食器棚、ソファ、テレビボードやベッドなど、私たちの生活に欠かせないさまざまな家具。
一度買った家具は数年使うことが多く、処分する機会が頻繁にあるわけではないので、この家具、いつ買ったっけ?と忘れてしまうぐらい年代物の家具をまだ使っている方も多いのではないでしょうか。
壊れた家具の買い替えや引っ越しなど、不要になった家具を処分する理由は様々ですが、いざ、処分するとなるとどう処分するのが一番いいのか迷ってしまうことも。
特に大型家具となると、使わないまま置いておくのもかさばるし、持ち運ぶのが大変だし、どう処分するべきか判断しづらいですよね。
今回のコラムでは、そんな家具の処分方法について取り上げていきたいと思います!
家具の買い替えを検討中の方や、使っていない家具の処分にお困りの方はぜひ参考にしてみてください!
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売却できる中古家具の特徴
家具の処分、というと自治体の粗大ゴミに出すイメージが一般的ですが、不要な家具をすぐにゴミとして廃棄するのはもったいないかもしれません。
中古家具は状態や製品によっては、高値で売却できるものもあります。
売却できる家具には特徴があるのでそれぞれ確認していきましょう。
お手持ちの家具が当てはまるかどうかを確認してみてください!
家にある家具はブランド家具?ノーブランド?
家具には大きく分けて、
- ブランド家具
- デザイナーズ家具
- 民芸家具
- ノーブランド家具
などの種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ブランド家具
高級家具を作る家具メーカーから販売されている製品のみが、ブランド家具と呼ばれています。
家具メーカーが生産した製品だとしても、量産された価格の安い家具のことはブランド家具として取り扱わないため、注意が必要です。
有名な国内ブランドには、
- カリモク家具
- 天童木工
- 飛騨産業
- ナガノインテリア
- CONDE HOUSE(カンディハウス)
- マルニ木工 など
海外ブランドには、
- Cassina(カッシーナ)
- Kartell(カルテル)
- Fredericia(フレデリシア)
- BoConcept(ボーコンセプト)
- GETAMA(ゲタマ)
- Artek(アルテック)
などがあり、新品のブランド家具は、椅子などサイズの小さいものでも数万円から十万円以上、3人掛けソファなどの大きな家具だと数百万円以上で取引されるものもあります。
そのため、中古買取も高額になることがほとんどです。
デザイナーズ家具
デザイナーズ家具とは、有名建築家やインテリアデザイナーがデザインした家具のことを指しています。
デザイナーズ家具には、
- CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン)
- Arne Jacobsen (アルネ・ヤコブセン)
- Isamu Noguchi (イサム・ノグチ)
- Alvar Aalto(アルバ・アールト)
などがあります。
素材やデザインにこだわって製造され、生産数も少ないことから、著名な建築家やデザイナーの家具は価値がついて高額で取引されています。
民芸家具
民芸とは、民衆的工芸の略称。民芸家具は、「有名な職人が作る高級な芸術品ではなく、名も無い職人の手から生み出された日常で使う実用品」のことを指しています。
日本国内産の材木が使用されていることが多く、各地の職人によって手作りで作られています。
有名な民芸家具には以下のようなものがあります。
- 北海道民芸家具
- 九州民芸家具
- 松本民芸家具
庶民が日常に使う実用品とされていますが、上質な国産の材木を使用していることや、使い込むうちに表面に味がでてくることなどから、中古でも高額で取引されることが多い家具となっています。
ノーブランド家具
- ブランド家具
- デザイナーズ家具
- 民芸家具
ノーブランド家具とは、上記の家具に当てはまらない、比較的安価な家具のことを指しています。
購入時に安価で手に入れられることから、ノーブランド品は安価で取引されるか、買取不可になることが多いことを知っておいたほうが良いでしょう。
コピー品にも注意!
