ひとつ身に着けるだけでコーディネートの印象を一変させるアクセサリー。
お気に入りを複数持ち、その日の気分やシーンに合わせて使い分けている方も多いのではないでしょうか?自分へのご褒美や、大切な人からのプレゼントなど、思い出が詰まったアクセサリーは特別な存在ですよね。
しかし、いざ不要になったアクセサリーを処分しようとすると、「思い出の品を捨てるのは心苦しい」「素材ごとに分けるのが手間」などの理由で、迷ってしまうことも少なくありません。
自治体のごみ回収に出せる場合もありますが、素材や価値に応じて適切な処分方法を選ばないと、損をしてしまうこともあります。
そこでこの記事では、アクセサリーの最適な処分方法を詳しく紹介します。
単なる廃棄ではなく、売却や譲渡なども検討している方はぜひ参考にしてみてください!
▼この記事でわかること
- アクセサリーの処分方法
- アクセサリーの処分費用
- アクセサリーの種類別の捨て方
- アクセサリーを処分する際の注意点
アクセサリーの処分方法8選!
アクセサリーの主な処分方法は以下の8つです。
- 自治体でごみとして捨てる
- 貴金属買取専門店で売却する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションに出品する
- 人に譲る
- 寄付する
- リメイクして使う
- 不用品回収業者に依頼する
処分方法それぞれの手順と注意点について確認してみましょう。
①自治体でごみとして捨てる
壊れたアクセサリーやプチプラのアクセサリーなど、売却できないものは、自治体で処分するのが一般的です。
ごみの収集日に出せば、無料で簡単に捨てられるのがメリットです。
しかし、以下のように地域や素材によって分別が異なるため、数が多いと仕分けるのに時間がかかる可能性があります。
自治体 | ごみ区分 | 備考 |
---|---|---|
愛知県名古屋市 | 不燃ごみ ※金属・陶器・ガラス製 | 木製:燃えるごみ プラスチック製:資源ごみ |
静岡県静岡市 | 不燃ごみ | プラスチック製は可燃ごみ |
大阪府東大阪市 | 不燃の小物 | プラスチック製は燃えるごみ |
東京都江東区 | 燃やさないごみ | 指輪・ネックレス |
ピアスやネックレス・指輪などアクセサリーそれぞれに細かい分別が指示されている場合もあるため、まずは自治体のホームページをご確認ください。
②貴金属買取専門店で売却する
高級ブランドのアクセサリーをできるだけ高く売りたい場合は、貴金属買取専門店に査定を依頼するのがおすすめです。経験豊富な鑑定士が丁寧に査定してくれるため、安心してまかせられるのが大きなメリットです。
貴金属買取専門店には、それぞれ得意分野があります。時計の買取が得意な店舗や、宝石や金の買取に強い店舗などがあり、査定額が店舗によって大きく異なる場合もあります。
そのため、査定を受ける前に複数の店舗のホームページをチェックし、買取額や実績を比較してから依頼する店舗を決めると良いでしょう。
また、専門店によっては査定に予約が必要な場合があるため、事前に問い合わせておくとスムーズです。
③リサイクルショップで売却する
アクセサリーをもっと手軽に売りたい場合は、リサイクルショップを利用する方法もあります。リサイクルショップではアクセサリーだけでなく、衣類や家電など幅広い商品を取り扱っているため、ほかに売りたいものがあればまとめて処分できるのが魅力です。
また、店頭買取なら、その日のうちに査定から買取金額の支払いまで完了するので、忙しい時にも利用しやすいというメリットもあります。
ただし、リサイクルショップはアクセサリーを専門で買い取っているわけではないので、商品の市場価値や希少性が十分に考慮されない可能性があります。
そのため、適正価格や相場での買取を希望する場合は、貴金属買取専門店に査定を依頼する方が良いでしょう。
④フリマアプリやネットオークションに出品する
高く売りたいアクセサリーがあるならフリマアプリやネットオークションに出品するのも良い方法です。
自分で出品から梱包・発送といった作業の手間はかかるものの、自由に値段がつけられるので、需要があれば貴金属買取専門店よりも高値で売れることもあります。
また、貴金属買取店では買い取ってもらえなかったアクセサリーでも購入者が見つかることが多いため、捨ててしまう前に一度出品してみるのがおすすめです。
メルカリでは、以下のような傷や汚れがある中古のアクセサリーでも、高値で取引されています。
- TIFFANY&Co. ティファニー ビーンズネックレス:7,500円
- BVLGARI ブルガリ レザーカフブレスレット:11,000円
- MIKIMOTO ミキモト パールピアス:20,000円
