高いことからプロのサーファーの方々も多く使用しています。

サーフボードの材質

サーフボードには主に「PU」「EPS」「木材」が使用されたボードがあり、それぞれ以下のような特徴があります。

材質特徴
PUボード・硬質の発泡ポリウレタンにガラスクロス(繊維)を巻きポリエステル樹脂で固めたもの
・もっとも主流の材質
・適度な重さ
・スピード性、安定性が良い
・価格が安い
EPSボード・サーフボード用として特別に開発された発泡スチロールにガラスクロスを巻きエポキシ樹脂で固めたもの
・軽量で高浮力
・強度、耐久性に優れている
・価格が高い
木製ボード・杉や桐といった軽くて粘り強い樹種を使用
・割れや歪みといった経年劣化が少ない
・柔らかく優しい乗り心地
・かなりの重量がある
・もっとも価格が高い

現在は軽くて丈夫なPUやEPSなどの樹脂製のものが一般的ですが、サーフボードの起源は木材と言われており、今も根強いファンがいます。

サーフボードの処分方法は全部で7つ!

並べられた色とりどりのサーフボード

サーフボードがどんなものか確認したところで、次は具体的な処分方法について見ていきましょう。

サーフボードの処分方法は以下の7つ。

  1. 粗大ごみとして処分する
  2. 切断し可燃・不燃ごみとして処分する
  3. ごみ処理施設に直接持ち込む
  4. リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法のメリットやデメリットについてもあわせてお伝えしますので、お持ちのサーフボードの状態に注目し、処分方法をご検討ください。

1.粗大ごみとして処分する

粗大ごみの一般的な定義は、最大辺が30cm〜50cm以上の家具や家電とされており、多くのサーフボードは「粗大ごみ」として捨てることになります。

粗大ごみの処分は、電話やインターネットでの事前予約制であることが多いです。その場合は、回収日までに必要な金額の手数料納付券を購入しておくのを忘れないようにしましょう。

以下は名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。

  1. ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
  2. 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分するサーフボードに貼っておく
  3. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

名古屋市では予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。

手数料は400円〜1,000円程度と比較的安価で処分できるものの、収集頻度は月1回と少ない自治体が多いです。自治体での回収は指定された収集場所へ運ぶ必要があるため、大きく重量のあるサーフボードを処分する際には不向きかもしれません。

なお、自治体によっては”2m以上は回収できない”といった大きさに上限を設けている場合もありますので、必ず事前に確認してから利用するようにしましょう。

2.切断し可燃・不燃ごみとして処分する

サーフボードを切断し、規定のサイズ以下にできれば「可燃ごみ」または「不燃ごみ」として処分できるでしょう。
可燃・不燃ごみで処分する際には指定のごみ袋を購入する必要がありますが、そのほかの費用は無料で予約も必要ありません。

ただし、不燃ごみの場合は粗大ごみと同様に収集日が月1回と少ない場合が多いです。

また木製のサーフボードの場合は大きさも重量もあり、工具の取り扱いに慣れていない方が切断する場合はケガや事故などの危険性があります。
苦労して切断したとしても粗大ごみとして処分しなければならない自治体もありますので、作業を進める前にあらかじめ自治体のルールを確認しておくと安心かもしれません。

3.ごみ処理施設に直接持ち込む

できるだけ早くサーフボードを処分したい場合、ご自身で自治体のごみ処理センターへ持ち込んで処分する方法もあります。

ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。

ただし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけないため、大きなサーフボードの処分には不向きかもしれません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

4.リサイクルショップ や専門店に買い取ってもらう

状態の良いサーフボードをお持ちであれば、売却しお得に処分することも可能です。

買い取ってもらえればもちろん処分費用は無料ですし「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力のひとつ。

  • 使用年数が少なく状態の良いもの
  • 老舗・有名ブランドのもの
  • 大きすぎないサイズのもの

なら高価買取も期待できるので、一度査定を受けてみるのがおすすめです。

ただし、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店である一方で、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるサーフボードでも、相場の半分以下の値段で査定される場合もあるため、査定を受けに行く前に店舗に確認をしておくと安心かもしれません。

できれば高く買い取ってほしい!という方ならスポーツ用品専門の買取業者で売却するという選択肢もあります。
専門店なら製品ごとの価格の推移やリアルタイムの市場相場を把握しているという大きな強みがあります。処分したいサーフボードを複数お持ちであれば、まとめて売ることで査定額がアップする可能性も。

なお、専門店であっても店舗ごとに取り扱いできる製品に違いがありますので、事前に確認を済ませておきましょう。

5.フリマアプリ・ネットオークションに出品する

メルカリラクマヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、ロングボードからショートボードまでさまざまなメーカーのサーフボードが出品されています。

フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、人気ブランドのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点でしょう。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順

  1. 事前にサーフボードの相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
  3. サーフボードの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

フリマアプリやネットオークションは気軽にサーフボードを処分できて便利な手段ですが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 出品から梱包、発送まですべて自分でするため手間がかかる
  • 売れた場合は配送料と手数料がかかる
  • 説明していたよりサーフボードの状態が悪いとクレームになることも

そのほか、出品したからといってすぐに売れるわけではないというデメリットもあります。手間や時間をかけられない…という方は別の手段を検討したほうが良いかもしれません。