コピー品もノーブランド家具と同じく安価で買取される場合が多いため注意が必要です。
コピー品とは意匠権の期限(登録されてから20年以内)が切れる前に製品を複製したもののこと。
日本では意匠権を持つデザイナーズ家具と同じデザインの製品を作って販売することは禁じられていますが、ブランド家具・デザイナーズ家具と謳われている商品の中にも、コピー品は存在しています。
また、コピー品とは別に、リプロダクト家具・ジェネリック家具と呼ばれる家具もあります。
こちらは意匠権の期限が切れた製品を複製し、リーズナブルな価格で販売できるようにしたもの。
違法な品ではありませんが、元々の価格よりも安く販売されている製品なので、もちろん買取価格も低くなってしまいます。
新品・新品に近い家具
新品や、使用年数が少ない家具の方が高値で買取される可能性が高いです。
中古品として販売されたとしても、もちろん状態の良いものに需要があるため高値で取引される傾向があります。
使わない家具を、いつか売ろうと思いつつずるずると先延ばしにしている間に、家具の素材が劣化したり、日焼けで色が退色したりして、査定してみると買取価格が低くなってしまうことも。
不要になった家具は、できれば早いうちに査定に出すことをおすすめします。
古い家具がアンティークとして評価されることも
新品に近い製品が高額買取されるとお伝えしましたが、生産数の少ないブランド家具やデザイナーズ家具、民芸家具は時間の経過とともに製品の価値が上がることもあります。
古いもので、なおかつ状態が良ければアンティーク家具として価格があがるため、古いからと言って適当に処分するのはNGです。
アンティーク家具は、価値を正しく理解してくれる専門店で査定を受けるのがおすすめです。
傷や傷みのない家具
比較的新しい家具であったとしても、大きな傷のあるものや、日焼けで色が褪せている家具は買取不可となる可能性が高いです。
また、食器棚の扉が閉じ切らない、たんすの引き出しの滑りが悪いなどの機能性に不具合があるものも売却は難しくなってしまいます。
査定に出す前に、傷がないか、機能に不具合がないかなどを確認しておきましょう。
査定の前に高額買取のポイントをチェック!
査定の前に高額買取に繋がるポイントをチェックしましょう。確認するとしないでは、買取価格が大幅に変わってしまうこともあります。
付属品が揃っているか?
家具を購入時に取扱説明書や保証書が付いていることがあります。
そのほか、オプションパーツなどの付属品があった場合は、それらをすべて揃えて査定に出しましょう。
特にブランド家具には証明書が付いていることが多いため、そちらも併せて査定に出すことで、その商品がリプロダクト品やコピー品ではないことの証明にもなります。
付属品が付いているかいないかで査定額は大幅に変動します。
できる限り揃えて査定に出すのが望ましいです。
なるべくきれいな状態で売却する
査定前には家具のメンテナンスを必ず行いましょう。
買取を依頼する場合は、汚れやホコリを落とし丁寧にクリーニングしてから査定を受けましょう。
椅子の脚やタンスの引き出しなど、細かなところまでしっかり汚れを落としておくことで、全体的に状態がよく、よい印象を与えることができます。
しかし、素人判断で手入れをして反対に家具を傷付けてしまうこともあるので注意が必要です。
家具によっては、メンテナンスの方法が書かれた説明書が付属している場合や、家具メーカーのホームページなどを見れば掃除方法が掲載されている場合もあるので調べてみましょう。
家具の処分方法8選!
状態の良い家具を売却する、または状態の悪い家具を破棄する方法は8つあります!
それぞれについて詳しく確認していきましょう!
リサイクルショップで売る
状態の良い家具は、リサイクルショップで売却することができます。
リサイクルショップによっては、持込買取、宅配買取、出張買取など様々な買取に対応しているため、自宅の近くに店舗がなくても利用できる場合もあります。
持込買取には予約が不要な場合がほとんどで、家具以外にも家電や衣類など、不要なものがあればまとめて査定してもらえて便利な方法となっています。
デメリットは、持込査定の場合、家具を持ち込む手間がどうしてもかかってしまう点。
特に大型家具では車や、人手がないと持ち込みが難しくなってしまいます。
また、リサイクルショップで家具を売却する場合、状態の良い家具に限定され、ノーブランドの家具や安価な家具は買取不可となる可能性も高いです。
ブランドで一律で価格を決めているリサイクルショップが多いため、製品の希少性や状態に配慮してもらえない場合もあるため注意しましょう。
家具買取専門店で売る
家具の買取を専門としている業者に、不要な家具の買取を依頼する方法です。
出張買取や宅配買取に対応しているところも多いため、お近くに店舗がない場合はそちらを利用するのが良いでしょう。
持込買取の場合も、予約が必要な場合もありますので、事前に確認しておく必要があります。