注意点として、出品価格に応じて販売手数料が引かれることが挙げられます。
出品前には、似たような商品の相場を確認してから金額を設定しましょう。
⑤人に譲る
思い入れのあるアクセサリーの場合、「売るのは気が引ける」「捨てるのはもったいない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、家族や友人・知人に譲るという選択肢があります。自分にとっては不要になったアクセサリーでも、誰かにとっては喜ばれる一品になることもあります。
まずは、周囲に欲しい人がいないか声をかけてみると良いでしょう。
ただし、相手が欲しくないものを無理やり渡したり、手入れが不十分なままのアクセサリーを渡したりするのは、人間関係のトラブルにつながる可能性があります。
大切なアクセサリーを気持ちよく使い続けてもらうためにも、しっかりお手入れをしてからお渡しすることが大切です。
⑥寄付する
思い入れのあるアクセサリーを売ったり捨てたりするのではなく、何かの役に立てたいと考える場合は、団体や施設に寄付するのもひとつの方法です。
また、アクセサリー以外にも処分したいものがある場合は、まとめて寄付することも可能です。
ただし、寄付を受け付けている団体や施設によって、受け入れられるアクセサリーの種類や状態、寄付の手順が異なります。事前に問い合わせをせずに持ち込むと、受け取りを断られる可能性があるので注意が必要です。
寄付の品を郵送する場合は、送料が自己負担となるケースが多いことも把握しておきましょう。
アクセサリーの寄付なら「ユースマイル」をご利用ください
アクセサリーの寄付先にお悩みの方は、弊社「出張回収センター」の取り組みであるユースマイルをご検討ください!
「ユースマイル」ではアクセサリーのほか、文房具・おもちゃ・楽器・スポーツ用品など幅広い品物を受け付けています。
寄付いただいた不用品は、発展途上国で再利用するか、収益でワクチンを寄付する形で活用しております。
寄付をご希望の方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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⑦修理やリメイクをし、使い続けるという方法も
壊れてしまったり、デザインが古くなったりしても手放すのが惜しいアクセサリーは、修理やリフォーム・リメイクをして使い続ける方法があります。
依頼内容によっては、新しいアクセサリーを購入するより安価に済むこともあるため、一度専門業者に相談するのがおすすめです。
修理やリメイクは、ジュエリーリメイク専門店だけでなく、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)といったハンドメイド作品を扱うネットショップでも依頼できます。
ホームページにビフォーアフターの写真が掲載している店舗も多いので、どんなふうに仕上がるのか見てみるのもいいかもしれません。
⑧不用品回収業者に依頼する
- アクセサリー以外にも処分したい不用品がある
- できるだけ早く処分したい
- 売却できないものはまとめて捨てたい
といった場合には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は、アクセサリーはもちろん、家電や家具、衣類や生活雑貨・骨董品などさまざまな不用品をまとめて回収してくれる民間のサービスです。
自宅まで回収に来てくれるだけでなく、分別や搬出、トラックへの積み込み作業もすべてスタッフにおまかせしてOK。
また、自分の都合のいい日時に回収を依頼できるので、忙しい方でも手間をかけずに処分を終えられるのが大きなメリットです。
処分したいアクセサリーや不用品の中には、値がつくものが含まれていることもあるため、依頼の際は買取サービスがある業者かどうか、専門の査定士がいるかを確認することが重要です。
悪質業者のトラブルに注意
便利な不用品回収業者の利用者は増えていますが、以下のようなトラブルも増加しています。
- チラシで見た費用よりも高額な費用を請求される
- サービス内容が事前説明と異なる
- 回収した不用品が不法投棄される
特に、高価なアクセサリーや宝石などの貴金属は「押し買い※」被害に注意が必要です。
※買取を依頼していないのに押しかけてきて、高価な貴金属を強引に安く買い取ってしまう悪徳商法のこと。
参考:国民生活センター│貴金属の買い取りが目的!?強引な訪問購入に注意
トラブルを避けるためにも、見積もりを取り、費用やサービス内容に納得してから契約をしましょう。
安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についてはこちらの記事で詳しく解説しております!