6.人に譲る・地元情報掲示板を利用する

わざわざ売るほどではないけれど、変色や傷もなく、使用上問題のないサーフボードなら、欲しがっている方を探して譲渡するのも良いでしょう。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料でサーフボードを手放せます。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が発生し、サイズや重量のあるサーフボードの場合は4,000円以上の料金がかかってしまいます。
費用をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、あらかじめ話し合い、後々トラブルにならないようご注意ください。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

サーフボードにはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、ご自身で運びださなければならなかったり、持ち込みや梱包の必要があったりと、手間や時間のかかる方法が多いですよね。

「大きなサーフボードを運び出す手段がない…。」「処分したいサーフボードがいくつもある。」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者なら、

  • どんな大きさのサーフボードでも回収できる
  • 自分で運び出す・持ち込む必要がない
  • サーフボード以外のものも引き取りOK
  • 年中無休で対応可能

どんな大きさのサーフボードでも引き取ってくれるのに加え、不用品の上限は設けておらず、分別・搬出といった作業はすべてスタッフにお任せできるので、ご自身では運び出せない大きなものや大量の不用品であっても、手間や時間をかけずに処分を完了できます。

また、業者の多くは年中無休で稼働しており即日回収や夜間作業にも対応可能。
そのため引っ越し前日・当日に不要なものを処分してしまいたい、仕事が忙しいので夜に回収に来てほしい!といったご希望にも臨機応変に対応してもらえます。

そしてもうひとつ大きな魅力は「買取サービス」です。
専門的な知識を持ったスタッフが在籍している不用品回収業者であれば、サーフボードも価値を分かった上でしっかりと査定してもらえますし、買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

気を付けるべき点は以下のとおりです。

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、手間なくお得にサーフボードを処分できるでしょう。

サーフボードの処分でよくある質問

Q.大きすぎて粗大ごみとして回収してもらえなかったサーフボードでも回収してもらえますか?

A.もちろん回収させていただきます。弊社は、集荷トラックに積み込める大きさのものなら何でも回収可能ですので、ほかにも不用品がございましたらお気軽にお申し付けください。

Q.夜中に回収していただくことは可能ですか?

A.はい、夜中の回収も承っております。事前にお伝えいただければ、スタッフのスケジュールを調整してご都合の良い時間にお伺いいたします。
なお、ほかのお客様との兼ね合いもございますので、お早めにご依頼いただけますと幸いです。

Q.少し傷のあるサーフボードですが買取可能ですか?

A.傷の状態にもよりますが、有名ブランドや人気のモデルなど需要の高いサーフボードは喜んで買取させていただきます。弊社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取を行っております。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

サーフボードの処分費用はいくら?

コスト

全部で7つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらい費用がかかるのかも比較しておきたいですよね。

サーフボードの処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
粗大ごみとして処分する400〜1,000円
※ 自治体によって異なる
切断し可燃・不燃ごみとして処分する無料
ごみ処理施設に直接持ち込む無料〜300円
※ 自治体によって異なる
リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する4,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

切断したり、ご自身で搬出・搬入したりできればその分費用は抑えられますが、いくら費用がかかるからと言って無理に大きく重たいサーフボードを切断や搬出するのはおすすめできません。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、ご自身の状況にあわせて、安全かつ確実な方法で無理なく処分しましょう。

サーフボードを処分する際の注意点

注意点

ここまでサーフボードの処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても確認しておきましょう。

傷や汚れのあるサーフボードは売却できない

中古のサーフボードでも売却できるとお伝えしましたが、残念ながらどんなものでも良いわけではありません。

  • 表面の樹脂が剥がれている
  • 黄ばみや汚れ、傷が目立つ
  • セルフペイントを施している

このような状態のサーフボードは、いくら人気メーカーのものであっても残念ながら売却は難しいため、ほかの方法を検討し直しましょう。

自治体によっては「粗大ごみ」として処分できない

サーフボードを処分する際に「粗大ごみとして処分しよう!」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、処分方法の項目でも触れましたが、サーフボードの大きさによっては回収できない自治体もあります。

自治体によっては長さが極めて長いもの(2m以上)を処理困難物に指定している場合や、180cm以上は回収不可としている場合もあり、地域によって対応はさまざまです。

各自治体によってルールが異なりますので、処分の前に一度自治体に問い合わせておくと安心かもしれません。

無理に切断するのはおすすめできない

サーフボードの多くは、木材やポリウレタン、発泡スチロールなどでできているため、切断すれば「可燃ごみ」「不燃ごみ」として処分できます。

しかし、特殊な樹脂でコーティングされたサーフボードを切断するには電動ノコギリや替え刃式のノコギリといった工具を使わなければならず、かなりの労力が必要となるでしょう。
手間や時間がかかるだけでなく、慣れない工具を使用し思わぬ事故やケガの恐れもあるため、費用を抑えたいからと言って無理に切断するのはやめておきましょう。

まとめ

サーフボードに乗る赤い水着の女の子

今回は「サーフボードの処分方法」について詳しく解説してまいりました。

サーフボードはその大きさや材質によって処分方法が異なります。

記事の中ではごみとしてサーフボードを処分する方法のほか、まだ使えるサーフボードを売却・譲渡するなど有効活用する方法もご紹介しています。
処分前に一度目をとおしていただき、ご自身の希望に合わせた方法を選べるようにしてみてくださいね。

「手間なくお得にサーフボードを処分したい!」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でもサーフボードを含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
分別・搬出・回収など面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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