家具買取専門店で買取依頼をするメリットは、ブランド家具やデザイナーズ家具・アンティーク家具などの希少性や価値を理解しているスタッフが査定をしてくれること。
その家具の年式や状態を見て価格を決めてくれるので安心です。
デメリットとしては、
- ブランド家具・デザイナーズ家具以外は買取不可となることが多い
- 店舗数が少ないため、エリアによっては利用できない場合も
という点が挙げられます。また、出張買取の場合、出張費や回収費がかかる場合もあります。
せっかく家具を売っても出張費や回収費で売却金額が下がってしまってはもったいないですよね。
事前にホームページや電話で、確認しておくことをおすすめします。
フリマアプリ・ネットオークションで売却する
メルカリやラクマ!などのフリマアプリや、ヤフオクなどのネットオークションで要らなくなった家具を売却する方法もあります。
フリマアプリやネットオークションで家具を売却するメリットは、リサイクルショップや家具買取専門店で値段のつかなかった家具でも売却できる場合があるということです。
ノーブランドの家具はリサイクルショップや家具買取専門店では取り扱わないことも多いですが、フリマアプリやネットオークションでは需要があれば売れることもあります。
自分で価格を設定できるため、リサイクルショップや家具買取専門店での査定に納得できなかった場合に利用するのもいいでしょう。
売れた際には、
- 手数料(メルカリの場合売上金額の10%)
- 梱包のための資材代
- 送料
以上の費用が発生するため、それらを見越して金額設定をする必要があります。
出品してすぐに売れるわけではないので、すぐに家具を処分したい場合には不向きな手段となっています。
人に譲る・ジモティーを利用する
知人に家具を譲り、使ってもらう方法もあります。
事前に伝えていたよりも家具の状態が悪いと、譲る際に要る要らないのトラブルになることも考えられます。
事前に家具の状態を見てもらうのがベストですが、できない場合は、可能な限りメンテナンスしてから渡すようにしてトラブルを防ぎましょう。
また、ジモティーを使い家具を人に譲る、という方法もあります。
ジモティーとは、不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板です。
無償の場合が多いですが、価格をつけることもできます。
ジモティーはフリマアプリやネットオークションと同じように不用品を出品することが可能ですが、売却・譲渡された場合でも手数料がかからないのが大きなメリットとなっています。
また、玄関先や最寄り駅など、自分の指定する場所に取りに来てもらえた場合には送料がかからず梱包の手間がかかりません。
フリマアプリと同じく、出品の手間がかかることと、すぐに引き取り手が見つかるとは限らないため、急ぎの場合には向いていない手段となっています。
また、引き取り場所などをすべて自分たちで決める、というシステムになっていることから、トラブルがあった場合の対応についても自分たちで行う必要があります。
以上が、状態の良い、まだ使用できる家具を売却・譲渡する方法でした。
ここからは大きな傷があったり、機能に問題のある家具をゴミとして処分する方法を確認していきましょう!
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しの際に、引っ越し業者に荷物の搬出と共に、不要な家具の処分を依頼する方法です。
搬出から処分まですべてお任せできるので、家具を処分する時間がない場合には便利な手段となっています。
家具のほか、家電などの不用品の引取について、大手引っ越し業者それぞれの対応をまとめてみました。
引っ越し業者 | 不用品の引取対応 |
---|---|
サカイ引越センター | エリア限定で対応。 一部の地域のみ買取サービスもあり。 |
アート引越センター | 家電リサイクル法の対象製品以外は回収不可 |
クロネコヤマト | 対応不可 |
ハート引越センター | 不用品引取サービス有。 運搬料がかかる場合がある |
日本通運 | 不用品回収はオプションサービス。 地域によっては対応不可 |
引っ越し業者に不要な家具の処分を依頼した場合のメリットは、家具の搬出から処分まですべてお任せできる点です。
自分たちで分別・搬出してゴミ出しする手間が省けるため、急ぎの引っ越しで家具を処分する時間がない場合には特に便利な手段となっています。
デメリットは、まず引っ越しの場合しか利用できない手段だということ。
そして利用する場合はオプションでの扱いになり、追加の費用が掛かることが多いこともデメリットとして挙げられます。
不用品1品目ごとに料金がかかる場合もあるなど、業者によって料金体系は異なっています。
そもそもサービスに対応していない場合もあるため、事前の見積もりで確認しておくのが良いでしょう。