アクセサリーの処分費用
処分方法 | 費用 |
---|---|
自治体 | 無料 |
貴金属買取専門店 | 無料 |
リサイクルショップ | 無料 |
フリマアプリ・ネットオークション | 販売手数料・送料がかかる |
譲渡 | 無料 |
寄付 | 送料がかかる |
リメイク | 修理・リメイク代がかかる |
不用品回収業者 | 単品回収:4,000円~ トラック積み放題:33,000円~ |
自治体では無料で処分できますが、価値のあるものは売却を検討してみましょう。
思わぬ臨時収入を得られる可能性があるので、まずは査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者では、買取サービスを利用することで費用を大幅に節約できることもあります。手間をかけたくない方は、費用だけでなく処分までにかかる時間も考慮してくださいね。
アクセサリーは種類や価値によって捨て方が変わる
アクセサリーには、ヘアピンやピアス・ネックレス・リング・ブレスレット・アンクレットなど多種多様な形状があります。
また、素材もゴールドやプラチナ・チタン・天然石・革などさまざまです。
ここでは、安価なものから高価なブランドアクセサリーまで、それぞれに適した処分方法を解説します。お手持ちのアクセサリーと照らし合わせて参考にしてください。
安価なアクセサリー
手軽に購入できるプチプラアクセサリーは、基本的に売却は難しく、値段がつかない場合がほとんどです。
そのため、壊れているものは自治体のごみ収集を利用し、使えるものは譲るか、フリマアプリでセット売りを試すのがおすすめです。
壊れたアクセサリー
壊れたアクセサリーでも、素材が金やプラチナなどの場合は価値があるため、買取可能な場合もあります。
また、修理して使い続けるかリメイクで新たなアクセサリーに作り直す選択肢もあります。捨てる前に一度検討してみましょう。
ハンドメイドのアクセサリー
ハンドメイドアクセサリーは買取不可の場合が多いですが、素材が高価な場合は売却可能なケースもあります。
また、著名なデザイナーの作品であれば高額で売れる可能性があるため、手放す前に素材や作家名を確認することが大切です。
高級ブランドのアクセサリー
高級ブランドのジュエリーは、高額買取が期待できます。
- Cartier(カルティエ)
- CHANEL(シャネル)
- DIOR(ディオール)
- Van Cleef&Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)
- HARRY WINSTON(ハリーウィンストン)
- CHAUMET(ショーメ)
- TASAKI(タサキ)
上記のようなブランドのアクセサリーをお持ちの場合、古いものや壊れている場合でも、ヴィンテージ品として価値が認められることがあります。
査定に出す前に、アクセサリーの皮脂汚れや黒ずみを可能な範囲できれいにしておきましょう。
また、新品に近い状態で査定に出すことで価格に大きな差が出ることもあります。そのため、外箱や鑑定書・交換用チャームなど、付属品を揃えておくことも重要です。
アクセサリーを処分する際の注意点
ここでは、アクセサリーを処分する際の注意点を解説します。
個人情報が流出するリスクがある
刻印のあるアクセサリーを家庭ごみとして処分する際は、個人情報の流出に注意が必要です。婚約指輪や結婚指輪には名前や記念日などが刻まれていることがあり、不適切に処分すると情報漏洩や悪用のリスクがあります。
貴金属買取店では、刻印のあるアクセサリーも加工して再販できるため、買い取ってもらえる場合があります。
ただし、素材によって対応が難しい場合もあるため、まずは相談してみると良いでしょう。
捨てるのが心苦しい場合は寺社でお焚き上げをする
大切な人からの贈り物や思い出が詰まったアクセサリーは、気軽に処分できないことがあります。ネックレスやイヤリングなど愛用品を手放すのがつらい場合は、寺社でお焚き上げを依頼するのがおすすめです。
ただし、寺社によっては可燃ごみしか扱えない場合もあります。アクセサリーが対応可能かどうか、事前に問い合わせておきましょう。
アクセサリーの処分の際に出やすい不用品
アクセサリーの処分と一緒に、小物や収納家具の処分を検討している方は、こちらの記事もご覧ください!