メーカーや家具販売店に引き取ってもらう
家具の買い替えであれば、メーカーや家具販売店で不要な家具を引き取ってもらえる場合もあります。
ニトリでは、家具を購入した際、有料で不要家具を引き取るサービスを行っています。不要家具のみの引き取りは不可で、1配送につき税込4,400円の費用が掛かります。
そのほか、無印良品でもベッドやマットレス、ソファなどの対象商品を購入した際、不用品の搬出作業や引き取りを、有料(1点につき税込4,000円)で行っています。
不要家具をなんでも引き受けてくれるわけではなく、注文商品と「同種の製品を同数」しか回収できない点に注意しましょう。
メーカーや家具販売店の不要家具の回収サービスは、配送サービスを利用した場合のみ対応してもらえる、などの条件がある場合が多いです。
各メーカー・販売店で対応は異なっていますので、購入前に確認しておくと安心でしょう。
新しい家具を届けてもらってそのまま不要家具を回収してもらえることから、搬出の手間もなく便利な方法ですが、
- 家具を買い替えた場合しか利用できないこと
- 買い替えの場合であっても処分代金を支払わなければならないこと
- 引き取ってもらえる家具は同種・同数でなければならないといった条件がある
以上のデメリットもあります。
自治体のゴミ回収を利用する
壊れた家具・売却できなかった家具は自治体のゴミ回収で処分することもできます。
ゴミ袋に入るくらいの小さな家具や、分解できる家具は分解、分別して可燃ゴミ・不燃ゴミとして自治体のゴミ回収に出して処分します。
そのほか、大型家具は粗大ゴミとして処分できるところがほとんどです。
自治体の粗大ゴミ回収を利用するメリットは、なんといっても費用が安いこと。
名古屋市では粗大ゴミで大型家具を処分する際の金額の目安をホームページで確認することができます。
手数料 | 家具の種類 |
---|---|
250円 | 照明器具 いす テレビ台 など |
500円 | 応接いす(1人用) 鏡台 オーディオラック など |
1,000円 | サイドボード(※) 書棚(※) 食器棚(※) テーブル など |
1,500円 | たんす(※) ベッド(マットレスを除く) など |
※サイドボード・書棚・食器棚・たんすにはサイズ制限があります。
費用が安いというメリットがある反面、粗大ゴミとして家具を処分するためには、
- 事前の予約(事前予約制の場合)が必要
- 手数料納付券を購入し、粗大ゴミそれぞれに貼り付ける
- 回収日当日に指定場所まで家具を持ち運ばなければならない
といった手間がかかるのがデメリットと言えるでしょう。
また、粗大ゴミの回収は生活ゴミよりも頻度が少なく、月1回程度のことも多いです。
そのため、回収日まで不要な家具を持ち続けていなければなりません。
車を持っている場合は、自治体のゴミ処理施設に直接ゴミを持ち込むといった手段もあります。
持ち込みであれば比較的すぐに家具を処分できますが、不要な家具を搬出する手間、処理施設に持ち込む手間がかかる点は同じとなっています。
不用品回収業者に依頼する
傷みがひどい家具や、引き取り手のいない家具を、民間の不用品回収業者に回収してもらう方法もあります。
家具1つの処分だと費用が割高になりがちなので、断捨離や引っ越しの準備の後など、複数処分するものがあるときにおすすめの方法です。
家具だけでなく家電や衣類など、たくさん処分するものがあれば、定額パックを利用することでお得に不用品を処分できます。
自治体のゴミ回収は家具を安く処分できましたが、その反面、
- 1点ずつ回収費用がかかる
- 粗大ゴミ1つ1つに申請が必要(事前予約制の場合)
- 手数料納付券を粗大ゴミそれぞれに貼る手間がかかる
- ゴミ収集所へ自分で運ぶ労力がかかる
- ゴミ回収日(月1回~)を待たなければならない
というデメリットがありました。
特に家具の場合は、かさばるものも多く、一人で持ち運ぶのが難しいので、捨てるものが多ければ多いほど労力も増していってしまいます。
その点、不用品回収業者に依頼すると、それらの問題をまとめて解消できます。
自治体のゴミ回収 | 不用品回収業者 |
---|---|
1点ずつ回収費用がかかる | 定額パックでまとめて処分可能 |
粗大ゴミ1つ1つに申請が必要 | まとめて回収 |
手数料納付券を貼る手間がかかる | 事前の準備不要 |
収集所まで運ぶ | 搬出不要 |
回収日を待つ必要がある | 即日対応可能な場合も |
不用品回収業者に依頼すれば、ゴミの分別や申請はもちろん不要ですし、粗大ゴミを運び出す手間も人手も必要なし。
スタッフに養生や梱包、大きな家具の解体、搬出まで全ておまかせし、それを座って待っているだけで不用品の処分は完了となります。
買取をしている業者に依頼すれば、不用品回収と共に査定と買取をしてもらい、よりお得に家具を処分できる可能性もあります。
不用品回収業者に依頼するデメリットは?
そんな便利な不用品回収業者ですが、中には悪徳業者も存在するため業者選びは慎重に行ってください。
業者選びのポイントは2つあります。
まず「資格の有無を確認」すること。
ゴミを回収したり、さらに不用品の中から買取をする場合は資格が必要なので、不用品回収業者のホームページには必ず資格の記載があります。
「会社概要」のページの中に、「許認可」や「取得許可番号」などという項目で書かれていることが多いのでまずそちらを確認してみてください。
不用品回収業者に必要な資格には以下があります。
一般廃棄物収集運搬業許可 | 一般家庭から家具や家電、ゴミなどを回収する場合に必要 |
産業廃棄物収集運搬業許可 | 法人からゴミを回収する場合に必要 |
古物商の許可 | 回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要 |
資格を持っていない業者に依頼すると、回収されたゴミが不法投棄されてしまうことも。その場合は、業者だけでなく依頼主も処罰の対象となってしまうので注意しましょう。
トラブルを回避するため、業者を選ぶ際にはまず、資格を持った業者であるかどうかを確認してみてください。
2つ目のポイントは、「見積もりを複数の業者からとって確認する」ということです。
1社の見積もりをとっただけではそのプランが適切な金額なのか? 相場はいくらぐらいなのか? というのを判断するのは難しいですよね。
忙しいときや急いでいるときには難しいとは思いますが、できるだけ複数の業者からの見積もりをとっておくのがおすすめです。
複数の業者の見積もりがあれば、自分に提示されたプランや料金が適切なものであるかを判断する材料になります。
できれば訪問して見積もりを取ってくれる業者が望ましいです。
電話やメールだけで見積もりをとって、実際現地で作業した後に追加料金を上乗せしてくる業者も存在します。
すぐに依頼せず実際に現地まで来てもらい、ゴミの量などを見せたうえで見積もりを取ってもらいましょう。
見積もりを提示された際は、追加料金が発生しないか、または追加料金が出る場合の条件などを確認しておくと回収当日のトラブルを防止できます。
あとは口コミを見たり、見積もり時のスタッフの対応などを判断材料にできれば、より安心です。
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まとめ
今回のコラムでは、不要な家具を処分する方法についてお伝えしてきました。
数年使用されることの多い家具ですが、製品や状態によっては中古でも高値で取引されることがあります。
すぐにゴミとして処分せずに、一度査定を受けてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した、状態の良い家具の処分方法は以下の4つでした。
- リサイクルショップで売却する
- 家具買取専門店で売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 人に譲る・ジモティーを利用する
ブランド家具やデザイナーズ家具、民芸家具など高価な家具は中古買取でも高値で取引されています。
高価なブランド家具やデザイナーズ家具、希少なアンティーク家具などはその価値を理解してくれ、査定してくれる家具買取専門店での査定がおすすめです!
ノーブランドの家具はリサイクルショップや家具買取専門店での売却が難しいですが、フリマアプリやネットオークションでは売却できることも多いです。
お手持ちの家具のブランドや、状態を確認しつつお得に売却できるようにしましょう。
残念ながら状態が悪く、ゴミとして家具を処分する場合の処分方法4つもご紹介しました。
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- メーカーや家具販売店に引き取ってもらう
- 自治体のゴミ回収を利用する
- 不用品回収業者に依頼する
ゴミとして家具を処分する場合は、自治体の粗大ゴミ回収が一番安価に処分ができますが、そのぶん手間や時間がかかります。
大型の家具はサイズも大きく重量があるため、売却するにしても廃棄するにしても手間や人手、費用がどうしてもかかってしまいがち。
無理をして1人で処分をしようとすると、家具の破損や、思いがけない事故やケガにつながることもあります。
処分する家具がたくさんある場合や、急いでいる場合は業者の利用を検討してみてください。
お住まいの地域ではどの処分方法が一番負担が少ないか考慮しつつ、無理なくお得に家具を処分しましょう!
出張回収センターでも家具をはじめとした不用品の回収・買取を行っています。
不要な家具の処分にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!