アクセサリーの処分に関するよくある質問
Q.アクセサリーを捨てるのは風水的にどうなの?
A.アクセサリーは身に着ける場所や種類によって運気に影響するとされ、風水的にも大切なアイテムです。そのため、使わなくなったアクセサリーでも捨てるのに抵抗がある方は多いですよね。
ただ、使わないままアクセサリーを保管しておくと、「運気が停滞する」や「金運が下がる」といわれることもあります。特に形見や思い出の品でない場合は、早めに手放すのがおすすめです。
捨てるのに抵抗がある場合は、粗塩と一緒に袋に入れて処分するか、寺社にお焚き上げを依頼する方法もあります。どの方法を選ぶにせよ、「これまで使わせてもらったことへの感謝」を込めて丁寧に処分することが大切です。
Q.アクセサリーケースはどう捨てたらいいの?
A.アクセサリーケースは、素材ごとに分別して捨てる必要があります。アクセサリーを入れたまま、捨てないよう注意してください。
たとえば、金属やガラス製のケースは「不燃ごみ」や「金属ごみ」、木や布製のケースは「可燃ごみ」になることが多いです。また、大きなケースは「粗大ごみ」として処分が必要な場合もあります。
自治体によって分別ルールや名称が異なるため、「ジュエリーケース」「宝石箱」など別の表記も確認してみると良いでしょう。分別方法がわからないときは、お住まいの自治体に直接問い合わせるのがおすすめです。
Q.遺品整理で出てきたアクセサリーはどうすべき?
A.遺品整理で故人が大切にしていたアクセサリーが出てくることはよくあります。このような場合、仏式では四十九日法要、神式では五十日祭の後に形見分けを行うのが一般的です。相続人同士で話し合い、家族や親族、故人が親しかった方に譲ると良いでしょう。
ただし、高額なアクセサリーは相続税の課税対象になる場合があります。形見分けの前にアクセサリーの価値を確認し、高価な場合は相続に詳しい専門家に相談しておくと安心です。
もし、遺品整理が進まない場合や手間をかけたくない場合は、仕分けや買取、形見分けの手配までサポートしてくれる遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。弊社でも遺品整理サービスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
▼遺品整理・形見分けについてはこちらのコラムでも解説しています▼
- 遺品整理は自分で?それとも業者に依頼?業者利用のメリット・デメリットを解説
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- 「形見分け」どうしたらいい?行う時期やマナー、トラブル事例まで詳しく解説します
アクセサリーの処分は出張回収センターにおまかせください!
アクセサリーの処分方法は以下の8通りです。
- 自治体でごみとして捨てる
- 貴金属買取専門店で売却する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションに出品する
- 人に譲る
- 寄付する
- リメイクして使う
- 不用品回収業者に依頼する
種類や素材、価値によって適した処分方法は異なるため、まずはお手持ちのアクセサリーについて、正しく理解しておくことが大切です。
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